『KnowledgeLineの実践的活用事例』

『KnowledgeLineの実践的活用事例』
平成27年4月23日
PCIソリューションズ株式会社
システムソリューション本部 プロダクト研究開発室
清宮 幸夫
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本日の内容
Øカーナビ開発プロジェクトでの活用事例
ØOmotenashiプロジェクトでの活用事例
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KnowledgeLineに着目した理由
– 高い信頼性のシステム開発の追求
– サービスに必要なディペンダビリティの定量的な追求
– システム開発におけるリスクをどのように考えるのか。
KnowledgeLineにより実現できるのではないか
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KnowledgeLineで確認したいこと
– システム開発が適切に行われているか
– 仕様書などの文書が管理されているか
– 関係者間のコミュニティが保たれているか
上記についてKnowledgeLineで確認
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カーナビ開発プロジェクトでの活用事例
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導入前の状況・問題点
Ø長期継続プロジェクトとして、過去の成果物が数万ファイルに!
Ø要員の入替リスク
Ø要件管理をExcel表での管理のみ
Ø進捗管理を各担当による週報の記載のみ
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主な機能
Ø添付ファイルのバージョン管理機能
Ø添付ファイル全文検索機能
Øテンプレート機能
Ø進捗画面
Ø成果物一覧画面
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PMTの構造について
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要求仕様工程(プロジェクト立上げ)
・Project から Mission へ
Project: XX年度YYYYメーカ向けカーナビ開発
Mission:顧客より提示される、要件管理一覧
– KnowledgeLineに移行した成果
①作業アイテム漏れをなくす
②要件管理の厳密なルール化
③要件一覧の見直しと内容の精査
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要求仕様工程(作業分担)
・Mission から Task へ
Mission:顧客より提示される、要件管理一覧
Task:各担当チームの作業項目
– KnowledgeLineに移行した成果
①担当外の機能に関しても内容把握ができる。
②各要件管理ごとの進捗管理ができる。
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開発工程(要件定義~評価)
・Task から 子Project へ
Task:各担当チームの作業項目
子Project :要件定義から評価までの進捗、および成果物管理
– KnowledgeLineに移行した成果
①担当外の機能に関しても内容把握ができる。
②次フェーズへの移行の妥当性を判断することができる。
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導入後の成果
– 作業アイテムの欠落防止
⇒進捗画面を作成することにより全項目を網羅可能
⇒遅延原因が把握しやすい
– 成果物の一元管理
各成果物が紐づくのは各子プロジェクトに紐づいている
⇒納品作業と納品チェック作業の負荷が低下
導入前)納品チェック:3人日+納品格納:1人日×10グループ=13人日
導入後) 納品チェック:1人日+納品格納:1人日=2人日
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Omotenashiプロジェクトでの活用事例
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ビジネスコンテストへの参加
平成26年度電子経済産業省構築事業
ØID連携トラストフレームワークの試験プラットフォームを
活用したビジネスモデルの実証事業の一環として実施
されたコンテスト。
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実施スケジュール
2014年10月16日(木)~11月30日(日)
2014年12月上旬
2014年12月12日(金)
2015年1月11日(日)~31日(土)
2015年2月1日(日)~
2015年2月24日(火)
2015年3月13日(金)
アイディア募集
書類選考
試行実施サービス決定
試行前稼働テスト
サービス試行期間
最終選考
表彰式
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実施
プロジェクトの概要
Ø本プロジェクトに関わった人数・・・・ 10名
ØPMTの数・・・・Project:1、Mission:13、Task:90
Ø期間・・・・・・・・4か月間(2014年12月~2015年3月)
Ø文書の数・・・・148文書
Ø作業の管理・・TODO機能にて管理57件
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成果(1)
【アイデアの立案】
⇒メール連携、コメントでの連携を活用。
→常に、最新のアイデアを議論し共有することを実現。
【作業管理】
⇒TODO機能の利用。
→プロジェクト内の担当者のスケジュールを管理。
→4か月の短期間での作業を効率化を実現。
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成果(2)
【問題管理】
⇒プロジェクト内の問題点をタスクで管理。
→コメント機能での問題点の時系列な議論を実現。
【膨大な文書】
⇒148もの文書の管理。(Ver管理総数235文書)
→文書検索機能の優位性を実感。
→文書名を確実に把握しなくても高速に検索可能。
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ビジネスモデルコンテストの結果
3月13日に開催されたシンポジウム
「ID連携トラストフレームワークが築く社会~ID連携による新
ビジネス創出への挑戦~」にて表彰式が行われました
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ご清聴ありがとうございました。
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