LOCTITE® 242 - Henkel

Technical Data Sheet
LOCTITE® 242®
ヘンケルジャパン株式会社
横浜市磯子区新磯子町 27-7
Tel:045-758-1820 Fax:045-758-1826
July
MIL-S-46163A
LOCTITE® 242はMIL-S-46163Aの規格項目の試験を実施してい
ます。
ASTM D5363
北米で製造された製品の多くは、ASTM D5363の5.1.1及び5.1.2
に定義された一般要求項目及び5.2の詳細要求項目において、
試験を実施しています。
粘度 @ 25°C, mPa.s
潤滑性:ASTM D5648
K 値:%
1.0
MSDS 参照
ブルックフィールド RVF
スピンドル No.3@2rpm
ヘリパス
ブルックフィールド RVF
スピンドル No.3@20rpm
ヘリパス
ブルックフィールド RVT
スピンドル No.3@20rpm
M10 黒染めボルト・ナット
100
相対強度(%)(鋼 100%)
鋼
900~1,400LMS *
-10~+10 LMS
(限定された用途には事前に、K 値:トルク係数を確認する必
要があります。Henkel Corporation は、締結部位に対し保証
を致しません。)
50
真鍮
25
亜鉛クロメート
ステンレス鋼
1min 5min
10min
30min
1h
硬化時間
3h
6h
24h
雰囲気温度別硬化速度
硬化速度は周囲の温度にも左右されます。下のグラフはM10
の軟鋼ボルト・ナットを使用し異なる温度で硬化速度の変
化をISO10964に基づいて試験し相対強度で表したものです。
100
75
40℃
22℃
50
4℃
25
0
≧5,000LMS
800~1,600LMS
75
0
1min
5min
10min
30min
1h
硬化時間
3h
6h
24h
硬化促進剤使用時の硬化速度
硬化にあまりに時間が長くかかったり、隙間があまりに大きい
ときは、表面に硬化促進剤を塗布すると硬化時間を短縮できま
す。下記のグラフはM10の亜鉛クロメートボルト・ナットを使
用し硬化促進剤7649TM又は硬化促進剤7471TMを併用した時の硬
化速度をISO10964に基づいて試験し相対強度で表したものです。
100
相対強度(%)(鋼 100%)
代表的な液状時の特性
比重 @ 25°C
引火点
代表的な硬化特性
材質別硬化速度
硬化速度は被着材の材質に左右されます。
下記グラフは材質の異なるM10の材質の異なるボルト/ナット
を使用し、硬化速度の変化をISO10964に基づいて試験し相対
強度で表したものです。。
相対強度(%)(鋼 100%)
製品概要
LOCTITE® 242 は、下記の製品特性を有します。
分類
アクリル系
主成分
ジメタクリレートエステル
外観(未硬化時)
青色液体 LMS
蛍光性
有り LMS
形態
1 液-混合不要
粘度
中粘度 チキソ性有り
硬化機構
嫌気性
二次硬化
アクチベータ
適用部位
ネジ弛み止め
強度
中強度
LOCTITE® 242は標準工具で取り外し可能なネジ弛み止め及び
シールに開発された製品です。本製品は金属接合部で空気の供
給を断つことによって硬化し、衝撃、振動による弛みや漏れを
防止します。代表的な使用例としてステンレス鋼やメッキされ
た表面など不活性面の被着材及び保守時に通常工具で取り外し
が必要な箇所に適しています。
本製品は、チキソ性を有するため、使用部位へ塗布後、液たれ
を低減します。
2005
75
硬化促進剤 7471
50
硬化促進剤 7649
25
硬化促進剤なし
0
1min 5min
10min
30min
1h
硬化時間
3h
6h
24h
記載のデーターは情報の提供のみを目的にしたもので、製品の規格値ではありません。
本製品の規格値につきましては、ヘンケルジャパン株式会社までお問い合わせ下さい。
07/12/20
TDS LOCTITE® 242 July 2005
硬化後の性能
3/8×16 鋼ボルト(グレード 5)・ナット(グレード 2)を使用
22℃で 1 時間養生後測定
破壊トルク, ISO 10964 N・m
5.6~17LMS
脱出トルク, ISO 10964 N・m
1.7~6.8LMS
3/8×16 鋼ボルト(グレード 5)・ナット(グレード 2)を使用
22℃で 24 時間養生後測定
LMS
破壊トルク, ISO 10964 N・m
7.9~17
脱出トルク, ISO 10964 N・m
2.8~6.8 LMS
3/8×16 カドニュウムボルト・ナットを使用
22℃で 24 時間養生後測定
破壊トルク, ISO 10964 N・m
1.1~6.8 LMS
LMS
脱出トルク, ISO 10964 N・m
0.5~4.5
3/8×16 亜鉛ボルト・ナットを使用
22℃で 24 時間養生後測定
破壊トルク, ISO 10964 N・m
脱出トルク, ISO 10964 N・m
2.3~6.8
1.1~4.5 LMS
M10 黒染めボルト・ナットを使用
22℃で 24 時間養生後測定
破壊トルク, ISO 10964 N・m
8~19LMS
LMS
代表的な耐環境性
M10 の鋼ボルト・ナットを使用し 5N・mで締め付け後、22℃
で 1 週間養生
破壊トルクを測定 ISO10964
高温時強度
設定温度下で測定
100
強度保持率(%)
75
50
25
0
50
100
150
温度(℃)
熱老化性
設定温度下に暴露後 、23°C 温度下で測定
強度保持率(%)(室温で測定)
125
100℃
100
120℃
75
50
150℃
25
0
100
500
1000
3000
5000
耐化学物質/溶剤性
表示条件で暴露させ、22℃で測定
環境
温度
初期強度保持率(%)
暴露時間(時間)
100
500
1000
エンジンオイル
125
100
100
100
(MIL-L-46125)
無鉛ガソリン
22
100
100
95
有鉛ガソリン
22
100
100
100
ブレーキオイル
22
100
100
100
エタノール
22
100
100
95
アセトン
22
100
100
85
1・1・1 トリクロルエタン
22
100
100
90
水/グリコール 50/50
87
80
75
70
その他
本製品は純酸素又は高濃度の酸素システムでの使用は避けて下
さい。また、塩素や他の強酸化剤物質のシール剤として決して
使用しないで下さい。
本製品の安全な取り扱いに関する情報は、弊社製品安全性デー
タシート(MSDS)をご参照下さい。
接着前に表面の洗浄を水溶性洗浄剤で行った場合、洗浄剤と接
着剤との適合性をチェックして下さい。これらの洗浄剤が接着
剤の硬化及び性能に影響を及ぼす場合があります。
本製品は、プラスチック(特にストレスによってひびが入りや
すい熱可塑性プラスチック)への使用は適していません。
これらの材質をご使用の際には予め適合性をチェックして下さ
い。
使用方法
1. 最良の結果を得るために、脱脂洗浄剤で充分洗浄し乾燥さ
せて下さい。
2. 接着部品が不活性又は硬化速度が遅い材質の場合、事前に
ネジ部を硬化促進剤 7471 又は 7649 を塗布し乾燥させて
下さい。
3. 使用前に本製品を充分振って下さい。
4. 本製品のノズル詰まりを防ぐために、塗布時に金属表面に
ノズル先端を接触させないで下さい。
5. 貫通ネジ部へのボルト組み付けの場合
ボルト側のナット組み付け位置ネジ山部に、本製品を数滴
垂らして下さい。
6. 袋穴ネジ部へのボルト組み付けの場合
袋穴底部のネジ山部に、本製品を数滴垂らして下さい。
7. ネジシールの場合
雄ネジ側ねじ山の先端から1山空け 2 山目から、ねじ山
に沿って 1 周、線状に塗布して下さい。
ネジ山嵌合部の隙間に完全に充填させて下さい。大きなネ
ジや隙間がある場合は、雌ネジ側ネジ山部に沿って 1 周、
線状に塗布する等の、状況に応じた塗布量に調整して下さ
い。
8. 作業手順に従い、組み付け及び締付けを行って下さい。
取り外し
1. 標準工具で取り外しを行います。
2. ごくまれに簡易工具では柄の長さが短いため外せない場合
があります。約 250℃までボルト・ナットを局部的に加熱
させ高温化で取り外しを行って下さい。
暴露時間(時間)
記載のデーターは情報の提供のみを目的にしたもので、製品の規格値ではありません。
本製品の規格値につきましては、ヘンケルジャパン株式会社までお問い合わせ下さい。
07/12/20
TDS LOCTITE® 242 July 2005
清掃
1. ネジ部に付着した硬化物は LOCTITE® 7200 ガスケットリ
ムーバー及びワイヤーブラシ等で擦り取ることで除去でき
ます。
LMS
Loctite 製品規格
LMSは1995年10月16日(*1999年10月7日)に発効されました。
各バッチの試験報告書はここに表示された特性が記載されます。
QC 試験項目は実際に使用される顧客にとって適切であると考
えられたものを行っています。さらに、製品品質と一貫性を保
証するために、包括的なコントロールを適切に行っています。
特別な顧客仕様要求事項はヘンケル品質保証部にて行っていま
す。
保存方法
本製品は、ラベルに特に記載がない限り、未開封の状態で乾燥
した涼しい場所に保管して下さい。
最適な保管温度:8 ~ 21℃。 8℃以下又は 28℃以上で保管
すると製品特性に影響を与える恐れがあります。
一度使用した接着剤は異物の混入を避ける為、残液を元の容器
には戻さないで下さい。弊社はそれらの条件下で保管或いは汚
染された製品に対する責任を負うことは出来ません。
更なる情報が必要な場合はヘンケルジャパン(株) にお問い合
せ下さい。
備考
ここに記載されているデ-タは情報の提供のみを目的にしたも
ので、その信頼性は高いものと考えます。当社は、他の者が当
社の管理の及ばない独自の方法で得た結果に対する責任は負い
かねます。ここに記載された生産方法が使用される方の目的に
適合するか否かの判断や、取扱時並びに使用時に起因する危険
から人や物を保護する為に有効と思われる予防対策の採否の決
定は、使用される方の責任に於いて行なって下さい。記載の
デ-タは規格値ではなく記載の適用例全てに対応出来るとは限り
ません。又、本製品を使用し製造された製品に対しても保証い
たしません。又、本製品を使用し製造された製品の破損、信頼
性、利益の損失等についての責任は負いかねます。ここに述べ
られた様々なプロセス又は性質は Henkel の特許使用のライセ
ンスを与えた事を意味するものではありません。本製品の正式
採用を検討される前に、この資料を手引きとして試験的に使用
される事をお薦めします。本製品は一つ以上のアメリカ合衆国
又は他国の特許、あるいは特許出願により保護されています。
商標
®
LOCTITE は Henkel
Corporation の登録商標です。
記載のデーターは情報の提供のみを目的にしたもので、製品の規格値ではありません。
本製品の規格値につきましては、ヘンケルジャパン株式会社までお問い合わせ下さい。
07/12/20