藤本新会長挨拶 - 岩国テニス協会

ごあいさつ
岩国テニス協会
会長 藤本 博己
岩国テニス協会創立55周年を迎えるにあたり、こ
れまで協会の発展に多大なるご指導、ご尽力をいただいた多くの諸先輩方、関係者の皆様、
役員はじめ会員の皆様に厚くお礼を申し上げます。
すでにご承知のとおり、当協会は昭和35年に岩国市近郊の工業クラブを中心に「岩国
硬式庭球協会」として発足し、昭和58年に「岩国テニス協会」と改名して今日に至って
いるところです。
その間、日本の高度経済成長とともに折からのテニスブームに乗り、幾つもの市民団体
が誕生して加盟され、現在では延べ18団体、会員数約450名を有するまでに成長を遂
げてまいりました。
行政サイドのご努力により、施設面では、昭和54年に錦見テニスコート(クレー:8
面)が開設、平成9年には錦見コートの代替えとして念願のナイター設備8面を備えた岩
国運動公園テニスコート(砂入り人工芝:16面)が完成しました。
施設の充実により、テニスの普及に弾みがついたのは勿論ですが、それまで市民大会等
に限られていた大会行事も、山口県体育大会や岩国オープンテニストーナメントなど、全
県レベルの大きな試合を何時でも開催できるようになりました。
その甲斐あって、平成23年に開催された「おいでませ山口国体」のテニス競技少年男
女の部は岩国市が引き受け会場となり、行政機関及び関係団体、協会員並びにボランティ
アを含めたスタッフが一致協力して運営を行い、成功裏に終わったことは、スタッフの喜
びもひとしおでしたが、地域にとっても大きな財産となりました。
現在、協会ではテニス愛好者の増大と技術の向上を図るべく、市民大会をはじめ、岩国
オープン、会員交流大会、初心者講習会を毎年開催し、ジュニアの育成指導にも精力的に
取り組んでいますが、昨年の全米オープンで大活躍した錦織圭選手のような世界で活躍で
きるトップアスリートが、将来ここ岩国の地から誕生する日を迎えたいものです。
近年、人口の減少に対する地域振興策が全国共通の課題となっていますが、人間味溢れ
た元気で魅力あるまちづくりのためには、スポーツの果たす役割は大きく、今後も老若男
女を問わず多くの人がテニスに親しんでいただけたらと願っています。
協会では大会行事や運営等に関する情報を広く周知するために、平成25年7月からホ
ームページを開設するなど、新しい取り組みも始めたところですが、今後も岩国地域のテ
ニスを盛り上げるべくさらなる努力を重ねていく所存ですので、皆様のお力添えをよろし
くお願いいたします。
終わりになりましたが、皆様のご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げ、私の挨拶とさ
せていただきます。