御殿場市個人情報保護条例の一部を改正する条例

御殿場市個人情報保護条例の一部を改正する条例
御殿場市個人情報保護条例(平成15年御殿場市条例第35号)の一部を次のように改
正する。
題名の次に次の目次を付する。
目次
第1章
総則(第1条―第5条)
第2章
実施機関における個人情報の取扱い(第6条―第16条)
第3章
保有個人情報の開示等(第17条―第28条)
第4章
救済の手続(第29条―第31条)
第5章
雑則(第32条―第37条)
附則
第2条第2号中「(事業を営む個人の当該事業に関する情報を除く。)」を削り、同条第
5号を同条第8号とし、同条第4号の次に次の3号を加える。
(5) 特定個人情報
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す
る法律(平成25年法律第27号。以下「番号法」という。)第2条第8項に規定す
る特定個人情報をいう。
(6) 情報提供等記録
番号法第23条第1項及び第2項に規定する記録に記録された特
定個人情報をいう。
(7) 保有特定個人情報
実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した特定個人情報で
あって、当該実施機関の職員が組織的に利用するものとして、当該実施機関が保有し
ているものをいう。ただし、公文書に記録されているものに限る。
第10条及び第12条第2項中「き損」を「毀損」に改める。
第13条第1項中「超えた保有個人情報」の次に「(保有特定個人情報を除く。以下こ
の 条 及 び 第 1 4 条 に お い て 同 じ 。)」 を 加 え 、 同 条 第 2 項 第 6 号 中 「 、 そ の 他 」 を 「 そ の
他」に改め、同条の次に次の2条を加える。
(保有特定個人情報の利用の制限)
第13条の2
2
実施機関は、保有特定個人情報について目的外利用等をしてはならない。
前項の規定にかかわらず、実施機関は、人の生命、身体又は財産の保護のために必要
がある場合であって、本人の同意があり、又は本人の同意を得ることが困難であると
きは、利用目的以外の目的のために保有特定個人情報(情報提供等記録を除く。以下
この項及び次項において同じ。)を利用することができる。ただし、保有特定個人情報
を利用目的以外の目的のために利用することによって、本人又は第三者の権利利益を
不当に侵害するおそれがあると認められるときは、この限りでない。
3
実施機関は、個人の権利利益を保護するため特に必要があると認めるときは、保有特
定個人情報の利用目的以外の目的のための当該実施機関の内部における利用を特定の
部局又は組織に限るものとする。
(特定個人情報の提供の制限)
第13条の3
実施機関は、番号法第19条各号のいずれかに該当する場合を除き、特定
個人情報を提供してはならない。
第14条中「個人情報」を「保有個人情報」に改める。
第16条第1項第6号中「その他」を「前各号に掲げるもののほか、」に改め、同条第
3項中「すべて」を「全て」に改める。
第17条第2項中「法定代理人」の次に「(保有特定個人情報にあっては、本人の委任
による代理人を含む。以下「法定代理人等」という。)」を加える。
第18条第2号中「未成年者又は成年被後見人の法定代理人」を「法定代理人等」に改
める。
第22条第1項中「条例」の次に「又は番号法」を加える。
第23条第1項中「条例」の次に「又は番号法」を、「違反して保有個人情報」の次に
「(情報提供等記録を除く。)」を加える。
第24条第1項第3号中「その他」を「前2号に掲げるもののほか、」に改め、同条第
2項中「法定代理人」を「法定代理人等」に改める。
第25条第2項中「請求者」の次に「(情報提供等記録に係る訂正の決定にあっては、
総務大臣及び番号法第19条第7号に規定する情報照会者又は情報提供者(当該訂正に係
る情報提供等記録に記録された者であって、当該実施機関以外のものを含む。))」を加え
る。
第26条第1項中「法定代理人」を「法定代理人等」に改める。
第28条第2項中「交付及び送付」及び「作成及び送付」を「交付」に改め、同条に次
の1項を加える。
3
前項の規定にかかわらず、実施機関は、経済的困難その他特別の理由があると認める
ときは、保有特定個人情報の写しの交付に要する費用を減額し、又は免除することが
できる。
第33条第1項中「類する請求」の次に「(保有特定個人情報に係る請求を除く。)」を
加える。
附
則
この条例は、平成27年10月5日から施行する。ただし、情報提供等記録に関する
部分の規定は、番号法附則第1条第5号に規定する政令で定める日から施行する。