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た、食べたときの粘りの強さと
しいものです。新たな立谷沢の
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年中食べることができます。ま
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ほくほくした食感は本当におい
「山の芋」を新たな名産に
ことと、台風の影響を受けて、
立谷沢地区での地域おこし
涼しいところで保存すれば一
山の芋ってどんな芋?
活用していけると思います。
●粘り気
地域づくり・地域活性化として
ぬるぬるしたぬめりは、「ムチ
ン」という粘性物質によるもの
整備したりなど、山の芋栽培を
収穫を受け、 月 日に山
の芋の収穫感謝祭を開催。熊
谷神社での奉納祭、まだまだ
知られていない山の芋の勉強
会の後、北月山荘「主婦レス
トランやまぶどう」のお母さ
んたちによる山の芋をふんだ
ん に 使 っ た 料 理 が 披 露 さ れ、
参加者は初めての山の芋の食
感に舌鼓を打ちました。
山の芋は、北月山荘と道の
駅しょうない風車市場にも出
荷され、地域で採れたものを
地域内で魅力的に消費できる
仕 組 み が で き つ つ あ り ま す。
「山の芋」という新たな特産
品の可能性は、今後一層広が
っていきます。
通じてお年寄りが働ける場所を
で す。 す り お ろ せ ば 餅 の よ う な
もなり、元気の源でもあります。
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草を取ったり、覆土を手直した
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に畑で山の芋に話かけながら雑
粘 り 気 が 出 ま す。 味 わ い は 上 品
りして汗を流すのでいい運動に
栽培を広げられる可能性があ
りました。その年に小林さん
が収穫した山の芋は、北月山
荘「主婦レストランやまぶど
う」のお母さんたちに相談し、
山の芋コロッケとして提供し
たところ大変好評だったそう
です。そこから「立谷沢で収
穫された山の芋で新たな名物
が で き る か も し れ な い 」 と、
昨年は立谷沢地区の有志7名
が栽培しようと立ち上がりま
した。立谷沢地区の畑の約
aで栽培し、昨年 月に合計
約1tを収穫。 月に出荷作
業を経て、日本農販サポート
センター企業組合を通じて関
東や関西に出荷されました。
にとって山の芋栽培は、朝早く
立谷沢地区の地域おこしの
新たな可能性を秘めた「山の
芋」が注目を集めています。
一昨年、日本農販サポート
センター企業組合(池田勝樹
代表理事)から話を受け、小
林敏行さん(松野木)が試験
的に栽培を開始しました。山
の芋は、多少荒れた土地でも
育つため、遊休地となってい
る場所の活用にもつながるの
ではないかということと、滋
養強壮によく、漢方薬にも使
われている一方で流通量が少
ないため、立谷沢地区のブラ
ンドを付け計画的に栽培する
ことで収益性のある商品にで
きないかなど、立谷沢地区で
いう気持ちがありました。自分
で な め ら か。 型 崩 れ し に く い の
で、仲間が増えた昨年こそはと
で、 料 理 の バ リ エ ー シ ョ ン も 豊
んでした。その失敗があったの
富です。
思ったように山の芋が育ちませ
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老人クラブで植えたり、栽培を
●山薬
滋 養 強 壮 に 富 み、 古 く か ら 山
薬と呼ばれ珍重されてきました。
古来から伝わる日本固有の天然
健康食材です。
●高級食材
一昨年は初めての栽培だった
2
2017.3.5 ◎
2017.3.5
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きめが細かく粘りの強い肉質
の 高 級 食 材 と し て、 主 に 関 西 の
老 舗 料 亭 や 和 菓 子 屋 で、 そ ば の
つなぎや和菓子の原料として調
理されています。
小林 敏行 さん(松野木)
名物になるようこれからも大切
に育てていきたいです。
「山の芋」の可能性
11月23日 山の芋収穫感謝祭
立谷沢地区で栽培・収穫
外への発信
地産地消
関東・関西に出荷
北月山荘で提供
・新たな特産品として「山形県庄
内町」、「立谷沢」をアピール
・栽培農家の収益増へ
→安定供給できる仕組みづくり
・新たな特産品を使った
魅力的な料理を提供
→立谷沢の情報発信
観光客など交流人口増へ
【 収穫感謝祭 】山の芋をふ
んだんに使った料理。山の芋
御膳をはじめ、山の芋コロッ
ケ、カレーなど、メニュー開
発が進められています。
【 収穫感謝祭 】生産者と県、
町関係者を招待。
【 山の芋の勉強会 】北月山
荘にて。山の芋についてや今
後の活用方法を学びました。
【 山の芋奉納祭 】熊谷神社
にて。今年の山の芋の収穫を
感謝しました。
検査員による仕分け作業
芽出ししていた種芋
マルチの穴の
部分に種芋を
並べます
一箱の重さを
量ります
梱包作業
▲9月16日現在
箱詰め作業
【11月上旬~中旬】 出荷作業
出荷のため、ある程度大きさ・形を分けておいた山の芋
を検査員が再度仕分けします。大きさはS・M・L・2L・
3Lの5段階。これに規定の重さがあるか、傷・カビなどな
いか等を確認し、大きさごと秀・優・良・外に分けて10kg
ごと梱包します。200g以下のものは来年の種芋にするも
のもあります。
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◎ 2017.3.5
【10月下旬~ 11月】 収穫
収穫時期です。葉が枯れていくと収穫
できる時期となりますが、1週間程度土
の中に置いておくことで固くなり、重さ
が増します。収穫した山の芋は、土を落
とし、根をとって、大きさ・形をある程
度分けておきます。
▲7月9日現在
▲種芋を植えて
2週間ほど
【6月~ 10月】 育成期間
ツルを這わせるための網を建てます。芽が伸びてきた
ら、風で倒れないよう根元に土を盛って網にツルを絡ま
せます。
適宜十分な水やりと、ネキリムシなどの虫対策を行い
ます。葉の色を見て追肥を行います。
「山の芋」ができるまで
大きさ・形を分けた
山の芋
植え付け作業
【5月~6月初旬】 種芋植え
芽出しをした種芋を植え付け。土が全部
被さるように植え、乾いたら水をやります。
約半月から1カ月ほどで地中から芽が出て
きます。
★天気は芋の色に影響し、雨が少ないと色
が濃くなります。
2017.3.5 ◎
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住み慣れた地域で自分らし い暮らしを続けるために ~H29年4月から「介護予防・日常 生活支援総合事業」が始まります~
◎ 総合事業とは?
◆これまで全国一律の基準で「要支援1・2」の認定を受けている方が利用していた介護予防訪問介護
(ホームヘルプサービス)と介護予防通所介護(デイサービス)を、新しく町で基準や料金を定めた
「総合事業」で実施します。
◆これまでと同程度のサービスに加え、基準や料金を緩和したサービスも利用できるようになります。
◆「要支援認定」を受けなくても、65歳以上の方で基本チェックリスト
(※)
の結果、
「事業対象者」と
しての基準に該当した方は、事業を利用することができます。
※基本チェックリストとは…外出や買い物など日常の生活の状態、運動機能、栄養状態など25項目
について確認する調査票です。詳細は問合せください。
◆一般介護予防事業の内容を充実し、健康づくり・介護予防の取組みを行います。
また、自治会等で自主的に介護予防に取組む団体の支援も行います。
◆地域の方々の声を聞きながら、地域の実情に応じて、町民のみなさん自らが生きがいや役割をもって、
取り組める多様なサービスの構築を図っていきます。
◎ すでに要支援1・2と認定されている方は、大きな変更は
ありません
すでに要支援1・2と認定されている方で、ホームヘルプサービスとデイサービスを利用している
方は、平成29年4月以降の認定の更新月まで引き続き予防給付のサービスを利用できます。更新月以
降も、自立した生活のためにサービスが必要な場合は、総合事業でほぼ同等のサービス・料金で利用
できます。※詳しくは地域包括支援センターや担当のケアマネージャーにご確認ください。
◎ 地域包括ケアシステムについて
◆団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者ができるかぎり
▼拠り所しゃんしゃんでの事業
体操
住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしが続けられるよう、医療、
介護、生活支援、予防、住まい等が包括的に提供できる仕組みです。
「総合事業」は、地域包括ケアシステム構築に向けた取組みの一環と
して実施するものです。
これまで
介護給付
(要介護1~5)
◎ どのように変わるの?
援事業」、「生活支援体制整備推進事業」、「地域ケア会議推進事業」等
介護予防給付(要支援1・2)
≪介護予防事業≫
一次予防事業
訪問看護、
ホームヘルプサービス、
(元気でご長寿健康教室 等)
通所リハビリ、
二次予防事業
ショートステイ、 デイサービスの
2つのサービス
(パワーアップ教室 等)
福祉用具貸与
総合事業
に移行
など
総合事業
に移行
変更なし
変更なし
介護予防給付
(要支援1・2)
年4月から
介護給付
(要介護1~5)
平成
29
◆地域支援事業では、「在宅医療・介護連携推進事業」、「認知症総合支
◎ 2017.3.5
連携し、町民自らが、元気な時から生きがいを持って介護予防や社会
活動に取り組み、高齢になっても安心して生活ができるよう、お互い
に支え合う地域づくりを推進していきます。
病気になったら…
医 療
<地域包括ケアシステムイメージ図>
子どもとのふれあい
介護が必要になったら…
要支援1・2
事業対象者
●総合事業
◇訪問型サービス
◇通所型サービス
65歳以上のすべての方
●一般介護予防事業
◇元気な方の介護予防事業
◇介護予防が必要な方の介護
予防事業
介 護
住まい
・医師、歯科医師
・看護師
・理学療法士
・作業療法士 等
●その他の生活支援サービス
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の事業についても、医療・保健・介護・福祉等の専門職や関係機関と
相談
いつまでも元気に暮らすために…
健康づくり・介護予防・生活支援
・行政
・地域包括センター
・ケアマネジャー 等
老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO 等
■総合事業についての問合せ/保健福祉課地域支援係 ☎43-0490
地域包括支援センター ☎45-1030、 立川サブセンター ☎51-2505
2017.3.5 ◎
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