Dell KACE™ K2000 システム導入アプライアンス 3.7 リリース - Support

Dell KACE™ K2000システム導入アプライアンス
3.7
リリースノート
2014年12月
このリリースノートは、Dell KACE™ K2000システム導入アプライアンスバージョン3.7に関する情報を提供します。
•
K2000システム導入アプライアンスについて ページ 1
•
新機能 ページ 2
•
強化点 ページ 2
•
廃止される機能 ページ 2
•
解決済みの問題 ページ 3
•
既知の問題 ページ 4
•
システム要件 ページ 9
•
アップグレードおよび互換性 ページ 9
•
製品ライセンス ページ 10
•
K2000アプライアンスを使い始める前に ページ 11
•
その他のリソース ページ 11
•
多言語対応 ページ 11
•
デルについて ページ 12
K2000システム導入アプライアンスについて
Dell KACE K2000システム導入アプライアンスは、イメージのキャプチャと展開を行うためのネットワーク中心のソリューションを提供します。
K2000はシームレスなクロスプラットフォームのイメージ処理ソリューションを提供するので、ユーザーは1台の管理者コンソールからMicrosoft®
Windows®プラットフォームおよびApple® OS X®プラットフォームをプロビジョニングできます。また、ユーザーは1台のデバイスまたは同時に
複数のデバイスに、設定ファイル、ユーザープロファイル、およびアプリケーションをイメージとして展開できます。
K2000は、同種および異種の両方のハードウェア環境における展開を自動化するのに必要なツールを提供し、マルチキャスト機能とタス
クエンジン機能により、大規模なイメージ展開を高い信頼性で実現できます。ビルトインのドライバフィードにより、デルのドライバモデルが
自動的にダウンロードされ、パッケージ管理機能を使用することにより、サードパーティ製のドライバパッケージをアップロードすることもでき
Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 3.7
リリースノート
1
ます。また、K2000をK1000システム管理アプライアンスと統合することでK1000インベントリのイメージを作成することもできます。K2000
は、仮想アプライアンスおよび物理アプライアンスとして使用できます。
新機能
バージョン3.7には、新しいユーザーコンソールデザインと、マルチキャストOS X展開のサポートが導入されています。
以下は、K2000アプライアンスの新機能です。
•
新設計のユーザーインターフェイス: 管理者コンソールの色使い、各種コントロール、その他のインターフェイス要素が一新され、よ
り使いやすくなりました。
•
ナビゲーションの向上: 左側に導入されたナビゲーションバーにより、画面表示がコンパクトになり、各種機能にアクセスしやすくなり
ました。
•
カスタマイズ可能なリストページ: リストページの各列の幅、位置、並び順を変更でき、表示するアイテムの数を選択できます。ま
た、このリリースでは、リスト内のデータを更新する「更新」ボタンが更新されています。さらに、ユーザー基本設定は、ログイン中、常に
維持されます。
•
新しいダッシュボード: 新しいダッシュボードでは、カスタマイズやサイズ変更が可能なウィジェットを利用でき、重要な情報へ一元的
にアクセスできます。
•
フォームの改善: フォームおよび設定のページが一新され、「編集」ボタンをわざわざ押す必要がなくなりました。フィールド検証や各
種アクション(複製、キャンセルなど)も改善されています。
•
パネル表示の改善: パネルページのオプション設定が整理され、アクセスしやすくなりました。
•
マルチキャストOS X展開: このリリースでは、ネットワーク構成でマルチキャストルーティングがサポートされている場合に、管理者コン
ソールからのマルチキャストMac OS X展開のサポートが追加されています。
強化点
以下は、K2000アプライアンスに実装された強化点のリストです。
表 1 : マルチキャストの強化
強化点
マルチキャストMac OS X展開をサポートします。
問題のID
4619
廃止される機能
次の機能は、このリリースではサポートされていません。
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2
表 2 : 廃止される機能
機能
問題のID
K2000管理者コンソール、メディアマネージャ、ドキュメントから、繁体字中国語のサポートを削除しました。繁体
4579
字中国語のデフォルト言語は英語です。
K2000管理者コンソール、メディアマネージャ、ドキュメントから、スペイン(スペイン語)のサポートを削除しました。
4578
スペイン(スペイン語)のデフォルト言語は南米スペイン語です。
解決済みの問題
以下の問題は、このリリースで解決されています。
表 3 : 一般的な解決済みの問題
解決済みの問題
問題のID
新しいバージョン3.7のSysprep済みのイメージをキャプチャする場合、ローカルファイルを削除するか、またはプレイ
2067
ンストールタスクを追加して展開前にターゲットデバイスをフォーマットするかをチェックボックスで選択するよう促すメッ
セージが表示されるようになりました。
ウィザードでMAKライセンスを入力するときに、スクリプト形式のインストールが失敗することがなくなります。
3431
Windows 7以上向けのMAKライセンスを使用している場合、「ボリュームライセンス」または「マルチライセンス認証」
を選択します。
KBEのメインレジストリエディタで、WinPE 4.0で作成されたKBEのレジストリ値を変更できるようになりました。
3929
表 4 : ドライバの解決済みの問題
解決済みの問題
問題のID
ドライバ互換性レポートでWindows 8.1(x86およびx64)がサポートされるようになりました。
4468
drivers_postinstallディレクトリから手動でファイルを削除できるようになりました。
3761
英語以外の言語において、ドライバフィードが無効な場合、「ドライバフィード設定」ページに正しいテキストが表示
3977
されるようになりました。
表 5 : リモートサイトアプライアンスの解決済みの問題
解決済みの問題
問題のID
ネットワークインベントリ内のRSAとデバイスの数が増加した場合、スケジュール済みのブートアクションに対して「今
4303
すぐ実行する(Wake-on-LANの送信)」がトリガされるようになりました。
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3
既知の問題
以下は、現在のリリースで発生している既知の問題です(サードパーティ製品に起因する問題も含む)。
表 6 : 一般的な既知の問題
既知の問題
問題のID
SASドライブを使用したデバイスでのイメージの作成処理が低速です。
2046
ログファイルをダウンロードするときに、IE 8またはIE 9を実行しているとアプライアンスが停止します。
2652
回避策: Firefox®、Safari®、またはChrome®を使用します。
オフボードストレージデバイスのK2000への接続が失われている場合に、「パッケージ管理」ページにアクセスしようと
2654
すると、K2000にアクセスできなくなります。
「一般設定」ページからK2000 Samba共有パスワードを変更すると、イメージキャプチャおよび展開タスクが失敗し
2750
ます。
回避策: 展開中にパスワードを変更しないでください。
K2000アプライアンスのライセンスが期限切れになったときに、K2000デバイスインベントリに含まれていないMac®デ
2815
バイスを起動すると、「ライセンスが限度を超えました」というエラーメッセージがターゲットデバイスに表示されませ
ん。その代わりに、ターゲットデバイスは、アプライアンスからのブートの試行を継続します。
カスタムHAL置換のポストインストールタスクは、K-Imageに限定されます。
2991
手動でアップグレードを実行する場合、アップグレードプロセスがK2000管理者コンソールに表示されないことがあり
3007
ます。
ユーザー名に非ラテン文字が含まれている場合、ユーザープロファイルのオフライン移行は失敗する可能性がありま
3163
す。
回避策: ユーザープロファイルのオンライン移行を実行してください。
x64およびx86の日本語Windows OSの場合、Sysprep済みのK-Imageおよびスクリプト形式のインストールの展
3170
開中、デバイス名は保持されません。
3200
Appleからの証明書が期限切れの場合、NetBoot環境イメージの作成が失敗します。
回避策: Mac® OSの最新バージョンをダウンロードしてください。
RAIDステータスページに、一部のHDDモデルの詳細が表示されません。
3544
2つのパーティションがあるコンピューターからキャプチャされたWIMまたはK-Imageを、CD/DVDドライブを持つ1つの
3804
パーティションのみのコンピューターに展開しようとすると、展開は失敗します。展開処理では、CD/DVDドライブへ
の2番目のイメージの展開が試行されます。
回避策: DISKPARTユーティリティを使用して2つのパーティションを作成し、assign letter DISKPARTコマ
ンドを発行してCD/DVDドライブのドライブ文字を再割り当てします。
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4
既知の問題
問題のID
アプライアンスにUser State Migrationツール(USMT)がインストールされていないときに「ユーザープロファイルの
3839
オフラインスキャン」ポストインストールタスクを追加しようとすると、WIMイメージおよびK-Imageの再構築が失敗し
ます。
回避策: USMTをアプライアンスにアップロードします。「ライブラリ」「ユーザープロファイル」にアクセスして、「アク
ションの選択」 > 「アップロード」を選択します。
K2000アプライアンスがK1000アプライアンスにリンクされている場合、ブートアクションがトリガされません。これはMAC
4410
アドレスをK1000デバイスインベントリから取得している場合に発生します。K1000デバイスインベントリは、イーサ
ネット(en0)アドレスではなく、ラベルに基づいています。
回避策: ブートアクションをトリガするには、K2000アプライアンスの「デバイス」>「K1000インベントリ」ページに移動
し、K1000アプライアンスからのインベントリが、WiFi en1またはヘッダーのen2 MACアドレスでなく、イーサネットまた
はen0 MACアドレスを使用するようにします。
IE 9ブラウザ上で「設定」>「アプライアンスのパフォーマンス」をクリックすると、最大2分間K2000管理者コンソー
4471
ルの応答が停止します。
展開にプレインストールタスクが含まれていないと、Window 8.1 K-ImageとWIMイメージの展開が失敗します。
4538
「再起動」および「電源オフ」ボタンを押すと、アクションが適用される前に確認のメッセージが表示されます。
5046
「イメージ内にないローカルファイルの削除」オプションが設定されている場合、Windows 8.1 Sysprep K-Image
5180
の展開が失敗します。
USBイメージを展開するとき、cleanup.vbsまたはkcleanup.exeと競合するプロセスが実行されている
5236
場合、インストールが完了する前に実行される最後のタスクとなるクリーンアップタスクが失敗することがあります。
回避策: 詳細については、 http://kace.com/support/resources/kb/solutiondetail?sol=121553を参照
してください。
起動可能なUSBデバイスの作成中に、USBデバイスのフォーマット処理のステータスがコマンドラインプロンプトに表
5366
示されません。
K-Imageからファイルを削除して、「コミット」または「元に戻す」オプションを選択してイメージを確認するのではな
5740
く、「保存」をクリックすると、変更が行われたように見えますが、実際には行われていません。
回避策: イメージを複製して、「コミット」または「元に戻す」オプションを複製されたイメージに表示して変更を反映
させ、以前のイメージを削除します。
スペイン語を選択してWindows AIK(WAIK)をインストールし、Windows 7を実行するデバイスにKBEを構築す
5584
ると、エラーメッセージ「選択した言語はWAIKにインストールされていません」が表示されます。
回避策: 英語を選択してWAIKをインストールするか、スペイン語のWindows ADKを選択して、Windows 7以上
のKBEを構築します。
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5
既知の問題
問題のID
K2000アプライアンスからASRイメージがキャプチャされていない場合、インポートされたASRイメージの展開が失敗
5758
します。
注: アプライアンスは、K2000アプライアンスからキャプチャされたASRイメージ用にImageStoreディレクト
リを作成します。
回避策: petempディレクトリにImageStoreフォルダを作成します。
表 7 : マルチキャスト展開の既知の問題
既知の問題
問題のID
マルチキャスト展開はエラー発生時に続行しません。
4180
回避策: マルチキャスト展開をエラー発生時に続行するように設定しないでください。
「次のブートで実行する」ブートアクションの作成直後に「今すぐ実行する(Wake-on-LANの送信)」オプションを
4248
選択した場合、アプライアンスは、「次のブートで実行する」に設定されたブートアクションに「接続の「受信準備完
了」状態待機のタイムアウト」で設定した期間に達する必要があります。
マルチキャスト展開中に予期せずターゲットデバイスが切断された場合、アプライアンスで伝送タイムアウト期間に
4284
設定された期間が経過してから新しいマルチキャスト展開を開始する必要があります。
マルチキャスト展開を削除してもプロセスが終了しません。つまり、新しいマルチキャスト展開が開始できなくなりま
4286
す。
回避策: 展開のタイムアウト期間を調整します。デフォルトのマルチキャスト展開のタイムアウトは10分です。
ユーザープロファイルのスキャンタスクが失敗したときに、「タスクエラー」ページからタスクの再試行を試みると、ステー
4427
タスに成功と表示されます。しかし、選択したユーザープロファイルはスキャンされておらず、アプライアンスにアップロー
ドされてもいません。
回避策: 「タスクエラー」ページからターゲットデバイスを再起動した後で、再びKBEからデバイスを起動し、展開を
再開します。デバイスを再起動すると、USMTプロファイルデータ用の新しい作業ディレクトリが作成されるため、プロ
ファイルが正常にキャプチャされます。
K2000仮想アプライアンスでは、マルチキャスト展開をサポートするために4 GBのRAMが必要です。
4485
マルチキャスト展開中にブートアクションが中断された場合、アプライアンスで伝送タイムアウト期間に設定された期
4486
間が経過してから新しいマルチキャスト展開を開始する必要があります。
一部のMac OS Xマルチキャスト展開の場合、デバイスがOSではなく、NetBoot環境イメージから起動されます。
5306
ターゲットデバイスをOSから手動で起動すると、ポストインストールタスクが完了しません。
回避策: マルチキャスト展開を繰り返します。小規模環境の場合、「接続の「受信準備完了」状態待機のタイム
アウト」を調整して各デバイスに接続できるよう設定し、デバイスの再起動中にOptionキーを押して、起動する
NetBoot環境イメージを選択します。
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6
既知の問題
問題のID
5567
Mac OS X 10.7に対するマルチキャスト展開が失敗します。
表 8 : リモートサイトアプライアンスの既知の問題
既知の問題
問題のID
RSAのデータがK2000のオンボードストレージに戻されるときに、「リモートサイトアプライアンス」ページにRSAのデータ
2958
が正しく表示されません。
回避策: ストレージをオンボードからオフボードに切り替えたとき、またはその逆に切り替えたときは、RSAと同期して
ください。
RSAで、「設定」>「アプライアンスのメンテナンス」ページの「自動更新」の下にある「サーバーの更新の確認」ボタン
2884
が動作しません。
2695
RSAの以前のバージョンが、K2000アプライアンスのバージョン3.7と同期しません。
回避策: RSAをバージョン3.7にアップグレードします。
リンク先アプライアンスを切り替えると、管理者コンソールの右上隅にあるドロップダウンリストに、シングルサインオン
3241
(SSO)を使用してK1000からログインするすべてのアプライアンスではなく、リンク先アプライアンスのみが表示され
ます。
メディアをRSAにアップロードしようとすると、メディアマネージャに次のエラーメッセージが表示されます。「無効な応
3290
答です。指定したホスト名を確認してください。」
回避策: ホスト名またはIPアドレスが、K2000(RSAではない)のホスト名またはIPアドレスであることを確認してく
ださい。
K2000およびRSAでSSL証明書を生成するときに、「%」「$」などの一部の特殊文字が、「状態」および「地域」の
3291
フィールドで、誤って使用可能になります。
オフボードストレージからオンボードストレージへの逆方向の移行中にRSAを再起動すると、RSAにアクセスできなく
3775
なります。
注: データロスを防ぐには、RSAデータを別の場所またはデバイスにエクスポートします。逆方向の移行が完了
するまで、RSAの電源を切ったり再起動したりしないでください。
RSAをバージョン3.7にアップグレードする場合、アップグレード後にK2000データをRSAに同期しないと、展開は失敗
4015
する場合があります。
回避策: RSAバージョン3.6以下では、RSAをバージョン3.7に更新してから、データを同期してタスクエンジン用の
最新の設定ファイルを取得する必要があります。
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7
表 9 : ドライバの既知の問題
既知の問題
問題のID
以下のモデルでは、ドライバフィードからダウンロードされたビデオドライバが、drivers共有ディレクトリを使用し
2591
てターゲットデバイス上のWindows XP x86およびWindows XP x64にインストールされません。
•
•
•
Dell Latitude™ E6400 — Dell OptiPlex™ 380
Dell Latitude E5400
デル製落下防止センサデバイス
回避策: オーディオ、ビデオ、およびチップセット用ドライバのドライバパックを手動でダウンロードしてください。DELL
KACEがお勧めするのは、ネットワークドライバのみをdrivers共有ディレクトリに追加する方法です。つまり、こ
のドライバによって、デバイスをK2000ネットワークブート環境に起動できます。
組み合わせパッケージ(インストールパッケージを含むドライバパッケージ)は、ドライバフィードで使用できません。
•
K2000アプライアンスのバージョン3.7へのアップグレード後に、Latitude E5400モデル用のドライバフィードから
2775
ダウンロードされたドライバが、Windows 7 x86のスクリプト形式のインストールおよびK-Imageの展開によって
インストールされません。
回避策: 3.5より前のバージョンからアップグレードする場合、サブスクライブしているフィードをすべて再ダウンロー
ドしてください。K2000の「ドライバフィード」>「ドライバフィード設定」ページにある「ドライバフィードを有効にする」
チェックボックスをオンにして、Dellドライバをdrivers_postinstallディレクトリに更新します。
drivers_oldという名前のディレクトリに保管される最新のドライバをdrivers_postinstall
ディレクトリに移動させる必要があります。
•
Windows XPイメージに含まれるカーネルおよびハードウェア抽象レイヤ(HAL)が正しくない場合には、ドラ
イバが追加されない可能性があります。
回避策: 「カスタムHAL置換」ポストインストールタスクを使用してください。
「ライブラリ」>「ドライバ」および「ドライバフィード」ページで、「特定基準で表示」 > 「オペレーティングシステム」ド
5285
ロップダウンリストからWindows 8.1を選択すると、空のリストが表示されます。「リモートサイト詳細」ページの「依存
関係(非表示)」にある「表示」オプションからWindows 8.1を選択しても、空のリストが表示されます。
回避策: Windows 8を選択して、Windows 8以上のドライバを表示するように、ドライバをフィルタリングします。
表 10 : スクリプト形式のインストールの既知の問題
既知の問題
問題のID
Windowsのバージョンが、KMSクライアントキーのオプションから選択したプロダクトキーと一致しない場合、KMSクラ
2647
イアントキーの「自動」の選択が動作しません。
回避策: 複数のバージョンのWindowsがインストールされている場合、K2000のスクリプト形式のインストールイメー
ジを作成するために、Windows OSバージョンのプロダクトキーが正しいことを確認してください。
スクリプト形式のインストールウィザード、またはconfig.xmlファイルで作成した設定は、ハードウェアと互換性
2979
がある必要があります。ハードウェアがこの設定を処理できない場合に、Windowsインストーラを実行すると、無人
のスクリプト形式のインストールが失敗します。
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8
既知の問題
問題のID
Windows XP SP2のスクリプト形式のインストールは、NETGEAR®オフボードストレージデバイス上で、失敗する可
3076
能性があります。
スクリプト形式のインストールの地域設定は、スクリプト形式のインストールのソースメディアの言語と一致する必要
3157
があります。それ以外の場合、メッセージは正しい言語で表示されません。
Workstation Name Changerのテキストファイルを使用して、ターゲットデバイスの名前を変更する場合、アクセ
3184
ント記号のある文字を含む言語では、名前変更タスクが動作しません。
WinPE 4.0またはWinPE 5.0 KBEを使用している場合、Windows 7のスクリプト形式のインストールの展開は失
3923
敗します。
回避策: メディアマネージャおよびWindows ADKを使用してWinPE 4.0 KBEを作成する場合、表示される2つの
エラーに対して「OK」をクリックします。これで、展開を続行できます。
WinPE 4.0 KBEにターゲットデバイスを起動した後Windows Vista x86 OSのスクリプト形式のインストールを開
3968
始すると、エラーが発生し次のようなメッセージが表示される場合があります。「デバイスの互換性データを読み
込めませんでした。」
スクリプト形式のインストールウィザードを使用している場合、「管理者アカウント」設定の「ユーザー名」にユーザー
5426
名として「Administrator」を入力すると、Microsoftによって「Administrator」はアカウント名として
予約されているため、エラーメッセージが表示されます。
表 11 : メディアマネージャの既知の問題
既知の問題
問題のID
マップされたZ:ドライブにアクセスできない場合、またはこのドライブを認証できない場合、ソースCDが、メディアマ
2956
ネージャから正常にアップロードされないことがあります。
メディアマネージャを南米スペイン語からダウンロードすると、K2000アプライアンスで、MSIインストーラおよびショート
5585
カットアイコンのメディアマネージャの製品名がスペイン(スペイン語)で表示されます。
システム要件
K2000アプライアンスのバージョン3.7をインストールする場合、またはバージョン3.7に更新する場合は、お使いのシステムがハードウェアお
よびソフトウェアの最小要件を満たしているか、事前に確認してください。
最新のシステム要件については、http://kace.com/support/resources/documentationを参照してください。
アップグレードおよび互換性
K2000のバージョン3.7のインストールに必要な最小バージョンは、3.6.98680です。このアップグレードは、64ビットのアプライアンスのみが
対象です。管理者コンソールの左下にある「バージョン情報」をクリックして、アプライアンスのバージョン番号をチェックしてください。
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9
製品ライセンス
K2000のライセンスキーは、製品案内のEメールに記載されています。ネットワーク設定を構成し、アプライアンスを再起動すると、ローカル
エリアネットワーク(LAN)上のすべてのデバイスから管理者コンソールにログインできます。
手順
1
Webブラウザを開き、アプライアンスの管理者コンソールのURL
(http://hostname)を入力します。例: 「http://k2000」。
「初期設定」ページが表示されます。
2
次の情報を入力します。
設定
説明
ライセンスキー
Dell KACEからの案内のEメールに記載されているライセンスキーを入力します。ダッシュも含めてくださ
い。ライセンスキーがない場合は、Dell KACEテクニカルサポート(http://kace.com/support/contact.php)までご連絡ください。
管理者パスワード
デフォルトのadminアカウントのパスワードを入力してください。アプライアンスの管理者コンソールにログ
インするには、このアカウントを使用します。このパスワードを忘れないでください。このパスワードがない
と、管理者コンソールにログインできません。
注: 複数のアプライアンスを使用する場合には、すべてのアプライアンスのadminアカウントに同
じパスワードを使用することをお勧めします。同じパスワードを使用することで、後でアプライアン
ス同士をリンクすることが可能になります。
登録データ
アプライアンスからのログと通知を受け取る会社またはグループの名前、および担当者またはグループ
のEメールアドレスを入力します。
ネットワーク接続
K2000および仮想K2000アプライアンスは、ライセンス情報を検証するためにネットワーク接続されてい
る必要があります。
タイムゾーン
3
アプライアンスが設置されている地域のタイムゾーンを選択します。
「設定を保存して続行する」をクリックします。
アプライアンスが再起動します。
4
アプライアンスが再起動したら、ブラウザページを更新します。
5
エンドユーザー使用許諾契約(EULA)に同意し、次に、ログインID「admin」とパスワード(「初期設定」ページで選択したもの)
を使用してログインします。
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10
K2000アプライアンスを使い始める前に
アップグレードおよびインストールの手順
アップグレードする前にアプライアンスを再起動します。K2000アプライアンスの以前のバージョンをお使いの場合は、インストールに進む前
に、最小バージョンにアップグレードし、SSHを有効にする必要があります。RSAを使用している場合、RSAをバージョン3.6.96652にアップ
グレードしてからバージョン3.7にアップグレードします。
手動更新の適用
1
管理者コンソールにログインします。
2
左側のナビゲーションペインで、「設定」をクリックしてセクションを展開し、次に 「アプライアンスのメンテナンス」をクリックして「アプライ
アンスのメンテナンス」ページを表示します。
3
「K2000アプライアンスの更新」>「手動更新」で、「参照」をクリックして更新ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
4
「K2000の更新」をクリックします。
一部の更新は、適用に1時間以上かかり、完了するには再起動が必要です。
自動更新の適用
1
管理者コンソールにログインします。
2
左側のナビゲーションペインで、「設定」をクリックしてセクションを展開し、次に 「アプライアンスのメンテナンス」をクリックして「アプライ
アンスのメンテナンス」ページを表示します。
3
「K2000アプライアンスの更新」>「自動更新」セクションにアプライアンスソフトウェアのステータスと現在のバージョンが表示され、新し
いリリースを利用可能かどうかが示されます。
4
新しいバージョンがある場合は「更新の適用」をクリックします。または、「サーバーの更新の確認」をクリックします。
アップグレードが完了すると、アプライアンスは自動的に再起動します。
その他のリソース
次の場所から、その他の情報を利用できます。
•
オンライン製品ドキュメント(http://kace.com/support/resources/documentation)
•
ITNinja(http://itninja.com/community/dell-kace-k2000-deployment-appliance)
多言語対応
このセクションには、英語以外の設定で本製品のインストールおよび運用を行うための情報(北米以外のお客様が必要とする情報な
ど)が記載されています。このセクションに記載されている情報は、本書の他の場所に記載されているサポート対象のプラットフォームや
設定に関する情報とは無関係です。
このリリースでは、あらゆるシングルバイトまたはマルチバイト文字列をサポートします。このリリースでは、すべての製品コンポーネントで同
一または互換性のある文字エンコードを使用し、同一のロケールおよび地域オプションを使用してインストールすることを前提としていま
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リリースノート
11
す。このリリースは、以下の地域での運用に対応できるよう作成されています: 北米、西ヨーロッパ、中南米、中央/東ヨーロッパ、極東ア
ジア、日本。
このリリースは、以下の言語のローカライズ版が用意されています: 中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポ
ルトガル語(ブラジル)、スペイン語。
デルについて
デルはお客様の声に耳を傾け、革新的なテクノロジーやビジネスソリューション、そしてサービスを世界中に提供することにより、お客様か
ら高い信頼と評価を受けています。詳しくは、http://software.dell.comをご覧ください。
デルへのお問い合わせ
製品に関するお問い合わせとご購入: (800)306-9329
Eメール: [email protected]
テクニカルサポートのリソース
デルのソフトウェアを購入し、有効な保守契約をお持ちのお客様および評価版をお持ちのお客様は、テクニカルサポートを利用できます。
サポートポータルを利用するには、http://software.dell.com/support/にアクセスしてください。
サポートポータルは、問題を迅速に自身で解決するのに使用できるセルフヘルプツールを提供しており、毎日24時間アクセスできます。ま
た、オンラインのサービス要求システムを通じて、プロダクトサポートエンジニアに直接アクセスする手段を提供します。
サポートポータルでは、以下のことが可能です。
•
サービスリクエスト(ケース)の作成、更新、管理
•
サポート技術情報記事の閲覧
•
製品に関する通知の取得
•
ソフトウェアのダウンロード。評価版のソフトウェアについては、http://software.dell.com/trialsにアクセスしてください。
•
ハウツービデオを見る
•
コミュニティディスカッションへの参加
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Dell KACE K2000 システム導入アプライアンス 3.7
リリースノート
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