No. 134 翌日23 日 ( 日 ) には，第 11 回いまかね図書まつりが開催されました。今回のテーマは，｢ふるさとをつなぐ絵本のチカラ｣です。 ※ (　) 内は，ステージ部門の出演者及び展示部門の制作者の皆さんです。今金が｢読書と作文のまち｣一色に「三匹のこぶた」 ( じゃがいもの花 ) 「おじさんたちの読み聞かせ」 ( 剣淵絵本の里のみなさん ) 開会式に続き，ステージ部門では，津波体験紙芝居｢あの坂へいそげ｣ ( 奥尻津波語りべ隊 )，大型紙芝居｢3 ～絵本の里剣淵町と映画｢じんじん｣ & 第 11 回いまかね図書まつり～匹のこぶた｣ ( じゃがいもの花 )，記念講演会｢地球はどうぶつでいっぱい｣( 絵本作家あべ弘士さん )，群読｢コテン古典 ! パート 2( 今金町教職員わびさびーず )，剣淵町講演会｢おじさんたちの読み聞かせ｣ ( 剣淵町の皆読書と作文のまちいまかねを推進する我が町の最大さん )，ブラックライトシアター｢うさぎ野原のクリスイベントが今金町民センターを会場に 2 日間にわたりマス｣ ( 今金学童保育所 )，読み聞かせ｢いくらなんで開催されました。もいくらくん｣ ( ハローブック )，人形劇｢ブレーメン 11 月22 日 ( 土 )，いまかね図書まつり前夜祭としての音楽隊｣ ( マザーズぽけっと ) など多彩な発表が行わ開催された親子映画館では，映画｢じんじん｣が上映れました。されました。舞台あいさつをいただいたのは，ロケ地となった剣淵町からお越しいただいた｢絵本の里を創ろう会｣初代会長の髙橋毅さん，剣淵町教育長の半田幸清さん，剣淵町観光協会事務局の宮川則秀さん，そして映画｢じんじん｣から生まれた絵本｢クロコダイルとイルカ｣の作家，あべ弘士さんです。「うさぎ野原のクリスマス」 ( 学童保育所のみなさん ) 人形劇「ブレーメンの音楽隊」 ( マザーズぽけっと ) 展示部門では，｢デジカメ絵本展示｣ ( 今金小学校 PTA の皆さんが森の写真家小寺卓矢さんの指導により親子で取り組んだ作品 )，｢手づくりポップで … 本と「舞台挨拶」の様子右 2 番目から，絵本作家あべ弘士先生，剣淵の髙橋毅さん，半田幸清教育長，宮川則秀さんあべ弘士さんの講演ふれあう｣ ( 今金中学校図書委員 )，｢心温まる布絵本の展示｣ ( 愛好者 )，｢だいすきだんしゃくんが繋ぐ世界｣ ( 普及委員会 )，｢農の精神～二宮金次郎の紹介｣ (JA 映画｢じんじん｣は，｢絵本の里・剣淵町を舞台に映今金 )，｢読書と作文のまちいまかねの取り組み｣ ( ワー画を作りたい。｣という町民の思いから生まれました。キングチーム ) など各団体の皆さんの趣向を凝らした最初は半信半疑だった話題が少しずつ具体的になって手づくりの展示が行われました。いきました。平成 21 年 9 月頃，剣淵のみなさんの戸また，昼食のバザーには，商工会女性部の皆さんに惑いは，やがて主演の大地康雄さんや多くの出演者やよる｢おにぎり，焼きそば，カレーライス｣，女性団体スタッフの人たちと一緒に映画を作る喜びへと変わり連絡協議会のみなさんの｢あったか～いうどん｣，そしました。そして，ついに今年公開を迎え，全道各地でて，檜山北高等学校からの大地の贈り物｢ヨーグルト上映されています。とトマトジュース｣が販売されました。｢読書と作文の剣淵町の方々が，｢舞台となった剣淵町のロケ地をめまちいまかね｣を｢目と耳と舌と心｣で感じていただぐり，銀幕の世界に是非ふれて見て下さい。｣と話されく 2 日間となりました。ると，会場を埋めた 150 名の皆さんから大きな拍手が実行委員をはじめ，関わっていただいた全ての皆さ送られました。んに心から感謝を申し上げます。発　行 : 今金町教育委員の会〒 049-4393　北海道瀬棚郡今金町字今金 48-1 ℡ :0137-82-3488【№ 134】H26(2014).12.24 E-mail:[email protected] 委員リレー寄稿｢歳時記｣今月は，前教育委員の平井祥元さんです。師走に思う 12 月を迎え，なんとなく心ぜわしいものですにはあります。よき人との出会いを期待し大切にが，この一年間を振り返り，最初に，非才非力のと思っています。私への御指導，御鞭撻，御支援の御慈慮を賜り，また，私どもは今年の初めに計画したことや目去る 9 月 30 日をもって 3 期 12 年の今金町教育標を立てたことが達成したかいなかを考え，中途委員の大役を誠心誠意務め，無事任期を全うでき半端で終わったりして悔いが残っている人も多いましたことに，歴代町長，教育長，教育委員長，と思います。私もその一人です。明年まで悩みを教育委員，関係者の皆々様に衷心より謝意と御礼持ち越さないように，仏教聖典より釈尊 ( お釈迦申し上げますと共に益々の御活躍と御健康を御祈様 ) の言葉を引用します。念申し上げます。よき人たちに恵まれたと感謝の気持ちでいっぱいです。さらに物騒で危険だらけ｢過ぎ去った日のことは悔いず，まだ来ないの世の中を，何事もなく無事過ごすことができて未来にはあこがれず，取り越し苦労をせず，よかったと思う師走です。現在を大切にふみしめてゆけば，身も心も健やかになる。今日すべきことを明日に延ばさ私どもの人生は実に多くの人との出会いによっず，確かにしていくことこそ，よい一日を生て開けていきます。よき人と出会えば人生は心豊きる道である。｣かになり喜びが増し明るく社会生活があり，悪しき人と出会えば人生は暗く無味なるものです。私過去を思い悩むことや未来について考えあぐむは，老若男女別なくよき人と観ます。若い人は夢取り越し苦労を，禅語で『妄想』といい無駄な心や希望をもち目標に向かって学び知識を得るための消耗です。『莫妄想 ( 妄想するなかれ )』身も心努力や精進します。壮老の人は，体験，経験，失敗，も安らぐ。師走は暦の上だけで，人生には歳末も成功からの生活の智慧をもっています。どちらも元旦もない妄想を起こす暇もないわけですが，『莫苦悩や迷いのなか生まれた一生懸命生き抜く姿が妄想』を心がけながら改歳 ( 新年 ) を迎えようとあり相承の気持ち ( 教えをさらに未来に向けて伝思います。えていく心 ) があり，正師明師 ( 人生の先輩たちや悟った人たち ) の器と尊く思い観ているからです。生き方，道を求める真剣な気持ちが，出会い皆様には，御自愛専一にて，よい年をお迎えすることを御祈念します。