得意先の[消費税通知]が[請求書一括]なのに、納品書に消費税が載る場合 得意先の[消費税通知]が[請求書一括]の設定になっているにも関わらず、納品書を印刷すると消費 税が印字されてしまう場合は、次の 2 点が考えられます。 (1) 「得意先の登録」で[請求締日]が未設定の場合 (2)売上伝票の[伝区]が[0:掛売]以外の場合 それぞれの確認個所についてご案内します。 【操作手順】 (1) 「得意先の登録」で[請求締日]が未設定の場合 【解 説】 [請求締日]を初期値[00]のままにしている場合、 [消費税通知]を[請求書一括]にしていても、 「締 日が設定されていないので請求締を行わず、納品都度に消費税を計算する得意先」となります。 そのため、納品書に消費税が印字されてしまいます。 [請求締日]を設定することで「請求締切を行って請求書を発行する得意先」と認識され、納品書の消 費税は「消費税通知」通りに処理されますので、納品書に消費税が印字されなくなります。 ① 「前準備」-「取引先」-「得意先の登録(個別式) 」を起動し、対象となる得意先を呼び出します。 得意先をダブルクリック または クリックして選択後、 [詳細] ボタンをクリックします。 1/3 ② [請求]タブにある[請求締日]欄が[00]になっていないか確認します。 ③ ②で[請求締日]欄が[00]になっていた場合は、正しい締日コードを より選択し、 [登録]ボ タンで登録してください。 [請求締日]欄に[コード]を入力します。 [コード]は「前準備」-「会社マスター」- 「締日の登録」で作成することができます。 ④ 納品書の印刷で消費税が印字されないことをご確認ください。 2/3 (2)売上伝票の[伝区]が[0:掛売]以外の場合 【解 説】 [消費税通知]は、請求書の発行対象となる[掛売]伝票に対してのみ有効な設定です。 そのため、伝区が[1:現金] [2:カード] [3:その他] [5:仮伝] [6:契約伝票]に設定されている伝票から 納品書を印刷すると、消費税が印字されます。 ① 「販売管理」-「売上」-「売上伝票入力」を開き、消費税が印字されている売上伝票を呼び出し、 [伝区]に[0:掛売]以外が入力されていないか確認します。 ② [伝区]が[0:掛売]以外の場合、まずはその伝区が正しい状態かどうかをご確認ください。 本来[0:掛売]であるはずの売上伝票であれば、 [伝区]を[0:掛売]に修正し、上書き登録を行っ てください。 現在の伝区( [0:掛売]以外)が正しい伝票であれば、伝区は変更しないでください。この場合、納 品書には必ず消費税が印字されます。 ③ 伝区を[0:掛売]に修正した場合は、納品書の印刷で消費税が印字されなくなることをご確認くだ さい。 手順は以上です。 3/3
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