栽培環境モニタリングシステムハッピィ・マインダー四国電力グループ開発の背景データに基づいた生産性の高い農業の実現を目指して！ハウス栽培におけるハウス内の環境は植物の生育や病気の発生に密接に関与しており、栽培環境を常に監視、分析、改善し、好適な環境で栽培することは生産性や品質の向上、さらには病害の抑制を図る上で非常に重要とされています。当社独自の無線モニタリング技術と最新の情報通信技術を活用したシステムの開発栽培環境の「見える化」と「安心」を実現する、栽培環境モニタリングシステム「ハッピィ・マインダー」を開発・商品化(H25年度) 1 センサユニット通風ファン遮熱シートＣＯ2センサ無線通信モジュール吸気口ＡＣアダプタ温湿度センサ日射センサ外付温度センサ ●外形：縦１８０ｍｍ×横１００ｍｍ×奥１４０ｍｍ（重量：約１２００ｇ） ●電源：ＡＣ１００Ｖ入出力端子台消費電力：０．５Ｗ 3 センサユニットのセンサおよび入力仕様センサ・入力数量仕様１個 ○測定範囲：温度：-40∼125℃ 、湿度：0∼100％ ○精度：温度：±0.4℃（0∼60℃）湿度：±2.0％（10∼90%）、±2.5％（90∼95%） ±3.0％（95∼100%）ＣＯ２センサ（アナログセンサ）１個 ○測定範囲：0∼5000ppm ○精度：±75ppm（0∼750ppm） ±10％（750∼5000ppm）日射センサ（アナログセンサ）１個 ○測定範囲：0∼1500W/m2 ○精度：±10％温湿度センサ（デジタルセンサ）温度センサ（デジタルセンサ）アナログ信号入力３個（オプションで１６個まで追加可能）２点 ○測定範囲：-55∼125℃ ○精度：±0.4℃（-10∼85℃）入力仕様：ＤＣ０∼３Ｖ（分解能：０．１ｍＶ）（各種市販のセンサ信号等を接続可能）＊土壌水分センサ、ECセンサなど接続可能デジタル接点入力２点入力仕様：無電圧接点（機器の故障信号や人検知センサーなど接続可能） 4 センサユニット内の端子台構成＊押して、線を挿入し、離すと固定されるセンサユニット（標準センサ用）（アナログ入力端子）（デジタル入力端子）・土壌水分センサ・無電圧接点信号入力・ＥＣセンサ・機器運転信号・デジタルＰＦ計など・異常警報信号など市販のセンサを接続可＊センサ電源１：DC5V ＊センサ電源２：DC12V ＊入力仕様：DC 0-3V 5 データ収集ユニットＡＣアダプタＡＣアダプタＵＳＢデータカード無線通信モジュールルーター ●外形：縦１８０ｍｍ×横１００ｍｍ×奥７０ｍｍ（ユニット重量：約７００ｇ） ●電源：ＡＣ１００Ｖ消費電力：４．５Ｗ 6 設置イメージ各無線アンテナ間に通信を阻害する障害物が無いように設置して下さい。日射センサ無線アンテナＢＯＸ無線通信無線アンテナＢＯＸセンサユニット本体はハウス骨材等から吊り下げて使用して下さい。データ収集ユニットコンセント１００Ｖコンセントに接続温度センサ×３地温、その他、任意な点を計測可能データ収集ユニットは、高温になる場所や直射日光が当たる場所には設置しないで下さい。ハウス内に設置する場合は、常時日陰となる場所に置くなど高温対策を実施して下さい。コンセント１００Ｖコンセントに接続＊無線方式のため、ＡＣ電源さえあれば簡単に設置できる。 7 設置例（センサユニット）無線通信モジュール日射センサＡＣアダプタ接続農薬散布時等は電源を切って、袋で覆う。センサユニット 8 設置例（データ収集ユニット）作業棟内への設置例ハウス内へのプラＢＯＸへの設置例＊作業棟の壁が金属の場合は、アンテナを外に設置。＊取り外し可能な形で設置（マジックテープ等で固定するなど）栽培終了後のハウス蒸し込み時などは取り外して環境の良い場所で保管する。 9 拡張性・複数のハウスをモニターする場合はセンサユニットのみの追加で対応可能（標準で、データ収集ユニット１台にセンサユニット１６台まで接続可能）温室 ZigBee センサユニットデータ収集ユニット（１１温室）データ収集ユニット２台、センサユニット１１台（大規模１９温室）データ収集ユニット３台とセンサユニット１９台 10 ＊高知県農業技術センター内圃場＊宮城県亘理町イチゴ団地（写真は農水省ホームページより）接続実績のある市販のセンサ例土壌水分センサ土壌水分・ＥＣセンサデジタルPF計外観（デカゴン社製）（株式会社Ａ・Ｒ・Ｐ製）（四国総研製）仕様・測定項目：体積含水率・測定範囲：風乾∼飽和・電源： 3 VDC ∼15 VDC ・出力電圧：300∼1,250 mV ・使用環境：-40∼50 ℃ ・ケーブル：標準5ｍ（オプション延長ケーブル３ｍと１５ｍ）・外形：145mm×33mm×厚7mm ・測定項目：体積含水率、電気伝導度（EC）・測定範囲：風乾∼飽和、0∼7ms/cm ・電源： 4.5 VDC ∼15 VDC ・出力電圧：0∼1,000 mV ・使用環境：-40∼50 ℃ ・ケーブル：標準5ｍ（延長で20ｍ供給可）・外形：120mm×36mm×厚12mm ・電源：AC100V（ACアダプタ付き）・計測範囲：PF 0∼2.9 ・計測出力電圧：500∼2500mV ・使用環境：1∼50 ℃ ・ケーブル：標準3ｍ・外形：直径18mm×長さ400mm （20cm用）直径18mm×長さ600mm （40cm用）付属品ハッピｨ・マインダー接続アダプタ − − 11 土壌水分センサデータ例土壌水分センサ 12 その他オプション温度、湿度、光強度カメラユニット（カメラ１台付き）＊カメラ３台まで接続可屋外気象ユニット（電源不要）センサユニット本体液晶表示器（温度、湿度、CO2濃度）センサユニットポータブル（温度、湿度）＊日射センサ、温度センサ等追加可 13 通信端末の通信契約（お客様でご契約） USBデータカードＳＩＭカードモバイルルータ ●ハッピィ・マインダーをインターネットに接続するためには、通信端末（USBデータカード）にSIMカードを挿入し、携帯通信網へ接続できるようする必要があります。 ●通信端末は標準装備していますので、客さまでご契約したSIMカードを入れて頂くことでご利用できます。【推奨する通信契約】・ASAHIネットＬＴＥ 2ギガプラン：月額約900円（初期登録手数料：約3,000円） 16温室まで対応 14 ハッピィ・マインダーの特長（まとめ） ①設置が簡単・センサユニット∼データ収集ユニット間は無線通信方式 ②優れた拡張性・センサユニットを最大１６台接続可能・市販のセンサ（土壌水分、ＥＣなど）も接続可能・カメラ（オプション）の接続も可能・その他オプション製品もニーズに応じて随時追加予定 ③簡単、便利・市販の情報端末で簡単モニター（専用ソフト不要）・警報メールの受信（ハウス内の温度異常など）・遠隔からデータをダウンロード可能（エクセルで利用）・利便性向上のため分析機能、表示画面なども適時バージョンアップを実施 15 モニター、分析画面 16 ハッピィ・マインダー画面（メインメニュー）各種グラフ表示リアルタイム監視（センサユニット８大台）表形式のデータ表示一括表示カメラ画像モニタ使い方、グラフの見方など 17 基本設定画面 18 基本設定−計測定数設定 CO2ｾﾝｻに誤差がある場合に補正値を入力 19 基本設定−撮影時刻設定 20 基本設定−カメラテスト 21 基本設定−ＮＩＣＥ名称設定、カメラ名称設定センサユニット（NICE）とカメラに対して任意に名称を設定可能 22 基本設定−設置場所設定 23 現在値モニター画面 24 現在値モニター画面（複数温室一括） 25 トレンドデータ（１日分）グラフ上のマウス持っていくとデータを表示データ名クリックすることで、グラフ表示をON、ＯＦＦすることが可能 26 トレンドデータ（１日分：複数温室一括） 27 トレンドデータ（１週間分） 28 日別データ（最高、最低、平均、積算温度） 29 日別時間帯別平均値 30 度数分布 31 本日データ簡易分析 32 期間データ簡易分析 33 異常通報設定＊一つのセンサユニットに対して、５つまで異常通報を設定可能＊暖房機の故障信号、侵入監視（扉マグネットセンサや人検知など）によるメール通報も可能＊停電検知による通報も可能（別途、ＵＰＳが必要） 34 保存画像のサムネイル表示 35