コンピュータと論理A 第6回 2015年5月20日 App Inventorによる Androidアプリ開発方法を学ぶ 1 今回の授業内容 • • • • • • スマートフォンのアプリ開発とは 素材を用意する App Inventor2でおみくじを作る エミュレータで実行する 実機で実行する おみくじを改良する 2 スマートフォンのアプリ開発とは 3 スマートフォンのアプリ開発の 魅力 • 通話,GPS,カメラといった,スマートフォン ならではの機能 • 傾き・加速度・明るさ・圧力・温度などの 各種センサ • 優れた携帯性 • 容易な操作性 これらを活かしたアプリを制作可能 作品を公開し評価される「場」がある 4 スマートフォン用アプリの 開発方法 • ウェブアプリ – iPhone/Android共通 • JavaScript • ネイティブアプリ – iPhone • Objective-C – Android • Java • App Inventor 5 アップ インベンター App Inventorによる開発の特徴 • ソースコードを一切書かない • Webブラウザ上で作成(要ネット環境) – Chrome○/Firefox○/IE× • 「デザイナ」で画面を作る 「ブロックエディタ」で動作を決める だけ • もちろんつくったアプリは実機で動かせる • 自分のウェブサイトで公開(配布)することも GooglePlayで公開することも可能 6 Javaのプログラム(ソースコード)の 例:おみくじ package com.example.pazzle; import import import import import import import import import import import import import case 4: text ="大凶"; break; default : text = "凶"; break; } myTextView.setText(text); android.os.Bundle; android.annotation.SuppressLint; android.app.Activity; android.view.View; android.view.Menu; android.view.MenuItem; android.widget.Button; android.widget.TextView; java.util.Date; java.util.Random; java.lang.Integer; java.lang.String; android.support.v4.app.NavUtils; } @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.activity_main); myButton = (Button)findViewById(R.id.button1); myTextView = (TextView)findViewById(R.id.textView1); // myButton.setOnClickListener(this); public class MainActivity extends Activity { Button myButton; TextView myTextView; } public void changeText(View theButton){ Random rand = new Random(); String text = "test"; switch((int)rand.nextInt() % 5){ case 1: text = "大吉"; break; case 2: text = "中吉"; break; case 3: text ="小吉"; break; public void onClick(View view){ //changeText(); } @Override public boolean onCreateOptionsMenu(Menu menu) { getMenuInflater().inflate(R.menu.activity_main, menu); return true; } } 7 アップ インベンター App Inventorでできること • 基本 – 文字や画像の表示 – 文字の入力やボタン、チェッ クボックスなどのUIの作成 – 簡単なデータの保存 • メディア – カメラの起動やフォトギャラ リーへのアクセス – 音声ファイルや動画の再生 • アニメーション – 円や画像のアニメーション • センサー • ソーシャル – – – – – 電話帳へのアクセス 電話をかける SMSを送る ウェブへのアクセス Twitterへの連携 • その他 – – – – – 他のAndroidアプリとの連携 バーコードスキャナー Bluetoothによる通信 音声認識 音声合成 – 加速度センサー – GPSなどによる位置情報の取得 8 アプリづくりの手順 1. 「デザイナ」で見た目をつくる 2. 「ブロックエディタ」で動きをつくる 3. エミュレータで動作確認を行う 4. スマホまたはタブレットにインストール して動作確認する 9 素材を用意する 10 画像をダウンロードする 11 画像をダウンロードする 12 画像をダウンロードする ①画像の上で右クリック ② 13 画像をダウンロードする 「omikuji_case」 14 ここからとりあえず3つ選んで 15 同様にダウンロードする 16 ファイル名の変更は不要 17 APP INVENTOR2でおみくじを作る 18 App Inventor2のサイトへ 19 Chromeを起動して Googleアカウントでログインする 20 21 22 23 24 25 新しいプロジェクトをつくる 26 プロジェクトに名前をつける 今回は「Omikuji」 27 1.「デザイナ」で見た目をつくる 28 コンポーネント 配置した部品一覧 ビューア アプリの画面 プロパティ 部品の詳細設定 パレット 使える部品一覧 メディア アプリで使うファイル一覧 29 アプリのタイトルを変える 「おみくじ」 30 Canvasを配置する 31 omikuji_case.pngをアップロードする 32 omikuji_case.pngをアップロードする 33 omikuji_case.pngをアップロードする 34 omikuji_case.pngをアップロードする 35 omikuji_case.pngをアップロードする 36 Canvas1のBackgruondImageに omikuji_case.pngを設定する 37 Canvas1のBackgruondImageに omikuji_case.pngを設定する 38 Iconにomikuji_case.pngを設定する 39 続いて他の画像も同様にアップロードする 40 続いて他の画像も同様にアップロードする 41 続いて他の画像も同様にアップロードする 42 「ブロックエディタ」を起動する 43 2. ブロックエディタで動きをつくる 44 キャンバスがクリックされたら 45 キャンバスがクリックされたら 46 画像を変更する 47 画像を変更する 48 画像を変更する 「omikuji_daikichi.png」 49 エミュレータで実行する 50 アプリを生成してPCに保存する 51 エミュレータの中にアプリを移す 52 エミュレータの中にアプリを移す 53 エミュレータの中にアプリを移す コピー 54 エミュレータの中にアプリを移す ①Windows8_OS ②Windroy ③windroy_root ④data の順に左の をクリック 55 エミュレータの中にアプリを移す ②貼り付け ①appをクリック 56 エミュレータを起動する 57 作ったアプリを起動する 58 タップして画像が変われば成功 59 おみくじを改良する 60 2種類の結果が出るようにする • ランダムな数(=乱数)を生成する • 乱数の値によって表示画像を変える 61 ランダムな数(=乱数)を生成する 62 乱数の値によって表示画像を変える 63 おみくじをさらに改良する • 3種類以上の結果が出るようにする • 1回引くごとにおみくじ入れの画像に 戻るようにする 64
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