取扱説明書 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 本マニュアルに記載されている会社名と製品名は、各社の登録商標または商 標です。なお、本書中では TM、®マークは明記しておりません。 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準 に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波 妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ず るよう要求されることがあります。 ドキュメント改版履歴 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 ドキュメント改版履歴 版 数 発行年月日 第 1.0 版 2004 年 7 月 第 2.0 版 2004 年 8 月 第 3.0 版 2004 年 11 月 第 4.0 版 2005 年 5 月 第 5.0 版 2006 年 3 月 第 6.0 版 2006 年 10 月 第 7.0 版 2009 年 8 月 備 考 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.安全にお使いいただくために まえがき この「取扱説明書」では、本製品を安全に正しくお使いいただき、お客様やほかの 人々への危害や、財産への損害を未然に防止するために、守っていただきたい事項を 示しています。お読みになった後はいつでも見られる場所に必ず保管して下さい。 本文で使用している表示と図記号の意味は次の通りです。 内容をよく理解してから、本文をお読みください。 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡また は重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負 う可能性が想定される内容および物的損害が想定される内 容を示しています。 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、本製品の本来 の性能を発揮できなかったり、機能停止を招く内容および利 用できない機能などの内容を示しています。 誤った取扱いをすると、発火の可能性が想定されることを示 しています。 誤った取扱いをすると、感電の可能性が想定されることを示 しています。 誤った取扱いをすると、けがを負う可能性が想定されること を示しています。 安全のため、機器を水場で使用するのを禁止することを示し ています。 安全のため、機器の分解を禁止することを示しています。 安全のため、電源コードのプラグを必ず AC コンセントから 抜くように指示するものです。 安全のため、アース端子付きの機器には、必ずアース線を接 続するように指示するものです。 i 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 ◆この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ スA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことが あります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 ◆本製品(ソフトウェアを含む)は日本国内仕様であり、外国の規格などには準拠してお りません。本製品は日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。また、 当社は本製品に関し海外での保守サービスおよび技術サポート等は行っておりません。 This product (includes software) is the Japan specification, and is not based on a foreign standard. In the case of using this product outside Japan, our company cannot take any responsibility for that. Also our company is not supporting the maintenance service for overseas, technical support, etc. for this product. ◆本装置の故障、誤動作、不具合、あるいは停電等の外部要因によって、通信などの機会 を逸したために発生した障害等の純粋経済損害には、当社は一切その責任を負いかねま すので、予めご了承ください。 ◆本書の内容につきましては万全を期しておりますが、お気づきの点がございましたらお 買い求めの販売店へお申しつけください。 ◆本製品の設置、修理および廃棄の際は、販売店または保守会社にご依頼ください。 ◆本製品を使用する際は必ず本取扱説明書をお読みのうえお使いください。 ii 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 2.お使いになるときのご注意 本書の内容につきましては万全を期しておりますが、お気づきの点がございました ら、お買い求めいただいた販売店へお申しつけください。 安全にお使いいただくために必ずお守りください 万一、本機から煙が出ている、変な臭いがするなど の異常状態のときは、すぐに電源プラグを AC コン セントから抜き、煙が出なくなるのを確認して、お 買い求めの販売店または保守会社に修理をご依頼 ください。 そのまま使用すると、火災、感電の原因となります。 万一、本機を落としたり、破損したりした場合、電 源プラグを AC コンセントから抜いて、お買い求め の販売店または保守会社にご連絡ください。 そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因とな ります。 万一、本機の内部に水などの液体が入った場合は、 電源プラグを AC コンセントから抜いて、お買い求 めの販売店または保守会社にご連絡ください。 そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因とな ります。 移動させる場合は電源プラグをコンセントから抜 き、 (回線コードなど)外部の接続線をはずしたこ とを確認の上、行って下さい。コードが傷つき、火 災・感電の原因となることがあります。 iii 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 安全にお使いいただくために必ずお守りください 万一、異物が本機の内部に入った場合は、電源プラ グを AC コンセントから抜いて、お買い求めの販売 店または保守会社にご連絡ください。 そのまま使用すると、火災、感電、故障の原因とな ります。 本機内部の点検、調整、清掃、修理は、危険ですか ら絶対にしないでください。 本機の内部には電圧の高い部分があり、感電の原因 となります。 本機内部の点検、調整、清掃、修理は、お買い求め の販売店または保守会社に依頼してください。 本機の分解・改造は絶対しないでください。火災、 感電、故障の原因となります。 本機に水などの液体が入ったり、本機をぬらしたり しないようご注意ください。火災、感電、故障の原 因となります。 本機の上や近くに花びん、植木鉢、コップ、化粧品、 薬品など、液体の入った容器を置かないでくださ い。 液体が本機にこぼれたり、本機の中に入ったりした 場合、火災、感電、故障の原因となります。 本機の電源は、AC100V±10V(50/60Hz)の電源以 外では、絶対に使用しないでください。 異なる電圧で使用すると、火災、感電の原因となり ます。 iv 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 安全にお使いいただくために必ずお守りください 電源プラグは AC コンセントに確実に差し込んでく ださい。 電源プラグの刃に金属などが触れると火災、感電の 原因となります。 本機の電源コードの接続は、テーブルタップや分岐 コンセント、分岐ソケットを使用したタコ足配線に しないでください。 AC コンセントが加熱し、火災、感電の原因となり ます。 電源コードを加工したり、傷つけたり、無理に曲げ たり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。 コードの破損による火災、感電の原因となります。 電源コードの上にものを載せないでください。 コードの破損による火災、感電の原因となります。 本装置には、必ずアース線を接続してください。 アース線を接続しないと、感電の原因となります。 s 電源コードが傷んだときは、すぐに電源プラグを AC コンセントから抜いて、お買い求めの販売店ま たは保守会社に修理を依頼してください。 そのまま使用すると、火災、感電の原因となります。 v 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 安全にお使いいただくために必ずお守りください 本機の通風孔をふさがないでください。 通風孔をふさぐと内部の温度が上がり、火災の原因 になることがあります。 本機や電源コードを火気やストーブなどの熱器具 に近づけないでください。 キャビネットや電源コードの被覆が溶けて、火災、 感電、故障の原因となることがあります。 電源プラグを抜くときは、必ずプラグを持って抜い てください。 コードの損傷による火災、感電の原因となることが あります。 ぬれた手で電源プラグを AC コンセントに抜き差し しないでください。 感電の原因となります。 電源プラグを AC コンセントに接続してあるとき は、ぬれた手で本体に触らないでください。 感電の原因となることがあります。 本機をご使用にならないときは、安全のため必ず電 源プラグを AC コンセントから抜いてください。 本機のお手入れをする際は、安全のため必ず電源プ ラグを AC コンセントから抜いてください。 本機の上にものを載せたり、本機に乗ったりしない でください。壊れたりしてけがの原因となることが あります。 工事・保守・運用マニュアルに従って設置を行って ください。倒れたり、落ちたりして、けがの原因と なることがあります。 本機の通風孔など開口部から、内部に金属類や燃え やすいものなどの異物を入れないでください。その まま使用すると、火災、感電、故障の原因となるこ とがあります。 vi 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 故障の原因になることがあるために必ずお守りください ◆ベンジン、シンナー、アルコールなどで絶対にふかないでく ださい。 汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を布につけ、よく絞っ て汚れを拭き取り、その後柔らかい布で乾拭きをしてくださ い。 ◆次のような場所への設置は避けてください。 ・直射日光が当たる場所、暖房設備やボイラーなどの近く や屋外。 ・湿気の多い場所や水、油、薬品などがかかる恐れのある場 所。 ・ごみやほこりの多い場所、鉄粉、有毒ガスなどが発生する 場所。 ・製氷倉庫など、特に温度が下がる場所。 ・テレビ、ラジオ、無線機など磁気・電波を発生する場所。 ・違法電波を受ける場所。 ◆温泉地など硫化水素の発生する場所や海岸などの塩分の多い 所でお使いになると、本機の寿命が短くなることがあります。 ◆感電の恐れがありますので保守員以外はカバーを開けないでください。 本注意事項は、装置の底面に貼り付けてあります。 vii 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 3.設置環境に関する注意事項 安全にお使いいただくために必ずお守りください 本機を直射日光の当たるところや、温度の高いとこ ろ(40℃以上)に置かないでください。 内部の温度が上がり、火災の原因となることがあり ます。 本機を油飛びや湯気があたるような場所、ほこりの 多い場所に置かないでください。 火災、感電、故障の原因となることがあります。 本機を不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所 など)に置かないでください。 落ちたりして、けがの原因となることがあります。 本機を振動、衝撃の多い場所に置かないでください。 落ちたりして、けがの原因となることがあります。 本機を加湿器のそばなど、湿度の高いところ(湿度 80%以上)では使用しないでください。 火災、感電の原因となります。 ◆電気火災用消火器(炭酸ガス消火器またはハロンガス消火器) をご使用ください。また、自動火災報知設備が望まれます。 万一、発煙や火災が発生した場合には、本機の主電源を切ってく ださい。 つぎに、電気火災用消火器(炭酸ガス消火器またはハロンガス消 火器)により消火してください 。なお、消火の際には極力煙を 吸い込まないようにご注意ください。 viii 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 安全にお使いいただくために必ずお守りください ◆火災、水害、地震などの対策や操作員などに対する安全を十 分考慮すると共に、機械室は常に清掃することが必要です。 また、ネズミの侵入(ケーブル類に対する被害など)、害虫の 発生を防ぐために薬剤の散布をするときは、装置類に影響の ないようご注意ください。 ◆空調機の電源および設置は本機と別系統にする必要がありま す。 ◆空調機の電源開閉アークによるノイズの発生が起こらないよ うに、電源開閉器のコイルにサージ吸収用のコンデンサおよ び抵抗を取り付けるなどの処理が必要になります。 ◆ダクト式や天井式空調の場合に送風口からの結露水滴が本機 などにかからないようにしてください。 ◆外気を取り込む換気口付近に本機を設置しますと、外気に含 まれる湿気や排気ガスなどにより、本機が腐食し、故障する 原因となります。 ◆結露が発生する可能性がある場所に設置しないようにしてく ださい。 ix 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 4.雷災害に関する注意事項 安全にお使いいただくために必ずお守りください 落雷の恐れのあるときは、本機の電源を切り、必ず 電源プラグを AC コンセントから抜いてご使用をお 控えください。 雷によって、火災、感電の原因となることがありま す。 (雷が既に鳴っている時を除きます) 雷が鳴っているときは、電源プラグに触れたり、機 器の接続をしたりしないでください。 感電の原因となることがあります。 x 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 目次 1.安全にお使いいただくために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅰ 2.お使いになるときのご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅲ 3.設置環境に関する注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅷ 4.雷災害に関する注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅹ 第1章 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-1 1.1 本書の使用方法 1.2 本書で使用されている表記上の規則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-2 1.3 概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-3 1.4 機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-4 1.5 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-5 1.6 ユーザーサポートについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-6 第2章 装置説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1-2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-1 2.1 装置構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-1 2.2 本体各部詳細 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-2 2.3 接続構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2-7 第3章 電源の入れ方・切り方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-1 3.1 電源について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-1 3.2 電源の入れ方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-1 3.3 電源の切り方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-3 第4章 工場出荷状態への戻し方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-1 第5章 故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-1 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 第1章 はじめに はじめに 本書では、UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズ(IPMASTER-1040A/1041A/1042A/1043A)の取り扱 いに関する注意、機能概要、装置説明、正しい電源の入れ方、切り方について説明します。 本書では、工事、保守、運用に関する情報は記載されておりません。これらの情報に関しては、 工事・保守・運用マニュアルをお読みいただくか、管理者または保守担当者にお尋ね下さい。 iExpress5800 サーバーと連携してご使用になれるモデルは下記の通りとなります。 ・UNIVERGE IPMASTER-1041A ・UNIVERGE IPMASTER-1042A ・UNIVERGE IPMASTER-1043A(TE モード) UNIVERGE SV8500 および SV7000 サーバーと連携してご使用になれるモデルは下記の通 りとなります。 ・UNIVERGE IPMASTER-1040A ・UNIVERGE IPMASTER-1042A ・UNIVERGE IPMASTER-1043A(NT モード) 1-1 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.1 はじめに 本書の使用方法 本書では、UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズを使用するにあたって最低限必要な取り 扱い上の注意事項や、各部名称の説明、正しい電源の入れ方、切り方について簡単に説 明します。 本装置を使用する際には、誤った操作をしないためにも本書を十分に理解してからご使 用願います。以下に本書の各章について簡単に説明します。 第 1 章 「はじめに」では、本書の内容について簡単に説明し、IPMASTER-1040A シリー ズの機能・仕様について説明します。 第 2 章 「装置説明」では、IPMASTER-1040A シリーズを構成する各種構成品と、それら の各部名称および接続について説明します。 第 3 章 「電源の入れ方・切り方」では、IPMASTER-1040A シリーズの正しい電源の入れ 方、切り方について説明します。 第 4 章 「工場出荷状態への戻し方」では、IPMASTER-1040A シリーズのコンフィグ設定 を、工場出荷状態へ戻す方法について説明します。 第 5 章 「故障かな?と思ったら」では、IPMASTER-1040A シリーズ障害時の確認方法に ついて説明します。 1.2 本書で使用されている表記上の規則 本書では、以下のマークが使用されています。 注意記号・・・装置に損傷を与えないための基本的な情報を 提供します。 1-2 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.3 はじめに 概要 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズは、VoIP SIP 網と既存電話網を接続する SIP プロ トコル対応ゲートウェイ装置です。小規模オフィスや工場、IP セントレックス・ユーザ サイトへの設置にマッチした 4 ポート構成(IPMASTER-1043A は 2 ポートとなります)で 下記の4タイプがラインアップされております。 製品名 UNIVERGE IPMASTER-1040A UNIVERGE IPMASTER-1041A UNIVERGE IPMASTER-1042A UNIVERGE IPMASTER-1043A 収容インターフェース FXS タイプ:4 台のアナログ電話機インターフェースを収容 FXO タイプ:4 回線の局線を収容 OD タイプ :4 回線の 4 線式専用線を収容 TE モード :2 回線の INS64 を収容(注) NT モード :2 回線の ISDN 端末インターフェースを収容(注) (注)本装置を PBX と接続できるのは NT モードとなります。 TE モードで接続できる回線は INS64 に限定します。 ・ITU-T 勧告に準拠した G.711、G.729a、G.723.1 の音声コーデックを呼毎に選択 することにより、お客様のネットワーク状況に合わせた帯域を選択できます。 ・ホットライン接続、追加ダイヤルイン、PBX ダイヤルイン等の PBX が持つ 機能を継承することにより、利便性が広がります。 ・web ブラウザによる保守が可能です。 ・小型、軽量、低消費電力のコンパクトな装置です。 ネットワーク構成例 IPMASTER-1041A IPMASTER-1043A SIPサーバー 公衆電話網 IPMASTER-1042A Router Router IPMASTER-1043A IPMASTER-1040A SIP IPMASTER-1040A IPMASTER-1040A Router 保守用端末 注意:保守用端末は、メンテナンス時に必要となります。 (通常動作時には必要有りません。 ) SIP サーバーとの接続につきましては、事前に接続評価が必要です。 1-3 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.4 はじめに 機能 (1) 音声コーデックとして G.711,G.729a,G.723.1 の3種類に対応しています。 (2) ペイロード周期(音声を1つのパケットにまとめる単位時間)は、10ms~40ms (10ms ステップ)(注1)が選択可能で、(1)と併せて、お客様のネットワーク 負荷状況により最適な帯域を選択することが可能です。 (3) 64ms までの既存回線側のエコーを消去することが可能であり、クリアな音質での 通話が実現できます。 (4) 最大 300ms までの IP ネットワーク側のパケット揺らぎを吸収することが可能 であり、話途切れ等の音質劣化を防ぐことが出来ます。 (5) ホットライン接続、追加ダイヤルイン、PBX ダイヤルイン等の機能をサポート し、利便性が広がります。 (6) web ブラウザによるリモート保守を可能とした事により、分散設置が想定される 本装置の保守性が向上します。 (7) 小型・軽量・低価格なため、導入や設置が容易です。 (注1) G.723.1 のペイロード周期は 30ms と 60ms の 2 種類が選択可能です。 1-4 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.5 はじめに 仕様 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズの諸元は下記の通りです。 表 1.5.1 仕様 項目 ポート数 インタフェース 通信速度 優先設定 ジッタ制御 ポート数 インタフェース コーデック 仕様 1 Ethernet 10Mbps/100Mbps TOSフィールドによる 300ms(最大) IPMASTER-1040A/-1041A/-1042A:4、IPMASTER-1043A:2 FXS、FXO、OD、BRI G.711、G.729a、G.723.1 G3 FAX エコー消去時間 保守機能 外形寸法・質量 電源条件 G.711透過、G.726透過 64ms(最大)、エコー消去区間:端末側 Telnet、FTP、HTTP W200×D240×H45mm、1kg以下 AC100V±10% 50/60Hz±3Hz 消費電力 環境条件 安全規格 24W 温度:0℃~40℃ 湿度:20%~80%(非結露) 電気通信事業法、VCCI CLASS-A、電気用品安全法 LAN 回線 端末回線 iExpress5800 サーバーと連携してご使用になれるモデルは下記の通りとなります。 ・UNIVERGE IPMASTER-1041A ・UNIVERGE IPMASTER-1042A ・UNIVERGE IPMASTER-1043A(TE モード) UNIVERGE SV8500 および SV7000 サーバーと連携してご使用になれるモデルは下記の 通りとなります。 ・UNIVERGE IPMASTER-1040A ・UNIVERGE IPMASTER-1042A ・UNIVERGE IPMASTER-1043A(NT モード) 1-5 第1章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 1.6 はじめに ユーザーサポートについて 本装置に関するサポートが必要な場合、又は本書に関する質問、コメントまたはご意見 などがある場合には、販売店、又は保守会社までご連絡下さい。 問題発生時にご連絡いただく際には、以下の情報を準備しておいて下さい。 ・故障に関する情報(どのような状態か) ・問題解決のために既に取った処置の情報(たとえば、電源スイッチ ON/OFF を行った など) ・ネットワーク環境(レイアウト、ケーブルの種類など)に関する記述 ・問題発生時のネットワークの負荷状況、及び直前に行っていた操作 ・装置の履歴(装置を以前に返却したことがあるか、同様の問題が過去に発生している かなど) 1-6 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 第2章 装置説明 装置説明 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズの各構成品について説明します。 2.1 装置構成 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズは、以下の構成品により構成されています。 2.電源・ケーブル・FG ケーブル 1.装置 IPMASTER-1040A シリーズ本体 3.ドキュメント はじめに お読み下 さい 保証書 注意:FG ケーブル、及び保証書は指定番号:NG-070868-001~4(本装置底面に表記)には添付されていません。 図 2.1 構成品 IPMASTER-1040A シリーズ 構成品表 品 名 数量 特記事項 1.装置 IPMASTER-1040A,-1041A,-1042A, -1043A 1 IPMASTER-1040A,-1041A, -1042A, -1043A 本体 1 1 1 AC100V/DC12V 2m 2m(注1) 1 1 B4 紙二つ折り ハードウェアの保証書(注1) 2.電源・ケーブル・FG ケーブル AC アダプタ AC コード FG ケーブル 3.ドキュメント はじめにお読み下さい 保証書 注 1:本装置底面に表記されている指定番号が下記の場合、添付されていません。 NG-070868-001 ~ NG-070868-004 2-1 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 2.2 装置説明 本体各部詳細 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズの各部の名称は以下の通りです。 (1) 前面図 UNIVERGE IPMASTER-1040A,1041A,1042A RUN ランプ ALM ランプ LINK ランプ PWR ランプ 表 2.2.1 種類 PWR 色 緑 ALM 赤 RUN 緑 LINK 緑 BUSY0 緑 BUSY1 緑 BUSY2 緑 BUSY3 緑 BUSY ランプ 各ランプの種類 内容 点灯 滅灯 点灯 滅灯 点灯 点滅 滅灯 点灯 滅灯 点灯 滅灯 点灯 滅灯 点灯 滅灯 点灯 滅灯 : : : : : : : : : : : : : : : : : 電源 ON 電源 OFF 障害発生/診断異常表示 正常 オンライン動作中 自己診断中/立ち上げ中 動作異常 ETHER リンク確立 ETHER リンク断 回線 0 通信中 回線 0 空き 回線 1 通信中 回線 1 空き 回線 2 通信中 回線 2 空き 回線 3 通信中 回線 3 空き (注) 注意:電源投入後の立ち上げ中に何度か LINK ランプが点灯しますが、異常ではありません。 2-2 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 装置説明 UNIVERGE IPMASTER-1043A RUN ランプ ALM ランプ LINK ランプ PWR ランプ LINE0,LINE1 ランプ 表 2.2.2 種類 色 PWR 緑 ALM 赤 RUN 緑 LINK 緑 LINK 緑 BUSY 緑 LINK 緑 BUSY 緑 各ランプの種類 内容 点灯 滅灯 点灯 滅灯 点灯 点滅 滅灯 点灯 滅灯 点灯 点滅 滅灯 : : : : : : : : : : : : LINE0 点灯 : 点滅 : 滅灯 : 点灯 : 点滅 : 滅灯 : LINE1 点灯 点滅 滅灯 : : : 電源 ON 電源 OFF 障害発生/診断異常表示 正常 オンライン動作中 自己診断中/立ち上げ中 動作異常 ETHER リンク確立 (注) ETHER リンク断 回線 0 D チャンネルリンク確立中 回線 0 D チャンネルリンク確立 要求中 回線 0 回線データ無し、 又は回線インターフェース未接続 回線 0 B チャンネルを 2 チャンネル同時通信中 回線 0 B チャンネルを 1 チャンネル通信中 回線 0 空き 回線 1 D チャンネルリンク確立中 回線 1 D チャンネルリンク確立 要求中 回線 1 回線データ無し、 又は回線インターフェース未接続 回線 1 B チャンネルを 2 チャンネル同時通信中 回線 1 B チャンネルを 1 チャンネル通信中 回線 1 空き 注意:電源投入後の立ち上げ中に何度か LINK ランプが点灯しますが、異常ではありません。 2-3 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 装置説明 (2) 背面図 UNIVERGE IPMASTER-1040A・1041A DCジャック FG 端子 100BASE-TX/10BASE-T アナログ電話 RJ-45 コネクタ(メス) 電源スイッチ 回線ポート (イーサネットインターフェース) RJ-11 コネクタ(メス) リセットボタン UNIVERGE IPMASTER-1042A 100BASE-TX/10BASE-T RJ-45 コネクタ(メス) (イーサネットインターフェース) DC ジャック 電源スイッチ リセットボタン FG 端子 専用線ポート RJ-45 コネクタ(メス) 2-4 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 装置説明 UNIVERGE IPMASTER-1043A DCジャック 100BASE-TX/10BASE-T RJ-45 コネクタ(メス) (イーサネットインターフェース) 電源スイッチ 回線ポート RJ-45 コネクタ(メス) FG 端子 リセットボタン (3)側面図 UNIVERGE IPMASTER-1043A DSU1 SW DSU0 SW CONT SW OFF ON 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 スイッチの設定を変更される際は、必ず電源スイッチを OFF にしてから行な って下さい。 2-5 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 装置説明 表 2.2.3 CONT SW 設定 ビット 1 2 3 4 設 定 ON:NT モード/OFF:TE モード(出荷状態=OFF) OFF 固定 LINE0 ON:終端抵抗あり/OFF:終端抵抗なし(出荷状態=ON) LINE1 ON:終端抵抗あり/OFF:終端抵抗なし(出荷状態=ON) 表 2.2.4 DSU0 SW 設定 ビット 1 2 3 設 定 4 OFF 固定 OFF 固定 OFF 固定 OFF 固定 5 ON:TE モード/OFF:NT モード(出荷状態=ON) 6 OFF 固定 7 OFF 固定 8 OFF 固定 表 2.2.5 DSU1 SW 設定 ビット 1 2 3 設 定 4 OFF 固定 OFF 固定 OFF 固定 OFF 固定 5 ON:TE モード/OFF:NT モード(出荷状態=ON) 6 OFF 固定 7 OFF 固定 8 OFF 固定 DSU0 SW DSU1 SW CONT SW OFF TEモードの設定 ON 1 2 3 4 5 6 7 8 DSU0 SW 1 2 3 4 5 6 7 8 DSU1 SW 1 2 3 4 CONT SW OFF NTモードの設定 ON 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 注意:上記の設定以外は絶対に行なわないで下さい。正常に通信できないことがあります。 2-6 第2章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 2.3 装置説明 接続構成 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズの接続構成は以下の通りとなります。 FG 端子 IPMASTER-1040A/1041A/1042A/1043A 接地工事 HUB イーサネットケーブル (100BASE-TX/10BASE-T) 回線ケーブル AC アダプタ(本体添付品) 保守用端末 アナログ電話機 局線 搬送装置(専用線) DSU(INS64) PBX AC コード(本体添付品) ※モデルにより異なります 回線側の接続は、工事・保守・運用マニュアルを 参照願います。 IPMASTER-1040A/1042A/1043A のアナログ電話回線、専用線、局線は、屋内 配線のみ接続可能です。屋外を経由したケーブルを直接本装置に接続するこ とはお止め下さい。サージ・プロテクタが必要となります。 IPMASTER-1041A の局線は屋外を経由したケーブルを直接収容することが可能 です。 FG 端子は下記規定の接地工事を行って下さい。 IPMASTER-1040A/1041A/1043A : D 種接地 IPMASTER-1042A : A 種接地 2-7 第 3 章 電源の入れ方・切り方 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 第3章 電源の入れ方・切り方 本章では、電源を正しく ON/OFF する方法、及び電源に関する注意点を説明します。 3.1 電源について 設置環境や雷などにより、サージやスパイクノイズがシステムにダメージを与えることが ありますので、サージ・プロテクタを使用することをお勧めします。また停電等に備えて UPS (無停電電源)の使用をお勧めします。 3.2 電源の入れ方 電源を入れるには、以下のようにします。 (1) ケーブル類(AC アダプタ、AC コード、各種回線ケーブル、イーサネットケーブ ル)がきちんと接続されていることを確認して下さい。また、FG 端子を接地し て下さい。(サージ・プロテクタを使用されている場合は、はじめにサージ・プ ロテクタのスイッチを入れて下さい。) (2)本体裏面にある電源スイッチを|側(ON 側)に倒して下さい。 0 | 電源スイッチ 3-1 第 3 章 電源の入れ方・切り方 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 (3)前面の RUN ランプが緑点灯する事を確認して下さい。下記にランプ状態の流れ を示します。 ====正常の場合==== 電源 ON PWR ランプ 緑点灯 自己診断中 RUN ランプ 緑点滅 RUN ランプ 緑滅灯 立上げ完了 注意:IPMASTER-1043A の場合は回線データが登録 されるまで点滅します 局データ登録可能 (注1)電源投入後の立ち上げ中に何度か LINK ランプが点灯しますが、異常ではありません。 (注2)RUN ランプはコンフィグデータの設定が正しいことを示すものではありません。 立ち上げ完了後、コンフィグレーションマニュアルに従ってコンフィグデータを 設定して下さい。 (注3)電源投入後から立上げが完了するまでの時間は、おおよそ 80 秒です。 (注4)既にコンフィグデータが設定されている場合は、ランプの点き方が異なります。 ==== 異常の場合 例==== 電源 ON PWR ランプ 緑点灯 自己診断中 RUN ランプ 緑点滅 ALM ランプ 赤点灯 診断結果異常 3-2 第 3 章 電源の入れ方・切り方 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 3.3 電源の切り方 電源を切るには、本体裏面にある電源スイッチをO側(OFF 側)に倒して下さい。 電源スイッチ 3-3 第4章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 第4章 工場出荷設定への戻し方 工場出荷状態への戻し方 工場出荷状態へ戻すには web コンソールから行なう方法と telnet から行なう方法とが あります。本項では telnet から行なう方法を説明します。なお、web コンソールから 行なう方法の説明は、コンフィグレーションマニュアルをご覧下さい。 (1)Rescue モードの起動 本装置の RST ボタンを押下しながら電源 ON し、下記の状態になるまで RST ボタ ンを押し続けて下さい。 (約 2 秒) ・IPMASTER-1040A/1041A/1042A の場合 ALM と RUN の ランプが数回交互に点滅 ・IPMASTER-1043A の場合 RUN のランプが点滅 ALM ランプが点灯するのを確認したら、次ページ(2)へ進んで下さい。 リセットボタン ※リセットボタンを押下するには、クリップ等先端の尖った物を挿入して押します。 4-1 第4章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 工場出荷設定への戻し方 (2)telnet で IPMASTER にログインします。 IP Address :192.168.0.100 login :root (3)“dm_clear”コマンドを実行して下さい。 (4)コマンドを実行するかどうか確認するメッセージが表示されますので、“y”と入力 して下さい。 注意:文字化けする場合は、表示が S-JIS となっているか確認して下さい。 注意:“dm_clear”コマンドを実行後、コンフィグレーションの設定で “データセーブ”を行わないで下さい。コンフィグデータの初期化が行な われません。 4-2 第4章 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 工場出荷設定への戻し方 (5)電源 OFF→ON 後、再度 telnet で IPMASTER にログインします。 IP Address :192.168.0.100 login :root Password :工事・保守・運用マニュアルの「第2編 システム保守・運用」 1.2.4 telnet 使用における注意事項(2-1-4 ページ)をご覧下さい。 (6)“cd /voip/flash/voip/data”を実行します。 (7)“ls”コマンドを実行します。 (8) 「interfaces」、「passwd」、「snmpd.conf」だけになっていることを確認します。 以上で工場出荷状態となります。IPMASTER の電源スイッチを OFF にして下さい。 4-3 第 5 章 故障かな?と思ったら 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 第 5 章 故障かな?と思ったら 本章では、トラブルが生じた場合の処置方法を示します。 5.1 処置方法 項番 1 現象 PWR ランプが 点灯していない。 原因 電源ケーブルが抜けている。 電源が投入されていない。 2 ALM ランプが 赤点灯している。 異常が発生している。 3 Ether の LINK ラ ンプが点灯してい ない。 4 IPMASTER-1041A の BUSY ランプが消え ない。 IPMASTER-1042A の 通話接続ができな い。 本装置に TELNET でログインで き ない。 イーサネットケーブルが抜けて いる。 HUB の電源が入っていない。 局線との接続にクロスケーブル を使用している。 5 6 7 本装置に FTP で アクセスでき な い。 8 FAX 原稿の内容が 綺麗に伝送されな い。 FG 端子が接地されていない。 ユーザ名又はパスワードが間違 っている。 IP フィルタリングで許可され ていない。 ネットワークで障害が発生して いる。 ユーザ名又はパスワードが間違 っている。 IP フィルタリングで許可され ていない。 ネットワーク問題が発生してい る。 FAX 通信エラーが発生する。 処置内容 電源ケーブルを挿して下さい。 IPMASTER-1040A シリーズの電源を投入して下 さい。 次頁『5.2 ALM LED 状態』を参照して下さい。 イーサネットケーブルを正しく接続して下さ い。 HUB の電源を入れて下さい。 ストレートケーブルを使用して下さい。 (RJ-11 コネクタの 3 ピンと 4 ピンとを入れ替 えて下さい。) FG 端子を A 種規定(接地抵抗:10Ω以下) で 接地工事を行なって下さい。対向装置側も A 種 規定の接地工事が必要となります。 正しいユーザ名・パスワードを入力して下さ い。 TELNET のコンフィグ設定で、対応 IP アドレス を許可して下さい。 ping コマンドを投入してネットワーク接続可 能か調査して下さい。 正しいユーザ名・パスワードを入力して下さ い。 FTP のコンフィグ設定で、対応 IP アドレスを許 可して下さい。 ping コマンドを投入してネットワーク接続可 能か調査して下さい。 送信側、及び受信側の FAX の ECM 機能を ON に して下さい。 送信側、及び受信音量レベルの調整を行って下 さい。 上記で解決しない場合は、販売店または保守会社にお問い合わせ下さい。 5-1 第 5 章 故障かな?と思ったら 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 5.2 ALM LED 状態 障害が発生した場合、その障害の重要度により、ALM LED の状態が変わります。 レベル MJ MN SUP INF 障害内容 Major。システムダウン等の致命 的なイベント発生。 Minor。システム異常等のサービ ス維持に関わる重大な障害発生。 Superior。Ether 障害等の回線障 害系イベント発生。 Information。上記に属さない軽 微なイベント通知。 ALM LED 状態 点灯 速い間隔で点滅 (点灯時間:128(msec) 、滅灯時間:128(msec) ) 遅い間隔で点滅 (点灯時間:512(msec) 、滅灯時間:512(msec) ) 滅灯 ※各障害の詳細・確認方法については、コンフィグレーションマニュアルの第 3 章 3.7.3 シ ステムログ(3-82 ページ)を参照して下さい。 ※ALM LED を消灯させるには、電源を OFF/ON、又はシステムログの削除が必要となります。 コンフィグレーションマニュアルの第 3 章 3.7.3[3]ログ削除(3-88 ページ)を参照し、ロ グ削除を行なって下さい。 5-2 UNIVERGE IPMASTER-1040A シリーズ 取扱説明書 231-ND2826-000 7.0 版 2009 年 8 月 日本電気株式会社 ● 本説明書に記載された内容は、改良のため予告なく変更することがあります。 ● 本製品は外国為替および外国貿易管理法の規定により戦略物資等(または役務)に該当し ますので、日本国外に輸出する場合には、同法に基づき日本国政府の輸出許可が必要です。 ● 本説明書に記載されている社名、製品名はそれぞれの会社の商標、または登録商標です。 © 2009 NEC Corporation 日本電気株式会社の許可なく複製・改変をおこなうことはできません。 Printed in Japan
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