『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。』（聖書）日時：５月３１日（日）10:30～12:00 メッセージ：朝岡勝牧師（徳丸町キリスト教会）場所：高崎市貝沢町７５５－２ ℡: 027-362-1279 高崎福音キリスト教会日本同盟基督教団歓迎礼拝では、初めて教会に来られた方にもわかるように、聖書の言葉をわかりやすくお話しします。あなたもお気軽に教会にお越しください。皆様のお越しをお待ちしております。高崎問屋町駅 ←高崎駅貝沢口高崎福音キリスト教会環環状状線線 NTT 社宅高崎東口方モスバーガーバス停ヤクルト島貝沢セブンイレブン群馬県信用組合貝沢郵便局前貝沢交差点旧１７号面日本同盟基督教団高崎福音キリスト教会〒370-0042 高崎市貝沢町 755-2 Tel＆Fax 027-362-1279 牧師宗田信一モノリスバス停島貝沢ウェルシア安楽亭橋方面ホームページ http://www.takasaki-gospel.org/ 春の歓迎礼拝のご案内高崎福音キリスト教会牧師宗田信一「神の目線」今から２０年ほど前に、私は大学の卒業旅行でネパールに行きました。旧知の友人の兄がネパール人の女性と結婚し、その女性の兄の家族がホストとなり私をカトマンズの自宅に招いてくれたのです。当時、その兄は国営放送ラジオネパールの政治部長をしていました。それでその兄のゲストになった私は、カトマンズ空港であっという間に手続きを終え入国することができました。また元々王宮だった建物を使っているラジオ局にも顔パスで入ることができました。更には地方の国立公園チトワンにある綺麗なコテージに泊まったり、ヒマラヤ山脈を一望できるポカラの郊外にある農業研究所の見学をすることもできました。当時、右も左も分からなかった就職前の学生であった私は「このお兄さんはどこまで凄い方なのか」と驚きました。社会的な権力者と言える人と会ったのは、それが初めてだったからです。しかし、そのホストとして私を迎えてくれた兄は、ネパールで成功するために自分の身分を格上げしたということを教えてくれました。表向きにはカースト制の制度が無くなってもその精神が色濃く残っているネパールでは、ある階層に属していないと社会で権力を持てないので工夫して自分の身分を格上げしたそうです。その話を聞いて私は、表向きには成功している人でも、人知れず人目を気にして苦労していることを知りました。もし、この世界が人の肌の色や生まれ育った環境や持って生まれた特性で差別されることなく、誰もが喜んで生きられる世界であったらどんなに幸せなことでしょうか。それぞれの自由な努力が公平に評価される社会であったらどんなに豊かなことでしょうか。しかし、この世界に住む人々は（自分を含めて）、色眼鏡で人を見てしまうことがあります。表面の浅い所しか見ずに、その人の存在価値まで決めつけてしまうこともあります。そのために人と人は深い所で和解して和らいで仲良くすることができなくなっています。今、学校や地域で人の繋がりが弱まっている要因の一つに「先走った決めつけ」が挙げられるのではないでしょうか。今こそ私たちは、相手の存在を見つめて尊ぶ「神の目線」で生きることを必要としているのではないでしょうか。すべての人を愛し、あなたを愛しておられる神の目線を感じ取りながら生きるなら、きっと人に対する私たちの見方も変わってくることでしょう。そしてそこに素敵な関係が築かれていくことでしょう。この春の歓迎礼拝では、神の愛について聖書からメッセージをします。教会は、皆さまのお越しをお待ちしています。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」イザヤ書 43 章 4 節