導入事例 ブティック型法律事務所、 マルタイリングによって大きな顧客利益を実現 ブリンクス・ ギルソン・アンド・ リオン法律事務所 課題: 特許権者にとって欧州特許のバリデーションコストが高すぎる 知的財産を専門とする160名の弁理士、科学顧問、特許代理人を擁する ブリンクス・ギルソン・アンド・リオン法律事務所(以下「ブリンクス法律事務所」)は、 米国屈指の知財法律事務所であり、知的財産を特定、保護、管理、および 行使するために世界各国の顧客を支援しています。ブリンクス法律事務所の 弁護士は、特許、商標、不当競争、企業秘密、著作権法など、すべての側面に おける専門知識を提供します。シカゴを本拠地とする当事務所は、ワシントンDC、 ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク、アンアーバー、デトロイト、 ソルトレイクシティ、インディアナポリスに事務所を構えています。 2013年、ブリンクス法律事務所が担当した小規模の製薬会社が欧州特許権の 取得に成功し、特許権を保持する各国でのバリデーションが必要となりました。 当初、この製薬会社は予算的に10か国(そのうち数か国では翻訳が必要)での バリデーションが可能であると見ていましたが、外国代理人による初回見積もりは、 特許権者である当製薬会社が投資すべきだと考える額を大幅に上回るものでした。 製薬会社はバリデーションを希望していた国の数を減らし、一部の国で知財保護を 見送らざるをえなくなるのではないかと懸念しましたが、あきらめるには早いと考え、 ブリンクス法律事務所にバリデーションサービスも提供する知財翻訳サービスという 代替案を探すように依頼しました。 ブリンクス・ソルトレイクシティ事務所の弁理士兼経営株主であるライアン・マーシャル氏は、 「実戦力のある知財翻訳サービスプロバイダーは、一人の外国代理人が対応できる 範囲よりも多くの管轄区でリソースおよびベストプラクティスを活用でき、より多くの 地域で同じ、あるいは大幅に低いコストで特許権を実施できることもそのひとつです」と 話しています。 ソリューション: 一からの見直し ブリンクス法律事務所の弁理士は、知財翻訳およびその他知財の外国特許申請 サービスの革新的リーダーであるマルタイリングに連絡を取りました。マルタイリングでは、 特許翻訳に加え、バリデーションを含む欧州特許庁(EPO)への申請をシンプルかつ 正確に行うため、多数の世界最大手特許申請者だけでなく、少数ながらも非常に長い 特許をクライアントのために申請する法律事務所とも連携しています。 ブリンクス法律事務所から見積もり依頼を受けたマルタイリングは、ブリンクス法律事務所と そのクライアントのニーズに対応するために長年培ってきた業界のベストプラクティスを 適用できること、また、大幅に低いコストでこの業務に対応し、最初に顧客企業が可能と 考えていた国を上回る数の国で特許のバリデーションを行うことができると確信しました。 The best practices that guide MultiLing include in-country native マルタイリングが指針としているこのベストプラクティスには、優れた品質と一貫性、 linguists, scientists, engineers and legal specialists who interact through および時間厳守の確実納品を強化するプロセスとテクノロジーを駆使して連携する processes and technologies to increase quality, consistency and on-time 現地出身の国内言語学者、科学者、エンジニア、法律専門家が含まれています。 この合理化されたモデルは、ブリンクス法律事務所のクライアントがバリデーションを filed broadly (in many jurisdictions), large quantities of patents or for 必要としていたものと同じく、広範囲(多くの管轄区)での特許申請、多数の特許、 lengthy patents, such as the one Brinks’ client needed to validate. 非常に長い特許の申請に対して効率的です。 “With our streamlined model, boutique IP law firms like Brinks, and their 「マルタイリングの合理化モデルにより、ブリンクス法律事務所のようなブティック型 clients with only one or two patents a year, can realize the same econo法律事務所や、そういった事務所の年間特許数が1~2件のクライアントにも、年間特許 mies of scale as we produce for our enterprise customers, who often file 申請数が何百件にものぼる法人のお客様にマルタイリングが提供するものと同じ hundreds of patents annually,” said MultiLing’s vice president of global スケールメリットを実感していただけます。実際、単一のプロジェクトオーナーによって sales, Michael Degn. “In fact, by consolidating the work to interactive 管理されるインタラクティブかつ専門分野に特化したチームに業務を統合することに and specialized translation teams that then report to a single project よって、外国代理人が単独で複数の管轄区でプロジェクトを進めるよりも、全管轄区に owner, the validation process is much more consistent across all jurisdicおけるバリデーションプロセスにより優れた一貫性が生まれ、コストも大幅に tions and much less costly than if isolated foreign agents worked on the 削減されます」(マイケル・デン談)。 project in multiple jurisdictions.” RESULTS: 結果: Savings Ensure Satisfied Client, Firm 節約によってクライアントと法律事務所の満足を確保 According to Marshall, this consistency is especially important when a マーシャル氏は、この一貫性は1つの特許を複数の言語で申請するクライアントに client 対して特に重要となるとし、 wants to file a single patent in multiple languages. “When「マルタイリングから見積もりを受け取ったとき、クライアントは元の計画よりも5か国 the quote came back from MultiLing, my client realized it could 多い15か国での特許のバリデーションが可能であることを認識し、プロジェクト全体でも planned,” Marshall said. “The overall project still realized savings of more 30パーセント以上ものコスト削減を達成できました。結果としてお客様にはたいへん than 30 percent. This resulted in a very satisfied client eager to work 満足していただき、今後のプロジェクトにおける当事務所への依頼にも意欲的です。 with us on future projects, which meant we were very satisfied as well.” つまり、私たちも非常に満足しているということです」と言っています。 How Streamlined Best Practices 合理化されたベストプラクティスが Can Help IP Firms – and Clients 知財法律事務所やそのクライアントを Not only can an IP translation service provider like MultiLing leverage its streamlined 支援する仕組み model to help manage your clients’ budgets, but our services and expertise can also help the variety of clients your law firm serves.マルタイリングをはじめとする知財翻訳サービスプロバイダーは、独自の合理化された The following additional expertise can give your firm super-star statusモデルを法律事務所クライアント様の予算管理に活用するだけでなく、そのサービスと with your clients: 専門知識を様々なクライアント様のために役立てることができます。また、以下の 専門知識によって、クライアント様からスーパースターレベルの評価を得て • Assisting in the validation of patents in each target country by filing a translation いただけます。 of the claims or the entire patent specification in multiple languages • 請求項または特許明細書全体を複数言語に翻訳して申請することによる、 • Working with in-country patent agents (or MultiLing’s network of IP 各対象国での特許バリデーションのサポート professionals) • 現地の特許代理人(またはマルタイリングの知的財産専門家ネットワーク)との連携 • Creating a docketing record • 案件整理記録の作成 • Translating and preparing validation documents • バリデーション文書の翻訳と準備 • Submitting notice of application • 出願通知の提出 • • 出願書類受領証、および国内特許庁による特許番号の変更通知を含むその他 providing 公的文書の送達•国内特許庁からの連絡のための特許の有効期間全体を通じた an in-country address for correspondence from the national 国内住所の提供 • Working • クライアントに対する年次年金の支払いリマインダー(要望があった場合)により、 with partnering agents to ensure patents are kept active by reminding clients to pay the yearly annuities, as requested 特許をアクティブに維持するためのパートナーエージェントとの連携。 Contact MultiLing now to discuss the specific needs of your IP law firm. ライアン・マーシャル BG&L法律事務所、 弁理士/経営株主 (801) 377-2000 [email protected] multiling.com
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