新名神高速道路埋蔵文化財発掘調査ニュース三重県埋蔵文化財センター三重県埋蔵文化財センター調査研究 3 課四日市整理所〒515‐0325 三重県多気郡明和町竹川 503 TEL 0596‐52‐1732 FAX 0596‐52‐7035 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/maibun/ 2012 年 7 月〒512‐8064 三重県四日市市伊坂町 126‐1 TEL 059‐363‐3195 FAX 059‐363‐3196 かまがいと鈴鹿市釜垣内遺跡の発掘調査が始まりました！発掘調査前の様子(入道ヶ岳を望む) 三重県埋蔵文化財センターでは新名神高速道路の建設に先立ち、平成 20 年度から四日市市の北部を中心とした路線内の発掘調査を行っています。平成 24 年度からは、鈴鹿 PA(仮称)周辺の発掘調査が本格化し、小岐須町の釜垣内遺跡の発掘調査がスタートしました。現在、平安時代末～鎌倉時代(今から約 800 年前)の土器や陶器などが出土しており、遺跡の様子が明らかになりつつあります。周辺の遺跡ついては、引き続き発掘調査を進めていく予定です。地域の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力いただけますようお願いいたします。今後も発掘調査の結果は「調査ニュース」や三重県埋蔵文化財センターのホームページなどを通じてお知らせしていきます。 H24 年度の発掘調査期間緑色の範囲６月～８月(予定) 調査は７～８月が見ごろです。青色の範囲８月～11 月(予定) 調査は９～10 月が見ごろです。重機で少しづつ掘り下げます遺跡が姿を現しました ◆発掘調査の見学について釜垣内遺跡の発掘調査は着々と進行しています。発掘調査の様子や歴史に関心をお持ちの方々、近くにお住いの方々など釜垣内遺跡にどうぞお立ち寄りください。遺跡の調査中は三重県埋蔵文化財センターの職員が可能な範囲で対応させていただきます。これからの調査成果にどうぞご期待ください！