特定健康診査の検査項目

検査項目
身
体
計
測
身長
㎝
体重
㎏
BMI
腹囲
保健指導判定値
受診勧奨値
標準体重・肥満・やせの具合を調べます。BMIが18.5未満だとやせ、25以上だと肥満となりま
す。
BMI=22が最も病気になりにくいといわれています。
18.5~24.9 25以上
㎝
この検査でわかること
男性/85未満 85以上
内臓脂肪の蓄積を調べます。基準値を超えている場合、メタボリックシンドロームの可能性が高
くなります。
女性/90未満 90以上
129以下
130~139
140以上
84以下
85~89
90以上
心臓から血液を送り出す時に血管へかかる圧力のことです。高値の場合は高血圧症、動脈硬
化症、腎臓や内分泌の病気が、低値の場合は低血圧、心不全などが疑われます。
149以下
150~299
300以上
体を動かすエネルギー源となる脂肪の一種で高値の場合は脂質異常症、脂肪肝、動脈硬化症
などが疑われます。食事の影響を受けやすいので食後すぐは高値になることもあります。
HDLコレステロール mg/l 40以上
35~39
34以下
善玉コレステロールとも呼ばれ、余分なコレステロールを取り除き動脈硬化を防ぐ働きがありま
す。低値の場合、動脈硬化症の促進にもつながります。
LDLコレステロール mg/l 119以下
120~139
140以上
悪玉コレステロールとも呼ばれ、高値の場合、動脈硬化症を進行させる原因となります。
肝
機
能
AST(GOT)
IU/I
30以下
31~50
51以上
心筋や骨格筋、肝臓細胞に含まれる酵素です。高値の場合、肝機能の低下や心筋梗塞が疑われます
ALT(GPT)
IU/I
30以下
31~50
51以上
ほとんどが肝臓にある酵素です。高値の場合、脂肪肝が疑われます。
γ ーGTP
IU/I
50以下
51~100
101以上
肝臓の解毒作用に関係している酵素です。過度の飲酒で数値が上昇する傾向があります。
糖
尿
HbA1c(NGSP)
5.5以下
5.6~6.4
6.5以上
1~2ヶ月の血糖値の平均を示します。高値の場合は糖尿病、腎不全など、低値の場合は溶血
性貧血や肝硬変などが疑われます。
尿糖
-(陰性)・±
+以上
腎臓の働きが低下したり、血糖値が以上に高くなると尿中に糖がでることがあります。
腎
機
能
尿蛋白
-(陰性)・±
+以上
陽性の場合、腎機能の障害が疑われます。
クレアチニン
男性/1.14以下
女性/0.84以下
血
圧
収縮期
基準値
単位
拡張期
中性脂肪
脂
質
赤血球
貧
血
血色素
ヘマトクリット
mmHg
mg/dl
1.15以上
0.85以上
男性/410~599万
409以下又は600万以上
女性/380~579万
379以下又は580万以上
男性/13.1以上
女性/12.1以上
男性/39.0以上
女性/35.0以上
13.0~12.1
12.0~11.1
38.9以下
34.9以下
12.0以下
11.0以下
腎機能に障害がおこると高値となります。高値の場合、腎炎や腎機能障害が疑われます。
血液中の赤血球の数を調べ、主に貧血かどうか判定します。
赤血球数は基準値であっても、血色素の量が少ないと貧血となります。
血液中に含まれている赤血球の割合です。低値の場合は貧血が疑われます。
心
臓
心電図
正常
軽度異常
異常
心臓の動きによって生じる電気信号の変化から心臓の動きを調べます。不整脈や心肥大など
の判定ができます。(医師の判断により行われます。)
目
眼底検査
KW 0.1
KW Ⅱ・白斑
KW Ⅲ 出血
目の奥の網膜の状態を調べます。目の病気だけでなく、高血圧、糖尿病などの発見、診断にも
役立ちます。(医師の判断により行われます。)