平成27年度からの『JSA 強化指定選手』に関して 平成27年度より、JSA 強化指定選手の選考枠を以下のように変更していくこととなりました。 また、その基準を以下に記します。 【JSA 特別強化指定選手】 原則としてシニア・ジュニアそれぞれ男女各 1 名の選出となり、海外へのチャレンジをしており、 一定の結果を残せる可能性があることが選出基準となる※レベルにより 2 名以上の選出もあり 【JSA 強化指定選手】 以下の基準をクリアした選手の中から、選手強化委員会で『海外への派遣で一定の結果を望むこ とができるか否か』を協議・検討したのちに選出していく <シニア選考基準> ○ JSA ジャパンランキング10位以内30歳以下又は20位以内25歳以下の選手 ○ 全日本選手権ベスト8以上の選手 ○ 上記2つの基準はクリアしていないが、上記基準の選手と同等だと判断できる選手 ○ 各支部からの推薦選手(JSA ジャパンランキング30位以内25歳以下の選手) ○ 選手強化委員会からの推薦選手(同委員会にて将来的に有望と判断した20歳以下の選手) <ジュニア選考基準> ○ 全日本選手権ベスト32以上の選手 ○ 全日本ジュニア選手権のアンダー19・17・15において優勝した選手 ○ ジャパンジュニアオープンのアンダー19・17・15における日本人最高位の選手 ○ 上記2つの基準はクリアしていないが、上記基準と選手と同等だと判断できる選手 【JSA 強化指定候補選手】 『JSA 強化指定選手』の基準はクリアしたが選考されなかった選手及び基準はクリアしていない が、下記の基準をクリアしており、今後に成長に期待できる選手を選出していく <選考基準> ○ 全日本ジュニア選手権のアンダー17・15・13においてベスト4以上の選手 ○ ジャパンジュニアオープンのアンダー17・15・13においてベスト8以上(外国人選手 が2名以上参加の場合で、1名以下の場合はベスト4以上)の選手 ○ 選手強化委員及びナショナルスタッフ、各支部からの推薦選手(ジュニアカテゴリーにおい て将来的に有望と判断したアンダー15・13・11の選手) ≪重要≫ 選手強化委員会で選出された選手本人が『代表候補選手として取り組んでいく意思があること』 を確認した後に、それぞれの指定選手として決定していく。 【JSA ジュニアスカウトプロジェクト対象選手】 平成27年度から開始するジュニア有望選手発掘のプロジェクトになり、各ジュニアの大会のパ フォーマンス、ジュニアスカウト練習会又は合宿などで選出していく <選考に関して> 試合の結果はもちろんだが、試合・練習会・ジュニアスカウト活動などの場面でのパフォーマン スや身体的な能力などを評価して選手強化委員会で選出していく。また、スカッシュに対しての 取り組み姿勢も検討項目に入れることになり、現時点のレベルよりも将来的な可能性を期待して の選出となる。但し、この対象選手全員が『JSA 強化指定選手』及び『JSA 強化指定候補選手』 になるわけではない 各指定選手及び対象選手への対応 下記のように対応していく方針とする ※但し、金銭面に関してはあくまでも基本ラインとしてのもので、各活動の度に検討していく 【JSA 強化特別指定選手】 l シニア・ジュニア男女各1名(状況により2名選出の場合もある) l JSA としての遠征時に金銭サポートあり(金額や自己負担割合は大会毎に決定) l 個人的な国際大会参加の際に金銭サポートの可能性あり l ナショナルチーム主催の練習会・合宿の参加対象(参加費負担なし) l 原則として代表派遣時の派遣メンバーとする 【JSA 強化指定選手】※以前の強化指定 A・B・C 指定にあたる l シニア・ジュニアそれぞれの選考基準に沿って選出 l JSA としての遠征時に金銭的なサポートの可能性あり l ナショナルチーム主催の練習会・合宿の参加対象(参加費はその都度決定) l 日本代表選手選考会実施時の参加候補選手 【JSA 強化指定候補選手】※以前の強化指定 D 指定にあたる l 選考基準に沿って選出(原則ジュニアのみとなる) l JSA としての遠征時は原則として自己負担となる l ナショナルチーム主催の練習会・合宿への参加対象に関してはその都度決定 【JSA ジュニアスカウトプロジェクト対象選手】 l 選手強化委員会にて選出 l JSA としての遠征時は原則として自己負担となる l ナショナルチーム主催の練習会・合宿への参加対象に関してはその都度決定 新基準適用時期:2015年4月(発表分)より適用とする 選考更新時期:毎年度4月・10月※大きな海外への選手派遣や大会があった場合はそれに限ら ない 代表チームメンバーの選出:以下のように定める 『JSA 強化指定選手』(特別指定選手を含む)に限らず、選手強化委員及びナショナルチームス タッフで選手を選出してチームメンバーを決定する。また、そのためには選考会や選考合宿等の 方法を用いることもある。選考に関しては、日常の取り組みや国内外での試合の結果並びにパフ ォーマンスが選考時の検討材料になる。 対象除外に関する規定:以下のように定める 選手強化委員及びナショナルチームスタッフは、その選手の大会成績や練習状況、体調的な問題、 試合や練習に取り組む姿勢等の理由、又は強化指定選手(候補選手を含む)としての責任と義務 を怠った場合は、強化指定選手(候補選手を含む)から外すことが出来るものとし、スカッシュ コート以外でも代表候補選手として相応しくない行動がみられた場合もその対象となる場合が あるものとする。 海外遠征(代表チーム派遣以外)の選手選出に関する情報に関して:以下のように定める 派遣選手選考は、選手強化委員会の協議にて決定するものとする。また、必要に応じて選考会の 実施もあり得る。一般にはその選考理由は公開しないものとするが、事前に選手自身及びそのコ ーチ又は保護者の方には説明が必要と考えられる場合は説明を行うこととする。また、選手自身 及びそのコーチ又は保護者の方から選考理由に関して質問があった場合は、選手強化委員会が説 明を行うものとする。 以上
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