(社福)新宿区障害者福祉協会 新宿区立障害者福祉センター 第 4 7号 平成29 年 1 月 30 日発行 今 号 の ト ピ ッ ク ◆スマイルインタビュー 4 ページ ◆新しい講座のご紹介とご報告 ◆手話カフェ『はこねやま』 スターバックス×手話体験型カフェ報告 スターバックス ×手話体験型カフェ報告 高田 美希さん/植松 勤子さん 2・3 ページ 12 月 8 日(木)、新宿区聴覚障害者協会・新宿区手話サークル・ 新宿区立障害者福祉センターの共同主催で開催した手話カフェの レポートです! 今回は、今回は講座にもよく参加をされている女性 お二人、植松さん、高田さんにご登場いただきます! 新しい講座のご紹介とご報告! 平成 28 年5月 11 日(水)13 時∼ 15 時 全1回開催 自由にフラワーアレンジメント講座 お花の束の中から、好きな花を自由に選んで思うままにフラワーアレンジメント を作成する講座です。自宅に持ち帰ったお花に、お水をあげて長期間楽しむこと ができて良かった、という声を頂きました。 平成 28 年7月 12 日(火)10 時∼ 12 時 全6回開催 第 2・第 4 火曜日 羊毛フェルト講座 羊毛フェルトとは、羊毛を特殊な針でつつく事で、繊維を絡めながら思 い通りの形をつくる手芸の一種です。今回は大きなウサギの人形と、花 びんを作りました。ユザワヤ芸術学院の先生が丁寧に教えてくれました。 作品はセンター祭でも展示しました。 平成 28 年9月 28 日(水)10 時 30 分∼ 12 時 全1回開催 フラワーセラピー講座 フラワーセラピー研究会より講師をお招きしました。オーストラリア の「ワイルドフラワー」のプリザーブドフラワーを使用し、クラフ ト紙で作った枠にお花を挿してモチーフを作成しました。 研究会からのボランティアさんも沢山参加してくださり、和気藹々 とした楽しい講座となりました。 現在 2F 廊下に作品の一部が展示されていますのでご覧下さい。 平成 28 年 12 月 6 日(火)10 時∼ 11 時 30 分 全 13 回開催 毎週火曜日 かるがも体操講座 大人気の軽体操・いきいき健康講座に続いて、今年度から体操講座がひとつ増えました。 「体がかるくなるかも」と命名された、「かるがも体操講座」です。センター職員が講師 を担当しています。床に敷いたマットの上で、ストレッチなど、誰にでもできる簡単な 体操を行っています。受講生さんからは、適度な運動のおかげか夜良く眠れるようになっ たという声が届いています。 平成 29 年1月 16 日(月)13 時 30 分∼ 15 時 全9回開催 フラダンス講座 毎週月曜日 1月に始まったばかりの講座です。老若男女問わず楽しめるフラダン ス、現在参加者の男女構成はほぼ半々。最初は「自分にはで ス きるか不安・・」とおっしゃっていた方も、今ではすっか りハマった!楽しい!とのこと。座ったままでも大丈夫 です。講座終了後はみなさん笑顔がはじけています。ご興味 ある方はご見学ください。 あ 手話をたのしもう! 手話カフェ『 手話カフェ 『はこねやま はこねやま』 』 会場内の様子 当日は、予想を上回る 160 人を超える参加がありました。 - スターバックス スターバックス×手話体験型カフェ ×手話体験型カフェ - 報告 12 月 8 日(木)14 時~ 17 時 新宿区聴覚障害者協会・ 新宿区聴覚障害者協会と新宿区手話サークルの方々が中心 新宿区手話サークル・新宿区立障害者福祉センターの共同主催で、 となり、手話のレクチャーを通して、来場者を手厚くおもて なししました。テーブルは常に満席で " 手話の語源をテーマ 手話カフェ「はこねやま」を開催しました! とした「手話クイズ」 (景品は宝塚大学さんによるクロマキー 体験で、写真を加工してハガキにしてくださるもの)や " NHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」" 手話ソ 手話は、「手のことば」です ングのレクチャーと合唱、また、宝塚大学の学生さんの力 「手話」とは手を使って話す「手のことば」です。 作を展示した「作品展」など数々のプログラムがあり、会 耳の聞こえない方は、声を出して話すことが難しいので、何 場内は終始和やかな雰囲気でした。 かを伝えるときは目で見てわかる方法を使う必要がありま す。手話は、手の形や動きによってさまざまな意味をあらわ すことができる大切なコミュニケ—ションの方法の一つなの →「手話クイズ」と「手話ソング合唱」の様子です。 宝塚大学の「クロマキー体 どの場面でもみなさん「手話」に関心を持って、熱心に参加してくださっ 験」の景品です 撮影をしてから加工してく ている姿が印象的でした。 です。 (※「話そう!手のことば」より要約抜粋) れました。 東日本大震災以降、新宿区立障害者福祉センターで開講して 手話カフェ「はこねやま」アンケート結果(回答数 83 部) いる手話講習会への新規問い合わせが増加しています。 ↑当日配布したパンフレット(イラスト:いそこ「高次脳機能障害 (震災前平均と比べ、新規受講者 128%増加) 者グループたけとんぼ」所属)と手話に関するパンフレット 3 冊。 高まる手話のニーズにこたえるべく、今回、スターバックス コーヒーさんに協力していただき、手話カフェ「はこねやま」 を開催することになりました。 東京都福祉保健局より提供していただきました。 <あなたについて教えてください> ☆性別 ☆年齢 ☆手話の経験 ・手話経験のない方(なし、も しくは手話経験1年未満)の参 挨拶から指文字まで掲載されているので、「わかりやすい」と 加が半数越えていました。 初心者の方から好評でした。 ・20 代 ~ 30 代 で 半 数 程 度 の 44%の参加と大きい分布を占め たところから、今回はスターバッ クスさんの協力もあり、若い方 スターバックスコーヒーさんが、交流企画に参加 に関心をもっていただけたイベ ントだった事がわかります。 社会貢献と地域のコミュニティでの人と人とのつながりをめ <感想(一部要約抜粋)> ざす環境への取り組みを行っているスターバックスさんが手 ・スタバのスタッフから接客の対応など職場のお話しが聞けてよかったです。楽しいひとときをありがとうございます。 話のつながりに賛同してくださり、企画段階から今回のカ ・とても良いと思いますが、一年に一度だけと聞きました。コーヒー代払うのはかまわないので、もう少し、時々やって欲しいと思います。 手話で話す機会を増やしたいので。 フェに参加してくださいました。 ・会社の昼休みを利用してきたので少ししか居ることができず、残念でした。 ・とても楽しかったです。こういう形なら、手話教室などとはまた違って「週一回出席」等とはなっていなくて、 「たまになら参加できる」という 当日は、希望の飲み物の名前を来場者ひとりひとりが 人でも来られる点が良いと思います。また、参加する人の顔ぶれが多彩という点でも良いと思います。私のわからない手話を聴覚障碍の方が丁寧 " 手話で表現して注文 " していただいたのですが、スターバッ に教えてくださって嬉しかったです。私も聴覚障碍や手話とは縁の無い方や、地域の方ももっとたくさん参加してくださるといいなあと思います。 コ ッ プに クスコーヒーのみなさんは飲み物の提供のみならず、お客様 に手話で返答してくださったり、各テーブルに入り、会場と 名前 を 書 ・区の講習会でチラシを頂き、参加しました。企画たちあげの背景を聞き手話に興味をもってこうして沢山の人々に知る、参加できる企画を実現で い きることは素晴らしいと思います。今後も是非このような企画をお願いしたいです。できれば地方でもやって頂ければ。 て く れ 一体になり、おおいに盛り上げてくださいました。 ・大学の手話サークルが卒業になるので卒業後もこのように手話に関われたら良いなと思いました。 まし た♪ また受付で手話をレクチャーしたり、一緒に注文をうける学 ・手話を知っている人も知らない人も日常的に使っている人、様々でしたが、一緒に覚えたり教えたり教わったりして、楽しく過ごせました。コー ヒーを手話を通じてお渡しすることができて、地域の人たちのつながりを感じました。 ・手話ってやってみると楽しいものなんですね。ひとつずつおぼえていきたいです。手話で話しが通じたら嬉しいでしょうね。 生のボランティアさんも活躍してくれました。 コーヒーのほかにも ココア・ミルク・ジュー ↑受付前にはたくさんの行列。 メニュー表を見ながらみなさん手話の練習です。 スなど様々なメニュー の提供がありました ・明るいかたばかり気軽に話しかけられました。手話 BOOK をいくつかそろえて頂いたので初めて手話を覚えていくのに助かります。 ・楽しみながら学べてとてもよかった。実際に聴覚障害を持っている方と手話でお話しできてお互いに話がきけました。 ・手話サークル×カフェは始めての取り組みだったので、どんな風になるのだろうと思っていましたが、楽しかったです。 ※その他、アンケート結果や当日の報告はセンターホームページにも掲載予定です。 センタ うえまつ いそこ み き たのですが︑⼤喜びでした︒ す︒ ケ たです︒ スは私が提案しました︕ も楽しか ン対決では︑お⼆⼈ 〒 162-0052 東京都新宿区戸山1−22−2 新宿区立障害者福祉センター内 URL:http://shinjyuku-fukushi-center.org/ ています︒ 結婚をされる ⾼⽥ 染 め 物 メ イ ン で︑ 今 は ⾊ も 柄 も 多 い け ど︑ シ テ シ ムが優勝されたそうですね︕ てた︵笑︶ ♪♪♪ スを上から掛けたり・・・︒ 植松 そこは私が考えました んの顔がドヤ のような存在ですか︖ 【MOI!】についてのご意見、ご感想、投稿をお待ちしています。 植松 私も帯締めを作 スなども染めています︒ ツ︑テ 昔は1⾊だけでした︒ ⼤きい布を染めると ケ ⽅や︑成⼈を迎える⽅など︑お祝い⽤とし 植松 テ ⾼⽥ 私は控えめかな・・ ︵笑︶ ︒ Mo i 意⾒の提案もするのですか︖ シ ころから進化して︑今はTシ たよ︒ たものをプレゼントするの てプレゼントするんですよ︒ Mo i ⾃ 分 で 作 て︑どうですか︖ 植松 いいですよね♪ ⾼⽥ 喜ばれる︕私は︑杖ひもも作 のいるチ キのデコレ ⾼⽥ クリスマスパ 植松 ︵ ⾼ ⽥ ︶ 美 希 さ ん の 杖 に︑ 今 付 い て い る の Mo i そのほかの活動はありますか︖ は・・・︕ えたんです︕ ど︑それを乗り越えて来ました︒ Mo i 活動を楽しまれていますね︒ ⽵とんぼはど ⾼⽥ いそち 植松 美希さんの杖の⾒て︑ 組む⽷の⾊合いを考 Mo i そうなんですか︕とてもきれいですね︕ ⾼⽥ お砂糖の飾りを付けたり︑あと︑いちごソ なんです︕ ⾼⽥ これは︵ 植松︶勤⼦さんからのプレゼント Mo i ケ 植松 勤⼦さん たかだ ⾼⽥ 美希さん を積極的にご利⽤されている⽅への シリ ズ8回⽬です︒ をよくご利⽤されているお⼆⼈ か け を︑ 伺 い た い と を⾝近に感じられるよ たき ていますよ︒ たけ 植松 初 め は 組 み ⽅ を 覚 え る の が ⼤ 変 で し た が︑ たですか︖ ⾼⽥ かわいい♪ て い た ん で Mo i 緻密に組まれていますね︒ 難しくはなか か け で︑ に通うようになりました︒ 講座は私もや 植松 私 は︑ 講 座 ⽵ と ん ぼ︵ ⾼ 次 脳 機 能 障 少しずつ出来るようになりました︒ 害 ⽀ 援 ︶ か ら 始 め ま し た︒ 組 み ひ も ⾼⽥ 組みを間違 た時︑戻るのがつらか センタ す が︑ 組 み ひ も 講 座 が き 思います︒ 敬 ( 称略︶ ⾼⽥ 当 初 は 別 の と こ ろ に 通 うにな に︑ セ ン タ タ Moi 今 ⽇ は よ ろ し く お 願 い し ま す︒ セ ン ている植松さん︑⾼⽥さんにご登場頂きます︕ 今回は⽵とんぼなど︑ 講座にもよく参加をされ インタビ インタビュー みんなで協⼒し合 て︑意⾒が通る︑通ら Moi お ⼆ ⼈ と も︑ 組 み ひ も 講 座 に 参 加 さ Mo i ⼤変でしたね︒達成感や実感が湧きますね︒ 植松 ないに関わらず︑⾃由に⾔い合えるのがい れていかがですか︖ 植松 そうですね︕ いです︒この雰囲気が好きです︒ ⾼⽥ お も し ろ く て︑ い ろ い ろ な も の を 作 Mo i 他の講座はいかがですか︖ り ま し た︒ 祖 ⺟ の た め に︑ 帯 締 め を ⾼⽥ いちばんおもしろいのは︑講座⽵とんぼで ⾼⽥ 私も同感です︒来るとホ とします︒ 植松 ⾝体が良くな て︑⽵とんぼに⾃分の⼒を 作 反映させてもらえたら︑と思 ています︒ Mo i お⼆⼈とも⽵とんぼのメンバ ですね︒ ⽵とんぼではどのようなことをやるのです Mo i ⼤きな⼒を頂けそうです︒お⼆⼈とも︑ 貴重なお話︑ありがとうございました︒ か︖ インタビュー中、 お二人で楽しそうにお話をして下さいました。 講座に参加する中 で、 ご自身の障害と向かい合い、 乗り越えようとする中で得られた笑顔や、 達成 感にあふれた言葉は、大きな重みを感じます。 センターでの出会いと、お二人にとっ て有意義な場所であることを、 大事にしていかなければと、 改めて感じました。 スマイル
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