伊江小学校入学式 西小学校入学式

No.425
平成27年 4月号
入学
お
め
でと
う
伊江小学校入学式
西小学校入学式
生
の一年
ピカ
ピカ
♪
♬
村の世帯数と人口の比較(3月31日現在)
伊江小学校、西小学校の入学式が4月8日に開かれ、新1年生
昭和50年 平成7年
平成27年
(40年前)(20年前)
が希望を胸に新たな学校生活をスタートさせました。
先月比
月の
出
生児数
小学校入学式
3
今年の新入生は伊江小11人(男のみ)、西小24人(男14人・女10
世帯数
1,451
1,961
2,202
−2
人)が仲間入りしました。真新しい服に身を包んだ新入生は少し緊
総人口
6,152
5,521
4,696
− 31
0
張しながらも、校長先生のお話をしっかりと聞いていました。
男
2,937
2,733
2,371
− 15
0
4月現在の児童数は伊江小が89人、西小が149人となりました。
女
3,215
2,788
2,325
− 16
0
編集/伊江村役場総務課 〒905-0592 伊江村字東江前38 TEL0980-49-2001 印刷/(株)
ちとせ印刷
営に当たっての私の基本姿勢と主
要施策の概要を申し上げ、議員各
位をはじめ村民皆様のご理解とご
協力、ご支援を賜りたいと思いま
す。
さて、我が国においては、昨年
師走の衆議院の解散総選挙におい
て与党自公政権の圧勝により、第
三次安倍内閣による更なる経済対
策「アベノミクス」の推進と消費
税増税の延期等により景気は確実
に拡大傾向にあり、地方や国民一
人ひとりに実感できる景気回復を
望むものです。
また、未曾有の東日本大震災か
ら4年目を迎えます。国の懸命な
復旧・復興の対策の取り組みにも
かかわらず、放射線除染問題な
ど、未だに解決すべき課題が多く
道半ばであり、今なお、避難生活
を余儀なくされている被災者の一
日も早い帰還と被災地の復興を心
から願うものであります。
今般のイスラム国による、二人
の日本人拉致、殺害というテロ行
為は、我が国の国際貢献のあり方
や国際社会における平和と安全に
どのような形で寄与して行くの
か、極めて難しい選択・判断を求
められる時代が到来したと考えま
す。
県内の景気も、昨年に引き続き
観光関連に牽引され、消費関連も
好調であり、建設関連も財政支出
に支えられ堅調に推移し、今年さ
らなる景気拡大が期待されており
ます。
70
また、昨年は、何といっても「選
挙の年」、「選択の年」でありまし
た。特に、県内の統一地方選に伴
う本村の議会議員選挙は、実に
年振りの無投票当選という結果で
ありました。 月の県知事選挙で
は普天間飛行場の辺野古移設に反
対し、県外移設を求める翁長知事
が誕生いたしました。
翁長知事の就任により、平成8
年の日米合意から 年目を迎える
米軍普天間飛行場の返還移設問題
は、また、新たな局面を迎えてお
ります。
国・県の動向を注視しながら、
長年県民を巻き込み混迷を極める
この問題が解決に向け進展し、1
日も早い普天間飛行場の危険性除
去に繋がることを心から切に願う
ものであります。
70
11
19
60
このような、厳しく、不確実で
日々流動化する国内外の情勢のな
か、村では、伊江小学校・伊江幼
稚園の改築工事をはじめ、ユビキ
タスネット構築事業、伊江村救急
患者搬送船整備事業等の重点施策
の事業に取り組み、村民の医療・
福祉の増進、良好な教育環境の形
成、高度情報化時代に対応する情
報基盤整備を推進することができ
ました。
さらには、継続事業の国営地下
ダム事業や関連事業のかんがい排
水事業、農地保全事業などの農業
基盤整備も順次実施することがで
き、また、3年目を迎えた沖縄振
興特別推進交付金(一括交付金)
では、農業、漁業、畜産、観光、
教育文化、生活環境、防災などの
各分野で、本村の実情に即した事
業を実施し、村民の暮らしを支え
る産業の振興と雇用の確保、教育
文化の振興と人材育成、快適で住
みよい居住環境の形成を図ること
ができました。
今年は、戦後 年の節目の年と
なります。あの悲惨を極めた戦争
の終結から 年の年月が流れ、多
くの苦難を乗り越え、今日の伊江
村の繁栄を築いてこられた先達に
尊崇の念を表するとともに、今日
の基盤を糧に未来に向け本村の更
なる飛躍への元年にすべく邁進す
ることが我々の責務であると考え
ます。
しかしながら、戦後 年経た今
もなお米軍基地は、その機能や形
態を変えながら、存在する現状を
70
1.はじめに
27
平成 年3月議会にあたり、議
員各位並びに村民皆様のご健勝を
心からお喜びを申し上げますとと
もに、日々のご精励に対し深く敬
意を表するしだいであります。
月日の経つのは早いもので、私
は村長に就任し来る4月で満2年
を迎えます。その間、村民皆様を
はじめ多くの方々から叱咤激励や
温かいお言葉を頂き大変光栄であ
り衷心より厚く感謝申し上げま
す。
本村を取り巻く状況は、依然と
して厳しい環境に変わりはありま
せ ん が 、「 初 心 忘 る べ か ら ず 」 を
胸に村の伸長発展、住民福祉の向
上に努め、村民本位の村政運営に
職員と一体となり邁進する決意を
新たにしているところでございま
す。
今議会は、新年度の村政運営の
基本となります平成 年度予算
(案)をはじめ、多くの案件につ
いてご審議をお願いするものです
が、各議案の説明に先立ち村政運
27
(2)
伊江島広報
平成27年度
施政方針
伊江島広報
(3)
踏まえ基地から派生する事件・事
故等には、村民の安寧と平穏な生
活の確保を最優先に対処してまい
ります。
また、昨年は戦後大きな夢と希
望を胸に世界に雄飛したシマン
チュを遠くブラジル・ボリビアの
地に訪ね、移住された方々とお会
いすることができたことは、正に
感激と感動の連続の貴重な体験で
ありました。移民から、長い間ウ
チナンチュ・イージマンチュとし
ての誇りを胸に遙か異郷の地に
おいて、幾多の困難辛苦を乗り越
え、今日の生活と地位を築いた気
概と努力に唯々感激と敬服の念を
表するのみでありました。2年後
の世界のウチナーンチュ大会に、
南米をはじめ、世界各地から多く
の方々を本村にお迎えし、交流・
親睦が図られるよう準備を進めて
まいります。
そして、離島で小規模町村であ
る本村を取り巻く状況は戦後 年
を経て、さらに厳しさを増してお
りますが、時代の変遷にあわせ多
岐多様化する住民の行政需要に的
確・迅速に対応し、健康で明るい
豊かな村を標榜し、邁進しなけれ
ばなりません。
その為には、申し上げるまでも
なく国・県の支援をはじめ議会や
関係団体そして何にもまして村民
の絶大な協力と支援があってこそ
達成できるものと考えます。
同時に、村民が村政に何を求め
何に期待しているかを常に感じ取
れる職員の育成を図り、今後の複
雑多様化する村民ニーズと行政需
要に最大限応えていくことが行政
の使命であり責務であると考えま
す。この理念のもと、職員の先頭
に立ち誠心誠意、公明正大、そし
て 何 よ り も 村 民 主 体 の 村 政 、「 村
民参画による協働の村づくり」を
推進していく考えであります。
今年度も、この姿勢を基本方針
に「伊江村第4次総合計画」に盛
り込まれた諸事務・事業を着実に
推進し、山積する村振興への諸課
題を解決し、村の将来像「互いに
支え合い、誇りを持って、豊かな
気持ちで暮らし続けられる村」の
実現に向け、職員と共に心を一つ
に誠心誠意邁進する所存ですの
で、議員各位をはじめ、村民皆様
のご協力とご支援をお願い申し上
げます。
70
2.基本的な考え方
27
現今のわが国は、安倍内閣が強
力に推進する経済再生対策「アベ
ノミクス」に成長戦力の更なる推
進、規制改革の断行など、リスク
要因はあるものの、日本経済は全
体として着実に回復・拡大基調に
あると予測されております。着実
に良くなっている景気循環の恩恵
が地方を含め、国民等しく実感で
きる「全体から全員」に波及する
景気の上昇と国民生活の向上を期
待したいと思います。
沖縄県においても、平成 年度
の当初予算が国の沖縄振興予算
の減額はあったものの消費税増
税や景気回復による県税収入増
などにより総額が増え過去最高
7千4百 億円などを背景に沖縄
世紀ビジョン基本計画の着実な
推進などで更なる景気の拡大が期
待されております。
さらに、創設4年目を迎える沖
縄振興推進特別交付金は、国から
多額の繰越額と不用額が指摘され
億円の減額となりましたが、沖
縄県の配慮により減額分はすべて
県配分額で処理し、市町村分は総
額として前年度同額の312億円
となりました。
引き続き、産業振興、観光、教
育文化、生活環境、防災、交通な
ど様々な分野の実情に即した必要
な事務・事業を実施し、村民の豊
かな暮らしを支える産業の振興、
教育文化の振興、安心・安全な生
活の確保や快適で住み良い居住環
境の形成を図ります。さらに、沖
縄県分の活用も視野に、重要施策
の推進に向け全庁体制で創意工夫
や斬新な発想のもと取り組み、迅
速かつ効果的な事業実施に努めま
す。
このように、本村を取り巻く情
勢は、国内経済が昨年に引き続き
自立拡大が働くなか、増税延期で
景気は底堅く推移し、国の沖縄振
興に対する後押しなど着実に好転
するものと考えます。
しかしながら、離島で小規模の
本村にとっては、いつの時代にお
いても厳しい環境に変わりはない
と考えます。このことを常に認識
し村の進むべき方向をしっかりと
見定め、その時代時代の要請に応
える村政を進めていくことが、
今、まさに求められています。
その為には、全村民がその時代
認識を共有し「自主・自立(自
律 )」 と い う 明 確 な 目 標 に 向 け 英
知を結集し、村民一人ひとりが厳
しい時勢と村財政に対する理解の
もと、受益者負担の原則に則り負
担すべきは負担し、耐えるべきは
耐え、見直すという覚悟と勇気、
一方では、必要施策や喫緊の課題
に積極的に取り組み山積する課題
解決を図り、村政の伸長発展に邁
進することが村政の基本的姿勢と
だと考えております。
私は、このような基本姿勢のも
と、「伊江村第4次総合計画」に
盛り込まれた施策の着実な実施と
「第4次伊江村行政改革大綱」
の 精 神 に 則 り 、「 自 主 ・ 自 立 ( 自
律)
」を標榜し「健康で明るく活
力に満ちたふるさとづくり」、「村
民が参画する協働の村づくり」や
「村民本位の村政の確立」を積極
的に推進してまいります。
予算編成に当たっては、まず、
「入るを量りて出ずるを為す」を
基本に税収をはじめ、自主財源の
確保に一層努めるとともに義務的
経費を少しでも抑え、投資的経費
に振り向けるなど柔軟で実効性の
ある編成に工夫し、村の将来像
「互いに支え合い、誇りを持っ
て、豊かな気持ちで暮らし続けら
れる村」の実現に向け、一歩でも
前進することに腐心した予算と考
えております。
本予算の執行により「最少の経
費で最大の効果を図る」という地
方自治の本旨を基本に、平成 年
度は、次の基本方針を中心に行財
政運営に当たってまいります。
(1)「誇りを持って働き続けられ
27
21
20
65
る村」づくりを目指して、農漁業、 活性化と雇用創出、情報通信基盤
の整備を推進します。
商工観光業の振興に努めます。
(2)
「考える力、行動する力、生 (7)国営地下ダム事業をはじめ、
県営・団体営土地改良事業の円滑
きる力を育む村」を目指して、教
な推進に努め、年度内の土地改良
育文化と生涯学習の推進に努めま
区の設立を目指します。
す。
(3)
「子どもから大人まで、心も ( 8) 伊 江 港 の 整 備 と 本 部 港 公 共
駐車場の整備の円滑な推進に努力
体も健康に暮らせる村」を目指し
し、フェリー「ぐすく」の代船建
て、福祉の向上と医療保健の充実
造の検討に取り組みます。
強化に努めます。
(4)
「自然を育み、自然に育まれ ( 9) 戦 後 年 の 節 目 に 当 た り、
収容地跡記念碑のある渡嘉敷村・
る村」を目指して、自然を大切に
座間味村及び名護市久志区を訪
生活環境の整備に努めます。
ね、ご労苦を偲び歴史を教訓に明
(5)
「離島の特性を活かし、暮ら
るく豊かで平和な村づくりに努め
しの安全を守り快適な村」を目指
して、防災強化と公営企業の充実、 ます。
( )伊江村多目的屋内運動場の
利便性の向上に努めます。
整備により社会体育施設の充実と
(6)
「自立した村民が、新しい公
共を支える協働の村」を目指して、 村民の健康づくりの推進に努めま
す。
地方自治の本旨を踏まえた、地域
( )村税等のコンビニ収納の開
始で納税者の利便性と円滑な推進
を図り収納率の向上に努めます。
(1)人口減少対策について
現在、我が国は、高齢化を伴う
人口減少時代を迎え、人口減少克
服と地方創生への機運が高まりを
見せております。
昨年、日本創成会議が公表した
「将来推計人口」で、本村は消滅
の危機に直面しているとされ、
「人口減少問題」は喫緊の課題と
なっております。
3.主要施策
70
人口減少問題は、全国的な課題
ではあるものの、決して楽観視す
ることなく、その原因等の検証を
進め危機感を大いに持ち、若年人
口の定着と流出防止対策及び出
産・子育て支援策が早急な課題だ
と認識しております。
そこで、平成 年 月 日に閣
議決定された「まち・ひと・しご
と創生総合戦略」に伴う、地域住
民生活等緊急支援交付金事業を活
用して、こども支援金・保育料助
成の拡充で人口減少対策を実施
し、地方創生に向けた諸課題の解
決に向け、国の人口減少対策事業
及び沖縄県人口増加計画「沖縄
世紀ビジョンゆがふしまづくり」
に基づく、諸施策の展開と歩調を
あわせながら、伊江村独自の施策
を展開し、持続的で積極的な人口
増加施策を展開します。
12
27
21
(2)農林水産業の振興について
昨年は、7月、 月に大型の台
風が襲来し、さとうきび等の農作
物及び防風林等の樹木に大きな被
害を受けました。干ばつや度重な
る大型台風による自然災害は4期
連続となり、特に、さとうきびは
黒糖工場の操業以来、厳しい状況
が続いています。
今後は、気象災害や天候に左右
されない足腰の強い農業を目指
し、引き続き国営かんがい排水事
業及び関連事業である県営・団体
営かんがい排水事業の推進と農地
保全事業による農地防風林の整備
を進め、生産基盤の整備を図って
まいります。
また、沖縄振興特別推進交付金
により、気象観測機器を設置し、
温度、雨量、風速等の気象データ
を活用し、農作物の安定生産、品
質向上を図るとともに、潅水車の
整備により、干ばつ時の農作物へ
の潅水作業や台風等の塩害を防止
するための散水作業をJAや関係
機関と連携して作業を実施し、被
害の軽減に努めてまいります。
これまで、年次的に整備を進め
てきました堆肥センターも、太陽
光発電施設を今年度繰越事業の整
備で完成し、いよいよ本格稼働と
なります。
これにより、村内の倒木、剪定
枝、畑からの残渣等を副資材とし
て利用した良質で安価な堆肥の安
定供給により地力増進を図り、農
産物の増産・農家所得の向上に繋
がる循環型農業の推進を図りま
す。
国営地下ダム事業は、工期が1
年延長となり 年度完工となって
おります。これを踏まえて、完工
後の水利用と施設の有機的活用と
効率的運用を担う管理主体の土地
改良区を設立し、村全域の土地改
良施設の適正な維持管理、運営に
取り組んでまいります。
畜産業の肉用牛については、子
牛販売価格が高値で堅調な市況を
反映し、生産農家の生産意欲の高
揚と経営安定を後押しするなど、
好調で大変喜ばしい状況が続いて
おります。その反面、近年は、高
28
26
10
10
11
(4)
伊江島広報
齢化による生産農家の減少や死亡
牛の増による、飼養頭数の減少が
顕著となり懸念される状況にあり
ます。飼養頭数の減少は、村内で
の競り市開催にも影響しますの
で、JA、和牛改良組合、県、関
係機関と連携を図り、飼養頭数の
回復に向けた取り組みや肉用牛の
改良増進と飼養管理技術の向上を
支援し、畜産振興を図ってまいり
ます。
また、昨年度は、沖縄振興特別
推 進 交 付 金 事 業 を 活 用 し た 、「 優
良繁殖雌牛導入事業」により村
内、県内外の家畜市場より106
頭の優良繁殖雌牛を導入すること
ができました。引き続き、今年度
も100頭の導入計画で事業を実
施します。
さらに、村内で埋却処理してい
た、死亡家畜を本島の化製工場へ
伊江島広報
(5)
冷凍輸送を行うための冷凍保管施
設整備を終えており、今年度から
死亡獣畜の本島処理を推進するこ
とで、畜産の衛生環境整備を図っ
てまいります。
乳用牛についても、引き続き輸
送 費 助 成 や 、「 乳 用 牛 繁 殖 雌 牛 更
新事業」の実施により、生産コス
トの軽減を図り経営安定への支援
をいたします。
水産業では、平成 年度整備予
定の製氷施設を諸般の事情により
繰越事業での実施となりました
が、早期に整備し氷の安定供給を
図り、漁業生産の安定化に伴う価
格形成への影響力を強め販売単価
の上昇や安定に繋げ、所得向上を
図り、経営安定に向け支援してま
いります。
26
漁港整備では「漁村再生交付金
事業」により西崎漁港の沖防波堤
改良工事の継続と航路防波堤を新
たに設置し、漁港の安全性向上と
機能向上を図ります。
また、昨今の円安は、漁業用燃
油価格を押し上げ、コストの上昇
に直結する状況を考慮し、経営安
定支援として、燃油の使用実績に
基づく一部助成と漁業者の安全操
業の確保を支援する事業(無線機
設置)補助を継続助成し、漁業者
の負担軽減と安全操業を支援して
まいります。
そして、伊江漁協が実施する
「離島漁業再生交付金事業」・「水
産機能発揮対策事業」を支援し、
沿岸海域におけるサンゴの保全と
有害生物の除去による漁場環境保
全や種苗放流等による資源の維
持・増大に努め、沿岸漁場の資源
回復と漁獲量の向上に向け、伊江
漁協と連携を図りながら取り組ん
でまいります。
( 3) 商 工 観 光 産 業 の 振 興 に つ い
て
本村の商工業は、地域経済を牽
引する産業のひとつであり、地域
の活性化を担い雇用拡大を図る上
からも重要な産業として位置付け
ております。
商業の状況といたしましては、
消費者ニーズが多様化しているな
か、購買志向も村外へと移ってお
り経営は依然厳しい状況にありま
す。個人経営が大半の本村では、
経営基盤が安定していない状況に
あります。そのような不利な条件
のなか、商工会では、商品券発行
事業による地元購買運動の継続的
な取り組みをはじめ、ゆり祭りや
ハイビスカス祭りなど村内イベン
トを活用した特産品の販売、村外
におけるやんばるの産業まつり、
沖縄の産業まつり、離島フェアへ
の出店等、多くのイベントへの積
極的な参加は、島の特産品の販売
促進や伊江島の観光ピーアールに
大きく寄与し、観光誘客面での成
果も大いに期待されるところであ
り、連携し引き続き支援してまい
ります。
建設業については、引き続き、
地元産品優先使用や公共工事の地
元企業優先発注を行ってまいりま
す。
観光においては、平成 年の村
内の観光入域客が 万人を超え、
年々増加しております。伊江島一
周マラソン大会や伊江島ゆり祭り
が常に斬新なものとなる内容の充
実と創意工夫を重ね、訪れる多く
の方々の満足度を高め、思い出に
残る旅になるよう更に取り組んで
まいります。
特に、第 回の節目となるゆり
祭りを、大好評の世界のゆり展示
圃の品種も 品種と豪華に品揃え
し、ステージイベントの充実も図
りながら、咲き誇るテッポウユリ
の壮大さと島の風土、人情に触
れ、新たな島の魅力発見に出会
う、島の良さをまるごと体感する
20
75
14
26
イベントとなるよう取り組んでま
いります。
また、待望されていた観光イ
メ ー ジ キ ャ ラ ク タ ー 、「 タ ッ ち ゅ
ん」が誕生いたしました。祭りや
イベントを通して県内外へ広く喧
伝・発信し、本村の認知度向上及
び誘客アップに繋げてまいりま
す。
次に、民家体験泊事業も順調に
安定した事業展開を続け、受入れ
2事業者で年間5万人を突破して
いる現状を踏まえ、安全でクオリ
ティの高い民泊事業に向け事業者
と連携し取り組みを支援してまい
ります。これまでに、伊江島で民
泊を体験した修学旅行生を対象
に、本村で伊江島民泊同窓会(仮
称)を開催し、参加者の第2のふ
るさとづくりの支援とリピーター
の掘り起しに繋げ、さらには伊江
島の応援団を広げる交流親睦の場
にできればと考えております。な
お、観光全般について、
「伊江村
観光推進協議会」の設置を検討し
観光推進に努めてまいります。
沖縄振興特別推進交付金での、
ハード・ソフトの観光振興事業等
の各事業を引き続き推進し、今後
とも、観光協会・商工会などと連
携を図り、その施設や施策を効果
的・効率的に運用し観光振興を推
進してまいります。
製造加工は、特産品の落花生、
さとうきび、紅いも、小麦、肉用
牛等の生産から製品までの6次産
業化を経営する比較的規模の大き
な加工業者も次々と起業されてお
り、新たな特産品開発と事業展開
が、大いに期待されている所であ
ります。今後、国が強力に進める
地方創生事業において各企業が順
調に業績拡大できるよう最大限の
支援をしてまいります。
また、ラム酒も、製造、販売し
て4年目を迎えプレミアムラム酒
の発売もあり徐々に普及浸透して
いるのを感じているところです。
今後も、製造者の(株)伊江島物
産センターと提携し、本村優良特
産品の販売促進に取り組んで参り
ます。
(4)教育振興について
国における、地方教育行政制度
の抜本改革による新制度が、平成
年4月1日からスタートいたし
ます。新制度の下に、教育の振興
に関する施策についての基本的な
方針及び講ずべき施策その他必要
な事項について、基本的な計画を
村長と教育委員会が協議する場と
して総合教育会議を設置し、村の
教育大綱を定めていくことになり
ます。
本村教育施策の推進にあたって
の指針は、沖縄県教育委員会の取
り組むべき課題とその方策を明確
にした「沖縄県教育振興計画」を
上位計画に連動するかたちで定め
た 、「 伊 江 村 教 育 振 興 基 本 計 画 」
に基づき、島立ちの教育を実践す
るアクションプランの着実な実施
に向け、各施策に取り組んでいる
ところであります。
27
学力向上推進については、学校
教 育 の 重 要 課 題 と 位 置 づ け 、「 幼
児児童生徒一人一人の『確かな学
力』を向上させ、
『生きる力』を
育む」ことを目標に、子ども一人
一人の教育的ニーズに応じた適切
な学習支援を行うため、学習支援
員、中学校の専門教科の充実を図
る非常勤講師を配置いたします。
また、各種検定の受験料補助と
幼児・児童・生徒の生活リズムの
改善により学習習慣の形成を図っ
てまいります。そして、学習意欲
の向上と児童・生徒に明確な将来
像を描いてもらうと同時に、子ど
も達へのキャリア教育と就業意識
向上を支援する就業意識向上支援
事業に取り組んで行きます。
今 年 度 よ り 、「 伊 江 村 グ ロ ー バ
ル人材育成事業」を実施し、多様
化する国際社会に向けて、将来を
担う子どもたちの語学研修を支援
していきます。
国 ( 文 部 科 学 省 )・ 県 に よ る 離
島高校生修学支援事業が4年目を
迎えますが、非補助対象者には、
居住費や通学費等の助成を村単独
費で対応する措置を今年度も継続
実施して保護者の経済的負担軽減
を図ります。
さらに、子育て支援として、村
内小中学校に在学する児童生徒3
人以上を有する家庭に対する給食
費の一部免除、消費税増税に伴う
値上がり分を村が全額負担する措
置を引き続き実施し、子育て世代
の経済的負担軽減を図ります。
次に、学校教育の環境整備で
は、伊江幼稚園園舎 伊
・ 江小学校
校舎が今年9月完成により、村内
学校施設の耐震化を完了します。
併行して校舎周辺の校庭整備や太
陽光発電施設を設置し、幼児児童
が安心・安全で快適な学校生活を
送れる、より良い教育環境づくり
に取り組んでいきます。
幼児教育については、平成 年
4月より「子ども子育て支援制
度」の施行に伴う幼稚園児(5歳
児)の預かり保育については、現
行預かり保育を実施している民間
事業者へ助成、支援し、連携を図
り円滑な事業運営に取り組んでま
いります。
社会教育の振興においては、
才で島を離れていく子どもたち
に、ふるさとの良さの発見、ふる
さとへの愛着心の醸成、ふるさと
に生きる意欲を喚起する「ふるさ
と教育」を各区と連携し、地域・
社会全体で子ども達を育てる社会
教育に取り組んでいきます。
また、昨年度結成した「伊江村
科学少年団」では、村内の学習素
材を生かした郷土学習により、島
への愛着と自然科学への関心を高
めることに取り組んでいきます。
青壮年の自己研鑽と交流を図る
場として、新規に青壮年交流事業
を実施し、地域活性化・地域創生
を担う人材を育成する若者教室
(伊江島創生塾)を開講いたしま
す。
文化振興においては、村民俗芸
能保存会 周年記念誌の発刊によ
り 年の歩みを後世に伝承すべく
27
15
(6)
伊江島広報
40
40
文献による記録に取り組んでいき
ます。
方言調査は、生塩睦子先生監修
の「伊江島の民話」第2集及び
「濁音イージマグチかるた」を製
作し、引き続きシマグチの調査、
伝承活動に取り組んでいきます。
ナガラ原貝塚の埋蔵文化財発掘
調査事業(県営農地保全整備事
業)については、昨年度に引き続
き、資料、遺物整理作業を行い、
報告書作成に取り組みます。
沖縄振興特別推進交付金事業
で、国指定の「具志原貝塚」の整
備を中心に、村内の遺跡・遺物、
民俗資料等の文化財の活用に関す
る総合的な文化学習施設・観光施
設の基本構想策定に取り組みま
す。
伊江島考察史の現代語訳版につ
いては、引き続き最終校正を行
い、本村の歴史・文化を後世に伝
える貴重な文献の刊行に努めま
す。
「健康づ
社会体育の振興では、
くり元年」と位置づけた、昨年度
に引き続き、伊江村総合型スポー
ツクラブを中核として、多様なレ
クリエーションやスポーツの場を
提供し、運動による健康保持・増
進の重要性の普及に努めてまいり
ます。また、働き盛りの中高年男
性のメタボ対策事業や村民参加型
の運動実践日を設けるなど、村民
への運動実践の普及啓発と運動の
習慣化を図ります。
また、沖縄北部連携促進特別振
興事業による伊江村多目的屋内運
動場の建設に伴い、施設の有効活
用を図り社会体育の増進に努めま
す。
食育の推進については、地場産
物を多く採り入れた学校給食の提
供、更には「弁当の日」の取組に
より、作る楽しさ食べる喜びや感
謝の気持ちを養い、知育・徳育・
体育の推進を図ります。また、安
心・安全な学校給食並びに食物ア
レルギー対応給食を細心の注意を
払い提供していきます。
(5)住民福祉の向上について
健康で安らぎのある思いやりの
生活を支えることは、行政のみな
らず地域が協働の心を持ち共通認
識のもと、相互扶助の精神で一体
伊江島広報
(7)
となって歩むことが住民の安心・
安全な快適な生活の確保に極めて
重要なことであります。
近年の急速な少子高齢社会の進
展等に伴い、福祉・医療・年金等
の公的な費用負担の増大ととも
に、生産年齢人口の減少により社
会保障制度の将来にわたる安定維
持は大きな課題となっており、
「社会保障と税の一体改革」が進
められております。村においても
福祉の充実は重要であり、国・県
の動向を十分に把握しながら福祉
社会の構築に努めます。
福祉事業では、障害者総合支援
法に基づき地域社会における共生
の実現に向けて障がい福祉サービ
スの充実等、日常生活及び社会生
活を総合的に支援するために自立
支援医療、障害福祉サービス、地
域生活支援等の事業に取り組んで
まいります。また、引き続き「障
がい者等車両航送料助成事業」を
実施し通院及び社会参加や村外で
の交流促進など利便性と利用促進
を図ります。
次に、子ども・子育て支援事業
では、平成 年度から施行される
新制度に基づき、伊江村の実情に
沿った支援事業を展開してまいり
ます。子どもにとっても親にとっ
ても最適なサービスを安定して提
供するための保育所運営を目指
し、引き続き保育士の確保に努
め、待機児童解消に努めてまいり
ます。
ま た 、「 や ん ば る 町 村 フ ァ ミ
27
リーサポートセンター事業」の活
用により、仕事と育児を両立でき
る環境整備を更に進めてまいりま
す。
消費税引上げの影響を緩和する
ための臨時的な国の支援策で、低
所得者に対して「臨時福祉給付
金」を、子育て世帯に対して「子
育て世帯臨時特例給付金」を国の
支援により引き続き実施いたしま
す。
災害時の避難収容施設として指
定する村福祉センターに、太陽光
発電設備及び蓄電池を設置するこ
とで、停電等非常時の電源確保や
光熱費の軽減対策を図ります。
戦後 年記念事業として、伊江
島戦終結後の移住先の伊江村民収
容地(座間味・渡嘉敷)両村への
訪問、並びに、平成9年に諸々の
事情により当時の学校敷地の隣接
地に建立されている名護市久志の
「伊江村民収容地跡記念碑」を当
初予定していた収容地跡地(県久
志浄水場隣接地)へ久志区と協議
を行いながら移設作業を進めてま
いります。
(6)医療保健の充実について
医療の充実は、村民の定住を図
る上で最も基本的で重要な条件
で、昭和 年に村立診療所開設以
来 、「 医 療 の 確 保 」 を 優 先 施 策 と
して進めてまいりました。平成
年度は、待望の人工透析センター
が開設され、長い間、島外での
治療・療養を余儀なくされてき
70
35
26
た方々の過重負担が軽減されまし
た。
また、「旅行透析」「里帰り透
析」など広範囲な利用者の受け入
れを実施しており、安心して離島
観光や故郷への帰省ができる環境
づくりと「安全で質の高い透析医
療」の提供を図ることができまし
た。引き続き医療従事者の確保と
定着を図り透析医療の安定供給に
努めてまいります。
近年の村民の多岐な医療ニーズ
に対応するため、漢方外来、眼科
の専門医派遣を引き続き継続し、
皮膚科、耳鼻科等の新たな専科医
師の招聘に努力いたします。
運営費への、一般会計繰入金は
ここ数年低減していますが、特定
防衛施設調整交付金の活用によ
り、透析センター開設に伴う、人
件費等の増に対応した診療所経営
の健全化に努めます。
医師の確保は、いつの時代でも
大きな難題であり、ましてや離島
が故にさらに厳しい環境にありま
すが、県が実施します北部地域及
び離島緊急医師確保対策基金の活
用と独自の医師養成制度も念頭に
安定的な医師の確保に努めてまい
ります。また、研修医受入事業を
離島医療の先進地として県内外の
公立・民間の医療機関から随時に
受け入れ、研修期間を通し総合医
療の重要性と離島医療の「やりが
い」を深めることで、将来の医師
確保に繋がることを期待し、研修
医受入事業を積極的に展開いたし
ます。
さらに、4月には救急患者搬送
船が就航いたします。新船には、
救急医療を施すことが可能な安全
性・即応性・機能性に優れた最新
の医療器材を搭載しており、救急
患者の搬送中における緊急処置が
可能となる他、水難事故等救助活
動及び災害時には物資等供給活動
を担う新船となっております。こ
れまで長い歳月、救急患者の搬送
業務にご尽力くださった、船長の
下門幸吉さんと幸龍丸はご引退さ
れますが、 年余にわたる献身的
活動とご労苦に心からの敬意と感
謝を申し上げます。
次に、保健事業では、不妊治療
費と未熟児養育に係る村独自の助
成制度を今年度から実施いたしま
す。沖縄県における助成対象は、
特定不妊治療(体外受精・顕微授
精)と限られておりますが、村の
事業では、不妊に悩む夫婦に対
し、一般不妊治療費及び不育治療
費も対象とし、併せて船賃・宿泊
費の自己負担の軽減を図るなど利
用度の高い助成制度に努めます。
また、未熟児養育支援では、未
熟児への授乳や面会時の母親の船
賃と宿泊費を助成し負担軽減と養
育に専念できる環境づくりを支援
いたします。
健 康 増 進 事 業 に つ い て は 、「 自
分の健康は自分で守る」という最
初の行動が住民健診受診であるこ
と。そのことを、特に生産年齢層
に健診の大切さを喚起し、受診率
40
の向上に取り組み、疾病の早期発
見、早期治療に繋げ、併せて、疾
病予防に係る健康教育、健康相
談、運動教室を展開します。
感染症の予防策として「インフ
ルエンザ予防接種」の無料化を継
続し、予防接種の受けやすい環境
を整え、感染症に関する正しい知
識の普及と罹患状況を学校や各団
体へ迅速に情報伝達し、集団感染
を最小限に抑えます。
母子保健については、妊娠、出
産、子育てを支援する各種助成を
継続的に実施します。こども医療
費助成(0才〜中学卒業まで)に
ついては、保護者の申請等の手続
きが省略される自動償還払いの確
立により利便性が図られました。
歯科保健においては、幼児期・
学童期の「フッ化物洗口」の実施
(8)
に伴う齲歯(うし)の予防効果が
顕著であり、引き続き村の歯科保
健事業として「フッ化物先口」を
積極的に推進します。
近年、大きな社会問題である自
殺対策事業では、ゲートキーパー
の養成に取り組み、日頃から、地
域との連携による情報共有に努
め、要支援者の把握と早期介入や
専門医との面談機会の充実などを
とおして広範囲に対策を講じま
す。
健全で豊かな村の源は、住民の
健康の上に成り立つことから、今
年度も引き続き村民の健康増進を
強力に推進してまいります。
( 7) 保 険 制 度 の 充 実 及 び 自 主 財
源の確保について
国民健康保険事業は、社会保障
及び国民皆保険制度の中核とし
て、村民生活に欠くことのできな
い、地域医療を担う制度として村
民の健康と命を守り、必要な医療
を確保する上で重要な役割を果た
しています。しかしながら、本村
の国保財政は非常に厳しく赤字運
営が続き、毎年度一般会計から多
額の法定外繰入金により収支の均
衡を保っている状況にあります。
この問題は、国民健康保険制度
自体に内在する構造的問題として
捉え、抜本的解決を図る方策とし
て、国民健康保険事業を都道府県
単位に広域化し財政運営の責任を
担う主体(保険者)を県に移行す
る改革案を「社会保障制度国民会
伊江島広報
議」から国に報告されておりま
す。このような国保制度改革に向
けた、国、県の動向に注視しつつ
国保財政の健全化に努めてまいり
ます。
また、国保の健全運営に国保税
の果たす役割は大きく、きめ細か
な納付相談に努め、税負担の公平
性の観点から収納率の向上に積極
的に取り組んでまいります。
高齢化の進展や生活習慣病の増
加、医療技術の高度化などで増え
続ける医療費の抑制策として、引
き続き被保険者への健康づくりの
意識啓発、特定健康診査及び保健
指導の実施率の向上、後発性医薬
品(ジェネリック医薬品)差額通
知や、レセプト点検の充実強化な
どに重点的に取り組み医療費の適
正化に努めます。
医療費の増大に伴う、国保財政
への多額の繰入金が恒常的になれ
ば村財政を圧迫することになり、
延いては村民サービスの低下や地
域社会の活力を損なう要因ともな
ります。健康保持は、個人の問題
であるだけではなく社会的問題で
もあります。健康は財産であると
いうことを今一度村民が認識を新
たにし、「健康の村」づくりに向
けて、村民・行政・関系団体が、
一体となって取り組む気運を醸成
し実践に繋げてまいります。
後期高齢者医療制度について
は、現行制度を基本としながら、
必要な改善を行っていくことが適
当であるとの方向性が示されたと
ころであります。
今後も、国の動向を注視すると
ともに、沖縄県後期高齢者医療広
域連合と連携し、本制度の円滑な
運営と安定的な財政運営の確保に
努めてまいります。
介護保険事業については、介護
給付費の増大が深刻な状況であ
り、地域包括支援センターを主体
とした「介護予防」「認知症予防
対策」を地域支援事業を活用し、
推進・充実させ高齢者が住み慣れ
た地域で暮らし続ける地域づくり
に向けて、沖縄県介護保険広域連
合と連携を図りながら努めてまい
ります。
国民年金については、高齢社会
の進展に伴い年金受給者数、受給
額ともに年々増加し、村民生活の
安定と村民福祉の向上に大きく貢
献しております。今後も、窓口業
務の適切な対応や制度改正等の情
報提供などの広報活動を通して、
無年金者対策等を図り、円滑な事
業運営に努めてまいります。
多岐にわたる村民の行政需要に
対応し、村民福祉の向上と行政の
効率的な運営を図るためには、自
主財源の柱となる村税の確保が不
可欠です。消費税増税の影響によ
る物価上昇や景気の上昇が、直接
賃上げに結びつかず家計を潤すに
は程遠く厳しい現下の経済状況で
すが、私達の生活する地域をより
豊かに住み良い社会の実現と明日
の伊江村の基盤づくり生かされて
おりますことを村民・納税者の皆
様には是非ともご理解いただき村
税・国保税等の納期内納付にご協
力をお願い申し上げます。
なお、引き続き村民の納税意識
高揚と自主納付への理解を促進し
収納率向上と滞納税額の縮小を図
り、貴重な一般財源の確保に努め
てまいります。
更に、長い歴史を持ち相互扶助
の理念の下、古くから慣行により
行われ本村の村税等の高い収納率
の維持に大きく貢献してきた組長
による納税制度は平成 年度を
もって終了することとなりまし
た。これまでの各区長をはじめ組
長の皆様に改めて御礼と感謝を申
し上げます。
今年度からは、昨年度より準備
を進めてきた、コンビニエンスス
トア等における収納業務の4月開
始に合わせ自主納付へと変わりま
26
す。
納付場所と納付時間帯の拡大に
よる納税者の利便性を図り、収納
率の向上に努めてまいります。
(8)生活環境の整備について
村民が快適な生活環境の下で暮
らせる地域づくりには、行政のみ
ならず村民や各区・関係団体の自
然環境の保全に対する認識が大切
であると考えます。このことか
ら、今後も情報の共有と連携のも
と、住民協働で住みやすい村づく
りに向けて積極的に取り組んでい
きます。
より良い生活環境づくりは、家
庭や事業所から排出する家庭・一
般廃棄物の抑制に住民等が真剣に
取り組み、引き続き適正なごみの
分別、再利用・リサイクルを心が
け、ごみの減量推進とE&Cセン
ター施設の機器類の計画的改修を
進め安全で効率的な施設の管理運
営に努めてまいります。
また、近年の建設工事に伴う発
生材や農業資材等に起因する産業
廃棄物の増加は、村の産業廃棄物
処理施設の許容量を圧迫している
現状があります。今後の産業廃棄
物処理施設の延命化を図るととも
に、スサカ処分場の代替施設の確
保などごみ問題の課題解決に向け
取り組んでいきます。
自然海岸や砂浜の環境保全対策
として、日ごろから不法投棄の監
視パトロールや地域住民からの情
報収集に努めてきましたが、今後
も海岸漂着物回収事業を継続して
実施しながら、併せて、海の水質
保全対策として合併処理浄化槽の
転換設置事業を推進し、ため池や
浸透池等の水質浄化にも取り組ん
でいきます。
次に、ハブ対策事業では、ハブ
の捕獲や生息地を除去するなど精
力的に駆除対策を推進してきまし
た。引き続き、沖縄振興特別推進
交付金を活用したハブ対策事業と
広報等により注意喚起を促し、ハ
ブ咬傷の未然防止に努めていきま
す。
村内の既設街灯を、省エネ対策
や C O 2排 出 抑 制 の た め L E D 街
灯への転換を沖縄振興特別推進交
付金事業により行います。
これにより、地域住民や観光
客・民泊の生徒たちに喜ばれる安
心・安全な環境づくりと快適で明
るい社会の推進に取り組んでいき
ます。
道路は、多くの社会インフラの
なかでも一番生活に密着したもの
であり、安全で快適な生活を送る
バロメーターと言われておりま
す。今年度は、社会資本整備事業
による村道改良舗装整備、SAC
O交付金事業での道路排水施設整
備、交通安全交付金事業で各区か
ら要請のある交通安全施設整備を
引き続き実施し、村民の快適な生
活環境づくりと交通事故防止、災
害や救急活動時に対応するインフ
ラ整備に取り組んでいきます。
公営住宅については、昨年度策
36
おります。複雑多様化する災害や
各種救急時の初動対応を迅速化・
体系化させ、救命率の向上につな
がるものと期待をしているところ
です。
ま た 、「 全 国 瞬 時 警 報 シ ス テ ム
J‐ALERT」など大規模地震
や大津波等の緊急事態に、住民に
迅速に情報を伝達する「防災行政
無線」の効率的運用と保守点検を
適切に行い、防災行政の充実を図
ります。
10
充実させるほか、外国人向けの多
言語対応システム、村営フェリー
の車両航送予約システムの整備な
どにより利便性向上を図ります。
さらに、平成 年度以降の稼働
を目指した「社会保障税番号制
度」のシステム改修を今年度も継
続し、社会保障や税に係る各種行
政事務の効率化及び住民サービス
向上を図ってまいります。
28
( )再生可能エネルギーの推進
について
地球温暖化問題は、世界全体の
問題であり、本村にできることは
小さなことかもしれませんが、温
室効果ガスの排出量を抑制し、地
球温暖化防止に貢献するために、
再生可能エネルギー等の推進に向
けた取り組みを展開することは、
今を生きる私達と行政に課せられ
た重要かつ不可避な課題でありま
す。
これまで、風力発電施設の誘
致、公共施設の太陽光発電設備の
整備及び伊江島スマートアイラン
ド構築調査、農村再生可能エネル
ギー利用促進基本計画を策定し、
将来の事業展開の方向性について
検討してまいりました。
村単独事業で、平成 年度から
実施の住宅用太陽光発電導入支援
事業については、沖縄電力の接続
保留問題で事業進捗に一部影響が
あり補助金交付に遅れが出ていま
すが、電灯契約締結後速やかに助
成してまいります。
また、太陽光発電設備の活用に
よる農業施設の維持管理費の負担
軽減に向けた、農林水産省の村づ
くり交付金事業については、再生
可能エネルギー固定買取制度等の
運用改正による事業構築への影響
等を考慮しながら事業推進に取り
組んでいきます。
さらに、産学連携による水素エ
ネルギーシステム構築及び電解水
農業システムの実証プロジェクト
の取り組みを支援するとともに、
電気自動車の普及拡大に向けた充
電インフラ整備の調査研究に努
め、環境負荷の低減、自然環境に
優しい環境共生の島づくりの推進
に取り組んでいきたいと考えてお
ります。
( )基地行政について
基地移設問題で迷走を続けた県
内政局は、移設に反対する翁長沖
縄県知事が誕生し、新たな局面を
迎えておりますが、政府において
は、沖縄の基地問題に真剣かつ丁
寧な対応を期待するものでありま
す。
沖縄県には、在日米軍専用施設
面積の %が集中しており、沖縄
だけに過度の基地負担を押し付け
るのではなく、沖縄の痛みに全国
民が真剣に向き合い、沖縄の基地
の加重負担が早期に解決されるこ
とを望むものであります。
新聞報道のあった伊江島補助飛
行場のLHDデッキの改修計画及
びF -ステルス戦闘機の訓練に
12
定の住生活基本計画・公営住宅ス
トック総合活用改定計画に基づ
き、新しい村営住宅の建設に向
け、今年度事業計画し、平成 年
度に建設の事業化を国・県に要請
し取り組んでいきます。
また、入居者の良好な住環境の
確保と団地の長寿命化を図るた
め、計画的な維持管理補修を行い
ながら、入居者の家庭状況等の把
握に努め健全な村営団地の運営に
向けて取り組んでいきます。
昨年度から実施した住宅リ
フォーム支援事業は、村民の関
心が高く当初計画を上回る需要が
あったことから、今年度も引き続
き実施していきます。
( )情報通信基盤の整備と情報
サービスの推進について
村民向け行政情報の充実を図る
とともに、村外入客者の満足度を
高めるため、観光情報の発信及び
迅速な防災減災の情報共有等、
ホームページの強化拡充事業を進
めてきました。
また、情報通信基盤の整備とし
てユビキタスネット構築事業を展
開し、産業と雇用の創出及び企業
誘致を図ってまいります。
ユビキタスネットの構築によ
り、家のなかはもちろん、畑にい
ても、フェリーの船上でも、どこ
にいても専用のWⅰMAX端末を
持つことで、村内限定の情報やイ
ンターネットがいつでも手軽に利
用が可能となり、これまで都市部
でしかできなかった職種において
も、村内にいながら業務を行うこ
とが可能となります。
その他、ホームページの改修も
随時行い、音声機能や映像機能を
26
28
(9)防災行政の推進について
村民の生命・財産を守る「防災
行政」については、伊江村地域防
災計画に基づき、村民が安心・安
全に生活できるよう防災力の強化
を図るとともに、消防団及び各
区、各種団体等と連携を図りなが
ら 「 地 震 ・ 津 波 避 難 訓 練 」「 火 災
避難訓練」を計画的に実施し、防
災意識の啓発と向上を図ってまい
ります。
昨年度は、各区へ「防災備蓄倉
庫」の設置及び救急患者搬送船の
導入、県内 市町村が加入する
「沖縄県消防共同指令センター及
び消防救急デジタル無線整備事
業」が着手され、名称も「セン
ター119」として、今年度から
一部運用が図られる予定になって
74
35
伊江島広報
(9)
11
ついては、国に施設整備や運用等
の事実関係の確認を行い、今後の
動向を注視しながら、情報収集に
努めるとともに騒音等の基地負担
の増大にならないよう関係機関に
適切な対応を求めてまいります。
オスプレイについては、配備計
画の見直し、県外配備の早期実現
や訓練移転など実効性のある措置
を講じるよう引き続き求めてまい
ります。日米合同委員会合意事項
の飛行運用の徹底的な厳守とオス
プレイの人体及び環境に及ぼす影
響調査を今後とも、沖縄県軍用地
転用促進・基地問題協議会と連携
を図りながら求めてまいります。
コーラル滑走路の粉塵対策につ
いては、沖縄防衛局が平成 年度
から実施した粉塵抑制スプリンク
ラー設備整備事業が、平成 年度
に完成予定であり、飛散防止対策
が講じられることは、地域住民の
生活環境や農産物への粉塵被害の
軽減が図られるものと期待してお
りますが、粉塵飛散がないよう、
その運用と効果について引き続き
調査確認をいたします。
また、近年の大型台風の度重な
る襲来により、演習地内の植林帯
が塩害等の被害を受けている状況
にあり、遮音機能、粉塵飛散防止
機能等の効果低下が懸念されるこ
とから、早期の植栽事業実施に向
けて引き続き要請してまいりま
す。
自動計測し、分析・集計処理が可
能な航空機騒音識別装置の新騒音
測定機器に更新することから、今
後は迅速な騒音データの提供がで
きるものと期待をしております。
騒音状況に悪化が認められた場合
は、あらゆる機会を通じて住宅防
音工事区域指定及び騒音の負担軽
減について必要な措置を講じるよ
う関係機関に求めてまいります。
国営地下ダム工事に伴う伊江島
分遣隊施設の移設については、今
後とも伊江農業水利事業所と連携
して生活環境に最大限の配慮がな
されるようにきめ細かな対応に努
めてまいります。真謝区から要望
があります訓練時の大型車両の集
落内を通過しない迂回ルートにつ
いては、真謝区の意向が反映され
るよう米軍及び関係機関と協議調
整してまいります。
さらに、今年度は真謝区・西崎
区の基地負担等を考慮して、演習
場隣接区特別運営助成金を増額い
たします。
次に、歴史的価値が高い伊江島
灯台及び慰霊碑への村民、観光客
の見学立入の要望があることか
ら、観光地としての利活用に向け
て、施設の管理運用上の問題等の
高い障壁はありますが、関係機関
と協議調整して行きたいと考えて
います。
今後とも、基地の安全な運用の
徹底と基地から派生する事件・事
故が起きないよう米軍及び関係機
関に機会ある毎に強く申し入れて
次に、水道事業は、ご承知のと
おり本村は河川もなく、湧水にも
乏しく、自己水源の確保は天気に
大きく左右されるなど、県企業局
からの受水に頼らざるを得ない現
状にあり、水道事業の運営は大変
厳しい状況にあります。
平成 年度も、自己水源の有効
活用に努め、漏水の早期発見のた
めに調査を行い、同時に村民並び
に利用者皆様の生活保持に関わる
老朽管改修工事や古いメーター機
器の取り換え等、補助事業を活用
し、順次着工出来るよう努めてま
いります。
なお、県と沖縄本島の周辺8離
島との水道事業の広域化による、
離島住民の水道費用負担軽減を県
全体で分かち合うという理念には
大いに賛同するものですが、広域
化に伴う水道料金の転嫁が本村も
円と試算されております。現行
でも本島他市町村と比較し割高な
料金の値上げについては、本村は
基本的に離島であり、料金転嫁市
町村の対象外とするなどの要望も
行い、その動向を注意深く見守り
ながら対処してまいります。
今後も、水道事業の果たす使命
を十分認識し、生活水の「安心・
安全」を第一に考え健全運営に努
めます。
27
( )国営・県営事業について
国営かんがい排水事業は確実な
地下ダム機能の確保と事業完了後
の円滑な施設の運用に繋げるべ
く、事業工期を延長することと
なった事を踏まえ、県営かんがい
排水事業の積極的な推進は、県・
村の一体的整備を図ることによる
事業効果の早期発現が得られるこ
とから、今後とも要請を行ってま
いります。県営農地保全整備事業
は、川平第1地区が平成 年度を
もって完了し、川平第2地区は、
平成 年度の事業開始から6年目
を迎えます。本事業により自然災
害から農作物、農地及び農業施設
への被害が未然に防止できること
と農村環境美化の向上が図られる
ことから、今後とも県と連携を図
り、新規地区の検討も含め積極的
に要請してまいります。
県営治山事業においても継続的
に活用し、これまでの植栽箇所の
保育及び北海岸を中心とした新規
植栽箇所を重点に、今後とも、積
極的に要請を行います。農林水産
業の生産性向上と近代化を図るた
め、国営・県営事業での基盤整備
事業の更なる充実と着実な実施に
向けて今後とも要請してまいりま
す。
伊江港についても外郭施設の機
能強化が図られてきましたが、港
内のうねり対策や沖防波堤の設置
等、更なる静穏度の向上を図り、
安全で安定的なフェリー運航のた
めの伊江港の整備促進及び本部港
駐車場の飽和状態の緩和に向けた
駐車場の整備を沖縄県へ引き続き
早期の事業着手と国や国会議員な
どへの要請も視野に精力的に取り
22
26
まいります。
26
( )公営企業の充実について
船舶運航事業は、平成 年も
フェリー2船による運航を行い、
台風等による欠航はあるものの比
較的安定した運航を安全に無事故
で行うことができました。
一 方 、「 い え し ま 」、「 ぐ す く 」
の両船には、バリアフリー化や横
揺防止、振動防止などの設備・能
力の面で差異は著しく、各方面か
ら代船建造の要望があり、その必
要性は十分認識しております。
沖縄振興特別推進交付金を原資
とした「離島航路運航安定化支援
事業」の活用による代船建造に向
けて、国、県やその他関係機関と
連携を図りながら進めてまいりま
す。
また、沖縄振興特別推進交付金
事業で、村民の交通コストの低減
を図るため、自動車航送コスト負
担軽減事業を引き続き実施すると
ともに、新たにフェリー乗船券購
入時の効率化を図る目的で、他離
島航路に先駆けてモデルケースと
して離島割引券システムモデル事
業を県の補助により実施いたしま
す。
本年度は、燃油価格の先行きが
見えず、運営は厳しくなります
が、より一層の安全運航に努め、
旅客サービスの向上に徹し、観光
振興と本村の産業発展、住民生活
の向上を図るため努力してまいり
ます。
50
14
26
27
騒音問題については、沖縄防衛
局が平成 年3月に航空機騒音を
27
(10)
伊江島広報
13
9.85
1,140,555
155,817
1,012,831
127,724
12.61
後期高齢者医療特別会計
66,182
19,194
65,647
535
0.81
船 舶 運 航 事 業 会 計
684,158
12,572
804,678
▲ 120,520
▲ 14.98
水
222,146
1,200
187,776
34,370
18.30
9,399,041
218,783
7,588,932
1,810,109
23.85
合 計
計
会
業
予算額
290,000
国民健康保険特別会計
18
27
職場環境づくりに努めることが村
民目線に立った行政の推進に繋が
ることと考えます。私は、村民か
ら託された重責を肝に銘じ、本村
の明るい未来に向け先人が築いた
基盤とこれまでの村の歩みを礎と
して「勤労」「融和」「躍進」を
行動の指針として、胸に刻み、全
職員一体となり誠心誠意、村民並
びに郷友会の皆様が誇れる「伊江
村」、「古里」づくりに全力を傾
注してまいる所存であります。
結びに、昔から、何を成すも
「健康第一」といわれます。健康
こそが村づくりの原動力であり、
何より大切なものであります。
村民皆様のご健康とご活躍を祈
念申し上げ、今後の村政運営に議
員各位並びに村民皆様、関係各位
の深いご理解とご協力、ご支援、
ご指導を賜りますようお願い申し
上げ、私の施政方針とさせていた
だきます。
平成 年3月 日
伊江村長 島 袋 秀 幸
10
4.終わりに
国においては、「戦後以来の大
改革」を謳い農協改革、農業委員
会制度改革などの農政改革をはじ
め、医療、エネルギー分野におけ
る規制改革、いわゆる岩盤規制の
改革を断行する方針を表明してお
ります。加えて、集団的自衛権を
巡る安全保障法制、戦後 年談話
に係る歴史認識問題、原発再稼働
とエネルギー問題、高まるテロの
脅威への危機管理など国内外に多
くの解決すべき難題が山積。平和
で穏やかなイメージの未年と打っ
て変わって激動の年になるものと
予想されます。
このような、現下の厳しい時代
を乗り越え、安定した村を築いて
いくには、村民・団体・行政の密
接な連携と強固な信頼関係のもと
村政を推進することが極めて重要
であると考えます。戦後 年を経
た今日においても、離島の小規模
自治体である本村を取り巻く環境
は、依然厳しいことに変わりはな
く、村政各般にわたり着実に進展
を遂げていくには村民の要望等に
応え様々な施策に的確かつ迅速に
対応する組織づくりと常にアンテ
ナを高く掲げ村民のニーズに応え
うる職員の資質の向上と育成を図
ることは言うまでもありません。
そのうえで、職員のやる気を高
め、持てる能力や可能性を引き出
し生き生きと働ける明るく楽しい
27
70
70
18
会計別予算額調書(案) (千円)
組んでまいります。
今後も、離島の地理的不利性を
克服するために、国営・県営事業
での基盤整備を国・県の関係部局
に要請していきたいと思います。
26,000
事
継続 東江上地区
修事業等があり、本村の一般会
計予算は、 億9千6百万円で
対前年度比 億4千2百万円増
(33・16%増)と大幅な伸び
率となっております。
また、特別会計を含めた6会計
の合計は 億9千9百4万1千
円 で 対 前 年 比 2 3 ・8 5 % と
億1千 万9千円の増となり内
訳は次のとおりであります。
264,000
道
県営治山事業
平成 年度の国・県の事業は次
のとおりであります。
費の弱さや、景気回復における地
域ごとのばらつきも見られ、経済
再生に向けた一層の取り組み強化
が望まれておりアベノミクスは正
に正念場を迎えております。
こうしたなかで政府は、経済の
好循環の更なる拡大とデフレ脱却
を確かなものとするため、消費税
率 %への引き上げを か月延長
する一方、人口減少対策や地方の
創意工夫を応援する「地方創生戦
略」を打ち出し、地方の発意で地
方の特色を生かしながら経済対策
を進めるとしております。
また、昨年 月に就任した翁長
雄志知事は、所信表明において
「誇りある豊かさ」の実現を訴え
るとともに「沖縄の持つ優位性と
潜在力を生かした施策を戦略的に
展開するとともに、一つひとつの
施策・事業の効率性や有効性の向
上に取り組む」としており、その
政治手腕に大いに期待するもので
ございます。
本村における平成 年度の主な
事業は、先ず沖縄北部連携促進特
別振興事業の伊江村多目的屋内運
動場施設整備事業や沖縄振興特別
推進交付金事業の伊江村HPサー
ビス拡充強化事業、観光客誘客環
境整備事業、肉用牛集出荷施設機
能改善事業等を計画しておりま
す。その他、主な補助事業とし
て、伊江小学校校舎改築・併行
防音工事、漁村再生交付金事業、
団体営農地保全整備事業(フナ
ズ地区)、番号制度システム改
30,000
計
会
所
継続 川平第 2 地区
17 69
33.16
療
県営農地保全整備事業
93
1,742,000
6,996,000
診
継続 東江上地区
10
5,254,000
計
会
般
一
県営かんがい排水事業
伸び率
(%)
増 減
一般会計繰出
前年度
予算額
本年度予算額
会 計 別
新規 伊江東部地区
県営
県営かんがい排水事業
27
中央管理所付帯施設整備
国営 国営かんがい排水事業
継続
取水井整備、用水路付帯工整備、
15
( )予算概要について
安倍政権の推し進める成長戦
略、いわゆる“アベノミクス”の
効果により、「賃金の上昇」「就職
内定率の向上」など、日本経済は
着実に上向きの兆しが見え始めて
おります。しかしながら、個人消
伊江島広報
(11)
10
11
伊江島広報
不法投棄は
犯罪です
(12)
多くの観光客及び民泊者が訪れる伊江村ですが、一部のモラ
ルの低い方により不法投棄が行われております。2月末の一行
政区による清掃活動において、多くの不法投棄が確認されま
した。不法投棄発生箇所は人目が届かない、海岸や畑・草むら
が多く、不法投棄物については、空き缶・ペットボトル・肥
料袋・飼料袋が多く見受けられます。
観光振興を推進している伊江島にとって不法投棄は、美し
い離島のイメージを損なうのに加えて、生活環境へも大きな負担を与えます。
村民一人一人が環境美化へ努め、
「美しい島づくり」
20150227撮影
への積極的なご協力をお願い致します。
不法投棄発生写真2
20150227撮影
不法投棄発生写真1
(場所:東江前区内)
(場所:東江前区内)
20150227撮影
不法投棄発生写真4
20150227撮影
不法投棄発生写真3
(場所:東江前区内)
(場所:東江前区内)
ごみの不法投棄は法律により禁止されています。
不法投棄した者には、以下の罰則が科せられます。
1.5年以下の懲役
2.1,000万円以下の罰金(法人の場合は3億円以下の罰金)
3.1と2の併科
からのお知らせ
不法投
棄は
犯罪で
す。
絶対に
やめま
しょう
。
OB会・体力テストを実施します!
!
BGでは、平成27年度から「オヤジ」の健康増進に取り組みます。
最初に30代∼50代の中年男性を対象に体力テストを実施します。
みんなで、体力年齢を自覚し、健康づくりを始めましょう‼
各区のOB会、同級生などで声掛けあい、みんなで参加しましょう!
★日 程
場 所:B&G 体育館
時 間:午後7時∼9時
持 参:運動出来る服装、
タオル、体育館シューズ
≪体力テストの種目≫
①握力 ②上体起こし ③長座体前屈
④反復横跳び ⑤立ち幅跳び
⑥20mシャトルラン
日 時
行 政 区
4月30日(木)
東江上、東江前、阿 良、西江上
5月1日(金)
西江前、川 平、真 謝、西 崎
※ 上記の指定日以外でも参加することができます。
主催:伊江村B&G海洋センター(電 話 49−2929)
共催:各区OB会、伊江村スポーツ推進委員
(13)
伊江島広報
平成27年度からスタート
不妊治療費助成
伊江村では、こどもが欲しいと望みながら、不妊に悩み治療を行う夫婦に対して、検査や治療
にかかる費用の一部を助成いたします。
対 象 者
不妊・不育治療を行っている者で、以下の条件をすべて満たすもの。
① 戸籍上の夫婦
② 夫婦のいずれか一方もしくは両方が、伊江村に1年以上住所を有している夫婦
③ 村税等を滞納していない夫婦
④ 医療保険に加入していること
一般不妊治療
助成額
◎ 1年度あたりの上限額を20万円とする(船賃及び宿泊費を含めた額とする)
申請期間
◎ 1年度ごとに申請(例:治療費や検査費、宿泊費で20万円を超えた時や、特定不妊治療
に移行した時、または治療が終了(妊娠)した時などでも大丈夫です。)
助成期間
◎ 助成を開始した月から継続する3年間
不育治療
助成額
◎ 1年度あたりの上限額を15万円とする(船賃及び宿泊費を含めた額とする)
申請期間
◎ 1年度ごとに申請(例:治療費や検査費、宿泊費で20万円を超えた時や、特定不妊治療
に移行した時、または治療が終了した時などでも大丈夫です。
)
助成期間
◎ 助成を開始した月から継続する3年間
特定不妊治療
その他
助成額
◎ 1回あたりの上限額25万円とする(県の助成額を控除した額)
申請期間
◎ 1回ごとに申請(顕微授精・体外受精を行った後、県からの助成を受けた後)
助成期間
◎ 県と同様の回数
平成28年度以降は、特定不妊治療の助成年齢と助成額の一部に変更があります。
県では、43歳以上(妻の年齢)の夫婦への助成がなくなりますが、伊江村では、そのまま
継続します。助成金額も1回あたりの上限額を35万円とします。
まずは、お電話を・・・☎
49-2234
子育て支援金が拡充されました!
伊江村の人口増加の促進と子育て支援の強化に伴い、3月定例議会において「伊江村子育て支援金に
関する条例」の一部が改正され、子育て支援金の額が下記のとおり増額され、交付されます。
〈改正前〉 〈改正後〉
第1子 30,000円 ⇒ 50,000円
第2子 50,000円 ⇒ 100,000円
第3子以降 100,000円 ⇒ 200,000円
子育て支援金の交付を受ける方は、医療保健課で申請書に記入し、手続きを
行ってください。詳しくは医療保健課(49−2234)にお問い合わせください。
なお、増額分については平成27年4月1日以後の出産に適用されます。
伊江島広報
新生活
実践運動
(14)
平成27年2月27日に開催された伊江村新生活推進協議会において実践
運動に見直しが行われました。
私たちの生活から「見栄」や「無駄」を省く、新生活実践運動。
今後も新たな実践運動を実施し明るい家庭を築くとともに、村の限り
ない繁栄を図るため以下の決まりごとを守っていきましょう。
1・村内実施の結婚披露宴について
【1】受付は必ず置き、祝儀は5,000円以内にしましょう。
【5】73歳生年祝い当令者は、なるべく記念旅行を行う
など、合同祝宴にしましょう。
【2】記念品や料理は簡素にしましょう。
5・出産誕生祝について
【3】宴会場(改善センター、公民館、宴会場等)と家
【1】案内を出すようにしましょう。
での二重祝いを自粛しましょう。
2・年忌焼香・新16日について
【1】身内と案内のあった方々のみ出席し、香典は2,000
円としましょう。
【2】祝儀は3,000円にしましょう。
【3】料理は簡素にし、
お返しは1,000円以内にしましょう。
6・入学・13祝い・卒業(合格)祝いについて
【1】祝儀は2,000円にしましょう。
【2】料理は簡素にし、お返しは1,000円以内にしましょう。
【2】お返しは廃止しましょう。
【3】新16日も身内と案内のあった方々で行うようにし
【3】料理は簡素にし、茶菓子程度にしましょう。
ましょう。
【4】弔問客への料理は、茶菓子程度にし、餅や折り詰
めは廃止にしましょう。
3・七回忌について
【1】七日ごとの法要は初七日、四十九日の2回のみの
弔問としその他は身内だけで行いましょう。
【4】13祝いは身内で行うようにしましょう。
7・葬儀について
【1】葬儀を行う家庭は、告別式の時間を自宅の門に掲
示しましょう。
【2】告別式は聖苑で行い、受付を置き、香典は従来ど
おりハダカ1,000円にしましょう。
【2】香典は2,000円とし、お返しは簡素にしましょう。
【3】お礼状、お返し等は廃止しましょう。
【3】弔問客への料理は、茶菓子程度にし、餅や折り詰
【4】告別式の供花は廃止し、聖苑の備え付けの花を使
めは廃止にしましょう。
4・生年・米寿祝い等について
【1】生年、米寿祝いのお祝いは案内状を受けた方のみ
出席しましょう。
用しましょう。
【5】告別式には葬儀屋や、寺院の僧、宗教関係者等第
三者を雇わないようにしましょう。
【6】葬儀車が確保できない場合は聖苑の車を使用しましょ
う。但し、運転手は関係者で行い有料となります。
【2】祝儀は2,000円にしましょう。(85歳以上の祝儀
は5,000円以内)
【3】お返しは1,000円以内にしましょう。(85歳以上
のお返しは2,000円以内)
【4】お祝いの日(当日)以外、その前後のお祝いの為
※封筒について
村内における冠婚葬祭は、新生活推進協議会で決めら
れている封筒を使用しましょう。
今後、使用されやすいデザインの封筒を作成します。
の祝賀訪問は遠慮しましょう。
結婚披露宴を村内で実施した際に助成金が支給されます!
結婚披露宴の多様性に配慮するとともに、村民の負担軽減と村内経済の活性化を図るため、3月定例議
会において「伊江村結婚披露宴助成金支給条例」が制定されました。
この条例は、伊江村内において結婚披露宴を挙げる夫婦に対し、結婚披露宴助成金を支給するもので、
受給資格は①村内で結婚披露宴を挙げる者②新郎・新婦どちらかが本村に住民登録を有する者③村民税等
の納税義務者にあっては完納している者等が対象です。
助成額は下記に定める招待者数に応じて支給します。
〈招待者数〉 〈支給額〉
30名未満 150,000円
30名以上∼50名未満 250,000円
50名以上∼100名未満 500,000円
100名以上∼200名未満 700,000円
200名以上 800,000円
助成金の交付を受ける方は、役場総務課で申請の手続きを行ってください。
詳しくは総務課(49−2001)にお問い合わせください。
(15)
伊江島広報
り旗が目印です♪
ぼ
の
役場
住民課
平成27年4月から
村税等の納付場所が
拡大しました!!
また
納付書と封筒も新しく変わりました!!
封 筒
納付書(見本)
★印が増えた場所です。
納付
場所
★コンビニエンスストア(下記参照)
★沖縄県内のゆうちょ銀行・郵便局
★沖縄県信用漁業協同組合連合会 伊江代理店
○伊江村役場
○沖縄県農業協同組合
○琉球銀行
○沖縄銀行
○沖縄海邦銀行
コンビニエンスストアの店舗一覧
・ココストア ・ファミリーマート ・ローソンなど
全部で26箇所(納付書の裏面に全ての店舗を記載しています)
◎コンビニエンスストアは、曜日や時間を気にせず、24時間好きな時間帯に納付することが出来ます。
【対象税・料】
村・県民税(普通徴収のみ)
固定資産税
軽自動車税
国民健康保険税
後期高齢者医療保険料
住民課 税務係
☎49-2316
住民課 国保・後期係
☎49-2002
※ただし、次に該当する納付書はコンビニエンスストアでの
納付が出来ませんので、伊江村役場かコンビニ以外の
納付場所で納付下さい。
①前納報奨金制度
(固定資産税のみ)
を活用する場合の納付書
②バーコード印字が無い納付書
③1枚あたりの納付書の金額が30万円を超える納付書
④金額を訂正した納付書
⑤破損・汚損でバーコードが読み取れない納付書
⑥期限が過ぎた納付書
伊江島広報
(16)
と
納税
さ
る
ふ
∼伊江村ちゅら島づくり応援寄附∼
平成26年度のふるさと納税として17件(寄附合計¥2,178,000)のご寄附をいただきました。
「伊江村ちゅら島づくり応援寄附」の取組みに対しまして、ご理解、そしてご支援に心より
感謝いたします。みなさまからお寄せいただきましたご寄附は、ご厚志に沿って有効に活用させ
ていただきます。
平成26年度 寄付者一覧(平成27年3月31日現在)
氏 名
寄附年月日
匿 名
H26.09.05
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
匿 名
H26.10.30
自然環境並びに地域景観の保全及び活用に関する事業
佐 藤 幸 司 様
H26.11.10
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
匿 名
H26.11.20
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
匿 名
H26.12.01
教育、青少年の健全育成、スポーツ活動の充実に関する事業
匿 名
H26.12.01
教育、青少年の健全育成、スポーツ活動の充実に関する事業
上 間 卓 巳 様
H26.12.10
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
武 部 正 志 様
H26.12.24
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
四津谷 敏 様
H26.12.24
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
池 田 祐貴子 様
H26.12.24
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
宜名真 正 勝 様
H26.12.25
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
池 田 司 朗 様
H26.12.26
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
太 田 興 作 様
H26.12.29
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
匿 名
H26.12.30
村民の健康増進及び福祉の向上に関する事業
匿 名
H27.02.16
村民の健康増進及び福祉の向上に関する事業
匿 名
H27.03.16
その他目的達成のために村長が必要と認める事業
田 中 恵美子 様
H27.03.18
自然環境並びに地域景観の保全及び活用に関する事業
寄附合計
希 望 事 業
¥ 2,178,000
❖ふるさと納税とは…?
ふるさと納税制度とは、「ふるさとに貢献したい」「ふるさとを応援したい」という温かい
思いを実現するために、出身地など、自分が貢献したいと思う都道府県・市町村などへ寄附を
行った場合、住民税・所得税から一部の控除を受ける制度です。
詳しくは、役場総務課(電話 49−2001)もしくは伊江村ホームページをご覧ください。
また、ご寄附をいただいた方には金額に応じて村の特産品等を返礼品として、お贈りいたします。
(17)
伊江島広報
村内の小中学校での勤務を
離任者
終え、本島内の学校へ赴任す
見送式
る教職員の見送式が3月26
日、伊江港で開かれました。
先生方を見送ろうと、港内には児
童生徒をはじめ、多くの保護者や地域の方々が駆け付けました。
初の女性校長として伊江中学校で3年間勤務した山入端きよみ校
長は「自然も豊かで村民のチムグクルがとても素敵だった。生徒の
活躍を本島から応援しています」と涙を浮かべて語りました。
午後1時便のフェリーが出航すると「ありがとう」などと書かれた横断幕を掲げ、互いに手を振り続けて
いました。
伊江村役場の職員として、住民
サービスの向上に努めた(写真左
から)知念正枝さん、岸本須真子
さん、島袋カズエさん、島袋和枝さ
ん、照屋裕美さん、照屋光希さん、与座
俊一さんの7人が、3月31日付けで定年・勧奨
・普通退職しました。
役場の玄関前には多くの職員や家族らが花道
を作って退職者を見送り、互いに涙する場面が
見受けられました。
役場退職者
見送式
本島の小中学校から村内の三学校に赴任した新任教職
教職員
員の辞令交付式が4月3日、改善センターホールで行わ
れました。
辞令交付式
県採用の教職員をはじめ、村採用の学習支援員、非常勤
講師ら39人に宮里徳成教育長から一人ひとりに辞令が交付さ
れました。
宮里教育長は「早くこの島に慣れ、島の教育環境を生かし、子どもた
ちのために共に頑張ろう」とあいさつしました。
新任教員を代表して伊江中学校の宮里嘉昌校長は「一期一会の出会い
を大切にし、三学校の職員が一丸となって島の子どもたちのために頑張
りたい」と抱負を語りました。
平成27年度 狂犬病予防集合注射日程について
日時:平成27年5月13日(水)
実施獣医
時 間
10:00~10:45
高橋 慶太
11:00~11:45
くどう動物
13:15~14:00
病院
14:15~15:00
公民館
真 謝
西 崎
西江前
川 平
日時:平成27年5月14日(木)
実施獣医
時 間
10:00~10:45
屋我 美香子
11:00~11:45
動物病院
13:15~14:00
そらの救急箱 14:15~15:00
公民館
阿 良
東江前
東江上
西江上
※自分の区の実施日及び実施時間帯で都合の悪い方は、他の区の公民館でも予防注射を受けられます。
狂犬病予防注射料金表
料 金 表
№
項 目
料 金
1
注
射
料
金
3,200 円
2
新
規
登
録
料
3,000 円
3
鑑
札
再
交
付
1,600 円
4
注射済票のみの交付
550 円
伊江島広報
(18)
伊江中学校入学式
伊江中学校の入学式が7日、同校体育館で行われまし
た。3月に伊江、西小学校を卒業したばかりの新入生
44人は、真新しい制服に身を包み、緊張した面持ちで式
に臨みました。宮里嘉昌校長は「初心を忘れず、常に足
元を見つめ、志を立てる生徒になってほしい」とあいさ
つしました。
新入生を代表して伊江小の阿慶田琉希君と西小の照屋琴実さんは
「部活に入って先輩たちに追いつきたい」
「小学校にない行事や定期テストに励みたい」と抱負を語りました。伊江中の全校生徒は142人となりました。
第56回職域野球大会
第56回職域野球大会(村体育協会主催)が5日、村青
少年旅行村野球場と伊江小学校グラウンドで開催されま
した。小雨が降る悪いコンディションの中、12チームが
出場し、決勝は公貨(公営企業課・伊江貨物連合チーム)
と2年連続優勝を目指す居酒屋やまたの対決。公貨が圧
倒的な強さを見せ、11対1(4回コールド)で3年ぶり
に優勝を果たしました。個人賞は次の通りです。(敬称略)
【最優秀選手賞】大城 哲(公貨)【優秀選手賞】荻堂盛明(やまた)
【打撃賞】1位:大城 貢(公貨)2位:下門徹也(公貨)
フェリー運賃カードのQRコードで切符販売の迅速化
平成24年4月から始まった沖縄県離島住民割引運賃カードは、
これまで申請書にカード番号や氏名等を手書きで書いてカードの
両方を提示していましたが、4月1日からはQRコード(二次元
コード)が入った新しいカードを提示するだけで切符を購入する
ことができるようになりました。
QRコード入りのカードは県内の離島でも初めての取り組みで、
申請書を記入する手間もなくなり、大変便利になりました。
新しいカードへの切り替えがまだの方は、現在お持ちのカードと証明写真、本人確認ができる書類等(免
許証や住民票など)を持参のうえ、役場総務課で切り替えの申請を行ってください。
「心配ごと相談」について
社会福祉協議会と役場では、福祉活動の一環とし
て心配ごと相談・教育相談・行政相談・人権相談な
どの相談を受け、
問題解決の手助けをしております。
どこに相談していいのか
わからない悩み
家庭内の悩みや生活問題
と き:毎月第2・4水曜日 午後2時∼4時
ところ:福祉センター相談室
相談員:民生委員、教育相談委員、行政相談委員、人権擁護委員
問合せ:社会福祉協議会(49−5104)
∼秘密は守ります。お気軽にご相談ください。∼
いじめ、虐待、
DV問題
伊江島広報
(19)
新人さん紹介
Newがんばります!Face
農林
水産課
き ゃ ん そう や
喜屋武宗谷
昭和62年生(27歳)阿良区出身
趣味・特技:海水浴、野球、水泳
一日でも早く戦力になれ
るよう村民の方々と協力し、
快適で活気のある村にして
いけるよう頑張ります。
きんじょう ない き
東保育所
金城 成希
平成元年生(26歳)西江上区出身
趣味・特技:サッカー、音楽鑑賞
かきせこ のり こ
保健師
昭和36年生(53歳)北海道江別市出身
趣味・特技:旅行、犬との散歩、食べ歩き
昨年11月に夫と犬2匹と
一緒に北海道から伊江村に
引越してきました。美しい
伊江島の景色に日々癒され
ながら、村民の健康づくり
のお役に立てるように頑張
ります。
ち ねん はや せ
知念 隼勢
昭和58年生(31歳)西江上区出身
趣味・特技:釣り
公営企業課
いえしま船員
伊江島の玄関口であるフ
ェリーの乗組員として自覚
を持ち、一生懸命頑張って
いきます。
昭和55年生(34歳)宜野座村出身
趣味・特技:ドライブ、ネットショッピング
おおがね く のりよし
かん の なつ み
東保育所
菅野 夏実
建設課
大兼久典良
昭和49年生(40歳)
名護市出身
縁があって伊江島の嫁に
なり早10年目。これからも
初心を忘れず、村のために
頑張っていきたいと思いま
す。
村民が安心、安全で住み
良い公共施設等を構築して
いけるよう、業務を全うし
ていきたいと思いますので
よろしくお願いします。
中央
保育所
うらさき な な こ
浦崎菜々子
昭和61年生(29歳)千葉県出身
趣味・特技:フラダンス
初めての離島暮らしで、
不安や戸惑いもありますが、
笑顔で明るい保育を心がけ
ていきたいと思います。
わたなべ りょうこ
保健師
渡邉 良子
昭和50年生(39歳)兵庫県出身
趣味・特技:愛犬とたわむれる
子ども達に素敵な笑顔の
花をたくさん咲かせてあげ
られるよう精一杯頑張りま
す。
おおしろ かつ し
大城 勝志
昭和55年生(34歳)東江上区出身
趣味・特技:ゴルフ
島の皆様とともに健康で
安心した暮らしが送れるよ
うな活動ができればと思っ
ています。
笑顔を忘れず頑張ります
のでよろしくお願いします。
こ は つ かず や
小波津一也
昭和45年生(44歳)西江前区出身
趣味・特技:スポーツ、映画鑑賞
西江前
区長
放射線
技師
ハイサイ!11年ぶりに診
療放射線技師として島に戻
ってきました。村民の皆様
と島の医療に貢献できるよ
う頑張っていきたいと思い
ます。
川平
駐在
うえはら きん や
上原 欣也
昭和50年生(39歳)糸満市出身
趣味・特技:釣り
慣れない仕事ですが西江
前区のため、伊江村のため
に持てる力を発揮し頑張っ
ていきたいと思います。
小学校の修学旅行と釣り以
来、3回目の伊江島です。
まさか島民になるとは思いま
せんでした。村民の皆さん
が親切に接してくれるので
一生懸命頑張ります。
(発令:平成27年4月1日付)
兼 清
幸 人
悟
美智恵
内 間 清 美
友 寄 直 子
平 敷
金 城
浦 崎
小橋川
東保育所主任保育士
総務課主査
農林水産課主事
農林水産課主事
政策調整室主事
中央保育所保育士
教育委員会補佐
総務課補佐
議会事務局
教育委員会
総務課
商工観光課
建設課
総務課
山 城 直 也
新 城 米 広
佐百合
維佐子
香 呂
一 史
真 吾
徹 矢
裕 喜
農林水産課
総務課
建設課
東保育所
東保育所
中央保育所
医療保健課
医療保健課
医療保健課
公営企業課
沖縄県市町村課派遣終了
山 城
冨 山
大 城
知 念
渡久地
儀 間
古 堅
宗 谷
利 美
典 良
成 希
夏 実
菜々子
紀 子
良 子
勝 志
隼 勢
福祉保健課補佐
放射線技師
東保育所所長
主任保育士
保育士
保健師
主査
喜屋武
下 門
大兼久
金 城
菅 野
浦 崎
垣 迫
渡 邉
大 城
知 念
和 枝
俊 一
カズエ
須真子
正 枝
光 希
裕 美
教育委員会
袋
座
袋
本
念
屋
屋
永 吉 盛 繁
島
与
島
岸
知
照
照
異動前
異動後 昇任の部
■補佐・所長級
福祉課補佐
東保育所所長
農林水産課主査
■主査・主任等
総務課主査
政策調整室主査
東保育所主任
教育委員会補佐
配置換え
■補佐・所長級
総務課補佐
採 用
主事
主事
土木技師
保育士
保育士
保育士
保健師
保健師
放射線技師
企業職船員
派遣の部
県実務研修
︵市町村課︶
退職の部
・定年退職
・勧奨退職
・普通退職
伊江村役場職員人事異動
■主査・主事等
教育委員会
総務課
公営企業課
議会事務局
教育委員会
商工観光課
総務課
平成27年度
総務課
下門 利美
平成3年生(23歳)
東京都豊島区出身
子どもたちだけでなく、大
人の方々とも笑顔で楽しく
お付き合いをしていきたい
と思います。また「字マー
ル」の担当区なので気合を
入れて取り組みます。
垣迫 紀子
しもじょう り み
歳
満1
兼謝名まりすちゃん
性別:女
生年月日:平成26年4月11日生
父:兼謝名 誠
母:兼謝名 恵
行政区:西江前
大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんに
もまれているまりすちゃん。たくましく笑顔で
元気な女の子になぁれ!
平成27年 伊江島ゆり祭り、ゴールデンウイークフェリー運航時刻表
4月18日(土)から5月6日(水)
まで下記のとおり運航します。
日によって運航ダイヤが変わりますので、
ご確認の上ご予約・ご乗船ください。
4月18日(土)、19日(日)、20日(月)、21日(火)、 4月25日
(土)、26日(日)、29日(水)、
22日(水)、23日(木)、27日(月)、28日(火)、 5月2日
(土)、3日(日)、4日(月)、
30日(木)
【○の期間】
【★の期間】
5日(火)、6日(水)
運航日別カレンダー
車両航送のご協力について
1.車両航送は、要予約に
4月 ○
なります。
18
便
本部発
伊江発
伊江発
便
本部発
○ ○ ○ ○ ○ △ ★
2.航送券は、出航の1時
8:00
9:00
1
9:00
8:00
1
19 20 21 22 23 24 25
★ ○ ○ ★ ○ 5月 ★
間前から30分前までに
10:00
11:00
2
10:00
9:00
2
26 27 28 29 30 △1 2
は購入してください。
13:00
15:00
3
★ ★ ★ ★
11:00
10:00
3
6
5
4
3
3.航送券購入後は、出航
16:00
17:00
4
13:00
11:00
4
20分前までに、待機所で車両を待機させておいて
4月24日(金)、5月1日(金)
【△の期間】
旅行会社優先
13:00
5
ください。尚、出航20分前までに待機所にいない
伊江発
便
本部発
15:00
14:00
6
車両については、スペース待ちの車両を繰り上げ
8:00
9:00
1
16:00
15:00
7
て航送しますのでご注意ください。
10:00
11:00
2
17:00
16:00
8
4.お帰りの際は、30分前までに、切符売場にて係員
13:00
危険物
3
17:30
17:00
9
の検認を受けてください。
13:30
15:00
4
18:15
旅行会社優先
10
5.予約後のキャンセルについては、
連絡いただくよう
16:00
17:00
5
お願いしていますが、スペース待ちのお客様につ
お問合わせ先 伊江港 0980−49−2255(事前予約)
いても連絡くださいますようお願いします。
日
月
火
水
木
金
土
本部港 0980−47−3940(本部発当日予約)
軽自動車税の納付 お忘れなく!
軽自動車をお持ちのみなさまへ
軽自動車税の納付は、お済でしょうか。
これからの方は、お早目に手元に届いております納税通知書で納付ください。
※口座振替の手続きをされた方は、4月21日(火)
、再振替日を30日(木)に予定しております。
残高のご確認をお願いします。
《納付場所》 農協 漁協 郵便局 ココストア
ファミリーマート 伊江村役場
納付期限は、平成27年4月30日です!
お問合せ:伊江村役場 住民課 税務係 電話:49−2316
御 寄 付 御 礼
︻人材育成会︼
●東江前二五八番地
永山和樹様より
故 父 永山正一様
香典返し
︻社会福祉協議会︼
●東江前二五八番地
永山和樹様より
故 父 永山正一様
香典返し
紙面を借りて御礼申し上げます
編 集 後 記
人事異動に伴い、4月から広
報を担当します金城幸人です。
初めて総務課勤務で、広報担
当という役目を背負い﹁情報を
伝える﹂という責任を感じてお
りますが、毎月発行する広報誌
では役場からのお知らせをはじ
め、村内のホットな話題、イベ
ントの様子など多くの写真を交
えてお伝えしたいと思います。
やすい広報誌づくり﹂に努めま
﹁誰もが見て、楽しい、分かり
すので、今後ともご愛読いただ
きますようお願いいたします。