区画整理事業に関する工事の特記仕様書

区画整理事業に関する工事の特記仕様書
1.本仕様書は焼津市の発注する区画整理事業に関する工事に適用する。
2.出来形、品質等管理基準について
本工事は、「土木工事共通仕様書」及び「土木工事施工管理基準」に基づ
き施工し、上記に記載ない事項については別紙(出来形、品質等)管理基準
により行うものとする。工事完了後の出来形管理は請負者の責任において行
い、工事完成時に提出すること。
3.工事用(街区点、画地点等)杭(以下「杭」という。)について
杭は発注者が指示するものとし、発注者が指示するために測設された杭は
発注者、請負者及び測量業者により杭の確認を行うものとする。確認後、工
事期間中の杭は請負者が適切に管理すること。
また、請負者は、発注者が指示する杭以外の杭を必要とする場合は、請負
者の負担にて対応すること。
4.整地工事について
請負者は、現況地盤高等の事前測量を行い、その結果を担当監督員に報告
し、丁張設置後、担当監督員の立会いを依頼すること。
宅地整地の盛土材質は山土または同等品以上とする。(再生盛土材の使用
は避けること。)
5.関連工事(水道・ガス・中部電力及びNTT等)との調整を、担当監督員
と協議し速やかな工事の進捗を図ること。
6.工事の安全を確保するため、
「労働安全衛生法」、
「労働基準法」及び「建設
工事公衆災害防止対策要綱」等の関係法令を厳守しなければならない。
品質管理基準
1.整地工の品質管理基準は、道路土工(埋戻し土工を含む)を準拠する。
・現場密度の測定
(試験方法)
最大粒径≦53mm JISA1214(砂置換法)
最大粒径>53mm 「舗装試験法便覧」
(規格値)
最大乾燥密度の85%以上、その他設計図書による。
(試験基準)
1000㎥につき、1回(3箇所)。但し、土量が5000㎥未満の工事は、
1工事当り3回以上、1000㎥未満の工事は1回以上。
施工した盛土材料中に、室内の基準締固め試験における制限粒径により大き
な礫が含まれる場合には、その量(混礫率)に応じて最大乾燥密度の補正を行
う。
または、その他の試験方法「RI計器を用いた盛土の締固め管理要領」
(案)
の路体工による。
・プルーフローリング
(規格値)
支持力の均一性を照査し、不良箇所のないことを確認すること。
(試験基準)
締固め完了後、全幅、全区間について実施する。
写真管理基準
1.(撮影箇所)
整地工の品質管理写真は、道路土工を準拠し、巻出し厚(仕上がり厚30㎝)
は巻出し時各測点毎とする。
整地工の出来形管理写真は道路土工関係を準拠する。
1)出来形管理基準及び規格値
工 種
測
定
項
目
(単位mm)
規格値
±30
基準高 ▽
基準高、幅は、延長
40mごとに1箇所
±25
幅
測 定 基 準
W,W1,W2
道路工
の割とし基準高は道
路中心線及びその端
部で測定する。
延長
L=10m
-20
10m≦L<100m
-50
L≧100m
路線毎
-100
±30
施工延長40mにつ
き1箇所、延長40m
基準高 ▽
以下のものは路線毎
につき2箇所。
側溝工
延長
L<10m
-20
10m≦L<100m
-50
L≧100m
路線毎
-100
偏位 l (ずれ)
±15
路線毎
街区(画地)点のずれ d
±20
各街区(画地)点毎
測
定
箇
所
摘
要
2)出来形管理基準及び規格値
工 種
測
定
項
目
整地工
(単位mm)
規格値
+50
測 定 基 準
測
定
1測点毎
(盛土の場合)
+50
1測点毎
(掘削の場合)
+50
施 工 延 長 40 m につ
0
き1箇所、延長40m
箇
所
0
基準高 ▽
水止め壁
(現場打
擁壁工)
基準高 ▽
以 下 の も のは 路 線毎
につき2箇所。
(プレキ
ャスト擁
壁工)
延長
L<10m
-20
10m≦L<100m
-50
L≧100m
路線毎
-100
偏位 l (ずれ)
±15
路線毎
街区(画地)点のずれ d
±20
各街区(画地)点毎
複数路線または1路線であっても施工区間が複数となっている場合は、各路線または施工区間を出来形管理の対象とする。
摘
要
3)出来形管理基準及び規格値
工 種
測定項目
規格値
排水路
[本設置時]
マンホール
H2=計画高
設置工
(単位mm)
測定基準
マンホール毎に
測
定
箇
所
測定方法
レベル測量
摘
要
(蓋を仮設置し高
さ調整をモルタル
基準高
-30
(H1)
+30
基準高
-30
(H2)
+30
[仮設置時]
H2’=計画高-調整モルタル高
基準高
-30
(H1)
+30
基準高
-20
(H2’
)
+20
により行わない場
合は仮設置時の基
準高を適用する。
)
4)出来形管理基準及び規格値
(単位mm)
この基準及び規格値は、表層工等を未施工のままで完了する舗装工の場合に適用するものである。
規
工
種
格
値
測定項目
測
定
基
準
個々の測定値
粒
度
調
整
路
盤
基準高
±30
基準高、幅は、延長40mごとに、1箇所の割とし、基準高は、道
幅
-50
路中心線及びその端部で測定する。
基準高
±30
基準高、幅は、延長40mごとに、1箇所の割とし、基準高は、道
幅
-50
路中心線及びその端部で測定する。
基準高
±30
基準高、幅は、延長40mごとに、1箇所の割とし、基準高は、道
幅
-50
路中心線及びその端部で測定する。
基準高
±30
基準高、幅は、延長40mごとに、1箇所の割とし、基準高は、道
幅
-50
路中心線及びその端部で測定する。
工
加熱アスファルト安定処理路盤工
セメント石灰安定処理路盤工
基
層
工
※ 7.道路土工関係、7-0道路工の規格値を準用する。