風 土とたべるを考える 雲 仙 と吉 祥 寺 「都市と地方」「伝統と新しさ」「交換と贈与」など 対立相補するもの ( 陰陽 ) からの創造がテーマ。 吉祥寺ではアトリエ間間と食堂ヒトトを運営。雲仙では在来種の野菜の栽培や自家採種に取り組む。 マクロビオティック、日本の伝統食、農と種、身体性、育児、手仕事など様々な企画を通して 「風土とたべる」を考えています。 2003 年開業。代表 奥津爾・典子。 まんま アトリエ間 間 http://www.organic-base.com/ 東京都武蔵野市吉祥寺南町 4 - 6 - 8 -1F t / f 0422 - 40 - 2467 マクロビオティック、料理、身体、農、手仕事のクラスを日々開催。時折ギャラリーとしても。 食 堂ヒトト 東京都武蔵野市吉祥寺南町 1- 6 - 7- 3F t / f 0422 - 46 - 0337 たとえば、数百年つづく伝統的な製法でつくられた保存食。あるいは何代も種どりされた力強い在来種の 野菜。作り手の息づかい、その土地の風と土を感じる料理、空間を。 12:00 -15:00 お昼ごはん / 15:00 -18:00 お茶とお菓子 / 18:00 - 22:00 お酒と季節の料理 定休日/火・水曜日 *夜はご予約承ります。 次回の企画展 @吉祥寺 〈 アメツチ 〉2会場にて開催 omoto 鉄と布の展 6 月 4 日(木)- 6 月 8 日(月) ORGANIC BASE News Letter “Unzen to Kichijoji” 3 vol. May 2015 @ アトリエ間間 大橋弘 写真展「野鍛冶」 5 月 28 日(木)- 6 月 22 日(月) @ 食 堂ヒトト オ ー ガ ニ ッ ク ベ ー ス ニ ュ ー ズ レ タ ー「 雲 仙と吉 祥 寺 」 v o l .3 / 2 0 1 5 年 5 月 号 2 0 1 5 年 4 月 1 5 日 発 行 雲仙市小浜町にて制作 文・編集|奥 津 爾 デザイン|スタジオシロタニ 吉 祥 寺・ ︿ と も に ﹀展 が 終 わ り ま し た 。 ﹁絵・箱・音楽・服﹂という独立した表現が、 それぞれの場所で相寄り立ち上る空気。 吉祥寺という場所だからこそ味わえる余韻を 感じてほしいという想いで企画した展覧会。 2009年あたりから始まった吉祥寺再開発。 新規大型出店の波はとまらず、 ここ数年で街はがらりと姿を変えてしまいました。 かつての強みであった面白い個人商店の多様性は いつの間にかスポイルされ、 藤川孝之 絵・ドローイング・コラージュ/青木隼人 ギター / 竹内紙器 箱・印刷 / natsuno hiraiwa 服・エプロン 吉祥寺は文化を発信する力が @吉祥寺 ヒトト/ラウンダバウト/アトリエ間間 どんどん薄まってきているように思います。 そんな今だからこそ ﹁吉祥寺にしかできないこと﹂ を考え抜きたい。 都市化の波に呑み込まれるのを 黙って待つのではなく、 かといって﹁昔はよかった﹂という ノスタルジーに逃げ込むのでもなく。 ︿ ともに ﹀展。 ﹁吉祥寺もまだ捨てたもんじゃない﹂と、 僕自身が心から想えた展覧会でした。 皆様とこの空気を共有できたことが、 何よりも嬉しいです。 ありがとうございました。 〈ともに〉 2015 年 3 月 25 日 - 4 月13 日 雄大な自然に囲まれた小さな温泉街。 眼の前は橘湾、振り返れば雲仙普賢岳の裾野という 僕らが住む雲仙市小浜町は島原半島の西側。 という目的ではじまったこのマーケット。 地元の方々や外の人にも実体験してもらいたい。﹂ 過疎の集落に様々な人が集まり賑わう様子を、 ﹁〝 手作りのものごと 〟を通して地域に光をあてたい。 雲 仙・刈 水 庵 と い う 幸 せ 。 湧き水や温泉や原生林、 長崎県内を中心に近県からも来場者が増え、 お客さんを選ばず、老若男女、 郵便局やホームセンターやスーパーが 中心街から歩いて数分の場所に、 地元のお年寄りや小学生から、 今ではこの小さな集落に1000人も訪れる 過疎化が進んだ﹁刈水 ︵かりみず︶ ﹂という 県内外のデザインフリークまで楽しめる雰囲気。 全て徒歩圏内にあるコンパクトな町です。 小さな集落があります。 そこには、 この小浜温泉の湯煙が立ちのぼる 車も入れない細い路地、急な坂道、苔むした石垣、 〈 第9回 刈 水デザインマーケット〉 2015 年 5 月31 日(日)11:00 - 16:00〈 雨天決行 〉 そんな刈水庵を中心に、年に数回、 長崎県雲仙市小浜町北本町 1011 | tel. 0957-74-2010 | e-mail. [email protected] | https://www.facebook.com/karimizuan デザインマーケットが開かれています。 イベントに育っています。 という主催側の願いがしっかりと反映されています。 ﹁同じ趣味嗜好の人だけの閉じられた祭りにしない﹂ れ、 ﹁古民家をリノベーションしたショップ・カフェ﹂。 いまや日本中にこの言葉が 至る所にそんな場があります。 この刈水庵もまさに大工の棟梁の屋敷を改装したお店。 ただ、そのクオリティが凄まじい。 軒先ではおばあちゃんが魚をあぶり、 なんとも言えない穏やかな時間が 流れている刈水地区。 その中に、僕らが愛してやまない ショップ・カフェ、刈水庵があります。 選り抜かれた国内外のアイテムの質に加え、 特筆すべきは雲仙・小浜の風土に しっかりと根ざそうする確固たる意志とコンセプト。 地元小浜から二十代で単身イタリアに渡り独立、 エンツォ・マーリや アキッレ・カスティリオーニという モダンデザインの巨匠と共に仕事をしてきた オーナーの城谷耕生さんがもつ ﹁生活者と共にあるデザイン﹂ という哲学が集約された場です。 刈水デザインマーケットが開催されます。 デザインの目利きも、地域のお年寄りも、 行く度に新しい出会いがある。 自然と文化が高次元で融合する雲仙を、 小学校4年生の僕の娘も、 刈水庵は、 ぜひ直に感じていただきたい。 誰もが豊かな時間を過ごせる。 ﹁住民のほとんどは七十歳を越えたお年寄りばかり﹂ ちなみに、表紙の写真は刈水地区に自噴する炭酸泉。 日には9回目の という刈水地区に新しい息吹を吹き込み、 飲めます。その微妙な何とも言えない味わいも、 5月 観光客と地域の人々の生活を 現地でお試しいただきたいなーと、思います。 仕事もお茶も読書もできる。 ほどよい距離感で繋げています。 〈刈水庵 〉 854-0514 31 オーガニックベースも フードで出店します! |craft / goods|アイアカネ工房〈草木染め / 刈水〉| L u m i nos i te 〈 ス テ ン ド グ ラ ス / 久 留 米 〉| 染 め と き も の い わ な が 〈 和 小 物 ・ オ リ ジ ナ ル T シ ャ ツ / 小 浜 〉| b i r d c a m p 〈 オ リ ジ ナ ル テ キ ス タ イ ル の 布 小 物 / 東 京 〉| 工房てまりや〈羊毛クラフト / 南島原〉|n un u〈ハンドメ イ ド 雑 貨 / 島 原 〉| pr a wm a 〈 i タ イ 山 岳 民 族 の ア ク セ サ リ ー・小 物 / 長 崎 〉| pi s te vi i va / バ ッ グ・小 物 / 雲 仙 〉| A L D L A M P〈 洋 服・雑 貨 / 諫 早 〉| st i c k- x x - r i b b o n〈 雑 貨 / 長崎〉| 島原ブランディングデザイン事務所〈オリジ ナ ル デ ザ イ ン 雑 貨 / 島 原 〉| food| ベ ジ カ レ ー 薬 草 の フ リ ッ タ ー 添 え 〈 テ ラ ハ ウ ス / 刈 水 〉| 雲 仙 野 菜 の サ ン ド イ ッ チ 〈 オ ー ガ ニ ッ ク ベ ー ス / 小 浜 ・ 吉 祥 寺 〉| 下 郷 の食べ物あれこれ〈下郷村 / 大分〉|南有馬産トマトのラザ ニ ア〈 松 浦 乃 美 / 加 津 佐 〉| 原 城 ト マ ト〈 a r i m a to / 南 有 馬 〉| 焼 き た て バ ケ ッ ト〈 b o o g i ex / 小 浜 〉| 湯 せ ん ぺ い の お 菓 子〈 遠 江 屋 / 雲 仙 〉| オ リ ジ ナ ル ド リ ン ク・ 焼 菓 子〈w ar an aya c af e / 大 村〉|島 原 半 島 ベ ジ タ ブ ル ス イ ー ツ 〈 山 本 晋 平 [ 雲 仙 観 光 ホ テ ル 料 理 長 ] / 雲 仙 〉| wor k s hop| 天 然 染 料 で 草 木 染 め 〈 冨 永 て る み / ア イ ア カ ネ 工 房 〉| フ ェ ル ト の キ ー ケ ー ス づ く り 〈 松 井 裕 子 / 工房てまりや〉|ステンドグラスづくり〈花倉麻衣子 / L u m i nos i te 〉| the r a py| ヒ ー リ ン グ 整 体 〈 鴨 田 藍 / 長 崎 〉| リ ラ ク ゼ ー シ ョ ン ア ロ マ セラ ピ ー 〈 松 石 裕 子 / 小 浜 〉
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