松山の港でフェリーを追う会長池田良穂 5 月 21～23 日に今治で開催された国際海事展「バリシップ」に出かけました。1 年おきに開催される催し物で、各種のプロ向けの講演、企業展示などがあり、さらに最終日の土曜には造船所や舶用機器メーカーの工場も一般公開がされています。この機会に宿泊は道後温泉にして、松山の港でフェリーの姿を追いました。松山のフェリー港には、松山観光港、三津浜港、高浜港の 3 つがあります。松山観光港は、広島や九州方面のカーフェリーや高速船、三津浜港は岩国や中島へのフェリー、そして高浜港からは中島、興居島への離島航路のフェリーや高速船が発着しています。松山観光港朝一番に松山観光港に到着してみると、小倉航路の「フェリーくるしま」と、広島航路の高速船「宮島」が留まっていました。2 時間後に戻ると、瀬戸内海航路の高速船は「祥光」に変わり、ちょうど広島航路のカーフェリー「旭洋丸」が入港して来るところでした。三津浜港松山の市街地には最も近い港で、近隣の離島および、山口県の柳井港とを結ぶフェリーの基地になっています。港口の一角からは、フェリー埠頭に出入港するフェリーの姿や、貨物バースに出入りする船の姿も見ることができます。この日の収穫は、中島汽船の 2 隻のカーフェリーと防予汽船の 2 隻のカーフェリーの 4 隻でした。じんわ第二ななしま松山～周防大島～柳井を結ぶ「しらきさん」柳井直行便の「おれんじゅぴたー」高浜港高浜港は、松山観光港のすぐ近くに位置し、出入港する近隣離島航路のフェリーや高速船は、観光港のターミナルからも眺めることができます。もっとも頻繁に出入りするのが興居島とを結ぶフェリーで、航海時間はわずか 15 分。この他、中島汽船のフェリーや高速船が出入りしています。興居島とを結ぶ「あいらんど」高速旅客船「あさかぜ」