「募集要項(第6回)」(PDF)

第 6 回東京大学南原繁記念出版賞 論文募集
一般財団法人 東京大学出版会
理 事 長 古 田 元 夫
一般財団法人東京大学出版会は、1951 年 3 月 1 日、ときの東京大学総長南原繁先生の発意
により本学教員有志の賛同を得て、日本の国立大学では初めての大学出版部として設立され
ました。以来、「大学に於ける研究とその成果の発表を助成するとともに、広く一般書、学
術書の刊行により学問の普及、学術の振興を計る」
(設立趣意書)ために、着実な出版活動
を続けてまいりました。この間、刊行しました書籍は 7000 点以上になります。
2011 年 3 月 1 日に創立 60 周年を迎えるにあたり、この設立趣旨の一層の達成に向け、東
京大学南原繁記念出版賞を創設しました。これは、優れた学術論文を発掘し、書籍として世
に問う機会を広く推し進めたいという意図に基づくものです。そして東京大学出版会は、本
出版賞創設を契機に、将来の世代に向けて清新で創造的な大学出版部活動を更に展開する決
意であります。
以下の要項に基づき、第 6 回の論文を募集します。本出版賞創設の趣旨をご理解いただき、
関係各位のご協力をお願い申し上げます。
募集要項
1.対象論文(当面、日本語を対象として以下の 4 項目を満たすもの)
①東京大学の専任の教授・准教授の推薦による論文。
②未発表で書き下ろしの、またはそれに準ずる論文。
③個人による学術的著作として第 1 作にあたる論文。
④一冊の書籍として出版が可能な適当な分量の論文。
2.審査 ・ 選考の方法
東京大学出版会理事会及び企画委員会による選考委員会を設置し、選考委員会の外より各論文ご
とに審査者 2 名を選任して(審査者は、東大教員に限らない)審査を行う。最終選考と本出版賞決
定は、選考委員会での選考内容に基づき理事会が行う。
3.本出版賞の決定と受賞論文の刊行
2 点程度。決定した論文は、東京大学出版会が学術書刊行基金をあてて刊行する。
4.学術奨励金授与
著者には賞として学術奨励金を授与する。
5.印税など
著者への献本は 10 部とする。印税は重版以降に発生することとし、別途定める。
6.発表と授賞式・表彰式
12 月中旬の理事会で決定し、すみやかに発表する。翌年 3 月に授賞式を行い、著書刊行後の 3 月
に表彰式を行う。
応募方法
東京大学出版会ウェブサイトから推薦書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、目次・概要
を付した原稿と共に提出してください。審査の必要上、原稿は 3 通ご用意ください(応募原稿は返
却しません)
。
応募締め切りは、2015 年 5 月 29 日午後 5 時(後日の応募は理由の如何を問わず受理いたしません)
。
一般財団法人 東京大学出版会役員
〔会 長〕 東 京 大 学 総 長
五 神 〔理事長〕 東 京 大 学 客 員 教 授
古 田 元 夫
真
立行政法人大学評
〔理 事〕 独
価・学位授与機構理事
岡 本 和 夫
大 学 院 理 学 系
研 究 科 教 授
福 田 裕 穂
大学院法学政治学
研 究 科 教 授
久 保 文 明
大 学 院 経 済 学
研 究 科 教 授
吉 川 大 学 院 医 学 系
研 究 科 教 授
小 林 廉 毅
大学院情報学環教授
吉 見 俊 哉
大学院人文社会系
研 究 科 教 授
白波瀬佐和子
法政大学法学部教授
渡 辺 先 端 科 学 技 術
研究センター教授
西 村 幸 夫
出 版 会 事 務 局
黒 田 拓 也
大 学 院 総 合 文 化
研 究 科 教 授
長谷川壽一
学 院 理 学 系
〔監 事〕 大
研 究 科 教 授
相 原 博 昭
服部公認会計士事務所
服
部 洋
浩
彰
お問い合わせは東京大学出版会編集部(03-6407-1921・1928・1954・1981)宛、お願いいたします。
2015 年 4 月 〒153-0041 東京都目黒区駒場4-5-29
一般財団法人 東京大学出版会
第 1 回〜第 5 回受賞作品については東京大学出版会ウェブサイトをご参照下さい。