資料4-5 国際観光振興の取り組みと現状 (一社)飛騨・高山観光コンベンション協会 会長 株式会社 ひだホテルプラザ 代表取締役社長 堀 泰 則 外国人観光客が 安心して一人歩きできるまちづくり 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 高山市の概要 国際化への取り組み 受け入れ体制の整備 海外へのPR活動 海外へのPRのための組織 官民一体となったまちづくり 外国人観光客の現状 観光振興の意義と取り組み 1.高山市の概要(位置・面積等) 高山市は、平成17年2月1日に、 周辺9町村と合併し、東京都とほ ぼ同じ面積を持つ日本一広い市 になりました。 人口 : 67,203人(H17.1.31現在) 面積 : 139.57k㎡ 人口 : 92,836人(H25.1.1現在) 面積 : 2,177.67k㎡ 1.高山市の概要(観光資源) 合併により、古い町並(伝統的建造物群保存地区)や、日本三大美祭のひと つである春・秋の高山祭などの歴史的文化資源のほかに、多くの自然や温泉 資源が加わり、「滞在型・体験型・通年型観光地」として、四季を通じて一層楽し んでいただける観光地となりました。 また、誰もが安心して安全快適に過ごせるバリアフリーのまちづくりを 進めています。 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■伝統文化(祭、屋台) 高山祭は4月14日、15日の日枝神社の山王祭と、10月9日、10日の桜山八幡宮の 八幡祭の総称。日本三大美祭の一つに数えられ、16世紀後半から続いている。 ・ 高山祭屋台は、国の重要有形民俗文化財(春祭12台、秋祭11台) ・ 高山祭は、国の重要無形民俗文化財 飛騨一宮水無神社例祭、久々野祭、荒城神社例祭、荘川神社例祭などのほか、各地 域にも数多くの歴史的な祭りがあり、県指定重要無形文化財となっている獅子舞や地 芝居が奉納される。 春の高山祭 奥飛騨温泉郷温 鶏芸 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区等) 三町伝統的建造物群保存地区 (約4.4ヘクタール) 昭和52年指定 下二之町大新町伝統的建造物群保存地区 (約6.6ヘクタール) 平成16年指定 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■自然 ・乗鞍スカイライン(日本で最も高いところを走る山岳道路) ・北アルプス(中部山岳国立公園)登山 ・新穂高ロープウェイ(2,200メートルの雲上へ) ・乗鞍山麓五色ケ原の森(中部山岳乗鞍岳の裾野に広がる原生林) ・宇津江四十八滝県立自然公園(森林浴スポット) ・飛騨せせらぎ街道(自然の息吹が感じられるドライブルート) ・アウトドアスポーツ(キャンプ、ゴルフ、トレッキング、釣り、スキー) ・グリーンツーリズム、エコツーリズム 飛騨せせらぎ街道 乗鞍スカイライン 新穂高ロープウエイ 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■温泉 飛騨高山温泉や奥飛騨温泉郷(国民保養温泉地指定:平湯温泉・福地温泉・ 新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉)のほか、ひだ荘川温泉、四十八滝温泉、 飛騨にゅうかわ温泉、塩沢温泉などがあり、豊富な湯量と大自然が楽しめる。 また、立寄り温泉や足湯が市内至る所にあり、癒しや憩いの場となっている。 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■食文化(400年の食の歴史、農畜産物) 精進料理、山菜料理、朴葉みそ、飛騨中華〔ラーメン〕、みたらしだんご 飛騨牛、漬物、地酒、野菜、飛騨そば、くだもの 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■お土産(伝統的工芸品) 伝統的工芸品:一位一刀彫、飛騨春慶 陶磁器、家具、木づくりの置物や細工物、絵馬や円空仏、和ロウソク、玩具 染め物、刺子 1.高山市の概要(地域資源等の活用) ■ 体験 (自然) バードウォッチング、星空観測、山菜取り、きのこ採り、源流探検、自然散策 (川、雪遊び) 魚つかみ、スキー・スノーボード、かまくらづくり (農林業) 高冷地野菜収穫、田植え、稲刈り、りんご・なし狩り、飛騨牛の世話、間伐・下刈 (工芸) 一位彫刻、藍染め、春慶塗絵付け、陶芸、一位細工、まゆクラフト (味) 和菓子、手焼き塩せんべい、そば打ち、豆腐づくり、ソーセージづくり (民芸) わら細工、草木染め、さるぼぼづくり、わらぞうりづくり (その他) 介護体験、障害者との交流、座禅リサイクルの手選別、下水処理施設見学 1.高山市の概要(観光客数) ■観光客数推移(日帰り・宿泊別) 5,000 (千人) 4,500 4,345 4,257 4,261 4,194 4,040 3,812 4,000 3,769 3,481 3,500 3,218 3,183 3,008 2,817 3,000 2,697 2,680 2,500 日帰り 2,000 宿泊 合計 1,500 1,000 500 0 (年) H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 日帰り 1,420 1,363 1,733 1,695 1,609 1,538 1,971 2,040 2,155 2,098 1,983 1,760 1,641 1,808 宿泊 1,277 1,317 1,485 1,488 1,399 1,279 2,286 2,154 2,190 2,163 2,057 2,052 1,840 1,961 合計 2,697 2,680 3,218 3,183 3,008 2,817 4,257 4,194 4,345 4,261 4,040 3,812 3,481 3,769 2.国際化への取り組み 2‐1 海外都市との姉妹都市提携 アメリカ・コロラド州デンバー市 中国・雲南省麗江市 ルーマニア・シビウ市 [昭和35年7月29日都市提携] [平成14年3月21日都市提携] [平成24年9月4日都市提携] 2‐2 「国際観光都市」宣言 昭和61年3月に国際観光モデル地区に指定され、4月に「国際観光都市」 を宣言(市制施行50周年) 2‐3 飛騨高山国際協会の設立 昭和62年、飛騨高山国際協会を設立。 2‐4 国際会議観光都市の指定 平成11年5月、飛騨・高山コンベンションビューローを設立 平成11年7月、国際会議観光都市に指定 3.受け入れ体制の整備 3‐1 ビジット・ジャパン案内所(旧「i」案内所)の設置 JR高山駅前に設置してある「飛騨高山観光案内所」が昭和62年11月に 「i」案内所に指定され、外国人観光客の案内にあたっています。 (英語案内、インターネット無料利用) 案内所年間利用者件数 ()は外国人観光客への案内件数 H19年 332,549件(13,092件) H20年 371,933件 (15,787件) H21年 303,472件 (15,176件) H22年 274,036件(17,155件) H23年 242,316件( 9,334件) H24年 301,485件(30,054件) 3‐2 誘導案内(多言語併記)の整備 外国人が安心して一人歩きできる環 境づくりを目指し、多言語併記の誘 導案内板の整備を行っています。 ・支柱型 40ヶ所 ・路面埋込型 65ヶ所(260枚) 路面埋込 3.受け入れ体制の整備 3‐3 外国人観光客受入マニュアルの作成 「もてなしの匠 心得帳」を作成して、市内の宿泊・ 飲食関係事業者等に配布し、研修を実施。 3‐4 外国語パンフレット等作成 JNTO(日本政府観光局)を通じ、海外の都市に 配布するパンフレットとして、英語、韓国語、中国 語(繁体字、簡体字)、フランス語の5種類を作成 しているほか、英語、フランス語、イタリア語、中 国語(繁体字・簡体字)、ドイツ語、韓国語、スペイ ン語、タイ語の散策マップを市内で配布している。 また、飛騨高山の魅了を紹介したDVD(英語、韓 国語、中国(繁体字、簡体字)、フランス語、台湾 用)のほか、各種体験メニューを紹介した韓国 語、中国繁体字のDVDも作成している。 3.受け入れ体制の整備 3‐5 高山市コンベンション開催支援事業 平成11年に「飛騨・高山コンベンションビューロー」が設立(高山商工会議所内)され、平成12年から 国際会議等に「高山市コンベンション開催支援補助金」を交付している。 平成24年度からは、スポーツ大会も補助対象に拡大している。 ■国際大会:その参加者が50人以上であるもの(補助限度額:200万円) 国内参加者1人に対し1,000円(国外参加者は10,000円) ■国内大会:その参加者が50人以上であるもの(補助限度額:100万円) 国内参加者1人に対し1,000円 支援補助をした主なコンベンション H21 H22 H23 H24 日本家族看護学会、国際核酸化学シンポジウム、県小中学校事務職員研修会ほか 国際ロータリー第2630地区協議会、青色申告会東海ブロック大会ほか 全国建具組合連合会、全旅連青年部東海ブロック、全国地域再生サミットほか ボーイスカウト東海三県連盟合同野営大会、東海北陸ブロック老人福祉施設研究大会ほか 3‐6 招聘・受け入れ事業 旅行エージェントや雑誌記者などの視察や取 材を積極的に受け入れ、飛騨高山のすぐれた観光 資源を広く諸外国に紹介すると共に、ニーズの把 握を行っている。 海外からの視察、取材対応件数 H18年度 38団体 512人 H19年度 43団体 381人 H20年度 38団体 304人 H21年度 28団体 238人 H22年度 36団体 461人 H23年度 61団体 544人 3.受け入れ体制の整備 3‐7 バリアフリーのまちづくり 基本理念 =住みよいまちは、行きよいまち= 平成8年から、モニターツアーを実施し、障がいを持たれた方や外国人から の生の声を聞き、行政に取り入 れてきた。 高齢者や障がいのある方など 全ての市民が暮らしやすいまち 訪れる人にとっても、すごしやすいまち 安全・安心・快適なバリアフリーのまちづくり 3.受け入れ体制の整備 3‐8 公共施設のバリアフリー バリアフリー観光情報端末(飛騨高山観光案内所) ・音声ガイド・手話アニメーションによる観光案内 ・飛騨高山観光案内所など市内10ヶ所に設置 ・飛騨高山観光案内所や高山市役所などには観光客のために無料でインター ネットが使えるようPCを設置 3.受け入れ体制の整備 3‐8 公共施設のバリアフリー ■多目的型公衆トイレ ■オストメイト対応型 ■歩車道段差解消 3.受け入れ体制の整備 3‐9 民間施設のバリアフリー ■ホテル客室 ユニバーサルルーム ■ホテル大浴場 コントラストルーム ■タクシー サポートシート ■バスセンター スロープ 4.海外へのPR活動 4‐1 JNTO(日本政府観光局)海外事務所に外国語パンフレット設置 ソウル、北京、上海、バンコック、シドニー、ロン ドン、フランクフルト、パリ、ニューヨーク、ロサン ジェルス、サンフランシスコ、トロント、台湾(日 本観光協会) 計 14都市にて配布 4‐2 海外で開催される旅行博覧会に参加 ジャパンフェスティバル(イギリス) :1985年(屋台からくり披露) ジャパンフェスティバル(フランス) :1990年(屋台からくり披露) ジャパンエキスポ(フランス) :2008年 海外旅行博覧会(OTF)台湾 :1998年 まつりinハワイ :1998年、2003年、2004年(郷土芸能披露) 世界旅行見本市(イギリス) :1998年(屋台からくり披露) ホノルルフェスティバル :2000年(郷土芸能披露) 台北国際旅展(ITF) :1997年、1999年~毎年 韓国国際観光展示会(KOTFA):2001年~毎年 中国国際旅遊交易会(CITM) :2002年~毎年(上海、昆明) 中国でのジャパンフェスタ :2003年~毎年(VJC事業) 香港国際旅行博(ITE) :2009年~2011 4.海外へのPR活動 4‐3 観光ホームページの多言語化 平成8年から情報発信 英語、中国語(簡体字、繁体字)、 韓国語、フランス語、ドイツ語、スペ イン語、イタリア語、ポルトガル語、 ロシア語、タイ語の11言語 5.海外へのPR活動のための組織 5‐1 松本・高山・金沢・白川郷誘客協議会 昭和62年当時、国際観光モデル地区指定を受けていた松本市・高山市・金沢市の3 市により、「松本・高山・金沢国際観光ルート整備推進協議会」が平成元年に設立され た。平成21年度には、世界遺産白川郷も参加し、魅力的な観光ルートとして、観光客誘 致事業を展開している。 5‐2 東海地区外国人観光客誘致促進協議会 平成10年4月に高山市を含む28市21町4村(東海4県)が外客 来訪促進地域に指定され、東海地区外国人観光客誘致促進協議 会を設立。(H22現在30市1町1村(東海4県) 7観光関係団体)特 にアジアにターゲットを絞った誘客活動を展開している。 5‐3 飛騨高山国際誘客協議会 市内の観光関連業者を中心に、官民一体となってアジア諸国など 世界各国から観光客を積極的に誘致するため活動している。 5‐4 VJC地方連携事業 連携事業として、中部運輸局、名古屋、金沢、浜松、などの自治 体、コンベンションビューロー、観光協会、セントレア等と連携を図り、誘致 活動を行っている。 6.官民一体となったまちづくり 6‐1 観光関係予算(平成24年度) 観光振興費 <入湯税充当 187,891千円> ・宣伝費、協議会等負担金、地域振興費など ・各協議会、飛騨高山ウルトラマラソンへの負担金 ・観光協会等への補助金 ・地域観光振興事業(地域振興特別予算) 283,937千円 観光施設費 ・観光案内所管理運営費、指定管理料など 269,339千円 国際観光都市推進費 <入湯税充当 19,520千円> ・宣伝費、協議会等負担金など 【海外戦略室】 一般会計 合計 <入湯税充当 207,411千円> *入湯税の100% 特別会計 合計 スキー場事業、駐車場等観光施設事業 44,920千円 626,749千円 101,500千円 6.官民一体となったまちづくり 海外における飛騨高山の評価 2007年、ミシュラン初の日本に関する実用旅行ガイドである 「MICHELIN Voyager Pratique Japon(ミシュラン・ボワイヤジェ・プラテ ィック・ジャポン)」において、「必ず訪れるべき観光地」として以下 8カ所の都市、名所が3つ星の最高評価を獲得。 飛騨高山 ・・・「山懐に抱かれ保存された町」 その他 日光・東京・富士山・奈良・京都・姫路城・厳島 2009年、その国の文化に評価の重点を置き、格式も高いと される「MICHELIN LE Guide Vert Japon(ミシュラン・ル・ギド・ヴェー ル・ジャポン」において、「わざわざ旅行する価値がある」観光 地として、国内17カ所が最高評価の3つ星を獲得。 飛騨高山 ・・・特に「旅行のしやすさと利便性」、 「旅行者の受け入れ姿勢の質」で高評価を受ける。 その他 伊勢神宮・屋久島・新宿御苑・白川郷など 7.外国人観光客の現状(日本全体) ■訪日外国人旅行者数(ビジネス客も含む) 千人 10,000 9,000 8,3478,351 8,611 8,368 VJC開始 8,000 7,334 7,000 6,728 6,138 6,790 6,219 6,000 5,2395,212 4,7574,772 4,438 4,2184,106 3,837 5,000 4,000 3,5333,5823,4103,468 3,345 3,236 2,835 3,000 2,355 2,327 2,110 2,0622,155 1,968 1,793 2,000 1,000 0 年 0 年 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 JNT0資料より 7.外国人観光客の現状(日本全体) ■国・地域別訪日外国人旅行者の割合(平成24年) ドイツ 11万人 (1.3%) オーストラリア 21万人 (2.5%) ロシア 5万人 (0.6%) 韓国 204万人 (24.4%) その他 82万人 (9.8%) フランス 13万人 (1.6%) イギリス 17万人 (2.1%) カナダ 14万人 (1.6%) インド 7万人 (0.8%) 欧州 46万人 (5.5%) 米国 72万人 (8.6%) 北米 86万人 (10.2% ) 総計 837万人 マレーシア 13万人 (1.6%) シンガポール 14万人 (1.7%) タイ 26万人 (3.1%) アジア 602万人 (72.0%) 台湾 147万人 (17.5%) 香港 48万人 (5.8%) 中国 143万人 (17.1%) JNT0資料より 7.外国人観光客の現状(高山市) ■高山市 外国人観光客数の推移(宿泊者ベース) 200,000 (人) 187,000 171,180 180,000 160,000 148,000 151,000 132,300 140,000 120,000 107,200 100,000 89,500 95,000 80,000 60,909 48,449 47,822 40,280 39,664 32,875 37,001 30,483 40,000 34,635 28,627 23,856 23,766 23,000 20,000 60,000 0 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 (年) 高山市を訪れる外国人観光客は、海外での誘客宣伝事業等の効果があり年々増加 傾向にある。平成18年には10万人を超え、特にアジア地域からの外国人観光客が 増加している。平成23年(2011年)は東日本大震災の影響により半減したが、平成 24年はほぼ回復した。 <平成17年以降は合併後の数値> 7.外国人観光客の現状(高山市) ■高山市の外国人観光客数(宿泊者) H22年 総数(人) 前年比 H23年 構成率 総数(人) 前年比 H24年 構成率 総数(人) 前年比 構成率 アジア 100,687 139.47% 53.84% 63,825 63.39% 67.18% 103,260 161.79% 68.38% 北米 16,004 104.06% 8.56% 7,370 46.05% 7.76% 11,264 152.84% 7.46% 中南米 3,619 101.66% 1.94% 1,675 46.28% 1.76% 2,342 139.82% 1.55% ヨーロッパ 52,521 116.15% 28.09% 14,630 27.86% 15.40% 23,980 163.91% 15.88% オセアニア 13,733 130.05% 7.34% 7,420 54.03% 7.81% 9,692 130.62% 6.42% 436 40.00% 0.23% 80 18.35% 0.08% 462 577.50% 0.31% 187,000 126.35% 95,000 50.80% 151,000 158.95% アフリカ 計 【地域別構成比】 H23年高山市外国人宿泊者 H22年高山市外国人宿泊者 オセアニ ア 7% ヨーロッ パ 28% アジア アジア 54% 北米 中南米 オセアニ ア 8% ヨーロッ パ 15% 中南米 2% ヨーロッパ アフリカ 北米 8% アジア 北米 中南米 アジア 67% オセアニア 中南米 2% 北米 9% アフリカ 0% ヨーロッパ H24年高山市外国人宿泊者 アセアニ ア6% ヨーロッ 中南米 パ16% 2% オセアニア アフリカ アフリカ 0% 北米7% アジア 北米 中南米 アジア 69% ヨーロッパ オセアニア アフリカ 7.外国人観光客の現状(高山市) ■高山市 外国人観光客 月別宿泊者数 H22(人) H23(人) H24(人) 1月 7,051 8,195 9,251 2月 10,534 10,630 7,353 3月 10,190 4,680 7,434 35,000 (人) H22年 H23年 30,000 H24年 25,000 4月 31,098 3,045 27,588 5月 24,610 5,795 20,606 6月 12,659 6,275 8,638 7月 14,559 8,240 10,356 8月 16,267 7,270 9,881 9月 13,615 7,695 8,547 10月 20,309 15,670 18,966 11月 17,311 9,510 12,616 12月 8,797 7,995 9,791 187,000 95,000 151,027 計 20,000 15,000 10,000 5,000 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 7.外国人観光客の現状(高山市) ■高山市 観光客数と主な出来事 年 観光客数:人 主な出来事(◆印国際観光関連) 昭和9年(1934) 高山本線全線開通 昭和11年(1936) 高山市誕生(高山町と大名田町合併) 昭和12年(1937) 高山駅に北アルプス登山案内所開設 昭和13年(1938) 府県道松本船津線安房峠開通 昭和23年(1948) 乗鞍山頂へ観光用登山バス開通(観光客約20万~30万人) 昭和30年(1955) 高山祭がNHKで全国に初放映 昭和35年(1960) ◆アメリカコロラド州デンバー市と姉妹都市提携 昭和38年(1963) 「暮らしの手帖」で花森安治氏が「山の向こうのきれいな町」と紹介 昭和39年(1964) 子ども会の手で宮川へ鯉を放流 中部山岳高原ルートに国より選定される 昭和41年(1966) 192,000 昭和42年(1967) 266,000 昭和43年(1968) 380,000 昭和44年(1969) 520,000 上三之町町並保存会結成 国鉄の周遊地に指定される 観光映画「飛騨の高山」が全日本観光映画コンクール16ミリ部門最優秀賞を受賞 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 観光客数:人 主な出来事(◆印国際観光関連) 国鉄キャンペーン「ディスカバージャパン」により「心のふるさと飛騨高山」として全国的に注目を浴 びる 昭和45年(1970) 660,000 昭和46年(1971) 1,043,000 昭和47年(1972) 1,335,000 昭和48年(1973) 1,626,000 昭和49年(1974) 1,959,000 昭和50年(1975) 1,930,000 酒蔵を見る冬の旅を実施 昭和51年(1976) 2,052,000 観光客数 200万人突破 昭和52年(1977) 1,987,000 昭和53年(1978) 1,979,000 昭和54年(1979) 1,934,000 第二次石油ショック 昭和55年(1980) 2,029,000 国鉄キャンペーン「出逢いさまざま飛騨・美濃路」 昭和56年(1981) 1,712,000 国鉄キャンペーン「出逢いさまざま飛騨・美濃路」パートⅡ 56豪雪 観光客数 100万人突破 長野県松本市と姉妹都市提携 乗鞍スカイライン開通 第一次石油ショック 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 観光客数:人 主な出来事(◆印国際観光関連) 昭和57年(1982) 1,856,000 社団法人飛騨高山観光協会発足(高山観光協会から法人化) 神奈川県平塚市及び福井県武生市(現 越前市)と友好都市提携 昭和58年(1983) 1,859,000 昭和59年(1984) 1,970,000 高山本線全通・高山駅開業50周年 1,868,000 沖縄地区誘客キャンペーンを実施 修学旅行誘致に伴う学校訪問 ◆英語版観光パンフレット作製(JNTO) 昭和61年(1986) 2,308,000 ◆国際観光都市宣言 ◆国際観光モデル地区に指定 ◆観光案内誘導看板整備(英文併記) 高山市制50周年・金森公領国400年記念イベント 昭和62年(1987) 2,122,000 ◆飛騨観光案内所(JR高山駅前)「i」案内所に指定 昭和63年(1988) 2,416,000 ‘88年飛騨・高山 食と緑の博覧会開催 国鉄分割民営化 山形県上山市と友好都市提携 平成元年(1989) 2,188,000 首都圏キャンペーン開始 平成2年(1990) 2,518,000 特急ワイドビューひだ(改正前:特急ひだ 約2時間短縮) 高山-名古屋間8往復(3/10) ◆五ヶ国語会話集作製(英、仏、独、韓、中) 昭和60年(1985) 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 観光客数:人 (うち外国人) 主な出来事(◆印国際観光関連) 平成3年(1991) 2,488,000 平成4年(1992) 2,464,000 平成5年(1993) 2,080,000 (23,766) 平成6年(1994) 2,305,000 (30,483) 高山本線全通・高山駅開業60周年記念SL運行 平成7年(1995) 2,285,000 (23,000) 味フェスタ’95 飛騨高山観光客誘致促進東京事務所開設 平成8年(1996) 2,302,000 (23,856) 高山市制施行60周年 関西キャンペーン開始 旅フェアに出展開始 ◆インターネットによる観光情報発信開始(日本、英) バリアフリーモニターツアー開始 平成9年(1997) 2,201,000 (28,267) 北アルプス横断中部縦貫自動車道安房峠道路(安房トンネル)共用開始(12/6) 2,932,000 (32,875) 東海北陸自動車道と名神高速道路一宮JCT接続(12/13) シュトライナー運行開始 高山-新宿間6往復(3/20) 第6回地域伝統芸能全国フェスティバル開催 飛騨高山温泉利用組合設立 ◆外客来訪促進地域に指定ウエルカムマップ(英語)作製 ◆中国語(繁体字)版観光パンフレット作製(JNTO) 平成10年(1998) 天領300年 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 観光客数:人 (うち外国人) 主な出来事(◆印国際観光関連) 平成11年(1999) 2,697,000 (40,280) 特急ワイドビューひだ高山-名古屋間10往復(12/4) 特急ワイドビューひだ(改正前:急行たかやま 45分短縮)高山-大阪間1往復(12/4) 東海北陸自動車道荘川インターチェンジ共用開始(11/27) ◆飛騨・高山コンベンションビューロー設立 ◆国際会議都市に指定 平成12年(2000) 2,680,000 (37,001) 東海北陸自動車道飛騨清見インターチェンジ共用開始(10/7) ウエストライナー運行開始 高山-京都-大阪間2往復(3/18) メイヒライナー運行開始 高山-名古屋間6往復(10/8) ノースライナー運行開始 高山-白川郷-金沢間2往復(10/8) 3,218,000 (39,664) 飛騨・高山ふれあい21事業(観光客300万人突破) ウエストライナー 大阪JR天王寺駅からユニバーサルジャパンへ延長 北海道・東北・九州地区誘致キャンペーン開始 NHKBS2が募集した21世紀に残したい日本の風景で全国第4位に選ばれる ◆中国語(簡体字)版観光パンフレット作製(JNTO) 3,183,000 (47,822) 飛騨・高山ふれあい21パートⅡ事業 飛騨高山を舞台にNHK連続テレビ小説「さくら」放映 全国和牛共進会開催 東海北陸自動車道白川郷インターチェンジ共用開始(11/16) メイヒライナー増便 高山-名古屋間9往復 ◆中国雲南省麗江市と友好都市提携 ◆観光ホームページに中国語(繁体字)と韓国語を追加 平成13年(2001) 平成14年(2002) 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 平成15年(2003) 平成16年(2004) 平成17年(2005) 平成18年(2006) 平成19年(2007) 観光客数:人 (うち外国人) 3,008,000 (48,449) 2,817,000 (60,909) 4,257,000 (89,500) 4,194,000 (107,200) 4,345,000 (132,300) 主な出来事(◆印国際観光関連) 飛騨・高山ふれあい21パートⅢ事業 乗鞍スカイラインで環境保護のためマイカー規制開始 ◆観光ホームページに中国語(簡体字)を追加 高山本線全通・高山駅開業70周年 中部縦貫自動車道高山西インターチェンジ共用開始(11/27) 第1回優秀観光地づくり賞金賞・国土交通大臣賞受賞 ◆観光ホームページにドイツ語、フランス語、イタリア語を追加 新・高山市誕生(2/1に丹生川村、清見村、荘川村、宮村、久々野町、朝日村、高根村、国府町、 上宝村の周辺9町村と合併) 中部国際空港(セントレア)開港(2/17) 愛・地球博開催(3/25~9/25) 東海環状自動車道美濃関JCT~豊田東JCT共用開始(3/19) 合併記念事業の実施(NHK道中でござる公開録画、春の高山祭屋台特別曳き揃え、雲南省雑技 団招聘ほか) 高山市制施行70周年記念事業の実施(観光紹介DVD作成(5ヶ国語) 秋の高山祭屋台特別曳き揃え (NHKBS日本のうた公開録画) 中部縦貫自動車道高山インターチェンジ共用開始 JR6社による岐阜県ディストネーションキャンペーン(10~12月) ◆外国語版ぶらり散策マップ作成(英語、中国語簡体字、中国語繁体字、フランス語、イタリア語) ◆ミシュラン・オレンジブックにて三つ星獲得 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 平成20年(2008) 平成21年(2009) 平成22年(2010) 観光客数:人 (うち外国人) 4,261,000 (171,180) 4,040,000 (148,000) 3,812,000 (187,000) 主な出来事(◆印国際観光関連) 東海北陸自動車道全線開通(飛騨清見IC~白川郷IC)7/5 ◆フランス版観光パンフレット作製(JNTO) ◆外国語版ぶらり散策マップ作成(スペイン語、ドイツ語) ◆ITF2008(香港)に出展(高山市単独) ◆ITF2008(台湾)に出展(高山市単独) ◆CITM2008(上海)に出展(高山市単独) ◆観光ホームページにタイ語を追加 「松本・高山・金沢観光ルート整備推進協議会」に白川郷が加わり、「松本・高山・金沢・白川郷誘 客協議会」を設立 VJY(ビジット ジャパン イヤー)地域に認定 高速道路上限千円が始まる3月 ◆BITE2009(北京)に出展(高山市単独) ◆ ITE2009(香港)に出展(高山市単独) ◆ ITF2009(台湾)に出展(高山市単独) ◆CITM2009(昆明)に出展(高山市単独) ◆外国語版ぶらり散策マップ作成(韓国語) 飛騨・美濃有料道路ゲート開放 4月 中部縦貫自動車道 安房トンネル無料化実験 6月予定 ◆外国語版ぶらり散策マップ作成(タイ語) ◆WTF2010(上海)に出展(クレア北京のブースに参加) ◆KOTFA2010(韓国)に参加(飛騨地域観光協議会) ◆ITE2010(香港)に出展(高山市単独) 7.外国人観光客の現状(高山市) 年 平成23年(2011) 平成24年(2012) 観光客数:人 (うち外国人) 3,481,000 (95,000) 3,769,000 (151,000) 主な出来事(◆印国際観光関連) 東日本大震災発生 3月 海外戦略室立ち上げ 4月(国際誘客、外販、文化交流) 飛騨高山まちの博物館オープン 4月 式年大祭(桜山八幡宮) 5月 市制施行75周年 11月 ◆TITF2011(タイ)に出展(松本・高山・金沢・白川郷雄客協議会) ◆KOTFA2011(韓国)に参加(飛騨地域観光協議会) ◆CITE2011(広州)に出展(高山市単独) ◆ITE2011(香港)に出展(高山市単独) ◆ITF2011(台湾)に出展(高山市単独) ◆飛騨牛、香港へ初輸出 1月 ぎふ清流国体冬季大会スキー競技会開催 2月 第1回ウルトラマラソン開催 6月~10月 ぎふ清流国体・ぎふ清流大会開催 9月 ◆ルーマニア・シビウ市と友好都市提携 9月4日 ◆TITF2012(タイ)に出展(松本・高山・金沢・白川郷雄客協議会) ◆ルモンドパリに出展(金沢市と連携) ◆韓国ハナツアー旅行博に出展(岐阜県・飛騨地域観光協議会) ◆ITF2012(台湾)に出展(高山市単独) 平成25年 観光客入込み者数(高山市全域) <10月末 速報値> (単位:人) 25年 月別 24年 累計 月別 増減 累計 月別 比率 累計 月別 累計 1月 331,000 331,000 337,000 337,000 △ 6,000 △ 6,000 98.22 98.22 2月 247,000 578,000 239,000 576,000 8,000 2,000 103.35 100.35 3月 224,000 802,000 196,000 772,000 28,000 30,000 114.29 103.89 4月 389,000 1,191,000 361,000 1,133,000 28,000 58,000 107.76 105.12 5月 397,000 1,588,000 385,000 1,518,000 12,000 70,000 103.12 104.61 6月 217,000 1,805,000 202,000 1,720,000 15,000 85,000 107.43 104.94 7月 270,000 2,075,000 255,000 1,975,000 15,000 10,000 105.88 105.06 8月 475,000 2,550,000 464,000 2,439,000 11,000 111,000 102.37 104.55 9月 310,000 2,860,000 301,000 2,740,000 9,000 120,000 102.99 104.38 10月 485,000 3,345,000 489,000 3,229,000 △ 4,000 116,000 99.18 103.59 11月 323,000 3,552,000 12月 217,000 3,769,000 3,769,000 3,769,000 計 3,345,000 3,345,000 観光客入込み者数(高山市) 千人 700 H17 H18 600 H19 500 H20 400 H21 H22 300 H23 200 H24 100 H25 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 7月 8月 8月 9月 9月 10月 10月 11月 11月 計 12月 12月 H17 361 297 230 416 404 225 306 518 344 580 368 208 4,257 H18 329 267 227 299 424 221 268 544 354 637 377 247 4,194 H19 340 303 240 375 406 236 294 551 386 577 392 245 4,345 H20 324 281 260 375 399 224 325 506 339 605 370 253 4,261 H21 343 282 234 328 385 223 267 463 387 557 345 226 4,040 H22 319 246 215 329 399 207 272 476 322 497 324 206 3,812 H23 313 247 150 261 358 189 266 436 279 471 309 202 3,481 H24 337 239 196 361 385 202 255 464 301 489 323 217 3,769 H25 331 247 224 389 397 217 270 475 310 485 0 0 0 ◆全体数値 ・H24-H25.1~10月期の外国人宿泊者数比較(前年同月比) ⇒ 大幅に増加 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 計 平成24年 6,705人 5,444人 5,091人 21,041人 16,674人 6,609人 8,226人 7,474人 6,370人 14,765人 98,399人 平成25年 5,725人 9,735人 8,676人 27,339人 24,998人 12,168人 12,022人 11,384人 11,151人 20,389人 143,587人 伸 率 -14.6% +78.8% +70.4% +29.9% +49.9% +84.1% +46.1% +52.3% +75.1% +38.1% +45.9% H25.10外国人宿泊者数 国別割合 オーストラリア 6% マレーシア 2% イスラエル 4% アメリカ 9% カナダ 2% ブラジル 5% シンガポール 3% イギリス 3% フランス 3% タイ 13% ドイツ 4% イタリア 2% 韓国 1% スペイン 5% 香港 11% 台湾 23% オランダ 1% 中国 2%
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