プレスリリース２０１５年４月１日報道関係各位東レエンジニアリング株式会社広報宣伝課〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 3-3-16 03-3241-1546 北九州市ゼロエミッション交通システムの完成について東レエンジニアリング株式会社（本社：東京都中央区、社長：太田進）は、弊社グループ会社である北九州ＴＥＫ＆ＦＰ合同会社（本社：北九州市若松区、社長：本近修和）およびＨＫＫ＆ＴＥＫ合同会社（本社：北九州市若松区、社長：橋口剛）が北九州市若松区に整備を進めていたゼロエミッション交通システムが完成し、全面的に稼働を開始しましたので、お知らせします。ゼロエミッション交通システムとは、「世界の環境首都」を目指したまちづくりを行っている北九州市が、東レグループ、三菱重工などの民間事業者と協力して推進する、二酸化炭素など廃棄物を一切排出しない交通システムのことです。太陽光でつくった電力を大型蓄電池に蓄え、この電力を電気バスへ供給し市営バス路線で運行します。これまで、２０１４年３月に通常の電力（系統電力）による電気バスの運行をスタートし、続いて２０１４年１０月より出力７．５ＭＷの太陽光発電設備を稼働させ、太陽光発電による電力での運行（系統電力との併用）が可能になりました。今回、大型蓄電池が加わったことで、ゼロエミッション交通システム全体が完成します。これにより太陽光発電による電力が安定的に供給できますので、今後は主たる電力源を太陽光発電に移行させます。一般路線で営業運行を行っている大型電気バスを用いて、ゼロエミッション交通システムをスタートさせたのは、日本で初めてとなります。東レエンジニアリングは、環境エネルギー事業をエンジニアリング事業、エレクトロニクス事業に続く第 3 の柱と位置付け、今後の事業拡大に向けた施策を展開していきます。 ■参考：今回、稼動を開始した大型蓄電池について・名称： 100kW/120kWh 級リチウム二次電池蓄電システム・定格放電電力： 100kW ・定格容量： 120kWh ・定格出力電流： 346A ・定格電圧： AC200V ・メーカー：三菱重工業株式会社 <本件に関するお問い合わせ先> 東レエンジアニリング株式会社広報宣伝課小西／林 03-3241-1546 [email protected] プレスリリース図北九州市ゼロエミッション交通システム以上