(同意書の記載事項に関する補足資料) 将来返上とは 解散は、まず将来返上を行います。厚生労働大臣の認可を得ると、認可日以降、基金の代行部分を賄う ための掛金は、厚生年金保険料として国に納めます。 基金の代行部分について、将来返上の申請を行い認可されると、認可日以降の基金の代行は停止されま す。それに伴い、基金の基本標準掛金(代行相当分)は、厚生年金保険料として国(年金事務所)へ納め ることになります。たとえば、認可日が11月1日の場合、基本標準掛金(賞与標準掛金)は10月分(11月 末納付)まで基金に納めます。11月分(12月納付)からは基金ではなく、国(年金事務所)に厚生年金保 険料として納めることになります(下図参照) 。 基本標準掛金(賞与標準掛金)以外の掛金は、将来返上後も基金に納めます。また、認可日以後の厚生 年金保険料は新たに納めるのではなく、これまで基金に納めていた基本標準掛金を振り替えるだけなの で、基金の掛金と厚生年金保険料の総額としては将来返上前後で変更ありません。 また、加入員様個人のご負担総額も変更ありません。 なお、認可日前に納めていた掛金は、代行部分の年金資産として基金で保有しています。過去返上(解 散)の認可を得るまで、将来返上認可日以前の加入員期間に対応する基本年金は引き続き基金が給付しま す。 ■11月1日に将来返上の認可をうけた場合の掛金納付の取り扱い 将来返上 平成27年11月 過去返上(解散) 平成28年11月 事務費掛金(全額事業主負担) 事務費掛金(全額事業主負担) 加算標準掛金(全額事業主負担) 加算標準掛金(全額事業主負担) 加算特別掛金(全額事業主負担) 加算特別掛金(全額事業主負担) 基本特別掛金(全額事業主負担) 基本特別掛金(全額事業主負担) 1.5 / 1000 4 / 1000 厚生年金基金に 納める掛金 8 / 1000 15 / 1000 1.5 / 1000 4 / 1000 8 / 1000 15 / 1000 10月分(11月末納付)までの基本標準掛 金は基金へ納め、 11月分 (12月末納付) か ら、厚生年金保険料として国へ納めるこ とになります。 基本標準掛金 37 / 1000 (事業主・加入員折半負担) ※厚生年金の一部を基金が代行 国︵年金事務所︶ に 納める保険料 178.28 / 1000 137.74 / 1000 141.28 / 1000 厚生年金保険料 (事業主・加入員折半負担) 181.82 / 1000 厚生年金保険料 (事業主・加入員折半負担) 厚生年金保険料 (事業主・加入員折半負担) 7月分 8月分 9月分 10月分 11月分 12月分 8月分 9月分
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