客さんを見つけたい」 、 質バイオマスに2000 と自然の絆を取り戻し、 ました。この4月から木 り出していくことが、人 ㌗未満という新区分もで 地域の自立を促すことに 利用者からすると「コス きて、さらに注目が高ま もなるはずです。その先 未利用間伐材を燃料とする 木質バイオマス発電施設完成 初となる未利用間伐材を 富山県射水市で、県内 活性化を図っていく。 することで、森林整備の 低グレード木材を燃料に 売れずに放置されていた できるという。 より高く売電することが 北陸電力に売るよりも、 で定められた買取価格で 期間を経て、5月 日か れた。2カ月の試験運転 消費する計画だ。年間売 ㌗を売電し、残りは自家 で、そのうち約4900 にも県議会議員、水市議 元志射水市長も列席。他 井隆一富山県知事、夏野 バイオマス 様々なニーズがあります 歩んできました。 がると信じて、今日まで ト を 削 減 し た い 」 な ど ンプ水車で発電の真似事 っています。 し か し バ イ オ マ ス は、 に続く持続可能な社会」 主燃料とする木質バイオ に あ る ゴ ー ル は、「 永 遠 から、私たちは両方をつ をしたりもしていまし 太陽光のように一様では です。それが実現できる マス発電施設が完成し、 た。自然の恵みを活かし なげてあげることで、新 なく、地域によって何が のは孫の世代、あるいは 生産者と利用者を結び たな需要を創り出すお手 ベストなのかは異なりま もっと先の世代かもしれ 新たな需要を創出 私たちはコンサルティ 伝 い を し て い る わ け で ていくことの大切さは、 ング業務を事業の柱とし す。こうして生産から利 感じています。 そのころから身に沁みて 森のエネルギー研究所 3月 日の竣工式には、石 す。地域性をしっかりと ませんが、その日のため 見極め、その地に最適な に一歩一歩、これからも ら発電が開始される。 発電規模は5750㌗ ていますが、森林資源を 用までをトータルにバッ システムを作りあげるこ 歩み続けます。 持続可能な形で活かして クアップできるのも、年 とが重要で た の で す が、 私 た ち に す。そして、 件のプロジェク 出」も欠かせないものだ トを通してノウハウを積 それは同時 には、鎌を持って、森林 ありました。大学生の頃 林資源の価値ある使い方 る」というものです。森 社会への転換に貢献す ながら、豊かな持続可能 し、地球温暖化を防止し が挙げられます。 要側には、温浴施設や宿 掛けている方々から、バ 合、自治体などです。需 と、太陽光発電事業を手 所、 山 主 さ ん や 森 林 組 きないかという相談を多 泊施設、病院や工場など イオマスで資金運用がで チングにも力を入れてき 地域のために、未来の ました。供給側とは、木 子供たちのために 屑がたくさんある製材 利用者(需要側)のマッ います。 し尽くす仕組 最大限に活か 自然の恵みを 地域の豊かな りません。 に、地域振興 ~ と考えています。そのた み上げてきた私たちなら いくためには「需要の創 間 木質バイオマス関連事業におけるコンサルティン ッションがあります。そ め、生産者(供給側)と ではの強みだと自負して の下草刈りなどのボラン ができれば、社会そのも 認定NPO法人環境 とを通じて、人が森に感 ティアに行ったもので 、日刊工業新聞社)を受賞するなど、いま注 謝し、人と森のつながり 自然の恵みに感謝し 理想の社会像を追求 を聞いた。 目の人物だ。森林との出会い、バイオマスへの想い を再生し、地域を活性化 文明 す。当時は、自給自足の 携 し、 「室蘭グリーンエ 再生 市から青山剛市長、月島 築 」「 低 炭 素 な ま ち づ く でなければな それぞれの み。これを創 助を受け、グリーンエネ 備・林業再生事業」の補 県 の「 富 山 県 森 林 整 当する。 800戸分の電力量に相 ㍗時で、一般家庭約1万 電量は約3万9120㍋ 者、 発 電 施 設 建 設 関 係 長、林業・木材産業関係 会会長、県内各森林組合 会議員、県森林組合連合 第2飼料化センター建設 都大田区)から「城南島 がアルフォ・イー(東京 わせたことが高く評価さ による発電設備を組み合 料化設備に、バイオガス 式による食品廃棄物の飼 の一環と位置づけ、後押 イオマス産業都市構想」 今回の事業を「射水市バ 発電を行う。発電された 発酵し、ガスエンジンで を行い、分離液をメタン る前に一定量の固液分離 温減圧乾燥設備に投入す ムでは、食品廃棄物を油 都)が選ばれた。FIT グ リ ー ン パ ワ ー( 東 京 ではなく、新電力の出光 売電先には、北陸電力 して活用することは、今 る。食品廃棄物を資源と 組みは年々強化されてい 物のリサイクルへの取り 国内における食品廃棄 来年3月 日を予定する。 り、工期は2月 日から がわせた。 業への期待の高さをうか 00名が参列した。同事 者、地元関係者など約2 この施設は 発電のみなら ず、県の森林 再生も主目的 としており、 県森林組合連 合会を通し て、年間約4 万㌧の未利用 日 、 材を調達す ジニアリング(千葉市) たと発表した。 同センターは、食品廃 「東京都スーパーエコタ ト。 ア ル フ ォ・ イ ー が 蒸発乾燥することによ 廃棄物の水分を減圧下で 用油を熱媒体として食品 る飼料化設備とは、廃食 約 0 ㌧ / 日( 飼 料 製 造 量 処理能力は飼料化14 と で あ り、 C O 2の 発 生 廃棄物を有効利用するこ 油温減圧乾燥方式によ ウン事業の第3次募集」 り、配合飼料原料を製造 ㌧ / 日 )、 メ タ ン 発 削減に貢献することにも に応募し、選定されたこ する設備。今回のシステ ㌧/日(発電予想量 なる。 4259㌗時/日)であ 酵 とにより建設する飼料化 棄物のリサイクルプラン という。 である三井造船環境エン は伐採しても 同社の100%出資会社 る。これまで 三井造船は3月 しする。 工 事( 仮 称 )」 を 受 注 し れ、今回の選定に至った 電力は固定価格買取制度 まで焼却処分されていた 事業を進める。同市も、 ルギー北陸(射水市)が 23 を利用して売電する。 食品廃棄物を有効活用 発電と飼料化の複合プラント 生産者からすれば「お く受けるようになってき ている。FITを利用し ネルギータウン構想」※ ギータウン構想 の実装に向けた開発・実 機械からは代表取締役社 り 」 の 実 現 を 目 指 す 構 に役立つもの 東京墨田区の町工場に のを変えることにもつな 経営者「環境力」大賞(主催 グ の 草 分 け、 森 の エ ネ ル ギ ー 研 究 所( 東 京 都 羽 村 れは「森林資源の多様な 23 市) 。代表取締役の大場龍夫氏は、2014年度の 性質を最大限に活かすこ は、ずっと掲げているミ 日、竣工式が行わ は2001年に立ち上げ 富山県射水市 工場だ。油温減圧乾燥方 射水市に完成した木質バイオマス発電施設 固定価格買取制度のも 生まれ育ったせいか、幼 生活に惹かれていて、ポ た同社の消化ガス発電事 の実現と循環型社会の構 このプロジェクトにお ※室蘭グリーンエネル 業としては、今回のプロ いて室蘭市は、事業資金 で、その対価を得る。 日に室蘭市役 先 進 性 の 発 信 を 通 じ、 同 事 業 の 着 手 に あ た 証・事業化、およびその り、3月 所において調印式が執り 「 地 域 経 済 の 活 性 化 」 次 同社は下水処理場にお 長の山田和彦が出席し調 想。今年 18 築を目指していく。 設備を建設し、固定価格 年間発電量は約 り、来年4月からの発電 ける汚泥処理に強みをも 印書に署名、固い握手を た。 行われた。調印式には同 代 の エ ネ ル ギ ー 社 会 構 ち、汚泥消化設備、ガス 交わした。両者は官民連 「城南島第2飼料化センター建設工事(仮称)」完成予想図 ジェクトが全国で4ヵ所 買取制度(FIT)を利 目となる。 月 日に同プロジ 日 、 約」を締結した。両者は の所有も必要ない。同市 ネルギーなどを利活用し クトは、民間 を見込む。今夏の着工、 た民設民営方 開始を目指す。 消化ガス発電 貯留設備および発電利用 2 18 50 い頃から自然への憧れが 北海道で消化ガス発電 に 着 手 室蘭市の下水処理場で 事 業 化 月島機械は3月 用し、 室蘭市と「蘭東下水処理 昨年 を行う。北海道では初の および発電の燃料となる 消」と、新たな技術やシ は 月 島 機 械 に 建 設 用 地 た「エネルギーの地産地 が不要であり、かつ資産 可能エネルギー、水素エ 場消化ガス発電事業」に ェクトの「基本協定」を FITを利用した下水汚 年間の発電事業 関する「消化ガス売買契 締結しており、事業化に 泥消化ガス発電事業だ。 の資金とノウ 月の完成を予定してお 万㌗時 設 備 容 量 は 1 0 3 ㌗、 消化ガスを提供すること ステムなどの地域社会へ ハウを活用し 式による、下 事業となる。 設備の豊富な実績を誇っ 月に策定され 月島機械が自 水処理場での 20 42 同プロジェ 向けて協議を 20 進めてきた。 10 林地残材の簡易架線集材試験 40 三井造船 : 10 31 11 室蘭市役所で行われた調印式にて。青山剛室蘭市 長(左)と山田和彦月島機械代表取締役社長(右) 己資金で発電 30 24 : 森林資源の多様な性質を活かして 持続可能な社会への転換に貢献 19 23 大場 龍夫 氏 代表取締役 21 森のエネルギー研究所 トップインタビュー 月島機械 8 2015年(平成27年)4月6日 新エネルギー新聞 隔週 月曜日発行 第23号
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