教育相談通信(先生方へ) Vol

H26 第1号
教育相談だより
スクールカウンセラーの先生紹介♪
今年度も昨年度からお世話になっている桒原先生が週1回来校して下さることになりました。校内の
先生に話せないような悩みでも秘密厳守で聞いて下さいますので、安心して相談して下さい。保健室ま
たは教育相談係の先生が随時受け付けています。問題を一人で抱えず、一緒に考えていきましょう。
臨床心理士
桒原 真知子
先生
4月の来校予定
15日(火) 24日(木) 26日(土)
5月の来校予定
13日(火) 20日(火) 22日(木) 27日(火)
生徒の皆さんへ
スクールカウンセラーは、皆さんが心の中で抱えている悩みや、困っていることについて話しなが
ら、どうしたら良いかを一緒に考え、解決方法を探すお手伝いをします。皆さんが、気持ちよく高校
生活を送ることができるようにお手伝いできればと考えています。どうぞよろしくお願いします。
保護者の皆様へ
引き続き、スクールカウンセラーをさせていただくことになりました。微力ではありますが、高校
生活が生徒一人一人の未来につながるよう、尽力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。お
子さんに関する悩みや問題はもちろん、どんな些細なことでもかまいません。カウンセリングを皆様
に気軽に活用していただければ幸いです。
教育相談のスタッフとして、養護教諭と各学年に教育相談係がいますので、何か心配なことがあれ
ば気軽に相談して下さい。前向きに楽しい学校生活を送れるよう、全力でサポートしていきたいと思
います。1 年間よろしくお願いします。
竹石 由子(保健室 養護教諭)
髙橋 順子(1年副担任・理科)
石田 浩子(3年副担任・英語)
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米岡 奈保子(1年担任・英語)
岡田 真輔(2年副担任・英語)
リ ト リ
スクールカウンセリング希望用紙
希望日
年
希望時間
組
番
生徒氏名
保護者氏名
パズル1
1 人の農夫が1匹のオオカミと1匹のヤギと 1 個のキャベツを持って川を渡ろうとしている。しか
し、舟が小さいので、彼の他にはオオカミ、ヤギ、キャベツのうちどれか 1 つだけしか乗せること
ができない。彼がそばにいないとオオカミはヤギを食べてしまうし、そのヤギはオオカミに食べられ
ないとしてもキャベツを食べてしまう。このような心配をしないでこれらすべてを向こう岸に運ぶた
めには、どのようにすれば良いか?
(図説 数学トリック 樺 旦純 三笠書房より引用)
突然ですが上のパズルを少し考えてみてください。農夫がたった 3 種類のものを運ぶのに結構大変
な労力を使います。この問題の面白さはたくさんの制約にあります。舟には農夫とあと1つしか乗せ
られないし、動物の習性上、見張りがないと相手を食べてしまいます。1 回ですべて運べてしまう大
きな舟ならこれは問題にすらならない。複雑な制約の中で考えることの楽しさを感じてください。
たくさんの制約で悩み、不安に思う時もある高校生活の中で、ぜひ『考える面白さ』と『解決
への努力』を覚えて卒業してください。この農夫の問題も注意深く 1 つ 1 つ運んでいかないと解決
できません。1 日 1 日、1 歩 1 歩じっくりゆっくり進んでください。
パズルの解答の過程で 1 度運んだものをまた戻す過程があります。無駄に見える過程ですがこれが
なければ解決しません。問題が難しくなればなるほど「無駄」って大切 なのです。「自分の理
想の未来を実現する」って結構難しい問題です。だからたくさんの「無駄」が必要です。人生で 1 回
きりの高校生活、たくさんの「無駄」を繰り返して理想の未来に近づけよう。
「悩み」も大切な「無駄」の1つです。でも、
「大きな舟があればいいのに」とか、
「ヤギやキャベ
ツが食べられないようにすればいい」なんて悩むのは本当の無駄です。自分の力でどうしようも
ないことでは悩まず、
「それはそれとして自分がどうするか」で悩んでください。1人で
はどうしようもないときはぜひ一緒に悩んで、解決していきましょう。
パズル1 解答
①ヤギを運び、1人で戻る。 → ②オオカミを運び、ヤギを連れて戻る。
→ ③キャベツを運び、1人で戻る。 → ④ヤギを運び、終了。