1 『ラ・パラ！九州開催趣旨＆ルール・マナー解説書』第 1 版ライダースパラダイス「ラ・パラ！」は開催趣旨とルール・マナーを理解し実行する方のみが参加できるライダー達のパラダイスですルール・マナーを軽視して自分や他の参加者を危険にさらしたり万が一の事故のリスクを自分で引き受ける勇気と覚悟のない方は固く参加をお断りします【開催の趣旨】一般道を除くと、バイクを楽しむ場所や機会が異常なほど少ない事に、あなたはお気付きですか？「免許が取れても、安全に乗れる運転技術は身に付いていない」というのは周知の事実ですが、練習できる場は少なく、一般道では性能を発揮できない高性能なバイクが数多くあるにもかかわらず、その性能を使って遊べる場はほとんどありません。また、バイクには色んなライディングジャンルがありますが、なかなか交流する機会もありません。そのような現実を背景に『ラ・パラ！』は生まれました。『ラ・パラ！』の開催目的は 3 つです。 ① 純粋に自分のバイクでとことん遊ぶ：「日常のストレスを全部忘れて、子供のようにバイクを楽しむ！」そんな場をつくりたい。 ② 学ぶを知る、自分を知る：色んな乗り方にチャレンジして、それまで知らなかったバイクの楽しさを見つけたり、積極的に学べる場をつくりたい。たくさんの人と一緒に走れば、自分の位置（実力）が正確に分かってきます。そうすると、成りたい自分をイメージできるようになり、無茶な走りをする必要がなくなります。 ③ リスクを理解して事故に合わないライダーになる！：技術不足・知識不足・ゆとりのなさから起きる事故を１件でも減らしたい。乗る事だけに集中できる環境は、ライディング技術と考え方を鍛えてくれます。バイクには、絶対にゼロにできない“危険”というリスクが付いてきますが、練習を通じてバイクの本質的なリスクを理解することにより、その危険度を減らす事ができます。【バイク走行イベントが増えない 3 つの理由】なぜバイクや用品は山のようにあるのに肝心な“性能を使って遊ぶ場”が少ないのか？ ◆理由その１◆ 経営的に成り立たない：走行イベントを開催するには大きな経費と手間が掛かるため、営利目的の運営は困難です。ボランティアか広告宣伝でしか運営が難しいのが、開催が増えない大きな原因です。 ◆理由その２◆ 事故のリスク：開催中に万が一大きな事故が起きると、主催者や会場にはどうしようもないことまで責任を問われることがあります。国内の大きなサーキットのほとんどが今裁判中といってもいい程です。このリスクの高さこそ、開催が増えない一番の原因です。 ◆理由その３◆ 会場が少ない：サーキットや練習の場が近くにある人は幸せです。開催しようにも一般道を除くとバイクに乗れる場所はわずかです。そしてその一般道では、乗ることに慣れはしてもテクニックを上げることは容易ではありません。また他の車両やガードレール、その他の障害物が多々あるため、転倒がそのまま命に係わる事故になりかねません。【最後に】いかに開催が難しいか、少しお伝えできたでしょうか？この難関を乗り越え『ラ・パラ！』を継続するには、あなたの協力が必要です。ルール・マナーを理解して実行するのはもちろん、バイクの常識である「ケガと弁当は自分持ち」という精神を絶対に忘れないで下さい。さぁそれでは『ラ・パラ！』を思いっきり楽しみましょう！「ラ・パラ！九州開催趣旨及びルール・マナー解説書」【発行】NPO 法人ライダーズネット www.nporidersnet.org 2 【ラ・パラ！ＤＡＹ１：ＳＰＡ直入おぼえること】 1. 車両に付いて： 1) ゼッケン装着：受付時に渡されるゼッケンをフロントに装着して下さい。当日のゼッケン番号以外の数字は隠してください。（装着用テープをご持参下さい） 2) テーピング箇所：ライト、ウィンカー等。透明テープ不可。（テープをご持参下さい）画像・映像に撮られたくない部分（ナンバー等）があれば、テーピングで隠して下さい。 3) 安全点検：オイル漏れのチェック：ドレンボルトが緩んでいないか？ ※ドレンボルトのワイヤーロックを推奨します。 ※コースインの際、走行に支障があると判断された場合は、走行できません。 2. 装備について：痛いのはあなたです。出来るだけプロテクト効果の高い装備をしてください。【エンジョイクラス】 ①ひざ・ひじハード（または CE 規格相当）プロテクター。ウエア内蔵型 OK ②ライディングシューズ ③フルフェイスヘルメット・肌が露出してはいけません。ツナギ・ブーツ・チェストガードを強く推奨。・「エンジョイクラス」にツナギ着用義務はありませんが、まず参加してみて、もっとサーキットを走りたいと思った方はツナギを用意してください。【スポーツクラス】 ①プロテクター付革ツナギ(セパレートは 1 周つながるもの) ②フルフェイスヘルメット ③革グローブ（俗にいうレーシンググローブ） ④革ブーツ（俗にいうレーシングブーツ） ※脊椎パッド・チェストガード・ヘルメットリムーバーを強く推奨。SAPA 直入ウェブサイト参照。 3. 走行クラスについて： [エンジョイ][スポーツ A・B・C]の 4 クラスあり。必ず各クラスの基準タイムを守って走行して下さい。自分のタイムが分からず基準タイムと違う速度で走っている方には ※タイム計測器を付けたい方は、サーキット事務所でレンタルできます。 4. でお知らせします。フラッグについて：見落としは事故につながる事があります。確認する余裕のある速度で走行して下さい。レインボーニコちゃん ■黄旗（イエローフラッグ） ■赤旗（レッドフラッグ） ■●■オレンジボール（黒旗の中央にオレンジ玉） ■□■□チェッカーラパラ独自のフラッグ。クラスの基準タイムと違う速度のライダーへのお知らせコース上に危険（転倒等）あり。減速して危険を回避。追い越し禁止。コース内が危険な状態、またはケガ人・車両回収等のため、走行中断。十分に速度を落としてその周でピットインする。もちろん追い越し禁止。車両異常や装備に問題があるライダーに向かって、ゼッケン番号と共に掲示。旗を出されたライダーはすみやかにピットインし、ポスト員に原因を確認する。走行終了。フラッグタワーで振られる。速度を落としてその周でピットイン。追い越し禁止。 5. 転倒した場合：ピットに戻るまでは必ずヘルメットをかぶっておくこと。自力でバイクの移動や退避が無理な場合はサーキットオフィシャルが救助に向かいますので、安全なところでお待ちください。 6. 転倒者がいる場合：決してコース上で止まらない。転倒者の保護や車両の回収はサーキットオフィシャルの仕事です。危険ですので、知り合いが転倒した場合も絶対に止まらないで下さい。 7. ケガした場合：オフィシャルと看護師の指示に従って下さい。簡単な応急処置ができる救急箱はラパラ本部に設置してあります。 8. 保険について：万一の負傷に備え、SPA 直入では『オートポリス見舞金制度』の加入が義務付けられています。加入料金 500 円は参加費と一緒にお支払いください。「ラ・パラ！九州開催趣旨及びルール・マナー解説書」【発行】NPO 法人ライダーズネット www.nporidersnet.org 3 【ラ・パラ！ＤＡＹ２：オートポリスジムカーナ場特設会場おぼえること】 1. 車両に付いての諸注意： 1) ゼッケン装着：受付時に渡されるゼッケンをフロントに装着して下さい。（装着用テープをご持参下さい） 2) テーピング：不要ですが、画像・映像に撮られたくない部分（ナンバー等）があれば、テーピングで隠して下さい。 3) 安全点検：オイル漏れのチェック：ドレンボルトが緩んでいないか？ ※ドレンボルトのワイヤーロックを推奨します。 ※走行に支障があると判断された場合は、走行できません。 2. 装備について：痛いのはあなたです。出来るだけプロテクト効果の高い装備をしてください。 ①ひざ・ひじハード（または CE 規格相当）プロテクター。ウエア内蔵型 OK ②ライディングシューズ・肌が露出してはいけません。・ブーツ・チェストガード推奨。スポーツ走行コースはツナギ推奨。 3. ケガした場合：オートポリスメディカルセンターで診察・処置を受け、医師（看護師）の指示に従ってください。簡単な応急処置ができる救急箱はラパラ本部に設置してあります。 4. 保険について：万一の負傷に備え、『オートポリス見舞金制度 500 円』に加入できます。希望者は当日受け付けます。・事故が発生した場合、直ちにオートポリスメディカルセンターで診察・処置を受け、医師（看護師）の指示に従ってください。当日の受診記録がない場合、見舞金制度は適用されません。・見舞金制度の適用請求期限は事故発生日から 1 ヶ月以内。・見舞金は株式会社オートポリスより損害保険会社を通じてご本人に支払われます。 ※内容・手続等詳しくは、㈱オートポリスさんへお問い合わせください。 5. 集まったみんなで思いっきり楽しむ：『九州 DAY２』は中部地区 9 年間にはなかった新しいイベントです。決まっているのは、何にもないところに一夜にしてコースを作り、集まったみんなで思いっきり楽しむ、という事だけです。10 人だったら 10 人で、 100 人だったら 100 人で、パラダイスしましょ!!(#^.^#) 「ラ・パラ！九州開催趣旨及びルール・マナー解説書」【発行】NPO 法人ライダーズネット www.nporidersnet.org