2015年5月22日 前回決算説明会の計画方針は、好調に推移 2015年3月期第2四半期決算説明会 （2014年11月21日開催） 前回お伝えした内容は、概ね好調に推移 今回お伝えしたい内容 におけるメインメッセージ 1 第5次中期経営計画 最終年度 の目標を1年前倒し 2 自動車物流は引き続き好調 3 アジアへの積極投資を実施 4 国内危険品業務は、 2015年度下期以降で 業績寄与 2 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 目次 2015年3月期実績 P4. 2016年3月期の見通し P11. 第5次中期経営計画の見通し P16. 3 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2015年3月期決算ハイライト 前期比 増収・営業増益 営業利益 15%増 日本は 航空輸出・化学品が 順調 航空輸出 重量 11%増 引き続き 自動車部品物流に 注力 売上 アジア22%増 米州26%増 自動車部品物流が好調に推移 当期利益の減少は、特別損失計上 日本は海上輸入が伸び悩むも、航 空輸出・化学品に加え関係会社も 順調に推移 アジア・米州における自動車部品 物流に引き続き注力 5 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2015年3月期決算 サマリー 自動車部品物流が好調に推移 化学品輸出および保管業務が好調に推移 下期は北米西岸港湾の混乱を受け航空輸出が好調に推移 営業利益は前期比15.4%増、当期利益の減少は、特別損失を計上 （単位：百万円） 2014年3月期 実績 売上高 2015年3月期 当初計画 （2014.5.8） 修正計画 （2014.8.6） 実績 修正計画比 前期比 193,709 198,000 198,000 204,461 3.3% 5.6% 営業利益 4,042 4,400 4,400 4,664 6.0% 15.4% 経常利益 4,681 4,700 4,700 5,135 9.3% 9.7% 当期利益 2,624 2,900 2,150 2,447 13.8% ▲6.7% ※為替：売上高約5,500百万円、営業利益約200百万円プラス効果 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 6 売上高（単体）の項目分析 物量・輸出・輸入の傾向 輸入は航空・海上とも円安の影響等で減少するも、輸出は航空・海上とも売上増 輸出 輸入 物量（TON） 売上 件数 売上 前年比11%増 前年比15%増 前年比6%減 前年比11%減 航空 円安の影響、自動車関連好調、 北米西岸港湾混乱 円安の影響、北米発の生鮮等低調 物量（TEU） 売上 物量（TEU） 売上 前年比2%減 前年比2%増 前年比7%減 前年比2%減 北米西岸港湾混乱 円安による海上運賃 の収受額の増加 海上 円安の影響もあり全体的に低迷 7 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2015年3月期 地域別実績（営業利益） 日本物流は人件費・経費削減効果で利益押し上げ、航空輸出が北米西岸港湾混乱の影響もあり好調 当初計画（2014.5.8） 修正計画（2014.8.6） 当初計画から 日本物流が 前期比165百万円増加 日本 物流 +387 日本 不動産 △46 日本 旅行 △175 米州 +56 欧州 +2 中国 +67 その他 +49 実績 （単位：百万円） 日本 物流 +440 日本 不動産 △40 日本 旅行 +5 アジア +18 日本 物流 +552 欧州 △60 米州 △120 アジア +20 15.3期 14.3期 修正計画 実績 アジア △29 15.3期 実績 人件費・経費削減効果で利益押し上げ、航空輸出が北米西岸港湾混乱の影響もあり好調 日本旅行は競争激化による値下げ、日本不動産は賃貸物件修繕費増 米州・欧州 米州は年初の寒波による生鮮品の荷動き停滞響く、欧州は業務効率化 中国 米州 △94 +142 4,042 日本旅行・不動産 アジア 欧州 +17 4,400 15.3期 14.3期 実績 計画 日本物流 その他 中国 +74 4,664 4,042 14.3期 実績 日本 旅行 △3 その他 中国 +83 +30 4,400 4,042 日本 不動産 △37 前年度好調の反動減およびインドの受注単価値下げによる低迷 電機電子を中心に好調 ※ 数値は、各地域の業績を分かりやすく説明するための社内集計値 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 8 日本物流における各施策の取組み状況（単体・営業利益） 修正計画発表後、自動車は計画線で推移。その他、港湾運送関連、化学品関連の案件を取り込み 計画上振れ 修正計画（前同比） （単位：百万円） ①自動車関連 上期 実績 下期 計画 下期 実績 通期 計画 通期 実績 北米・中国向け部品輸送の堅調な推移 △10 △10 △10 △20 △20 日本着部品輸入の取扱増加 下期取組 北米・中国向け輸出堅 調、アジア向け回復 輸出入完成車低調 ②港湾運送・倉庫 中国船社他の大型船化によるターミナルでのコンテナ取扱拡大 ターミナル業務の人員配置効率化 中国船社業務は堅調 ＋50 ＋20 ＋40 ＋70 ＋90 プラント中心に輸出が 好調に推移 倉庫の集約による業務効率化 ③その他 製材輸入の堅調な推移と合板の取扱回復 海上 輸入 日用品輸入の取扱増加 製材・合板回復遅れ △40 ＋60 ＋40 ＋20 ±0 食品輸入の取扱回復 化学品 関連 航空 輸送 潤滑油、添加剤の輸出取扱増加 化学品生産の回復による取扱増加 輸入取扱増加（食品、花卉、アパレル等） 混載効率の改善 後半回復 堅調に推移 ＋40 ＋50 ＋70 ＋90 ＋110 好調に推移 ＋60 ＋80 ＋100 +140 ＋160 北米西岸港湾混乱の 影響により物量増 9 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 各重点施策の進捗（2015年3月期） 具体的取組み 3つの重点施策 クロスボーダー輸送 タイ（バンコク）・マレーシア（マラッカ）間 米国（LA）・メキシコ（グアダラハラ）間 利益寄与開始 （前回） 進捗状況 タイ（バンコク）・ マレーシア（マ ラッカ）間 米国（LA）・メキ シコ（グアダラハ ラ）間 上期～ 1. 海外事業の 強化 タイ・プラチンブリ自動車部品用倉庫開設 上期～ 無錫保税区でのスマホ関連部材保管・配送業務 下期～ インドネシア新倉庫会社の連結化 下期～ ○ 神戸港ターミナル活用 輸出用中古建機・自動車置場 下期～ ○ 下期～ △ 2. 国内事業の 蘭ISOタンクコンテナオペレーター｢デン・ハート社｣と 再構築 総代理店契約締結、業務開始 名古屋発危険品海上混載輸送サービス 3. 経営基盤の 業務効率化推進 － 人件費・経費削減 強化 ○ △ ○ △ 2015年度下期 2015年度下期 下期～ ○ 下期～ ○ 10 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2016年3月期決算 計画の前提 地域別の動向 アジア 顧客別の動向 自動車関連 化学品関連 ▲ アジア発の部品輸 出順調 米州 （アメリカ、メキシコ） ▲ ▲ ▲ ▲ 中国 部品物流好調 米中西部好調 メキシコ拠点増設 アメリカ・メキシコ間 輸送拡大 ▲ 完成車輸出入拡大 ▲ 新規顧客取扱拡大 ▲ 部品輸入増加 ▲ 潤滑油輸出好調 継続 ▲ ISOタンクコンテナ 取扱本格化 ▲ 潤滑油輸出好調 その他 日本 ▲ 南本牧ターミナル ▲ 日中貿易回復基調 での取扱拡大 ▲ 食品関連輸出増加 ▲ DC業務増加 ▲ 中国船の取扱物量 増加 ▼ 中国経済 減速懸念継続 為替 1$=¥120.17、EUR=¥130.32 （2015年3月31日現在） 【為替換算差（営業利益段階）】 米ドル、ユーロは1円の変動で、17百万円の影響 12 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2016年3月期 通期計画 営業利益は、自動車関連物流の好調を背景に、前期比15.8%増益、3年連続の2桁増益を目指す 第5次中期経営計画の最終年度の目標数値を1年前倒しで達成見込み （単位：百万円） 2014年3月期 実績 売上高 2015年3月期 実績 2016年3月期 計画 前期比 193,709 204,461 213,000 4.2% 営業利益 4,042 4,664 5,400 15.8% 経常利益 4,681 5,135 5,600 9.0% 当期利益 2,624 2,447 2,600 6.2% ※英国子会社が加入している、確定給付型企業年金からの脱退一時金を特別損失として見込む 13 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 2016年3月期 地域別通期計画（営業利益） （単位：百万円） 自動車関連物流が好調に 推移する見込み 日本 物流 +317 日本 不動産 +5 日本 旅行 △104 中国 0 米州 +104 欧州 +10 アジア +285 その他 +119 5,400 4,664 日本物流、米州、アジアが牽引し、 前期比736百万円の増益を目指す 15.3期実績 16.3期計画 日本 日本物流は完成車の輸出入業務拡大、日本旅行は円安による現地コスト増 米州 自動車好調、新規顧客獲得（エアコン関連保管業務等）、食品関連輸出増加 欧州 自動車関連業務拡大、新規顧客獲得（家具関連保管業務等） アジア 中国 自動車好調、生活関連原材料好調、インドネシア日新をフル連結化予定 電気電子関連堅調、前年並み ※ 数値は、各地域の業績を分かりやすく説明するための社内集計値 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 14 2016年3月期の重点施策 重点施策 具体的取組み 米国中西部の部品保管の取扱拡大 海外事業 新規顧客の取り込みによる裾野の拡大 重点地域 タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インド、米国、 メキシコ、中国 完成車の輸出入業務の拡大 国内事業 食品、医療、危険品業務の拡大 陸上輸送業務の効率化への取組み 海外人材育成 経営基盤 老朽施設、遊休資産の有効活用に向けた取組み 監査等委員会設置会社への移行によるガバナンス体制の強化 15 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 第5次中期経営計画 最終年度の目標数値を上方修正 海外現地法人の売上高拡大 連結営業利益率の改善 3.0% 600 400 200 460 億円 580 600 620 2.0% 億円 億円 億円 1.0% 2015.3期 2016.3期 2017.3期 0 2.1% 2.3% 2.5% 2.6% 2014.3期 2015.3期 2016.3期 2017.3期 0.0% 2014.3期 実 （単位：百万円） 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 営業利益率 ROE 績 修正計画 2014年3月期 実績 193,709 4,042 4,681 2,624 2.1% 6.1% 2015年3月期 実績 204,461 4,664 5,135 2,447 2.3% 5.1% 実 績 修正計画 第5次中期経営計画 2016年3月期 2017年3月期 修正計画 修正計画 2014年3月期比 213,000 220,000 13.6% 5,400 5,800 43.5% 5,600 6,000 28.2% 2,600 4,000 52.4% 2.5% 2.6% － 5.1% 7.5% － 17 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation （当初計画）第5次中期経営計画3カ年の推移 当初計画では、中期経営計画最終年度（17.3期）にて、営業利益54億円の達成を目指す （単位：百万円） 当初計画 中国 アジア +50 日本 米州 欧州 +80 日本 日本 不動産 +80 +10 物流 旅行 +40 +210 +30 日本 日本 物流 旅行 +387 △175 日本 中国 その他 アジア +80 +20 日本 日本 米州 欧州 +55 日本 旅行不動産 +80 +10 物流 +50 +5 +200 その他 中国 +49 不動産米州 欧州アジア +67 +18 △46 +56 +2 5,400 4,900 4,400 4,042 3.6億円 14.3期 実績 5億円 15.3期 目標 5億円 16.3期 目標 17.3期 目標 18 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation （修正計画）第5次中期経営計画3カ年の推移 今回、中期経営計画最終年度の営業利益を4億円上積み、58億円の達成に上方修正 （単位：百万円） その他 アジア 中国 +119 +285 0 中国 アジア +50 日本 日本 日本 米州 欧州 +80 物流 旅行不動産 +80 +10 +150 +30 0 日本 日本 日本 欧州 物流 旅行不動産米州 +10 +317 △104 +5 +104 日本 日本 日本 中国 その他 物流 旅行不動産 米州 +74 +142 +552 △3 △37 △94 欧州 アジア +17 △29 5,800 5,400 3カ年で17.6億円増益を目指す（当初13.6億円） 4,664 4,042 6.2億円 7.4億円 4億円 （当初3.6億円） （当初5億円） （当初5億円） 14.3期 実績 15.3期 実績 16.3期 目標 17.3期 目標 19 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 中期経営計画を前倒し、上方修正に向けての取り組み 海外事業の強化・拡大 － 自動車関連物流を軸に展開加速 № 項目 ① 定量目標 ・自動車関連事業の収入、中計最終年度目標は2013年度比 130%の達成 ② 施策 ・重点地域（タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インド、 米国、メキシコ、中国）での営業強化 ・完成車輸出入業務取扱拡大 ・IT拡充による効率的なグローバル営業体制の強化 ・研究所関連物流拡大 ③ スケジュール 具体的内容 備考 ・収入：2014年度112%達成、2015年度122%、 2016年度130% 20 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 第5次中期経営計画 ～ 重点施策の進捗 ～ 前回 今回 米国オハイオでの自動車部品倉庫増設 2015年度上期 稼働済み メキシコ中部におけるミルクラン輸送 2015年度下期 検討中 － 2015年度上期 鶴見倉庫 危険品倉庫増設 2015年度下期 取止め 梱包工場の取扱能力増強 2017年度以降 2017年度以降 横浜本社ビル再開発 － 賃料コスト削減 2016年度以降 2017年度以降 北仲通北地区再開発 2017年度以降 2017年度以降 具体的取組み 3つの重点施策 1. 海外事業の強化 インドネシア日新のフル連結化 2. 国内事業の再構築 3. 経営基盤の強化 21 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 投資および減価償却費の推移 （百万円） 設備投資額（左軸） 減価償却費（右軸） （百万円） 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 3,500 【 5中計期間 】 新規投資 計画：150億円 国際物流：50億円 国内施設再構築：70億円 成長分野：10億円 IT：20億円 09.3 10.3 11.3 12.3 13.3 マラッカ倉庫建設 鶴見倉庫取得 堺LC取得 14.3 マレーシア 新倉庫 建設 ラオス日新 設立 ベスト・コールド チェーン設立 インド日新株式 追加取得 15.3 16.3計画 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 17.3計画 タイ新倉庫 取得 上海高信 出資持分 追加取得 日新ジャヤ・ インドネシア設立 22 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation 本日のまとめ 2015年3月期決算は、 増収・営業増益 中期経営計画 1年前倒し 自動車関連物流 の基盤強化 自動車部品物流が好調に推移し、営業利益は前期比 15.4%増を達成 最終年度の2017年3月期営業利益を1年前倒し、 今年度達成を目指す 3年目の目標も売上・利益とも上方修正 自動車関連事業収入2013年度比130%を目指す 重点地域：タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、 インド、米国、メキシコ、中国 23 ALL Rights Reserved Copyrightⓒ 2015. Nissin Corporation
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