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飯塚本町東地区優良建築物等整備事業
に係る事業施行者募集評価基準
平成 25 年 7 月
飯塚本町東地区優良建築物等整備事業
推進協議会
― 目
次
―
ページ
1 本評価基準の位置づけ
1
2 決定方法の基本的な考え方
1
3 評価委員会の設置
1
4 評価の流れ
2
5 一次審査(参加資格審査)
3
6 二次審査(提案評価)
3
7 最優秀提案応募者の選定
3
8 その他
3
9 評価基準と配点
4
・欠格事項の有無(一次審査) 別表 1
4
・事業者資力、信用力審査の評価基準(一次審査)
・事業遂行能力審査の評価基準(一次審査)
別表 2
別表 3
・提案事項評価の評価基準と標準配点(二次審査)
・評価項目毎の評価の基準評点率(二次審査)
5
6
別表 4
別表 5
7
7
・「土地購入予定価格」及び「地権者へ販売する分譲マンション
予定価格」に関する評点(二次審査)
・総合評点の算定式(二次審査)
別表 7
別表 6
8
8
1.本評価基準の位置づけ
本評価基準は、飯塚本町東地区優良建築物等整備事業推進協議会(以下「協議会」
という。)が飯塚本町東地区優良建築物等整備事業における最も優れた事業者(施行者)
を決定するための方法、評価基準等を示したものであり、募集要領と一体のものとし
ます。
2.決定方法の基本的な考え方
評価は、応募者又は応募グループの構成法人の参加資格要件を確認する「一次審査」
と、資格審査通過者が提出する提案書を評価する「二次審査」の2段階に分けて実施
します。
3.評価委員会の設置
協議会は、地権者・有識者・行政で構成する「飯塚本町東地区優良建築物等整備事
業者評価委員会」(以下「評価委員会」という。)を設置し、公平かつ客観的な評価
により事業者を決定します。
評価委員会は、一次審査(参加資格審査)及び二次審査(提案評価)を行い、その
結果を協議会に報告するものとします。
協議会は、評価委員会からの一次審査(参加資格審査)及び二次審査(提案評価)
の結果報告を受けて、事業者を決定します。
1
4.評価の流れ
評価は下記の手順で行います。
募集要領の公表
参加資格確認申請の提出
一次審査(参加資格審査)
・提出書類が過不足なく提出されていることを確認
失格
・提出書類に信頼性があることを確認
・参加資格要件を満たしていることを確認
等
非該当
提案書の提出
二次審査(提案評価)
協議会が求めている項目に対する提案の優秀性を評価
評価項目ごとに評価 140 点満点
事業者の決定
・評価委員会は、提案評価で獲得した総合評点が最も高い応募者を事業
者として評価し、協議会に報告します。
・協議会は、評価委員会からの報告を受け、事業者を決定します。
2
5.一次審査(参加資格審査)
(1)一次審査では、応募者の欠格事項の有無、能力・実績(資力・信用力等、分譲
マンションの販売実績)について評価を行います。
(2)評価の基準は、別表 1・別表 2・別表 3 のとおりとします。
応募グループの場合、別表 1 については構成員全員を対象に、別表 2 については
代表事業者を対象に、別表 3 については応募グループ全体(構成員の合計)を対
象に評価します。
(3)一次審査において、要件を満たさないと評価された応募者は、この時点で落選
となります。
6.二次審査(提案評価)
(1)二次審査では、一次審査を通過した応募者について、提案書に基づく評価項目
毎の評価を行うとともに、
「土地購入予定価格」及び「地権者へ販売する分譲マン
ション予定価格」に関する提案について、定量的な評価により評点を算定し、そ
の合計を総合評点とします。
(2)評価の方法
二次審査における評価の方法は、提案書に基づく書類評価及び応募者からのプ
レゼンテーション(提案内容の説明(PRを含む))により行います。
(3)評価項目毎の評価
①評価項目毎の評価の基準は、別表 4 のとおりとします。
②評価は、評価委員会の合議により評価項目毎に行います。
③各評価項目の評価は5段階評価として、この評価に応じた基準評点率(別表 5)に
評価項目毎の標準配点(別表 4)を乗じたものを評点とします。
(4)
「土地購入予定価格」及び「地権者へ販売する分譲マンション予定価格」に関す
る評価
①「土地購入予定価格」及び「地権者へ販売する分譲マンション予定価格」に関す
る評価は別表 6 に示す算式により、評点を算定します。
(5)総合評点は、別表 7 に示す算定式により、評価項目毎の評点と「土地購入予定
価格」及び「地権者へ販売する分譲マンション予定価格」に関する評点の合計点
とします。
総合評点は、140点満点とします
7.最優秀提案応募者の選定
(1)二次審査において、総合評点が最も高い提案者を最優秀提案応募者として 1 者、
次に高い提案者を優秀提案応募者(次点者)として 1 者を選定します。
(2)総合評点が同点の提案が2つ以上あった場合は、評価委員会の協議により最優
秀提案応募者を選定します。
(3)協議会の協議を経て、最優秀提案応募者を事業者として決定します。最優秀提案
応募者が辞退等した場合や失格事項に該当すると認められた場合には、優秀提案
応募者(次点者)を事業者として決定します。
3
(4)評価委員会は、事業者に対し、必要に応じて補足資料の提出を要請できるもの
とします。
8.その他
(1)評価委員会は、最優秀提案応募者を評価するにあたって、必要に応じて付帯条
件を付することができるものとします。
(2)評価委員会の評価経過および最優秀提案応募者の提案内容(詳細)は、公表し
ないものとします。
9.評価基準と配点
別表1
欠格事項の有無(一次審査)
以下の欠格事由に該当しないこと。
① 地方自治法施行令第 167 条の 4 に規定する欠格事項に該当しているもの
② 最近1年間において法人税、法人事業税、法人住民税、消費税を滞納しているもの
③ 次の申し立てがされているもの
・破産法第 15 条に規定する破産手続き開始の申し立て
・会社更生法第 17 条に規定する更生手続き開始の申し立て
・民事再生法第 21 条に規定する再生手続き開始の申し立て
④ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 2 号に規定する
暴力団をいう。)又はその構成員若しくは暴力団の構成員でなくなった日から5年を経
過していない者の統制下にあるもの
⑤ 福岡県又は飯塚市の指名停止処分を受けているもの
4
別表2
事業者資力、信用力審査の評価基準(一次審査)
審査項目
評価基準
判定
備
考
10 億円以上
A
1,000 万円以上 10 億円未満
B
事
1,000 万円未満
C
業
10 億円以上
A
1 億円以上 10 億円未満
B
基
1 億円未満
C
盤
1 億円以上
A
5,000 万円以上 1 億円未満
B
5,000 万円未満
C
20%以上
A
自己資本÷総資産
10%以上 20%未満
B
(安定性の基礎指標)
10%未満
C
100%未満
A
固定資産÷自己資本
100%以上 300%未満
B
(堅実性指標)
300%以上
C
150%以上
A
流動資産÷流動負債
100%以上 150%未満
B
(短期の資金繰り指標)
100%未満
C
4%以上
A
経常利益÷売上高
0%以上 4%未満
B
(利益効率指標)
0%未満
C
0.4 回以上
A
売上高÷総資産
0.2 回以上 0.4 回未満
B
(資産効率指標)
0.2 回未満
C
2%以上
A
経常利益÷総資産
0%以上 2%未満
B
(総合収益性指標)
0%未満
C
資本金
者
売上高
経常利益
自己資本比率
安
定
固定比率
性
流動比率
売上高経常利益率
収
益
総資本回転率
性
総資本経常利益率
メーン銀行が都市銀行・地方
そ
取引先金融機関
銀行・信用金庫・信託銀行及
A
び政策銀行
の
他
株式公開
株式上場企業である
A
Aを3点、Bを2点、Cを1点
合
計
として各々の点数を合計します
5
20点以上を適格とします
(33 点×60%≒20 点)
別表3
事業遂行能力審査の評価基準(一次審査)
審査項目
技
術
力
判定
社内における宅地建物取引主任者の数が 2 人以上
A
宅地建物取引主任者数
的
能
評価基準
〃 1人
B
〃 0人
C
社内における一級建築士の数が 2 人以上
一級建築士数
〃 1人
B
〃 0人
C
過去の分譲マンション販売実績が 100 戸以上であ
販
売
能
A
る
A
販売実績
過去の分譲マンション販売実績が 100 戸未満であ
力
る
評価
各項目において「C」のないものを適格とします
6
C
備考
別表4
提案事項評価の評価基準と標準配点(二次審査)
評価事項/基準
標準配点
(1) 地域活性化に関する提案
①飯塚市外からの入居者確保について
②住宅購入者の自治会加入促進について
③商・住一体コミュニティ形成モデル事業への参画について
④商業(商店街)の活性化について
20
⑤人が住み良さを実感できる取り組みについて
⑥地域資源の活用について
提
⑦市内企業の活用について
案
⑧その他の提案
事
項
評
価
(2) 建物計画に関する提案
①高度利用地区による壁面線後退部分のしつらえについて
②敷地南西角部分のしつらえについて
③駐車場計画について
④駐輪場計画について
20
⑤プレイロットや集会所等の地域開放について
⑥地球温暖化対策について
⑦災害対策について
⑧その他の提案
合
計
40
別表5
評価項目毎の評価の基準評点率(二次審査)
各評価項目の評価5段階評価/基準評点率
7
非常に優れている
1.0
優れている
0.8
普通
0.6
やや劣っている
0.4
劣っている
0.2
別表6
「土地購入予定価格」及び「地権者へ販売する分譲マンション予定価格」に関する評点
(二次審査)
■土地購入を予定する単価について、次式により評点(満点 50 点)を算定する。
Pi/Pmax×50点
Pi:当該応募者の提案単価、Pmax:提案単価のうち最高単価
■地権者へ販売する分譲マンションの平均単価について、次式により評点(満点 50 点)
を算定する。
Qmin/Qi×50点
Qi:当該応募者の提案単価、Qmin:提案単価のうち最低単価
注)算定にあたっては、土地購入予定価格に係る応募者の提案単価に上限値を設定した
上で、評価することになりますので、ご留意ください。
別表7
総合評点の算定式(二次審査)
総合評点=(最高点140点)
各評価項目の評点∑(標準配点×基準評点率)+「土地購入予定価格」に関する評点
及び「地権者へ販売する分譲マンション予定価格」に関する評点
8