た、食べたときの粘りの強さと しいものです。新たな立谷沢の 11 年中食べることができます。ま 23 ほくほくした食感は本当におい 「山の芋」を新たな名産に ことと、台風の影響を受けて、 立谷沢地区での地域おこし 涼しいところで保存すれば一 山の芋ってどんな芋? 活用していけると思います。 ●粘り気 地域づくり・地域活性化として ぬるぬるしたぬめりは、「ムチ ン」という粘性物質によるもの 整備したりなど、山の芋栽培を 収穫を受け、 月 日に山 の芋の収穫感謝祭を開催。熊 谷神社での奉納祭、まだまだ 知られていない山の芋の勉強 会の後、北月山荘「主婦レス トランやまぶどう」のお母さ んたちによる山の芋をふんだ ん に 使 っ た 料 理 が 披 露 さ れ、 参加者は初めての山の芋の食 感に舌鼓を打ちました。 山の芋は、北月山荘と道の 駅しょうない風車市場にも出 荷され、地域で採れたものを 地域内で魅力的に消費できる 仕 組 み が で き つ つ あ り ま す。 「山の芋」という新たな特産 品の可能性は、今後一層広が っていきます。 通じてお年寄りが働ける場所を で す。 す り お ろ せ ば 餅 の よ う な もなり、元気の源でもあります。 10 草を取ったり、覆土を手直した 11 に畑で山の芋に話かけながら雑 粘 り 気 が 出 ま す。 味 わ い は 上 品 りして汗を流すのでいい運動に 栽培を広げられる可能性があ りました。その年に小林さん が収穫した山の芋は、北月山 荘「主婦レストランやまぶど う」のお母さんたちに相談し、 山の芋コロッケとして提供し たところ大変好評だったそう です。そこから「立谷沢で収 穫された山の芋で新たな名物 が で き る か も し れ な い 」 と、 昨年は立谷沢地区の有志7名 が栽培しようと立ち上がりま した。立谷沢地区の畑の約 aで栽培し、昨年 月に合計 約1tを収穫。 月に出荷作 業を経て、日本農販サポート センター企業組合を通じて関 東や関西に出荷されました。 にとって山の芋栽培は、朝早く 立谷沢地区の地域おこしの 新たな可能性を秘めた「山の 芋」が注目を集めています。 一昨年、日本農販サポート センター企業組合(池田勝樹 代表理事)から話を受け、小 林敏行さん(松野木)が試験 的に栽培を開始しました。山 の芋は、多少荒れた土地でも 育つため、遊休地となってい る場所の活用にもつながるの ではないかということと、滋 養強壮によく、漢方薬にも使 われている一方で流通量が少 ないため、立谷沢地区のブラ ンドを付け計画的に栽培する ことで収益性のある商品にで きないかなど、立谷沢地区で いう気持ちがありました。自分 で な め ら か。 型 崩 れ し に く い の で、仲間が増えた昨年こそはと で、 料 理 の バ リ エ ー シ ョ ン も 豊 んでした。その失敗があったの 富です。 思ったように山の芋が育ちませ 20 老人クラブで植えたり、栽培を ●山薬 滋 養 強 壮 に 富 み、 古 く か ら 山 薬と呼ばれ珍重されてきました。 古来から伝わる日本固有の天然 健康食材です。 ●高級食材 一昨年は初めての栽培だった 2 2017.3.5 ◎ 2017.3.5 3 きめが細かく粘りの強い肉質 の 高 級 食 材 と し て、 主 に 関 西 の 老 舗 料 亭 や 和 菓 子 屋 で、 そ ば の つなぎや和菓子の原料として調 理されています。 小林 敏行 さん(松野木) 名物になるようこれからも大切 に育てていきたいです。 「山の芋」の可能性 11月23日 山の芋収穫感謝祭 立谷沢地区で栽培・収穫 外への発信 地産地消 関東・関西に出荷 北月山荘で提供 ・新たな特産品として「山形県庄 内町」、「立谷沢」をアピール ・栽培農家の収益増へ →安定供給できる仕組みづくり ・新たな特産品を使った 魅力的な料理を提供 →立谷沢の情報発信 観光客など交流人口増へ 【 収穫感謝祭 】山の芋をふ んだんに使った料理。山の芋 御膳をはじめ、山の芋コロッ ケ、カレーなど、メニュー開 発が進められています。 【 収穫感謝祭 】生産者と県、 町関係者を招待。 【 山の芋の勉強会 】北月山 荘にて。山の芋についてや今 後の活用方法を学びました。 【 山の芋奉納祭 】熊谷神社 にて。今年の山の芋の収穫を 感謝しました。 検査員による仕分け作業 芽出ししていた種芋 マルチの穴の 部分に種芋を 並べます 一箱の重さを 量ります 梱包作業 ▲9月16日現在 箱詰め作業 【11月上旬~中旬】 出荷作業 出荷のため、ある程度大きさ・形を分けておいた山の芋 を検査員が再度仕分けします。大きさはS・M・L・2L・ 3Lの5段階。これに規定の重さがあるか、傷・カビなどな いか等を確認し、大きさごと秀・優・良・外に分けて10kg ごと梱包します。200g以下のものは来年の種芋にするも のもあります。 5 ◎ 2017.3.5 【10月下旬~ 11月】 収穫 収穫時期です。葉が枯れていくと収穫 できる時期となりますが、1週間程度土 の中に置いておくことで固くなり、重さ が増します。収穫した山の芋は、土を落 とし、根をとって、大きさ・形をある程 度分けておきます。 ▲7月9日現在 ▲種芋を植えて 2週間ほど 【6月~ 10月】 育成期間 ツルを這わせるための網を建てます。芽が伸びてきた ら、風で倒れないよう根元に土を盛って網にツルを絡ま せます。 適宜十分な水やりと、ネキリムシなどの虫対策を行い ます。葉の色を見て追肥を行います。 「山の芋」ができるまで 大きさ・形を分けた 山の芋 植え付け作業 【5月~6月初旬】 種芋植え 芽出しをした種芋を植え付け。土が全部 被さるように植え、乾いたら水をやります。 約半月から1カ月ほどで地中から芽が出て きます。 ★天気は芋の色に影響し、雨が少ないと色 が濃くなります。 2017.3.5 ◎ 4 住み慣れた地域で自分らし い暮らしを続けるために ~H29年4月から「介護予防・日常 生活支援総合事業」が始まります~ ◎ 総合事業とは? ◆これまで全国一律の基準で「要支援1・2」の認定を受けている方が利用していた介護予防訪問介護 (ホームヘルプサービス)と介護予防通所介護(デイサービス)を、新しく町で基準や料金を定めた 「総合事業」で実施します。 ◆これまでと同程度のサービスに加え、基準や料金を緩和したサービスも利用できるようになります。 ◆「要支援認定」を受けなくても、65歳以上の方で基本チェックリスト (※) の結果、 「事業対象者」と しての基準に該当した方は、事業を利用することができます。 ※基本チェックリストとは…外出や買い物など日常の生活の状態、運動機能、栄養状態など25項目 について確認する調査票です。詳細は問合せください。 ◆一般介護予防事業の内容を充実し、健康づくり・介護予防の取組みを行います。 また、自治会等で自主的に介護予防に取組む団体の支援も行います。 ◆地域の方々の声を聞きながら、地域の実情に応じて、町民のみなさん自らが生きがいや役割をもって、 取り組める多様なサービスの構築を図っていきます。 ◎ すでに要支援1・2と認定されている方は、大きな変更は ありません すでに要支援1・2と認定されている方で、ホームヘルプサービスとデイサービスを利用している 方は、平成29年4月以降の認定の更新月まで引き続き予防給付のサービスを利用できます。更新月以 降も、自立した生活のためにサービスが必要な場合は、総合事業でほぼ同等のサービス・料金で利用 できます。※詳しくは地域包括支援センターや担当のケアマネージャーにご確認ください。 ◎ 地域包括ケアシステムについて ◆団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者ができるかぎり ▼拠り所しゃんしゃんでの事業 体操 住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしが続けられるよう、医療、 介護、生活支援、予防、住まい等が包括的に提供できる仕組みです。 「総合事業」は、地域包括ケアシステム構築に向けた取組みの一環と して実施するものです。 これまで 介護給付 (要介護1~5) ◎ どのように変わるの? 援事業」、「生活支援体制整備推進事業」、「地域ケア会議推進事業」等 介護予防給付(要支援1・2) ≪介護予防事業≫ 一次予防事業 訪問看護、 ホームヘルプサービス、 (元気でご長寿健康教室 等) 通所リハビリ、 二次予防事業 ショートステイ、 デイサービスの 2つのサービス (パワーアップ教室 等) 福祉用具貸与 総合事業 に移行 など 総合事業 に移行 変更なし 変更なし 介護予防給付 (要支援1・2) 年4月から 介護給付 (要介護1~5) 平成 29 ◆地域支援事業では、「在宅医療・介護連携推進事業」、「認知症総合支 ◎ 2017.3.5 連携し、町民自らが、元気な時から生きがいを持って介護予防や社会 活動に取り組み、高齢になっても安心して生活ができるよう、お互い に支え合う地域づくりを推進していきます。 病気になったら… 医 療 <地域包括ケアシステムイメージ図> 子どもとのふれあい 介護が必要になったら… 要支援1・2 事業対象者 ●総合事業 ◇訪問型サービス ◇通所型サービス 65歳以上のすべての方 ●一般介護予防事業 ◇元気な方の介護予防事業 ◇介護予防が必要な方の介護 予防事業 介 護 住まい ・医師、歯科医師 ・看護師 ・理学療法士 ・作業療法士 等 ●その他の生活支援サービス 7 の事業についても、医療・保健・介護・福祉等の専門職や関係機関と 相談 いつまでも元気に暮らすために… 健康づくり・介護予防・生活支援 ・行政 ・地域包括センター ・ケアマネジャー 等 老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO 等 ■総合事業についての問合せ/保健福祉課地域支援係 ☎43-0490 地域包括支援センター ☎45-1030、 立川サブセンター ☎51-2505 2017.3.5 ◎ 6
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