会社概要 Company Profile ごあいさつ 代表取締役社長 村越 眞二 当社のルーツは、現・名誉会長児島絹子が昭和29年に オーダーメイドの高級婦人服店として始めた 『ソワール洋装店』 にあります。 昭和44年に 『株式会社東京ソワール』 を設立し、 日本で初めて和服に変わる喪服(ブラックフォーマル) を開発いたしました。 数あるフォーマルメーカーの中で唯一、 オートクチュールからスタートした会社であり、 その歴史から受け継ぐ技術力に裏付けされた品質と マーケット開拓などにみる創造力が我々の企業文化として根付き、 今日に至っております。 時代がどのように変わろうと、人と人が触れ合う場、 フォーマル・オケージョンは ますます大切になってきております。 当社は、 日本の文化のひとつであるブラックフォーマルウェアを原点から見つめ直し、 伝統を大切にしながらも新しい流れを取り入れたものづくりを心がけ、 日本のレディスフォーマルウェアを創った企業として、 また、 トップメーカーの責任として、新しい時代のフォーマルライフを提案してまいります。 今後とも、 なお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 フォーマルウェアの発芽期 フォーマル文化の啓蒙活動 名誉会長 児島 絹子 わずか半世紀余りの洋服文化しかない日本。 そんな日本の洋服の歴史の中で、当社は 「フォーマルウェア」 という新しい分野を切り開いて参りました。当社が創立されたのは1969年 のことです。 その頃はT・P・Oという言葉も普及しておりませんでした。洋服は「普段着とよそ 行き」の区分けしかなく、正式な場には着物というのが一般的で、「フォーマルウェ ア」も多くの方々には知られておりませんでした。 そんな中で、百貨店を初めとする有力小売店にコーナーを頂く努力を地道に行なって参りまし た。 21世紀を迎えて お蔭様で、当社も創立40周年を迎え、 レディスフォーマルウェアのトップ企業に成るこ とが出来ました。 これもひとえに、お客様、お取引先の皆様、株主の皆様のお力添えの賜物と社員一同深 く感謝しております。 時代がどのように変わろうと、人と人が触れ合う場、コミュニケーションする場、すな わちフォーマル・オケージョンはますます大切になって参ります。 21世紀を迎えて東京ソワールは、 日本のレディスフォーマルウェアを創った企業として、又 トップメーカーの責任として新しい時代のフォーマルライフを提案して参ります。 今後とも、宜しくお願い申し上げます。 1 Messa g es 当社は創業以来、 日本に洋服のフォーマル文化を定着させました。企業規模が小さな 時代からさまざまな啓蒙活動をして参りました。パリの衣裳博物館から200年の歴史を持 つ衣裳を持ってきて日本でショーを行なった「パリモード200年」、 全国のお客様からご応募をいただいて行なった 「ミスフォーマルレディコンテスト」等の 大きなイベントを初め、 フォーマルのルールやマナーの普及を目的とした店頭でのミニショー やイベント等いろいろな活動をしております。 創業 精神 創 業精 神 「誠実、責任、努力」 企業行動憲章 私たちは、 「ファッション」に関わる事業に携わる者として、企業の社会的責任を自覚し、 事業活動の展開にあたっては、次の6原則に基づき、国の内外を問わず、人権を尊重し、すべての法律、国際ルールを遵 守し、 またその精神を尊重するとともに、社会的良識をもって、持続的発展に向けて自主的に行動します。 1. 健全な収益の確保 2. お客さまに喜びと安心を提供 3. 公正・透明な事業活動の推進 4. 積極的な企業情報の開示 5. 地球環境の保全と人間の尊重 6. よき企業市民としての行動 企業ミッション P h i l o s o p h y 日本女性が過去何百年もかけて作り上げてきた日本の着物の文化と技術とその時代に合った最高のマナーに叶っ た着こなしを受け継いで現代においても日本女性を一番美しく見せる洋服作り。そしてこれからも一番その時代 に合った国際的に一流で通る洋服作りに邁進する。 (The mission of TOKYO SOIR CO.,LTD. is to provide Japanese women with elegant formal wear, inspired by Japanese culture and tradition, making a contemporary fashion statement.) 株式会社 東京ソワールの行動基準 4 か条 S O I R 仕事の場に感謝し、創業者の志を受け継いで、 常に社会文化に貢献できる人 お客様の気持ちを理解し、良いことはすぐに実行に移せる スピード感に溢れた人 今の自分にはない新しい知識や技能、 広い視野と社外にも通じる専門性を求めていつも勉強を続ける人 ルールと時代は変わる、古いやり方にこだわらず、自分を変え、 社会を変えるため、常に変化を恐れず、先手必勝の策にチャレンジできる人 経営理念 ファッションビジネスを通じて、日本女性の生活文化向上に寄与するとともに、 消費者・株主・従業員の福祉と豊かな生活を実現する。 2 沿革 昭和29年∼昭和60年 昭和 29 年 児島絹子が東京世田谷に「ソワール洋装店」オープン。 32 年 白木屋サロン・ド・パリ(オートクチュール部門)の専属工場に 指定される。 40 年 東急百貨店東横店のプレタポルテ、黒のコーナーを担当。 はじめて黒のドレスを売場で発表。 43 年 東急百貨店各店のミセスコーナー担当。 44 年 11月 48 年 関西方面取引先拡大のため関西出張所を開設。資本金を1500万円に増資。 49 年 資本金を2500万円に増資。取引店69店舗となり、販売網が全国に広がる。 11月 本社を東京都渋谷区桜丘町に移転。 50 年 資本金を4000万円に増資。世田谷商品センターを開設。 浅丘ルリ子と契約、テレビCMを中心に宣伝開始。関西出張所を 営業所とする。 51 年 新社長に児島絹子就任。資本金8000万円に増資。 取引百貨店100店舗。 12月 本社を東京都渋谷区宇田川町に移転。九州営業所を新設。 52 年 資本金を3億円に増資。11月、中部営業所開設。 53 年 17月 54 年 13月 56 年 16月 58 年 59 年 60 年 h i s t o r y 57 年 「株式会社東京ソワール」設立。資本金200万円。年間売上9800万円。 社長・草野昌平、副社長・児島絹子、専務・児島由次郎就任。 札幌営業所開設。12月、本社を現在の東京都港区南青山に移転。 設立10周年を記念して、 「全日本フォーマルレディコンテスト」を実施。 アパレルコンピュータシステム導入。 17月 本社・世田谷センター間をオンライン化。 19月 東京と大阪で「ショーでつづるパリモード200年」を開催。 川崎商品センターオープン。 アパレルコンピュータシステムにパターンメイキングシステムを導入。 12月 大阪市西区立売堀に自社ビルを建設、関西営業所を支店に昇格。 新ブランド「ジバンシィ ハイフォーマル」を発表。 12月 名古屋市千種区に中部営業所自社ビル取得。 12月 15月 12月 川崎商品センター増改築工事完成、物流機能の集約化。 大型コンピュータを 導入し全国オンライン化完成。 表参道に自社ビル取得。 新ブランド「カルバン フォーマル」を発表。 3 沿革 昭和61年∼平成18年 昭和 61 年 63 年 18月 店頭登録による株式公開及び、公募増資の実施。 新資本金は6億8175万円。 18月 10月 東京証券取引所市場第二部に上場。 新ブランド「ヒロミ ヨシダ ビス」発表。 平成 元年 株式会社設立20周年。 12月 海外転換社債4000万スイス・フランを発行。 3年 11月 川崎商品センター増築工事完了による物流体制の拡充。 4年 11月 表参道店新築完成。 6年 11月 15月 児島社長・清家常務取締役パリ市名誉市民賞受賞。 新ブランド「ジャン・ルイ シェレル フォーマル」発表。 8年 新ブランド「マリココウガ フィルドレ」発表。 9年 新ブランド「J・デルポソ」発表。 10年 株式会社設立30周年。 「母と娘のファーストフォーマル」キャンペーン実施。 12年 新ブランド「ミチコ ロンドン コシノ」発表。 13年 新ブランド「KL ラガーフェルド フォーマル」発表。 新ブランド「ミサキ クレッシェンド」発表。 14年 新社長に盛口誠司、副社長に草野圭司 就任。 創業者の児島絹子は社長を退任し、最高顧問に就任。 新ブランド「マグリフ カルバン パリ」「アミアンティム」「フェ・デ・ソワール」 「ティアラ・ドゥ・フルール」発表 15年 新ブランド「フォルマーレ・ディ・ソプラーニ」 「マリココウガ・アール」「ソルリオ」発表 16年 株式会社設立35周年 新ブランド「プリミッシュ」「エスペシック」 「エモーショナル ドレッシーズ」 「ミチコ ロンドン コシノ(カラーフォーマルライン)」発表 17年 「お客様相談室」設置 「MKF2」 「クレア バイ ソワールペルル」発表 18年 h i s t o r y 11年 ファーストフォーマルテレビCMキャンペーンスタート。 TOB(公開買付)による自己株式取得を実施 「ランバン ノワール」 「ピエール・カルダン」 「ユキコ キミジマ」 デビュー 関西支店 立売堀より南船場へ移転 4 沿革 平成19年∼ 平成 19年 20年 新社長に萩原富雄 就任。 前社長盛口誠司は社長を退任し、取締役会長に就任。 「エル アン ノワール」 「リョウコ キクチ」 デビュー オンラインショップ「Formal-message.com」開設 中国シェンニー社とのライセンス契約締結 「ソワール・デュ・パリ バイ ジュンコ シマダ」 「クレア・グランデバイ ソワール ペルル」デビュー QTEC [ (財) 日本繊維製品品質技術センター] 検品認定者授与 株式会社設立40周年 「ウンガロ・ソワ」発表 22年 イオンレイクタウンに「フォルムフォルマ」1号店オープン 23年 東日本大震災復興支援として日本赤十字社へ義援金を寄付 川崎商品センターの照明の全館5,150灯をLED化 24年 海外提携ブランド「ハロッズ」発表 25年 新社長に村越眞二 就任 前社長萩原富雄は社長を退任し、取締役会長に就任。 執行役員制度を導入。 株式会社ワールドとのライセンス契約ブランド「INDIVI」発表 26年 h i st o ry 21年 株式会社設立45周年。 お客様への日頃のご愛顧を込めて 『ありがとう』キャンペーンを2回 (春と秋) 実施 5 データファイル 代表者 代表取締役社長 村越眞二 事業内容 総合レディスフォーマルウェアメーカー、 ウェアおよびアクセサリー類の商品企画ならびに 全国百貨店・チェーンストアへの卸売 資本金 40億4907万円 売上高 181億90百万円 (2014年12月期) 売上比率 ブラックフォーマル64.3%・カラーフォーマル17.6%・アクセサリー類18.1% 創立 1969年1月 (昭44.1) 役員 萩原 富雄 代表取締役社長 村越 眞二 代表取締役副社長 草野 圭司 取締役 専務執行役員 竹内 信彦 (経営企画担当兼事業統括担当) 取締役 執行役員 宮本 幸三 (管理本部長) 坂本 勝郎 (社長室長) 青山 秀夫 (百貨店本部長) 社外取締役 澁谷 髙允 常勤監査役 磯貝 章弘 監査役 井原 秀和 石川 啓一 執行役員 西川 大島 関 中村 宮本 小泉 吉村 亨 和俊 稔 雅彦 英治 純一 暢晃 Ou t l i n e 取締役会長 (百貨店本部副本部長 兼 関西支店長) (経営企画本部長) (新規開拓担当 兼 イメージ戦略担当) (チェーンストア本部長) (事業開発部長) (企画生産本部長) (事業統括副担当 兼 チェーンストア本部副本部長 兼 事業支援室長) 従業員数 区分 従業員数 平均年令 平均勤続年数 男子 153名 45.6才 18.9年 女子 146名 40.3才 14.8年 合計 299名 43.1才 16.9年 6 組織図 株 主 総 会 監 査 役 社 長・副 社 長 Organ i z a ti on 経営企画 本部 管理本部 百貨店 本部 チェーンストア 本部 企画生産 本部 監 査 役 会 取 締 役 会 内部監査室 社 長 室 事 業 統 括 担当 事 業 支 援 室 お客様相談室 マーケティング室 c ha rt 経 営 企 画 部 情 報 システ ム 部 人 事 部 総 務 部 経 理 部 物 流 部 東 日 本 営 業 部 西 日 本 営 業 部 営 業 部 アクセ サ リー 部 企 画 部 生 産 部 技 術 部 事 業 開 発 部 リ テール 事 業 部 7 事務所 本社 〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館 Tel 03(3475)1251 関西支店 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-5-12 クリスタファイブ3階 Tel 06(4964)7271 九州営業所 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-10-19 福岡ファッションビル Tel 092(475) 0930 中部営業所 〒461-0008 名古屋市東区武平町5-1 名古屋栄ビル4階 Tel 052(962)6231 札幌営業所 〒060-0003 札幌市中央区北三条西2-1 NC北専北三条ビル Tel 011(251)2631 川崎商品センター 〒210-0821 川崎市川崎区殿町1-19-12 Tel 044(299)1601 Ou t l i ne 2015年 7月 8
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