2014 年、大阪は児童虐待が過去最多(前年比6 割増、1798 人増の 4816 人) 。なかでも「心理的虐 待」が 2933 人で最も多く、そのうちDVが背景に あるのは 2183 人で、子どもの目の前で配偶者に暴 力を振るうDVによる虐待が増加している。身体的 虐待は目に見えるが、心理的虐待は問題意識を持っ ていなければそのサインに気づきにくい。子どもか ら助けを求めることがまれな虐待を、教員がより早 く発見し子どもや保護者に適切な対応ができるた めに、どのような虐待が家庭で起こり、そのサイン はどのようなものか、そしてそれに気づいた時の対 応はどうすればいいのか。 DVに限らず、虐待の現状と背景、対応を具体的に 学ぶだけでなく、虐待予防の取組についても理解 し、最も身近な存在である家族に虐待を受けている 子どもたちに学校は何ができるかを考える。 講師:竹之下雅代(たけのした まさよ) ( ウィメンズカウンセリング京都 ) 都 ) フェミニストカウンセラー。DV相談支援センターや保健所等で、暴力・虐待被害女性や子どものエンパワメントのため、 カウンセリングやグループワーク、子育て支援に関わっている。被害当事者や子どもたちの語りと意見表明をサポートし、 代弁擁護活動も行っている。 共著『フェミニストカウンセリングの実践』 対談:子ども世代当事者( 講師:岡本 正子(おかもと DV子どもサバイバー Y ) まさこ) ( 大阪教育大学 教育学部特任教授 ) 児童精神科医師。大阪府こころの健康総合センター、大阪府中央子ども家庭センターなどを経て、2004 年から大阪教 育大学教育学部で教員養成に携わっている。 また近年は、 「子ども虐待防止の実践力を養成する教員養成のあり方」や 「イギリスにおける Safeguarding in school」 など、学校における虐待を受けた子どもへの対応や支援をテーマに実践研究を行っている。 学校教員対象 13:00~14:20【講義と対談】 DV家庭におこる児童虐待~DVの概要と虐待~ DV家庭で育ち、当事者である子どもの声を聞き、実態を知る。 14:30~17:00【講義と意見交流・質疑応答】 虐待の現状と背景について知り、子どもやその親などへの対応を学ぶ。 ★終了後、希望者にはライブラリーツアーを行います。 ◆対 象: 大阪府内の小学校・中学校・高等学校・支援学校教職員 ◆定 員: 各 50 名(先着順) ◆会 場: ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)特別会議室(5F) ◆主 催: 大阪府 ◆後 援: 大阪府教育委員会 ◆申込方法: ◆参加費: 無料 ◆企画・運営:ドーン財団(一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団) チラシ裏面の申込書にご記入の上、FAX でお送りください ドーン財団(一般財団法人 FAX:06-6910-8624 大阪府男女共同参画推進財団)あて 学校教職員のための研修プログラム 「DVなど虐待のある家庭で育つ子どもたちの現実と対応を知る ~学校が被虐待児童・生徒にできること~」 (ふりがな) 氏 名 所 属 住所 〒 連絡先 TEL FAX(返信先) ( ) ( ) このテーマで興味・関心のあること、知りたいこと、講師への質問など その他 ※なお、申込みにあたってお預かりする個人情報は、本講座以外の目的で使用する事はありません。 【申込み・問い合わせ】 〒540-0008 大阪市中央区大手前 1-3-49 ドーンセンター (大阪府立男女共同参画・青少年センター) ドーン財団(一般財団法人 大阪府男女共同参画推進財団) TEL:06-6910-8615 / FAX:06-6910-8624 URL:http://www.dawncenter.or.jp http://www.ogef.jp E-mail jigyo@dawncenter.or.jp 休館日:月曜日、祝日及び振替休日
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