平成26年度 社 会 福 祉 法 人 柏寿会 福光園グループホーム フクちゃんハウス 事業所番号 0370900573 〒 021-0901 一関市真柴字岩ノ沢91-19 TEL 0191-31-2500 FAX 0191-31-2501 1 沿 革 社会福祉法人柏寿会が平成15年度施設整備事業により、利用定員9名・常勤職員9名 の体制で事業を開始。施設併設型として、特別養護老人ホーム福光園アネックス・デイサ ービス・福光園居宅介護支援センター・福光園在宅介護支援センターが併設されている。 2 事業の目的 日常生活を通じて、入居者個々の機能を活かし、その人らしさを引出し、気づきの大切さを共有し、共 同生活としての意図を理解しながら安心して暮らせる場の提供を支援する。思いの尊重を生活支援に取 り入れ、身体表現へと繋げられるよう支援する。思いやり、感謝、笑顔を大切にし相互の協力者として支 援してきました。家族、地域の方々と共に支え合い、明るい生活の場となれるよう努めてきました。 3 本年度の事業実施内容 入居者個々の思い、気づきを大切にし、その人らしく生活して頂く為のプロセスを構築すると共に、 機能活用から、自信、喜びを身体表現へと繋げる支援と共に、入居者個々の思いから、その人らし さを大切にし安心した生活が送れるよう支援する。又、家族、地域の方々と協力、助け合いから、人 と人との繋がりの関係性を大切にすると共に、生活、精神的安定が図れるようケアの提供に努める。 ・入居者個々の分析とニーズを把握し、個別ケア計画を作成し実施。 ・提供したサービスの評価・見直しを家族、利用者同席の基実施し今後のサービスへの同意を求めている。 ・運営推進会議の実施。(2ケ月毎、年6回実施) ・家族協賛による敬老会。(地域の方々の参加) ・外部評価実施。(隔年申請にて本年度受査) ※ 指摘事項なし。 ・日々の個人の健康チェック・投薬・通院等による健康管理の実施。 ・入居者家族への報告・連絡・相談の実施。 ・毎月(フクちゃんハウスたより)発行にあたり、入居者の生活情報の提供。 ・家族へ面会・外出・外泊の場の提供。 ・入居者の金銭管理を帳簿にて管理し、各家族への報告・確認書記載実施。 ・サービス情報の公表制度の実施。(本年度は書類提出のみ) ・外部研修参加。ホーム内研修実施。 ・避難訓練実施。(行政、地域、家族様の参加もあり) ・職員会議での現状報告・確認とサービスの質の向上に向けた取り組み方法の実施。 ・かかりつけ医への相談実施。 ・実習受け入れ実施。 ・入居者誕生会の実施。(個別支援の強化) ※ 家族の協力の基故郷訪問の実施。 ・家族様との交流会の実施。(バイキング、芋煮会、納涼会) ・ボランティア(二人会) 毎月1回実施。(昼食作り) ・ボランティアによる慰問。 ・園児との交流 1 4 目標に対する評価 ① 認知症の理解、医療に関する専門的知識の習得に努める。(職員個々が、常にキャリアアップを目 指し、意欲を持って業務に取り組む) → 職員個々が年1回は外部研修に参加している。職員会議を通じて報告し情報の共有に努めました。 毎月職員会議を利用して内部研修(各委員会からの資料提示、研修会等)を行い、知識の習得を 図りました。 ② 日常生活の中で、思いやり、感謝の気持ちを忘れずに、笑顔を大切にし、入居者、職員が共に歩ん でいける環境を作る。 → 共同する上で共に支え合い、刺激性を求め合いながら生活されています。出来る事を大切にしな がら日々の生活をどうコントロールしていくかという事が上手くリズム化になっています。共に共有し 話す事での安心感から、視点、視野が広がり双方としての気持ちの理解度が高まり、第2の我が家 として暮らしていける支援を提供しました。 ③ 日常生活の中で、入居者個々の潜在能力と、その人らしさを引出し、気づきの大切さを共有し 共同生活する上での相互の助け合いから、自身としての身体表現に繋げられるよう支援する。 → 入居者一人ひとりの状態を把握する事で、その方の要求や訴えが、言葉にならなくても動作や、 表情で理解する事が出来るようになってきている。そこから、安心した生活へと繋げる事が出来る よう支援しました。 ④ 家族、地域の方々との繋がりを大切にし、共に支え合い、明るい生活の場を提供する。(季節事の行 事を通じてホームでの生活を理解して頂き、信頼関係を築ける場を大切にする) → 年間を通じて家族、地域の方々との交流も行えました。行事にも参加して頂いたりと事業所としての あるべき姿の理解と相互の共有も図れました。家族同士の繋がりや情報共有も図れるようになり、 地域の方々との交流にも結びついている。 5 ま と め 事業開始11年が経過しました。母体施設・在宅事業所等の御協力のもと、大きな事故もなく過ごす事が 出来ました。 家庭的な環境の中で、入居者一人ひとりが思い思いの生活を送って頂き、終の棲家と思って安心した 生活を送って頂けるよう支援して参りました。 入居者の行動、表情、その場の状況から言葉にならない思いを汲み取り、対応していけるよう、職員 同士の情報の共有、又、連携を密にし入居者に対する理解を深め、負担軽減へと繋げていけるよう取り 組みました。誕生日を利用した個別支援、外出支援も定着しつつあり、家族様の御協力で里帰りの支援 も行われております。 年々、老年化が進み、又、認知症の進行も有りますが、今出来る事を生活の中で維持、継続し活気あ る生活を送っていけるよう、入居者の方々に合わせてケアしていく事が大切です。その為にも、職員のケ アに対する意識を高め、目標を持ち前向きに進んでいく事が必要とされます。共に助け合い、支え合い、 その人らしい生活を大切にし、信頼関係を構築していけるよう今後も取り組んで参ります。 2 資料2 行 事 報 告 年 月 日 行 事 内 容 平成 26 年 4 月 平成 26 年 4 月 24 日 誕生会 平成 26 年 5 月 平成 26 年 5 月 10 日 母の日 平成 26 年 5 月 14 日 ボランティア(二人会) かき揚げそば、かぼちゃ煮、ヨーグルト提供 平成 26 年 5 月 20 日 誕生会(イオンにて買い物、食事、ドライブ) 平成 26 年 5 月 21 日 慰問(アンサンブル玲) 慰問者7名 平成 26 年 6 月 10 日 誕生会 ※家族様来訪され一緒に行う。 平成 26 年 6 月 18 日 ボランティア(二人会) 焼きおにぎり、豚汁提供 平成 26 年 6 月 29 日 バンキング交流会(家族交流) 家族参加者11名 平成 26 年 7 月 平成 26 年 7 月 10 日 第二回運営推進会議 参加者17名 平成 26 年 7 月 10 日 避難訓練(一関市職員、地域、家族様と共に実施)※消防都合により立ち合いされず 平成 26 年 7 月 16 日 雑巾寄贈(一関市立南小学校へ) 雑巾100枚 入居者3名、職員2名 岩手日日取材あり 平成 26 年 7 月 26 日 福光園アネックス夏祭り見物 平成 26 年 7 月 30 日 誕生会(食事・・伊吹にて、ドライブ) 平成 26 年 8 月 1~3日 一関夏祭り見物 平成 26 年 8 月 平成 26 年 8 月 20 日 ボランティア(二人会) いなり、豚汁、いとこ煮提供 平成 26 年 8 月 29 日 夜間非常招集訓練、避難訓練(夜間想定) 平成 26 年 8 月 30 日 納涼会(家族交流) 家族参加者11名 平成 26 年 9 月 2 日 誕生会(ドライブ) 平成 26 年 9 月 7 日 真滝13、14民区運動会見物 入居者2名 職員1名 平成 26 年 9 月 10 日 ボランティア(二人会) おはぎ、お吸い、お浸し提供 平成 26 年 9 月 11 日 第三回運営推進会議 参加者18名 平成 26 年 9 月 21 日 敬老会(デイサービスにて) 地域3名 家族12名参加 平成 26 年 10 月 平成 26 年 10 月 11 日 誕生会 ※本来であれば10/5であるが、退院間もない為ずらしている 平成 26 年 10 月 25 日 入居者インフルエンザ予防接種(アネックスにて) 全員接種 平成 26 年 10 月 29 日 誕生会(外食、ドライブ) 平成 26 年 11 月 1 日 一関市立南小学校文化祭見物 入居者2名、職員2名 平成 26 年 11 月 2 日 芋の子会(家族交流) 家族参加者8名 平成 26 年 11 月 7 日 誕生会 平成 26 年 11 月 12 日 ボランティア(二人会) 豆腐団子汁、お浸し、リンゴ煮提供 平成 26 年 11 月 13 日 第四回運営推進会議 参加者13名 平成 26 年 11 月 13 日 火災通報訓練、煙体験 ※ 家族、地域、行政参加の基実施 平成 26 年 12 月 10 日 ボランティア(二人会) ちらし寿司、お浸し、お吸い提供 平成 26 年 12 月 11 日 慰問(龍澤寺こども園) 園児39名 岩手日日取材有り。 平成 26 年 12 月 14 日 慰問(蜂美会) 慰問者8名 9 8 9 2 8 日 ボランティア(二人会) おはぎ、お浸し、お吸い提供 日 第一回運営推進会議 参加者18名 日 ボランティア(二人会) そうめん、お浸し提供 日 真柴三社連子供神輿見物 日 ボランティア(二人会) 焼きおにぎり、豚汁提供 4 年 月 日 行 事 内 容 平成 26 年 12 月 24 日 慰問(アンサンブル玲) 慰問者6名 平成 27 年 1 月 平成 27 年 1 月 14 日 ボランティア(二人会) 団子汁、お浸し提供 平成 27 年 2 月 平成 27 年 2 月 11 日 ボランティア(二人会) 焼きおにぎり、豚汁提供 平成 27 年 3 月 平成 27 年 3 月 11 日 ボランティア(二人会) おはぎ、お吸い、お浸し、リンゴ煮提供 平成 27 年 3 月 13 日 第六回運営推進会議 参加者13名 平成 27 年 3 月 25 日 避難訓練(昼間想定) 平成 27 年 3 月 26 日 慰問(アンサンブル玲) 慰問者8名 平成 27 年 3 月 28 日 誕生会 ※ 3/26 自宅へ外出(家族でお祝い) 平成 27 年 3 月 30 日 誕生会 平成 27 年 3 月 31 日 避難訓練(夜間想定) 8 3 3 日 第五回運営推進会議 参加者13名 日 節分(恵方巻き) 日 ひな祭り(ちらし寿司) 5 資料3 職 員 研 修 報 告 ( 外 部 ) 年 月 日 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 26 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 4 4 5 6 6 6 6 7 7 8 9 10 11 11 12 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 研 修 会 名 等 5 日 新しい排泄ケアセミナー(東京エレクトロンホール宮城) 19 日 骨を知るフォーラム(アイーナ) 12 日 介護記録スキルアップ研修会(アイーナ) 10~11日 平成26年度岩手県介護支援専門員専門研修Ⅰ(アイーナ) 16 日 岩手県認知症高齢者GH協会定例会(アイーナ) 19 日 平成26年度指定地域密着型サービス事業所集団指導会(一関市役所) 24、27日 平成26年度岩手県介護支援専門員専門研修Ⅰ(アイーナ) 29、30日 平成26年度岩手県介護支援専門員専門研修Ⅰ(岩手県産業会館) 30 日 「認知症」正しい知識と最新治療・効果的ケア(一関市役所) 19 日 岩手県認知症高齢者GH協会定例会(アイーナ) 26 日 岩手県認知症高齢者GH協会両磐ブロック研修会(川崎公民館) 28、29日 岩手県認知症介護サービス事業管理者研修(盛岡市勤労福祉会館) 18 日 平成26年度両磐ブロック職員研修会(ベリーノホテル) 25 日 岩手県認知症高齢者GH協会第9回実践報告会(アイーナ) 6 日 岩手県認知症高齢者GH協会両磐ブロック研修会(マリアージュ) 参加者等 伊藤 香遥 阿部 梨沙 佐藤 容子 佐藤 容子 高橋 範文 高橋 範文 佐藤 容子 佐藤 容子 岩渕 歩美 高橋 範文 松岡 恵美 千葉 彬 阿部 梨沙 高橋範文、佐藤容子 伊藤 香遥 ( 内 部 ) グループホーム内において以下のような勉強会を行っている ◎ 各マニュアル一覧の見直しについて ・ 食事マニュアル ・ 感染症マニュアル ・ 入浴マニュアル ・ 事故対策マニュアル ・ 排泄マニュアル ・ 言葉マニュアル ・ 食中毒マニュアル ・ 緊急マニュアル ◎ カンファレンス実施(家族様を交えて・・年2~3回) (毎月職員会議時実施) ◎ ケアプラン個人月別評価について ◎ 認知症ケアに関わる勉強会(職員会議時実施) (内部研修) 1 2 3 4 5 6 7 6 7 8 9 10 11 13 認知症ケアの基本的理解、コミュニケーションは納得の為のプロセス、熱発について 4/28 老人食、浮腫、高齢者虐待防止法、GHの事故防止、法令遵守、認知症と睡眠障害について 5/25 認知症を良く理解する為の9大法則・1原則、老人食について 6/26 事故防止策は何から手をつければよいか、脱水症と熱中症、水虫について 7/24 排泄、認知症の人とのコミュニケーションのポイントについて 8/27 認知症の人の心理的ニース゛、バランスの摂れた食事、冷え症について 9/25 認知症の行動・心理症状(BPSD)、老人性皮脂欠乏症について 10/25 認知症の人の心理的ニース゛、バランスの摂れた食事、冷え症について 9/25 認知症の行動・心理症状(BPSD)、老人性皮脂欠乏症について 10/25 認知症の人の心理的特徴の理解、下剤服薬、インフルエンザについて 11/26 認知症に見られる中核症状と対応について 12/26 全てを知らなくても理解はできる、口腔ケアの必要性について 1/26 心肺蘇生の手順、介護をする・される関係(非日常的な関係)について 2/24 高齢者を理解する為に、メマリー錠、軟膏について 3/25 6 (訪問) 1 実地指導監査 7/24 一関広域行政組合介護保険課職員3名来訪 2 外部評価 10/6 調査員2名来訪 3 介護相談員来訪 10/9 (法人内研修、会議) 1 法人全体会議 4/28、10/20 2 苦情解決委員会 5/19、8/7、11/17、2/17 3 記録の書き方 9/30 職員3名参加 (講師) 1 平成26年度ヘルパーステーション研修会 8/6 認知症の理解について 講師 高橋 範文 2 平成26年度柏寿会新人職員研修会 2/26 認知症の理解について 講師 高橋 範文 (研修受け入れ) 平成 26 年 8 月 27 日 盛岡大学2年生1名 日 盛岡大学2年生1名 平成 26 年 8 月 28 平成 26 年 9 月 3 平成 26 年 10 月 8 平成 26 年 10 月 9 平成 26 年 12 月 4 日 宮城学院女子大学2年生1名 日 平成26年度一関市職員採用職員研修2名 平成 26 年 12 月 5 日 平成26年度一関市職員採用職員研修2名 日 盛岡大学2年生1名 日 盛岡大学2年生1名 (ボランティア) 千葉 恒己 さん 菜園活動(8月で終了) 二人会 毎月郷土料理の提供 7 資料 1 利 用 者 動 向 利用者 性 年 要介護度 別 齢 入居日 通院 薬貰 理容 外出 面会 外泊 者数 退去日 備 考 更新前 更新後 E.・S 女 99 Ⅳ Ⅴ H. 17 3 3 21 9 4 3 K・S 女 88 Ⅲ Ⅲ H. 20 3 2 29 1 5 13 37 M・K 女 94 Ⅲ Ⅲ H. 22 4 16 35 3 4 4 38 I・S 女 92 Ⅲ Ⅲ H. 23 1 19 6 5 4 16 A・S 女 67 Ⅳ Ⅳ H. 24 2 15 26 12 4 34 91 T・E 女 91 Ⅳ Ⅳ H. 24 5 30 13 5 6 K・O 女 78 Ⅰ Ⅰ H. 25 1 5 12 3 4 10 70 N・C 女 98 Ⅰ Ⅰ H. 25 12 5 17 4 4 8 90 R・Y 女 89 Ⅲ Ⅲ H. 27 1 14 2 1 2 18 S・S 女 94 Ⅳ Ⅳ H. 19 4 1 36 4 3 3 12 H. 26 12 20 計 197 37 38 87 409 平均 88.4 2.9 3.0 17 20 死亡により ※ 職員・家族様が対応した件数 月 別 利 用 者 人 数 平成26年 平成27年 合計 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 9 9 9 9 9 9 9 9 8 9 9 9 107 270 279 270 279 279 267 277 270 267 265 252 272 3247 入居 者数 延べ 人数 8
© Copyright 2025 ExpyDoc