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光散乱式デジタル粉じん計操作ガイド
A)【POWER】キーを 1 秒以上押すと電源が入り、10 秒間のエージング動作ののち操作可
能となります(エージングとは、準備運動みたいなもの)
。
B)キャリブレーションを行います(キャリブレーションとは精度調整のこと)
。
①ゴムキャップをインレット(正面の空気取り入れ口)に取り付けます。
②【MENU】→「CALIBRASION」→「BACK GROUND」を選択します。
③感度チェックつまみを「ZERO」側にします。
④【START】キーを押してキャリブレーションを開始します。
⑤【MENU】→「CALIBRASION」→「SPAN CALIBRASION」を選択します。
⑥感度チェックつまみを「FULL」側にします。
⑦【START】キーを押してキャリブレーションを開始します。
⑧感度チェックつまみを「ZERO」側にします。
C)機器に付いている簡易マニュアルには「K 値の測定」と記されていますが、これは省略
して大丈夫です(K 値とは質量濃度変換係数のこと)。
D)測定時間を選択します。
①【MENU】→「MODE」→「STD.SET」を選択します。
②現在は「01min(1 分)
」になっています。
E)測定を開始します。
①ゴムキャップを機器上部のクリーニング空気口に取り付けます。
②【START】キーを押して測定を開始します。
(測定残り時間は液晶画面にグラフ表示されます)
。
③終了後【㎎⋰㎥】キーを押して質量濃度を表示させます。
厚生労働省による「職場における喫煙対策のためのガイドライン」では、この質量濃度(浮
遊粉じん量)を 0.15mg/㎥ 以下と定めています(風速は、非喫煙所から喫煙室に向かう空
の流れを 0.2m/s 以下とすること)
。
F)測定ポイントが複数の場合、
(A)~(D)は省いて(E)から測定を続けてください。
G)すべての測定が終了したらゴムキャップをインレット側に取り付け、【POWER】キー
を 2 秒以上押して電源を切ってください。