2013年度 活動報告

杉 原
役
薫
教授
職:国家建設と経済発展プログラムディレクター
専門分野:経済史
学
位:経済学博士(東京大学)
略
歴:1971 年 3 月
1976 年 6 月
京都大学経済学部卒業
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
1978 年 9 月-1985 年 3 月
大阪市立大学経済学部助手・助教授
1985 年 4 月-1996 年 6 月
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院歴史学部
レクチャラー・シニアレクチャラー
1996 年 7 月-2006 年 3 月
大阪大学経済学部(のち大学院経済学研究科)教授
2006 年 4 月-2012 年 3 月
京都大学東南アジア研究所教授
2012 年 4 月-2013 年 3 月
東京大学大学院経済学研究科教授
2013 年 4 月-2014 年 3 月
政策研究大学院大学教授
2014 年 4 月-現在
1.
業
政策研究大学院大学特別教授
績(A)
(1)
雑誌論文(単著)
著(chapter in books を含む)
①
単
*
杉原薫「世界貿易史における『長期の 19 世紀』」『社会経済史学』79 巻 3 号、2013 年
11 月、3-28 頁。(※)
*
Kaoru Sugihara, “The Economy since 1800”, in David Armitage and Alison Bashford eds,
Pacific Histories: Ocean, Land, People, Palgrave, Basingstoke, 2013, pp.166-90, 347-48.
*
Kaoru Sugihara, “The European Miracle in Global History: An East Asian Perspective", in
Maxine Berg ed., Writing the History of the Global: Challenges for the 21st Century, Oxford
University Press, Oxford, 2013, pp.129-44.
*
Kaoru Sugihara, “Labour-intensive Industrialization in Global History: An Interpretation of East
Asian Experiences”, in Gareth Austin and Kaoru Sugihara eds., Labour-intensive
Industrialization in Global History, Routledge, London, 2013, pp.20-64.
*
杉原薫「戦後アジアにおける工業化型国際経済秩序の形成」秋田茂編『アジアからみた
グローバルヒストリー-「長期の 18 世紀」から「東アジアの経済的復興」へ-』ミネ
ルヴァ書房、2013 年 11 月、283-307 頁。
②
共
著
*
Gareth Austin and Kaoru Sugihara, “Introduction”, in Gareth Austin and Kaoru Sugihara eds.,
Labour-intensive Industrialization in Global History, Routledge, London, 2013, pp.1-19.
(2)
*
図
書(編・共著等)
Gareth Austin and Kaoru Sugihara eds., Labour-intensive Industrialization in Global History,
Routledge, London, 2013.
(3)
*
学会発表
Kaoru Sugihara, “From the Quality of Work to the Quality of Care: Changing Social Values in
Contemporary Japan”, 20th Biennial General Conference of the Association of Asian Social
Science Research Councils ‘Ageing in the Asia-Pacific: Balancing the State and the Family’,
Cebu Parklane Hotel, Cebu, 4th April 2013.
*
Kaoru Sugihara, “The Decline of Major Port Cities and the Emergence of Internal Trade
Interests, c.1920 –1970”, RINDAS (Ryukoku Center for the Study of Contemporary India)
Research Seminar, Ryukoku University, 29th November 2013.
*
杉原薫「(問題提起)アジアから見た地球環境の持続性」日本学術会議主催
学術フォー
ラム 「アジアの経済発展と地球環境の将来-人文・社会科学からのメッセージ-」、
日本学術会議講堂、2014 年 1 月 11 日。
*
(Keynote presentation) Kaoru Sugihara, “The Asian Approach to Global Sustainability: A
Perspective from Economic History”, the Second International Workshop on Future Earth in
Asia, Kyoto Royal Hotel & Spa, 4th February 2014.
*
Kaoru Sugihara, “Asia in the Growth of World Trade in the Long Nineteenth Century”,
Workshop on ‘Japan, Asia and the World Trading System in the Long Nineteenth Century’,
Global History and Culture Centre, University of Warwick, 27th February 2014.
*
杉原薫「勤勉革命と工業化の世界史-東アジアの位置づけをめぐって-」シンポジウム
「産業革命を再評価する/グローバル経済史と進化経済学」、中央大学企業研究所、2014
年 3 月 8 日。
* 杉原薫「世界貿易史における『長期の 19 世紀』-地域交易比率をめぐって-」共同利用・
共同研究拠点(東南アジア研究の国際共同研究拠点)「東南アジア交易史における『長
(4)
*
期の 19 世紀』」第 2 回合同研究会、京都大学東南アジア研究所、2014 年 3 月 15 日。
その他
特集号(Special Focus)のゲスト・エディター:“Reconstructing Intra-Southeast Asian Trade,
c.1780-1870: Evidence from Regional Integration under the Regime of Colonial Free Trade”
Southeast Asian Studies, Vol. 2, No. 3, December 2013, pp.437-525.
*
“Introduction” (with Tomotaka Kawamura), for Special Focus “Reconstructing Intra-Southeast
Asian Trade, c.1780-1870: Evidence from Regional Integration under the Regime of Colonial
Free Trade” Southeast Asian Studies, Vol. 2, No. 3, December 2013, pp.437-451.
2.
業
績(B)
*
Kaoru Sugihara, “Sustainable Humanosphere in Global History”, The Newsletter, IIAS
(International Institute for Asian Studies, Leiden), No.66, Winter 2013, pp.26-27.
*
書評会の組織:「Gareth Austin and Kaoru Sugihara eds., Labour-Intensive Industrialization in
Global History (1)」GRIPS 新学術領域経済発展径路班
第 4 回会合(基盤研究B「戦後
アジアの経済発展の環境史的研究」と共催)、京都大学、2013 年 11 月 7 日。
*
書評会の組織:「Gareth Austin and Kaoru Sugihara eds., Labour-Intensive Industrialization in
Global History (2)」GRIPS Economic History Seminar (Emerging States Project), GRIPS, 24th
December 2013.
3.
助成金等による研究
研究代表者
*
科学研究費助成事業(基盤研究(B))、研究期間
日(予定)課題番号
2012 年 4 月 1 日~2015 年 3 月 31
24330109、「戦後アジアの経済発展の環境史的研究-資源・エネル
ギー貿易の構造分析を中心に」
*
科学研究費助成事業(新学術領域研究)、研究期間
2013 年 6 月 28 日~2018 年 3 月
31 日(予定)課題番号
25101005、B01 班「新興国における経済発展経路の国際比較」
研究分担者
*
*
2013 年 6 月 28 日~2018 年 3 月
科学研究費助成事業(新学術領域研究)、研究期間
31 日(予定)課題番号
25101001、「新興国の政治と経済発展の相互パターンの解明(研
究代表者
政策研究大学院大学)」
園部哲史
科学研究費助成事業(基盤研究(S))、研究期間 2010 年 5 月 31 日~2015 年 3 月 31
日(予定)課題番号 22221010、「東南アジア熱帯域におけるプランテーション型バイオ
マス社会の総合的研究(研究代表者
*
石川登
京都大学)」
科学研究費助成事業(基盤研究(A))、研究期間
日(予定)課題番号
24243045、「世界貿易の多元性と多様性―「長期の 19 世紀」アジア
域内貿易の動態とその制度的基盤(研究代表者
*
一橋大学)」
2012 年 4 月 1 日~2016 年 3 月 31
24310185、「現代インドにおける多様性接合型の発展径路とデモク
ラシー―総合的・長期的視点から(研究代表者
*
城山智子
科学研究費助成事業(基盤研究(B))、研究期間
日(予定)課題番号
2012 年 4 月 1 日~2016 年 3 月 31
田辺明生
京都大学)」
京都大学東南アジア研究所「東南アジア研究の国際共同研究拠点」「生存基盤指数の再
検討-持続型生存基盤パラダイムの国際的発信に向けて-」研究期間
日~2015 年 3 月 31 日 (予定)(研究代表者
4.
教
佐藤史郎)
育
(1)
*
(2)
*
5.
2013 年 4 月 1
講
義
博士課程「Advanced Global Economic History」
その他
新学術領域の研究代表者として総括班会議などへ出席
管理・運営への関与
(1)
委員会
* 国家建設と経済発展プログラム・コミティー
(2) その他
*
6.
GRIPS 図書館蔵書の選書(経済史
年 2 回)
社会的貢献(A)
(1)
他大学・研究所等における活動
①
非常勤講師
*
2013 年 4 月-2014 年 3 月東京大学大学院経済学研究科・経済学部非常勤講師(前期は
「アジア経済史」(学部講義:2 単位)、後期は「Global Economic History」(学部・大
学院合併講義:2 単位)
*
2013 年 8 月サマーセッション(集中講義)龍谷大学経済学部「グローバル・ヒストリー」
(客員教授として:2 単位)
②
その他
*
Member, Editorial Advisory Board, Journal of Global History, Cambridge University Press.
*
2013 年 4 月-2014 年 3 月
京都大学東南アジア研究所客員教授
*
2013 年 4 月-2014 年 3 月
龍谷大学経済学部客員教授
*
2013 年 4 月-2014 年 3 月
龍谷学大学人間・科学・宗教総合研究センター附属 現代イ
ンド研究センター拠点研究員・拠点構成員
*
小林篤史君(京都大学大学院アジア・アフリカ研究科:5 年間一貫の博士課程の後期の
3 年間の指導教育を務めた)が平成 26 年 3 月に博士号を取得し、独立行政法人日本学
術振興会より育志賞を受賞。京都大学客員教授としての仕事の一部。同年 4 月より政策
研究大学院大学客員研究員に着任。
*
元東京大学経済学部杉原ゼミの川嶋稔哉君(東京大学大学院修士課程 1 年生)と上西啓
君(学部 4 年生)を 2013 年度も継続して個人指導。上西君は卒業論文が特選論文(東
京大学経済学部で特に優れている卒業論文を対象に、特選論文として表彰する制度)に
(2)
選ばれ、東京大学大学院に合格。
財団法人等における活動
役員,委員会
*
*
(3)
7.
第 56 回日経・経済図書文化賞審査委員
二十一世紀文化学術財団平成 25 年度学術奨励金審査委員
学会等における活動
*
日本学術会議経済学委員会委員
*
人間文化研究機構地域研究推進委員会現代インド地域部会専門委員
*
日本学術会議会員
*
日本学術会議国際協力委員会副委員長
*
2013 年 5 月-
*
2013 年 8 月- 日本学術会議「フューチャー・アースの推進に関する委員会」副委員長
社会経済史学会顧問
社会的貢献(B)
(1)
ジャーナリズムでの発言(活字メディア)
* (日経・経済図書文化賞 選評)「沢井実『近代日本の研究開発体制』」日本経済新聞、
2013 年 11 月 3 日
(2)
*
講演会, 座談会, 会議出席
2013 年 10 月、12 月、2014 年 1 月
Future Earth 検討ワークショップ出席 Future Earth
検討ワークショップ事務局(独立行政法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発
センター(RISTEX)内)