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地球ひろばニュース
地球案内人ニュースレター
第23号
2017年3月10日発行
(発行は2か月に1回です)
ご来館された皆様へ
この度はJICA地球ひろばをご訪問いただき、誠にありがとうございました。
展示見学や体験談はいかがでしたか?
訪問では伝えきれなかった裏話や豆知識を地球案内人がご紹介いたします。
ぜひ訪問のフォローアップや、学校でのより深い学びにお役立てください。
世界のつぶやき-言語編-
世界では様々な言語が話されています。
例えば、インドの100ルピー紙幣にはインドの公用語で
あるヒンディー語をはじめ、タミル語、ベンガル語、ウル
ドゥー語、ネパール語、サンスクリット語など15の言語
が記載されています。
これほど多くの言語が使われている背景には、様々な
民族の人たちが暮らしているという理由があります。
多言語の国で暮らすインドの人たちのコミュニケーショ
ンの取り方も気になりますね。
いいね!な話-動物保護編-
最近では、動物保護の観点から動物の毛皮の使用を禁止
するアパレル企業が増えています。
中国やモンゴルで生きたままキツネやウサギの毛皮を剥ぎ
取り、毛皮を集める様子が以前から問題になっていました。
日本では大手アパレル企業「ユニクロ」が2005年から毛皮
の使用を禁止し、若い女性に人気のあるアパレルブランド
「アースミュージック&エコロジー」も、2014年に動物の毛皮
から人工の毛皮へ切り替えたことで話題になりました。
ファッションの世界でも動物保護の意識が高まっています。
見本
最近ではエシカル(倫理的な)ファッションが
注目されています!
インドで話されている15の言語を調べてみよう!
みんなで考えてみよう-食料廃棄物編-
日本では年間約1900万トンの食料が食品を扱う企業や
飲食店で捨てられており、家庭からの廃棄も合わせると
2800万トン、その内の可食分(食べられるところ)が
632万トンにもなります。(出典:農林水産省HP)
和食の世界では、野菜や果物の皮、魚の骨などを上手
に利用する工夫が施されています。
魚の骨をお味噌汁の出汁に使うことはもちろん、焼いて
魚貝風のソースを作ることもあるそうです。
これまで当たり前に捨てていたものを利用することは、少
しずつですが食べ物の廃棄量を減らすことにつながりそ
うですね。
みんなで考えてみよう!
①身の回りで食べられるのに捨ててしまっているものは
どんなものですか?
捨てる?or再利用?
②食べられないものの中にも、活用できそうなものは
ありますか?(例:魚の骨、果物の皮など)
JICAの取り組み-SDGs編-
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の
17の課題。
JICA地球ひろばでは、3月9日から企画展
「私たちがつくる未来SDGs」が始まりました。
SDGsとは、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」
で合意された、2030年までに世界が達成すべき目標を
定めた「持続可能な開発目標」のことです。
貧困や教育だけではなく、環境問題や経済発展、福祉
などといった様々な分野が目標の中に入っています。
SDGsは開発途上国だけではなく、私たちが暮らす日本
を含めた先進国も一緒になって課題を解決していくこと
が大きなポイントになっています。
JICAではこれまでの国際協力の技術や経験を活かし、
SDGs達成に向けた取り組みを進めていきます。
17の課題に対して、自分が取り組めるもの
にチャレンジしてみよう!
地球案内人おすすめWEBサイト、DVDのご紹介
JICA WEBサイト内:「日本・途上国 相互依存調査」
URL:https://www.jica.go.jp/aboutoda/interdependence
DVD:「僕たちは世界を変えることができない。
But we wanna build a school in Cambodia.」
日本人の日常生活を支えている様々ものがどの
ように開発途上国に依存しており、相互の関係
がどれほど深いかを具体的に紹介しています。
動画やクイズを通して日本と世界のつながりをご
案内していますので、子どもから大人まで幅広い
年齢の方たちにおすすめです。
日本の大学生がカンボジアに学校を
建てるまでの奮闘を実話を元に描い
た映画です。
若者たちがカンボジアの抱える課題
に向き合う中で、ボランティア活動を
通し、自分自身を見つめなおす姿が
見所です。
出演:向井理、松坂桃李
2011年公開
耳より情報
JICA が提供する写真投稿SNSアプリをご紹介します。
「世界とつながる、世界をつなげる」をコンセプトに、
SNSアプリ「Jhappy(ジェイハッピー)」をJICAが監修し、
Apple社のApp Storeからリリースしました。
様々な国の様子やJICAの取り組み、イベント情報など
をお届けしています。
Jhappyを通して国際協力を身近に感じ、アクションを
起こしてみませんか?
【アンドロイド版は2017年3月より配信を開始しました】
ダウンロードはこちらのQRコードからどうぞ!
ダウンロードは無料です
JICA地球ひろばでは、学校現場における開発教育・国際理解教育の実践を促進・支援するため、開発教育メールマガジンを
配信しております。受信登録、登録変更、配信停止は、[email protected]までご連絡ください。
(開発教育メールマガジン事務局:株式会社メディア総合研究所)
【2017年3月発行】
独立行政法人国際協力機構 JICA地球ひろば
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5 TEL:0120-767-278 FAX:03-3269-3419 E-mail: [email protected] HP: https://www.jica.go.jp/hiroba/