作品分析ⅠⅡ

授業科目名
授業担当者氏名
区分
単位
年間授業時間
受講
学年
開講
年次
作品分析ⅠⅡ
鈴木 輝昭
必修
2
30時間
1/2
毎年
■授業内容
本年度の作品分析は、Ⅰ-Ⅱを合同授業によって行う。年間 15 回の授業を各 5 回ずつの
三つの区分に分け、初期 5 回は和声法、中期 5 回は楽式分析、後期 5 回は室内楽、管弦
楽作品のアナリーゼを扱う。
和声法では機能和声から数字和声、非和声音、偶成和音、旋法和声を俯瞰する。
楽式分析では、ピアノ作品を中心に、対位法的楽曲からソナタ形式までを解説する。
室内楽・管弦楽作品のアナリーゼでは、三重奏から交響曲に至る楽曲の主題、和声、構
造分析を、さらに具体的に探求する。分析対象となる作品は、可能な限り受講生の演奏
を伴う形をとるものとする。
◆第1回(5/12)初等和声の確認A - 3 和音~ドミナント諸和音
◆第2回(5/28)初等和声の確認B - 固有の 7~借用和音
(準固有和音,ドッペルドミナント,副Ⅴの和音)
◆第3回(6/11)非和声音A
◆第4回(6/22)非和声音B - 偶成和音~旋法和声
◆第5回(7/9)数字付き和声の実際
◆第6回(7/23)対位法的楽曲 - 反復進行、模倣反復、AB 組合せ主題
◆第7回(9/11)インヴェンション、フーガ(バッハの作品)
◆第8回(9/28)複合三部形式、ロンド形式(古典派~ロマン派の作品)
◆第9回(10/8)ソナタ形式A - ベートーベンのピアノソナタ
◆第10回(10/19)ソナタ形式B - ロマン派のソナタ
◆第11回(11/6)二重奏ソナタ、ピアノ三重奏 - モーツァルト、ベートーベンの作品
◆第12回(11/21)弦楽四重奏曲A - モーツァルト、ベートーベンの作品(楽器法の検証)
◆第13回(12/9)弦楽四重奏曲B - ドビュッシー、ラヴェルの作品
◆第14回(12/10)管弦楽曲A - ベートーベンの交響曲(楽器法の検証)
◆第15回(1/14)管弦楽曲B - シューマン、ブラームスの交響曲/協奏曲考察
※成績は出席状況、受講態度、レポートで評価する。
評価は「優」
「良」
「可」
「不可」の表記とする。