2014/2015シーズン演劇「東海道四谷怪談」

新国立劇場 2014/2015 シーズン演劇公演
東海道四谷怪談
作◎鶴屋南北 演出◎森 新太郎
上演台本◎フジノサツコ
2015年6月10日(水)~6月28日(日)
新国立劇場 中劇場
人間の暗部を赤裸々に描く
ご存知、伊右衛門とその女房・お岩の怪談劇
1825年初演、言わずと知れた四世鶴屋南北の代表作『東海道四谷怪談』を気鋭の演出家、
森新太郎の演出でお送りいたします。人間の底知れない欲望を描きながらも、エンタテインメン
ト性の高い演出等により、初演以来、歌舞伎から映画、アニメまでジャンルを越えて親しまれて
いる本作。男女の愛憎や人間の業ともいえる奥深い“闇”が、森の豪快にして緻密な手腕により、
中劇場の広漠とした空間の中に新たな姿で現れます。
演出に当たる森は、『エドワード二世』(2013)の演出で昨年の読売演劇大賞の大賞、および
最優秀演出家賞を受賞するなど、活躍めざましい中で本作に挑戦。主人公の伊右衛門には、
舞台から映画、テレビまでオールマイティな活躍を見せる内野聖陽、お岩には今年、読売演劇
大賞 最優秀女優賞に輝いた秋山菜津子。加えて平岳大、山本亨、大鷹明良、花王おさむ、
小野武彦ら、お岩以外はオール男性キャストでお送りします。実力派が集結する豪華布陣にご
期待ください。
【4月4日(土)チケット前売り開始 ☞ 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999】
写真・資料のご請求、取材のお問い合わせ
◎新国立劇場 制作部演劇 広報担当 藤沢 花
TEL: 03-5352-5738 / FAX: 03-5352-5709
◎新国立劇場 制作部演劇 制作担当 三崎 力/栗原千波
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◎作品について
『東海道四谷怪談』は1825(文政8)年、江戸三座のひとつ、中村座で初演された、四世鶴屋
南北の代表的な芝居です。初演以来、本家の歌舞伎は言うに及ばず、平成の今日まで、落語、
現代劇、映画、テレビから絵画、漫画、アニメーションまでジャンルを越えて様々なかたちで繰り
返し上演、上映され、海外の舞台人にまで多大な影響を与えています。
元禄期に実際に起きた刃傷沙汰や、巷に残る伝説などを基に、71歳の南北が『忠臣蔵』の外
伝という体裁で書きおろし、初演時は『仮名手本忠臣蔵』と抱合せの形で上演されました。男女
間の愛憎や人間の業、ともいえる暗部を赤裸々に描き、視覚的にも楽しませる舞台の仕掛け、
今日的に言えばエンタテインメント性の高い演出、登場人物たちの活力に満ちたキャラクター創
造など、いまなお観客の共感と好奇を呼び続けている人気狂言。
今回、その舞台を演出するのは、中
劇場初進出となる森新太郎。2011年
『ゴドーを待ちながら』、13年『エドワー
ド二世』で豪快にして緻密な演出力を
遺憾なく発揮した彼が、中劇場の空間
を最大限に活かした舞台をどう創るの
か今から期待が高まります。
◎あらすじ
塩冶の浪人、民谷伊右衛門は自分の過去の悪行故に離縁させられていた女房、岩との復縁
を舅の四谷左門に迫り、それが叶わぬとみるや辻斬りに見せかけ惨殺する。左門の死体を見て
嘆くお岩に伊右衛門は親切めかして仇討ちを誓い、それに乗じて復縁する。
民谷の家に戻った岩は、産後の肥立ちが悪く床に伏すようになり、伊右衛門はお岩を疎まし
く思い始める。そんななか、隣家の伊藤喜兵衛から贈られた「血の道の妙薬」を飲んだお岩はた
ちまち相貌が崩れ悶え苦しみ、放置してあった短刀に刺さり死ぬ。実は喜兵衛は、伊右衛門に
懸想した孫娘のお梅の思いを叶えようと毒薬を渡していたのだった。伊右衛門は家宝の薬を盗
んだとして奉公人、小仏小平も殺し、岩、小平の死骸を川に流す。
やがて、二人の怨念は伊右衛門を襲い、苦しめる。
2
◎演出 森 新太郎からのメッセージ
これまでにふたつの『四谷怪談』を演出してきました。ひとつは韓国の劇作家による変奏バー
ジョンで、もうひとつは朗読形式での一人芝居バージョンです。どちらの上演においてもやはり
圧巻は、幽霊となったお岩の復讐の凄まじさでした。
直接的にしろ間接的にしろ、お岩は多くの人間を殺めていきます。なぜ、お岩の恨みは伊右
衛門ひとりではおさまらなかったのか。お岩を死に追いやった者はいったい誰だったのか。この
復讐劇に終わりはあるのか。果たしてお岩は、いつまでケラケラと笑い続けなければならないの
か―――。
念願かなって、中劇場という大きな空間で『四谷怪談』を演出することになりました。いま、私
の脳裏にありありと浮かぶのは、広漠たる暗闇の中をあてもなく彷徨うお岩の心火です。現代に
蘇るにふさわしい『四谷怪談』になればと思います。
3
◎プロフィール
作◎ 鶴屋南北 (Tsuruya Nanboku)
1755(宝歴5)年-1829(文政12)年
江戸時代に活躍した歌舞伎作者、四代目。幼名は源蔵。
日本橋に生まれる。父の家業を継いで紺屋を営んでいたが、1777(安永6)年、芝居
好きが高じて桜田治助(初代)に弟子入り。何度か名前を変えたが、82(天明2)年、
勝俵蔵と改名、その間、1803(享和3)年、49歳のとき立作者となり、翌年には『天竺
徳兵衛韓噺』が大当たりし、当代の人気作家となる。11(文化8)年に四代目鶴屋南
北を襲名。『東海道四谷怪談』は25(文政8)年、71歳の作。他には『盟三五大切』『桜
姫東文章』などがある。深川で没す。
演出◎ 森 新太郎 (もり・しんたろう)
東京都出身。演出家。演劇集団円、会員。
主な演出作品に『夏の夜の夢』『汚れた手』『最後の炎』(新国立劇場リーディング公
演)などがあり、円では『ロンサム・ウェスト』『田中さんの青空』『孤独から一番遠い場
所』『コネマラの骸骨』『ガリレイの生涯』などを演出。自身が主宰するモナカ興業でも
活躍中。
新国立劇場では2011年『ゴドーを待ちながら』、13年『エドワード二世』を演出。09年、
毎日芸術賞演劇部門・第11回千田是也賞、第64回文化庁芸術祭優秀賞受賞。14
年『エドワード二世』などの演出で、第21回読売演劇大賞・大賞および最優秀演出家
賞、第64回芸術選奨演劇部門・文部科学大臣新人賞受賞。
上演台本◎ フジノサツコ (ふじの・さつこ)
兵庫県出身。伊丹想流私塾で劇作を学ぶ。モナカ興業において、『理解』『43』『旅
程』など全劇作を担当。また同劇団でゲーテ作『ファウスト』の構成・脚本も手がける。
その他に、NHK-FMオーディオドラマ『白い霧の家』、演劇集団円公演『橋爪功・夏
の夜の朗読/四谷怪談』の脚本など。
4
民谷伊右衛門 ◇ 内野聖陽(うちの・せいよう)
神奈川県出身。これまでに舞台、映画、テレビと幅広く活動。舞台もストレートプレイ
からミュージカルまでオールマイティな活躍を続ける。
主な出演作に、舞台『禁断の裸体』『THE BIG FELLAH』『TRUE WEST~本物
の西部~』『おのれナポレオン』『幻蝶』『イリアス』『BLACKBIRD』『私生活』『ベガー
ズ・オペラ』『メタルマクベス』などがある。他には映画『罪の余白』(2015年公開予定)
『海難1890』(2015年公開予定)『家路』『臨場 劇場版』『十三人の刺客』『悪魔のエ
レベーター』『あかね空』、テレビ『時間の習俗』『女信長』『とんび』『JIN-仁-』シリーズ、
『臨場』シリーズ『ゴンゾウ』『風林火山』など。
第20回日本アカデミー賞優秀新人賞(1996)、第33回紀伊國屋演劇賞個人賞(1999)、第6回読売演劇大
賞最優秀男優賞(1999)、第31回菊田一夫演劇賞(2006)など受賞歴多数。
新国立劇場には『野望と夏草』『カストリ・エレジー』『欲望という名の電車』『箱根強羅ホテル』に出演。
お岩 ◇ 秋山菜津子(あきやま・なつこ)
東京都出身。これまでに舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『エッグ』『きらめく星座』『マクベス』『もっと泣いてよフラッパー』『鉈切り丸』
『ドレッサー』『藪原検校』『その妹』『キネマの天地』『欲望という名の電車』『大人は、
かく戦えり』などがある。他には映画『悼む人』『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD た
ぶんHAPPY』『麒麟の翼』、テレビ『セカンド・ラブ』『家族狩り』『雲の階段』など。
第36回紀伊國屋演劇賞個人賞(2001)、第22回読売演劇大賞最優秀女優賞(2015)
など受賞歴多数。新国立劇場には『透明人間の蒸気』『胎内』『母・肝っ玉とその子供
たち』『舞台は夢』『まほろば』(初演・再演)に出演。
佐藤与茂七 ◇ 平 岳大(ひら・たけひろ)
東京都出身。これまで舞台、映画、テレビを中心に活動。
主な舞台に『火のようにさみしい姉がいて』『Harvest』『浮標』『国民の映画』『ガブリ
エル・シャネル』『ハムレット』などがある。他には映画『悪の教典』『逆転裁判』、テレビ
『64』『風の峠~銀漢の賦~』『大岡越前』シリーズなど。
新国立劇場には『ピグマリオン』に出演。
四谷左門 ◇ 山本 亨(やまもと・あきら)
滋賀県出身。これまで、舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『トーキョー・スラム・エンジェルス』『廃墟の鯨』『つか版・忠臣蔵 大願成
就討ち入り篇』『飛龍伝21 殺戮の秋』『ストレンジフルーツ』『阿修羅のごとく』『未遂
の犯罪王』などがある。他には映画『TOKYO TRIBE』『恋の罪』、テレビ『流星ワゴン』
『翳りゆく夏』『ルーズベルト・ゲーム』など。
新国立劇場には『わが町』に出演。
5
秋山長兵衛 ◇ 大鷹明良(おおたか・あきら)
愛知県出身。これまで舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『藪原検校』『あかいくらやみ~天狗党幻譚』『祈りと怪物(KERAバージョ
ン)』『兄おとうと』『ハムレット』『グレンギャリー・グレン・ロス』『龍を撫でた男』『太陽に
灼かれて』『その族の名は「家族」』『炎の人』(初演・再演)などがある。他には映画
『深夜食堂』『バンクーバーの朝日』『東京~ここは、硝子の街~』『ぼくたちの家族』、
テレビ『雲霧仁左衛門』『私という運命について』『負けて、勝つ~戦後を創った男・吉
田茂~』など。
新国立劇場には『マクベス』『浮標』『箱根強羅ホテル』『氷屋来る』『山の巨人たち』
『夢の裂け目』(再演)『エドワード二世』に出演。
宅悦 ◇ 木下浩之(きのした・ひろゆき)
埼玉県出身。これまで舞台、吹替を中心に活動。演劇集団円、会員。
主な舞台に『今日子』『リング・リング・リング』『ニュルンベルク裁判』『オセロー』『死ん
でみたら死ぬのもなかなか四谷怪談-恨-』『マクベス』などがある。他にはテレビ『相
棒』『真珠夫人』『徳川慶喜』、吹替『ドクター・ハウス』『ボーンズ』など。
新国立劇場には『ヘンリー六世』三部作、『イロアセル』『リチャード三世』『エドワード
二世』に出演。
お梅 ◇ 有薗芳記(ありぞの・よしき)
東京都出身。これまで舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『さらば八月の大地』『Harvest』『仮釈放』『ガリレオの生涯』『新宿八犬伝』
『星屑の町』シリーズなどがある。他には映画『おかあさんの木』『探偵はBARにいる』
『ギャルバサラ~戦国時代は圏外です~』『県庁の星』、テレビ『悪貨』『軍師官兵衛』
『極悪がんぼ』『ルーズベルトゲーム』『あまちゃん』など。
新国立劇場には『マクベス』『透明人間の蒸気』『カエル』『アルゴス坂の白い家-クリュ
タイメストラ』『十九歳のジェイコブ』に出演。
お槙 ◇ 木村靖司(きむら・やすし)
東京都出身。これまで舞台、テレビを中心に活動。劇団ラッパ屋所属。
主な舞台に89年のラッパ屋入団以降の主演のほか『きらめく星座』『冬眠する熊に添
い寝してごらん』『ヴェニスの商人』『クレイジーケンバンド横山剣 大座長公演』『十一
ぴきのネコ』。テレビ『DOCTORS3 最強の名医』『聖女』『軍師官兵衛』。
そして2011年より、BBC『SHERLOCK』のマイクロフト・ホームズの吹き替えを務め
ている。
新国立劇場には『るつぼ』に出演。
6
お弓 ◇ 下総源太朗(しもふさ・げんたろう)
千葉県出身。劇団転位・21に参加後、劇団燐光群を経て、舞台を中心に映画、テレ
ビと幅広く活動。
主な舞台に『屋根裏』『だるまさんがころんだ』『新・明暗』『深川しぐれ』『青空のある限
り』『わが友ヒットラー』『黄色い月』『皆既食』など。新国立劇場にはTHE PITフェステ
ィバル燐光群『神々の国の首都』『エドワード二世』に出演。
お袖 ◇ 陳内 将(じんない・しょう)
熊本県出身。俳優集団D-BOYSのメンバー。
主な舞台に「クロノス・ジョウンターの伝説『パスファインダー』」『悪』『駆けぬける風の
ように』『ロボ・ロボ』『怪談・にせ皿屋敷』『淋しいマグネット』『タンブリング』などがある。
他には映画『ガチバン NEW GENERATION1&2』(主演)『青鬼』『メサイア』、ドラ
マ『刑事110キロ』『スイッチガール!!1&2』『特命戦隊ゴーバスターズ』など。
小仏小平 ◇ 谷山知宏(たにやま・ともひろ)
大阪府出身。2006年に花組芝居に入座。以来、全ての作品に出演。
主な舞台に、韓国現代戯曲リーディング『木蘭姉さん』、子どもに見せたい舞台『マク
ベス』、『一郎ちゃんがいく。』劇団鹿殺し『BONE SONGS』『青春漂流記』『岸家の
夏』『電車は血で走る』など。他にはNHKBSの子供番組『ワラッチャオ!』にメタホン
役の声でレギュラー出演中。
関口官蔵 ◇ 酒向 芳(さこう・よし)
岐阜県出身。これまで舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『藪原検校』『もっと泣いてよフラッパー』『ジャンヌ』『十二夜』『ガーデン』
『だるまさんがころんだ』『ご臨終』『上海バンスキング』『大人の時間』『冬の入口』など
がある。他には映画『体脂肪計 タニタの社員食堂』『戦争と一人の女』『希望の国』
『てぃだんかん』『CUT』『埋れ木』、テレビ『まれ』『花子とアン』『鼠~江戸を疾る』『薄
桜記』『相棒ten』『アントキノイノチ~エピソード0~』『龍馬伝』など。
新国立劇場には『こんにちは、母さん』(初演・再演)『ゴロブリョフ家の人々』『箱根強
羅ホテル』『夏の夜の夢』(初演・再演)『雨』『パーマ屋スミレ』『アジア温泉』に出演。
7
お熊 ◇ 花王おさむ(かおう・おさむ)
東京都出身。これまで、舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『オーシャンズ11』『炎立つ』『金閣寺』(初演・再演)『母をたずねて膝栗毛』
『父よ!』『耳なし芳一』『十三人の刺客』『ジキル&ハイド』などがある。他には映画『ス
トロベリーナイト』『僕と妻の1778の物語』『恋愛戯曲』、テレビ『流星ワゴン』『ゴーストラ
イター』『S-最後の警官-』など。
新国立劇場には『櫻の園』『氷屋来る』『雨』『イロアセル』に出演。
伊藤喜兵衛 ◇ 小野武彦(おの・たけひこ)
東京都出身。これまで、舞台、映画、テレビと幅広く活動。
主な舞台に『抜け目のない未亡人』『船に乗れ!』『かもめ』『あかいくらやみ~天狗党
幻譚』『トロイラスとクレシダ』『海盗セブン』などがある。他には映画『謝罪の王様』『鍵
泥棒のメソッド』『まさお君が行く!』『ロボジー』『踊る大捜査線』シリーズ、テレビ『神
谷玄次郎捕物控2』『ラギッド』『復讐法廷』『GTO』『DOCTORS 最強の名医』シリー
ズ『踊る大捜査線』シリーズなど。
新国立劇場には『紙屋町さくらホテル』(初演・再演)『おどくみ』に出演。
8
◎マンスリー・プロジェクトについて
一人でも多くの方に気軽に劇場に足を運んでもらいたいと、“開かれた劇場”を目指す芸術監督の宮
田慶子。その一環として、リーディングあり、トークショーありの、多彩な無料プログラムを用意し、その
月々に関連した演劇公演に多角的にアプローチしています。
応募期間内に、新国立劇場ウェブサイト所定のフォーマットもしくは往復ハガキでのお申し込みが必
要 で す 。 詳 し く は 、 新 国 立 劇 場 マ ン ス リ ー ・ プ ロ ジ ェ ク ト の ウ ェ ブ サ イ ト
(http://www.nntt.jac.go.jp/play/monthly/)か、情報センター(03-5351-3011(代))でご確認くださ
い。
演劇講座 「テレンス・ラティガンの世界」
講
師:広川 治(英米演劇・映画研究家・早稲田大学講師)
出
演:山下カオリ、野坂 弘
日
時:2015年4月18日(土)18:00~
会
場:新国立劇場 小劇場
応募期間:3月10日(火)~
20世紀のイギリスを代表する劇作家の一人、テレンス・ラティガン(1911-77)。舞台も映画もテレビも、
コメディもシリアスなドラマも、縦横無尽に活躍したラティガンの作風を『ウィンズロウ・ボーイ』を中心にスライ
ドやショート・リーディングを交えて紹介します。
リーディング公演 ヨン・フォッセ作「スザンナ」
翻
訳:アンネ・ランデ・ペータス/長島 確
演
出:宮田慶子
出
演:青山眉子/津田真澄/山﨑 薫
日
時:2015年5月24日(日)18:00~、26(火)19:00~
会
場:新国立劇場 小劇場
応募期間:4月7日(火)~
現代ノルウェーを代表する劇作家ヨン・フォッセが、イプセン夫人スザンナの3つの年代を巧みに描いた作
品を、好評を得た2010年9月に続きリーディング公演として上演します。三世代のスザンナによってイプセ
ンとの生活が静かに浮かびあがります。
演劇講座「東海道四谷怪談の魅力」
講
師:松井今朝子(作家)
日
時:2015年6月14日(日)18:00~
会
場:新国立劇場 中劇場
応募期間:5月12日(火)~
四世鶴屋南北の人気狂言『東海道四谷怪談』。文政8年(1825年)の初演から今日まで様々なかたちで
上演、上映されています。なぜそれ程までに人々を魅了し続けているのか、その魅力を解明します。
9
◎公演概要
【タイトル】
東海道四谷怪談
【スタッフ】
作
演出
上演台本
美術
照明
音響
殺陣
衣裳
ヘアメイク
床山
映像
演出助手
舞台監督
鶴屋南北
森 新太郎
フジノサツコ
堀尾幸男
勝柴次朗
藤田赤目
渥美 博
中村洋一
佐藤裕子
奥山光映
栗山聡之
豊田めぐみ
三上 司
芸術監督
主催
宮田慶子
新国立劇場
【キャスト】
内野聖陽、秋山菜津子
平 岳大、山本 亨、大鷹明良、木下浩之、有薗芳記、木村靖司、下総源太朗、陳内 将、谷山知宏、酒向 芳
北川勝博、采澤靖起、今國雅彦、稲葉俊一、わっしょい後藤、森野憲一、頼田昂治
花王おさむ、小野武彦
【会場】
新国立劇場 中劇場 (京王新線 新宿駅より1駅、「初台駅」中央口直結)
【公演日程】 2015年6月10日(水)~6月28日(日)
2015年
6月
13:00
10
水
11
木
18:00
18:30
12
金
13
土
14
日
●
●
●◎
MP
●
●
15
月
休
演
16
火
17
水
●◎★ ●
18
木
19
金
貸
切
20
土
21
日
●
●
22
月
休
演
23
火
24
水
●
●
◎☆
●
25
木
26
金
27
土
28
日
●◎
●
●
●
●
◎=託児室あり(要予約)/★=終演後、シアタートーク/☆=終演後、ちょこっとトーク/MP=6 月 14 日 18:00 マンスリー・プロジェクト
【前売開始】
【料金】
2015年4月4日(土)10:00~
S席 8,640 円 A席 5,400 円 B席 3,240 円 (税込)
※三作品特別割引通し券【ドラマチックな春】を発売。
『ウィンズロウ・ボーイ』『海の夫人』A席、『東海道四谷怪談』S席をセットで正価 19,440 円のところ、
通し券価格 16,900 円で販売。(『ウィンズロウ・ボーイ』が終了した時点で販売終了)
【チケット申し込み・お問い合わせ】
新国立劇場ボックスオフィス
TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス http://pia.jp/nntt/
【その他チケット取り扱い】
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド ほか
* Z席 1,620 円 公演当日10時よりボックスオフィス窓口で販売。1人1枚。電話予約不可。* 当日学生割引 公演当日残席がある場合、
Z席を除く全ての席種について50%割引にて販売。要学生証。電話予約不可。*新国立劇場では、高齢者割引(65歳以上5%)、障害者割
引(20%)、学生割引(5%)、ジュニア割引(中学生以下20%)など各種の割引サービスをご用意しています。
【全国公演】 会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール TEL:0798-68-0255
日程:7月1日(水)18:30、2日(木)11:00/16:30
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