株式会社アマナ 2016年12月期 決算説明資料 ( 東証マザーズ 2402 ) 2017年2月 この資料に記載されている見通しや戦略などのうち、過去の事実以外は将来の見通しに関する記述であり、これらは 現時点で入手可能な情報に基づき作成しています。実際の業績等はこれら見通しと異なる結果となる可能性があります。 © 2017 amana inc. All rights reserved. 本日の説明内容 ■ 外部環境とビジネスモデルの変革について ■ 2016年12月期の業績 ■ 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) ■ 2016 年12月期の事例とトピックス ■ 2017年12月期 業績予想 2 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 2016年日本の広告費 約6.3兆円 5年連続でプラス成長 インターネット広告費が、二桁成長でけん引 初の1兆円超え 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 メディアの多様化 出展:電通「2016年 日本の広告費」 3 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について メディアの多様化により、消費者は状況に応じたメディアを利用し ライフスタイルが多様化している 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 ライフスタイルの多様化 4 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について マスメディアからオウンドメディアへ 多様化する消費者への情報発信が変化している 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 企業が自ら情報発信する コンテンツマーケティングの時代 5 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 外部環境の変化に対応するため、 2013年からビジネスモデルの変革に取り組む 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 メディアの多様化 モデル 変革期 コンテンツマーケティングの時代 6 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 外部環境の変化に対応するため、 2013年からビジネスモデルの変革に取り組む 量的拡大 全方向に向けたマーケット拡大 プロフェッショナルマー ケット中心から、コーポ レートマーケットへ拡大 広告マーケット中心から、 コミュニケーションマー ケットへ拡大 Visual Communication Market 7 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 外部環境の変化に対応するため、 2013年からビジネスモデルの変革に取り組む 質的変革 コンテンツのアマナへ Visual Communication Market Visual + Content 8 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 量的拡大と質的変革を同時に行なった結果、 コンテンツの企画制作にかかわるクリエイティブサービスが増加 企業 9 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について 2016年はコンテンツの企画制作を入口とした売上割合が50%を超えた ビジュアルの 企画制作 コンテンツの 企画制作 ビジュアルの 企画制作 コンテンツの 企画制作 39% 2013 51% 2016 10 © 2017 amana inc. All rights reserved. 外部環境とビジネスモデルの変革について コンテンツの企画制作とビジュアルの企画制作によって、 お客様のモノやコトの付加価値を可視化しコンテンツ化する、 企業のコンテンツパートナーへ コンテンツの企画制作 visual communication experts 企業 ビジュアルの企画制作 11 © 2017 amana inc. All rights reserved. 本日の説明内容 ■ 外部環境とビジネスモデルの変革について ■ 2016年12月期の業績 ■ 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) ■ 2016 年12月期の事例とトピックス ■ 2017年12月期 業績予想 12 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 前年実績と比較|営業利益、経常利益、当期純利益は黒字回復 2016年 実績 2015年 実績 前年同期 増減額 前年同期 増減率 単位:百万円 21,507 19,645 +1,861 +9.5% 売上総利益 8,323 7,884 +438 +5.6% 販管費 7,814 8,914 △1,099 △12.3% 営業利益 508 △1,029 +1,538 ― 経常利益 317 △1,181 +1,498 ― 89 △1,466 +1,555 - 売上高 親会社株主に 帰属する 当期純利益 13 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 売上高 コンテンツの企画制作、ビジュアルの企画制作の受託増加により 売上高は+9.5% +9.5% 2015 2016 14 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 付加 @付加 価値額 1人当たり事業付加価値額は+11.5%増加し、生産性が向上 +11.5% 2015 2016 15 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 事業付加価値額 = 売上-外注原価 外注原価 売上原価 売上高 売上高 売上 総利益 販管費 事業 付加価値額 営業利益 固定費 営業利益 ※[ 外注原価 ] 外注費、制作材料費、ロケ出張費など、 制作に応じて発生する制作コスト 16 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 固定費 人件費、採用費、業務委託費の減少により△11.3% △11.3% 稼働人員の推移|稼働人員が適正化 2015年7月末 稼働人員 1,261人 2015 2016 2016年12月末 稼働人員 1,037人 2015 2016 17 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 前年実績と比較|一人当たり事業付加価値額が増加 2016年 実績 2015年 実績 前年同期 増減額 前年同期比 増減率 単位:百万円 売上高 21,507 19,645 +1,861 +9.5% 事業付加価値額 (%) 11,095 10,829 51.6% 55.1% +265 +2.5% 固定費 10,566 11,905 △1,339 △11.3% 508 △1,029 +1,538 ― 稼働人員 (期中平均) 1,096人 1,194人 一人当たり 事業付加価値額 10,123 9,069 営業利益 *事業付加価値額=売上高-外注原価 *固定費=内部原価(制作人件費・家賃他)+販管費 *一人当たり事業付加価値額=事業付加価値額÷稼働人員 単位:千円 18 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の業績 前年実績と比較|特別損益及び税金が利益に影響 2016年 実績 増減要因 単位:百万円 営業利益 経常利益 親会社株主に 帰属する 当期純利益 508 支払利息 134M 為替差損 44M ※ 2015年12月末レート 2016年12月末レート @¥ 120.61 @¥ 116.46 317 89 特別利益 145M ※ 受取補償金 130M 特別損失 214M ※ 固定資産除却損 投資有価証券評価損 139M 55M 法人税等 129M 19 © 2017 amana inc. All rights reserved. 本日の説明内容 ■ 外部環境とビジネスモデルの変革について ■ 2016年12月期の業績 ■ 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) ■ 2016 年12月期の事例とトピックス ■ 2017年12月期 業績予想 20 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 2015年 売上は順調に増加、収益は悪化した 2014 2013 2015 売上成長 量的拡大 Visual Communication Market モデル変革 Visual Communication Market 質的変革 Visual + Content 収益悪化 メディアの多様化|コンテンツマーケティングの時代 21 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 2015年 収益悪化の要因 2013 2014 2015 労働集約型から知恵集約型へ 売上重視の業績管理 コンテンツの企画制作が大きく成長 モデル変革 収益悪化 企画系の営業制作人員が増加 メディアの多様化|コンテンツマーケティングの時代 22 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 2015年 収益悪化の要因 売上重視の業績管理 目標管理(KPI)を 売上高 事業付加価値額(売上高-外注原価)へ 案件ごとに事業付加価値額を捕捉できる体制へ 収益性重視の管理体制(VHLマネジメント体制) 23 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 収益性重視の管理体制(VHLマネジメント体制) 縦軸となるマーケット別営業組織と横軸となるクリエイティブサービス別組織 VHL Category 10 Category Corp 縦軸 Pro Planning-DESIGN Motion Photography Digital-imaging 横軸 Stock-photo 39 Division Lifestyle-content Others Incubation ※ VHL | Vertical & Horizontal Line Management System 24 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 2015年 収益悪化の要因 コンテンツの企画制作が大きく成長 案件ごとの収益性のばらつきが大きいコンテンツの企画制作の売上高が急激に成長した 118% 2014 127% 2015 2016 案件ごとの事業付加価値を可視化する仕組みを構築 25 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 案件ごとの事業付加価値額を可視化する仕組みを構築 エクセル管理の旧案件表 compass案件表 26 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 2015年 収益悪化の要因 企画系の営業制作人員が増加 企画系の案件増加に伴いナレッジトランスファーのため、 一時的に企画系の営業・制作人員を増やした +117人 +69人 2013 2014 2015 人員の適正化と外注化を推進 27 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 人員の適正化と外注化を推進 企画関連のナレッジトランスファーが一定程度進んだため、 人員の外注化を進め固定費を抑制 稼働人員の推移 (営業・制作のみ) ※月末の人員数 2015年7月末 稼働人員 1,261人 2015年12月末 稼働人員 1,188人 2016年12月末 稼働人員 1,037人 前年同期比較 2015 営業 △ 8% 制作 △20% 2016 28 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) 収益力向上への取り組み(まとめ) 2015年 収益悪化の要因 2016年 収益力向上への取り組み 売上重視の業績管理 収益性重視の管理体制 (VHLマネジメント体制) コンテンツの企画制作が 大きく成長 案件ごとの事業付加価値額を 可視化する仕組みを構築 企画系の営業制作人員が増加 人員の適正化と外注化を推進 29 © 2017 amana inc. All rights reserved. 本日の説明内容 ■ 外部環境とビジネスモデルの変革について ■ 2016年12月期の業績 ■ 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) ■ 2016 年12月期の事例とトピックス ■ 2017年12月期 業績予想 30 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス 生産性 UP 複数のクリエイティブサービスを 組み合わせて提供することで生産性が向上 コンテンツの企画制作 visual communication experts クライアント ビジュアルの企画制作 31 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス 生産性 UP PR誌などの継続的な仕事においては、 効率性の高いワークフローにしたことで生産性が向上 編集/デザイン 会報誌企画制作 (4回/年) 企画制作と撮影のフォーマット化 PR MAGAZINE summer ※画像のWEB掲載は しておりません 27 c) 500px/amanaimages コンテンツ 管理 INFOTO 撮影 (約60件/年) 32 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス 生産性 UP 部署を超えた「横のつながり」を強化し、 情報やビジュアルを共有化したことで生産性が向上 クライアント 33 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス インバウンドマーケティングによる営業の効率化 インバウンドマーケティング|向こうから仕事がやってくる仕組み (お客様が問い合わせをしてくれる) ビジュアルシフト(お客様向けの情報発信メディア)の効果 問い合せ件数 受注件数 5.8倍 8.5倍 前年比 前年比 34 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス アマナグループのメディアによる 情報発信型ビジネスの経済効果 経済効果 10億 /年 35 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2016年12月期の事例とトピックス shelf|クラウド型コンテンツ管理サービス 企業内の画像・動画・資料を一括管理、手軽に共有するシステム 売上 1億 /年 有料契約社数 72社 36 © 2017 amana inc. All rights reserved. 本日の説明内容 ■ 外部環境とビジネスモデルの変革について ■ 2016年12月期の業績 ■ 2016年の施策(収益性向上の仕組み構築) ■ 2016 年12月期の事例とトピックス ■ 2017年12月期 業績予想 37 © 2017 amana inc. All rights reserved. 2017年12月期 業績予想 通期計画 2017年通期計画 2016年実績 単位:百万円 23,250 21,507 営業利益 630 508 経常利益 420 317 親会社株主に帰属する 当期純利益 220 89 売上高 38 © 2017 amana inc. All rights reserved. 【補足資料】連結貸借対照表 単位:百万円 資産合計 流動資産 2015年12月末 2016年12月末 増減 主な要因 12,770 11,946 △823 7,859 7,865 6 現金及び預金 1,551 1,338 △212 売掛債権 5,180 5,522 341 その他流動資産 1,127 1,004 △122 固定資産 負債合計 流動負債 有形固定資産の除却 固定資産の償却 4,911 4,081 △830 11,307 10,366 △941 6,338 6,997 659 買掛債務 1,791 2,397 606 短期借入金 3,478 3,526 48 その他流動負債 1,068 1,073 5 固定負債 4,968 3,368 △1,600 長期借入金 4,459 2,937 △1,521 その他固定負債 509 430 △78 純資産合計 1,463 仕入債務の増加 1,580 117 返済に伴う減少 親会社株主に帰属する当期純利益計上:89百万円 【補足資料】連結損益計算書 単位:百万円 売上高 売上原価 2015年 2016年 増減 19,645 21,507 1,861 11,761 7,884 売上総利益 営業利益又は営業損失(△) 8,323 8,914 販売費及び一般管理費 13,184 △1,029 主な要因 1,422 売上増加に伴う外注費の増加 438 7,814 508 △1,099 人件費、業務委託費、採用費の減少 1,538 営業外収益 44 48 3 営業外費用 196 239 43 為替差損 受取補償金の増加 経常利益又は経常損失(△) △1,181 317 1,498 特別利益 118 145 26 特別損失 274 214 △59 税金等調整前当期純利益又は税金 等調整前当期純損失(△) △1,336 247 1,584 法人税、住民税及び事業税 64 151 86 法人税等調整額 51 △22 △73 非支配株主に帰属する 当期純利益 親会社株主に帰属する 当期純利益又は当期純損失(△) 12 28 16 △1,466 89 1,555 のれん償却費の減少 【補足資料】連結キャッシュ・フロー計算書 単位:百万円 2016年 営業活動による キャッシュ・フロー 1,695 投資活動による キャッシュ・フロー △351 財務活動による キャッシュ・フロー △1,537 現金及び現金同等物の 期末残高 1,338 主な内訳 税引前当期純利益 減価償却費 売上債権増加額 仕入債務の増加額 247百万円 772百万円 △398 百万円 624 百万円 有形固定資産の取得 無形固定資産の取得 △142百万円 △233百万円 短期借入金 長期借入金 205百万円 △1,678百万円
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