3 教育活動全体での取組

3
(1)
始業前
体育の
授業
業間
給食
昼休み
清掃
クラブ活動
部活動
自力登校(車での送迎に頼らない)
②
登校後に外遊びやランニングを推奨する。
③
3分程度の体力向上につながる運動をする。
①
音楽に合わせての柔軟体操、エクササイズや指
のグーパー運動、マッスル運動を行う。
②
全校放送でストレッチ等の1分間運動を行う。
①
鉛筆の正しい握り方と書く姿勢を指導する。
②
立腰指導(号令に「立腰・黙想」を入れる)
通して
朝の体操
① コース化した運動場でサーキットトレーニング
② 集団行動を徹底し、運動量を確保する。
③ 水泳や長距離走の補講を行う。
①
かけあし運動・ラダートレーニング
②
パワーアップ体操・1130県民体操
③
体力アップ集会、スポーツ集会
①
牛乳パックをきちんとたたませる。
①
雨天時以外も体育館が活用できるようにする。
②
外遊びを推奨する。
③
LHR の時間にスポーツ活動を計画する。
④
体力向上カードを利用した運動を実施する。
⑤
毎週決まった日に学級で遊ばせる。
⑥
異学年集団で遊ばせる。
立腰姿勢で健康へ
昼休みに運動
① 雑巾を縦に力強く絞らせる。
② 雑草を根元から抜かせる。
① 異学年交流で他学年から動き方を学ぶ。
② キャプテン会・部活動集会・合同トレーニング
①
年間を
学校生活における工夫・改善(例)
①
朝の SHR
授業
教育活動全体での取組
遊具で積極的に遊ばせる。
② M kid’s エクササイズ・ラジオ体操をする。
雑巾しぼりで握力強化
③ なわ跳びに取り組ませる。
④ 一輪車・竹馬等の活用を行う。
⑤ 全員参加型のリレーを行う。
① 秋冬に二回目の体力テストを行う。
② 短縄・長縄大会、歩こう会、長距離走大会を実
時期
施する。
③ ドッジボール大会・球技大会を行う。
④ 水泳が苦手な児童・生徒に対しての教室
学校行事・長距離走大会
(2)
幼小中高連携の工夫・改善
① 園児に小学校の体育館・運動場の遊具や備品で遊
幼・保・小
連携
ばせる機会をつくる。
② 体育の授業の様子を見学させる。
③ 運動会で徒競走などに参加させる。
小・小連携
中・中連携
① 近隣の学校と体力テストの分析を行い、共通実践
内容、共通の目標を設定する。
② 地区で共通した運動プログラムを実施する。
幼稚園との交流
① 陸上大会・水泳大会に向けた指導に、中学校や高
校の保健体育科教諭の派遣。
②
中学校区で課題を出し合い、一貫した取組と独自
の取組を共通実践する。
(事前事後報告会も実施)
(例
朝のストレッチ・時間走・授業の初めに5分
間の継続的な補助・補強運動を実施するなど)
小・中連携
③
小学校の新体力テストの結果を中・高へつなぐた
小中連携
め、12年間分が記入できるカードを活用する。
④ 部活動を見学・体験させる。(合同練習)
⑤ 小中合同の運動会・体育大会を行う。
中高連携
⑥ 小中連携した体力向上系統表を作成する。
小・高連携
中・高連携
大学との連携
(3)
① 部活動の生徒が模範を示す。
① 合同部活動練習会等を実施する。
② 部活動での連携と強化。
(トップアスリート事業)
① 大学生が体育授業にかかわる。
部活動の中高連携
地域・関係団体との連携・人材活用
① 保護者との連携
新体力テストに、保護者も一緒に参加する。
着衣泳、長距離走の練習・大会に保護者も一緒に参加する。
PTA 研修会で健康についての研修を実施する。
②
地域との連携
運動会・体育大会での表現に地域伝統の踊りを学び、踊る。
保護者との連携
地域と一緒に運動会・体育大会を実施する。
③
関係団体の指導内容
ソーラン節や M kid’s エクササイズなどの表現運動
クラブ活動や学級レクリエーションでのニュースポーツの指導
総合型地域スポーツクラブの活用
③
連携先
体育振興指導教員・小学校体育活動コーディネーター・外部指導
総合型スポーツクラブと
者・スポーツコーディネーター・NPO法人の指導員・理学療法
の連携
士・総合型地域スポーツクラブ・地域づくり協議会・社会人講師等
(3)
家庭との連携
①
体育の宿題(入浴後の柔軟体操、なわとび、保護者との体ほぐし)を出す。
②
長期休業中に家族で運動を決めて取り組む「ファミリー運動」を企画する。
③
体力テスト結果を個人面談で具体的に知らせ、家庭での取組につなげる。
④
ノーメディアデーの設定をうながす。
⑤
PTA活動の一環として長縄や綱引きなどの体力向上に取り組む。
⑥
学校保健委員会で「体力向上」をテーマに取り上げる。
⑦
「体力向上だより」を発行し、体力テストや対策など、学校の取組を知らせる。
体力向上だより
例
新しい年が始まり、子どもたちも気持ちをきりかえてはりきって
いるようです。寒いといつの間にか体が丸まってしまい,姿勢が悪
くなりがちです。
そこで、正しい姿勢を身に付けるために教室にイラストを掲示し
意識化を図るとともに,授業開始・終了の号令なども含めて随時指
導している「立腰」(りつよう)について紹介します。
1
立腰とは?
「腰骨を立てる」姿勢を保つことです。
2
(1)
お尻を思い切り後ろに突き出す。
(2)
お尻のやや上方の腰骨をできるだけ前方に突き出す。
(3)
下腹に力を入れて、肩の力みをとる。
立腰の効果は?
腰骨を立てた姿勢を常時保つと,どのような効果があるのでしょうか?
立腰指導に取り組まれた日南市立北郷小中学校では、以下の5点があがっています。
(1)
姿勢がよくなる。
(2)
気持ちが引き締まる。
(3)
やる気がわき、積極性がうまれる。
(4)
集中して学習に取り組むことができ
る。
(5)
お腹の働きをよくし、丈夫な体をもつ
ことができる。
ご家庭でも子どもさんの学習や食事などの姿勢をチェックし,立腰に取り組まれてみて
はいかがでしょうか?