平成28年度議会報告会 各地区からの意見・提案一覧(産業建設委員会

平成28年度議会報告会
項目
観光
各地区からの意見・提案一覧(産業建設委員会関係)
内容
意見・提案に対する考え方
人口減少対策、問題は非常に厳し
い。加賀市で対策が必要。大都市は
人口増であり、地方都市として加賀
市は温泉観光が重要である。観光事
加賀市は、山代・山中・片山津といった魅力ある三温泉を抱えており、温
泉観光は市の中心産業となっております。
市では、平成 26 年 10 月に加賀市観光戦略プランを策定し、
「受け入れ態
勢の整備」、「情報発信・誘客の強化」、「海外集客(インバウンド観光)の
業の活動促進。国際観光都市を目指 推進」、「受け入れ態勢の整備」の4つの戦略を柱とし、各種事業を展開し
し、別府等への観光事業の研修。
ているところです。
また、過去には、市職員を別府市湯布院へ派遣しており、また当委員会で
温泉の街 加賀市として全国・世界 も、平成 26 年度に別府市を視察し、インバウンド観光などについて調査
からたくさんの観光客が来るよう してまいりました。
なイベントや街並整備をしてほし 今後も、市当局に対し、全国や海外からたくさんの観光客が訪れるよう、
温泉の街加賀市として積極的にアピールし、さらなる観光誘客の推進を図
い。
っていただくよう、働きかけを行ってまいります。
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項目
空き家
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内容
意見・提案に対する考え方
空き家が大変多くなったことにで 市では、昨年度、市内の区長から空き家の所在地と危険状態等についての
きることはないかを考えていって 情報を収集しており、現在、各町からの情報と、これまでに蓄積された市
ほしい。
の情報をもとに、空き家の実態把握調査を行っています。水道の使用状況
等や専門家による危険度等の確認を現地調査により行い、それらの情報を
データベースとして作成します。
今後、このデータベースを、空き家の状態に応じて、危険に対する改善へ
の提案や、中古住宅やほかの用途への転換など、再利用が可能な建物の情
報検索などに活用し、さらには、地域の防災計画や将来の土地利用などに
も活用できないかと考えています。
また、昨年 8 月には、空き家等対策を総合的かつ計画的に実施するために、
空家等対策計画の作成及び実施に関する協議を行う「加賀市空家等対策審
人口減少、少子化や高齢者増、身に
迫る感がある。空き家対策・防犯防
災害の点から調査してほしい。【総
務・産建共通意見】
議会」を設置しています。今年度末には、空家等対策計画を公表する予定
となっており、今後、市はこの計画において、空家対策に関するさまざま
な施策に取り組んでいくものと思われます。
当委員会においては、昨年 1 月に石川県宅地建物取引業協会と意見交換会
を行いました。その中で、空き家解体費の助成制度など空き家対策に関す
る提案をいただきました。
そうしたことから、当委員会で取り組む目標の一つとして、空き家対策に
関する助成制度、宅地開発・定住促進などの土地利用に関する提言を、市
当局に対して行うことを目標にしております。
今後、さらに調査・研究を行い、来年の任期終了(9 月)までに、提言を
行う予定ですが、空家等対策計画策定の進捗を注視しながら、取り組んで
まいります。
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項目
ガーデンシティ
各地区からの意見・提案一覧(産業建設委員会関係)
内容
意見・提案に対する考え方
加賀温泉駅を花いっぱいの駅にす 先般、7月に策定されました加賀市ガーデンシティ構想推進プランでは、
べき。
加賀温泉駅周辺の整備方針として、
「本市の魅力である水や緑、温泉情緒を
感じる演出とともに、市民や来訪者の憩いや交流の場としての空間デザイ
ンを花や緑で表現したい」となっております。
先ほどガーデンシティ構想という
ことで、自分の家の周りにも花を植
えてほしいと話していたが、加賀の
道路は草だらけである。花をいっぱ
いにする前に草を何とかすべき。ま
ずは自分の家の前の草むしりから
していくべきではないかと思う。
今後、花や緑があふれる魅力的な景観まちづくりを進めていくためには、
市民参加を主体とした活動が持続的に育まれていくことが重要であり、市
民一人一人が身近な緑について知り、親しむ機会を充実していきながら、
緑を育てる団体や地域コミュニティーづくりを進めていく必要がありま
す。
こうした取り組みを進めていくことで、ご提案にあるような意識が市民一
人一人に醸成されていくものと考えます。
今後も、加賀市ガーデンシティ構想推進プランの進捗について、委員会と
してもしっかりと注視してまいります。
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項目
公園遊具
内容
意見・提案に対する考え方
中央公園を地方から来る子どもの 中央公園の大型遊具整備については、今年度は、老朽化が著しい「キノコ
遊べる施設にすべき。
ハウス」を撤去し、冒険の丘ゾーン周辺に親子で楽しめるアスレチック遊
具で人気の高い「ターザンロープ」などの遊具整備を行う予定となってい
中央公園の大型遊具整備について ます。
はありがたく思うが、先日、輪島で
2億円かけて整備したという施設
に行ってきたが、少し疑問に感じ
た。加賀市においては、できて良か
った、親子で来てよかったと思える
施設になるよう意見を出し合いな
がら引き続き検討していただきた
整備にあたっては、
「母親の会」などにご意見を伺いながら行っているとお
聞きしました。
今後も、子供たちが安全に遊べる魅力ある施設が整備されるよう、委員会
としてもしっかりと注視してまいります。
また、各地域にあります既存の都市公園の遊具整備につきましては、今後、
国の補助金制度を活用しまして、老朽化が進んでいる既設遊具の更新を検
討していく予定と聞いております。
ご意見のとおり、市が管理していない町の遊び場の遊具の修理に対しては、
町の遊び場の遊具の修理代を補助 現在補助は行っておりません。
してもらえないか(市の意見では市 ただし、町が公園と遊具を一体的に整備する場合には、市のコミュニティ
公認の公園の遊具のみとのこと)。 補助制度が適用となりますが、遊具を単独で整備する場合は適用となりま
せん。
い。
詳細は、市民生活部地域づくり推進課が担当となっておりますので、ご相
談いただければと思います。
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区分
その他
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意見・提案に対する考え方
天日町地内道路の一方通行を解除できないか。現状では車が ご意見にあります道路につきましては、小菅波町
交差できないが、側溝整備をすれば小型車等は交差ができる。 から大菅波町方面へと向かう線路沿いの市道で
側溝に蓋がされていないので、よく車がはまっている。
あり、現在は一方通行となっております。
通常、道路を車が交差するためには、最低 6.5
メートルの幅員が必要でありますが、この市道に
ついては、側溝を含めても幅員が 5.9 メートル
であり、車が安全に交差するための最低幅員は満
たしておりません。
また、道路脇は、線路敷又は民地であることから、
拡幅についても難しい状況となっています。
したがいまして、現状では一方通行の解除は難し
い状況ではありますが、今後、JR加賀温泉駅が
北口に移設されることで、これまでの車の流れが
変わることも想定されます。
今後、交通量など状況を見極めながら、検討して
いくよう、市当局に対し働きかけを行ってまいり
ます。
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区分
その他
各地区からの意見・提案一覧(産業建設委員会関係)
内容
意見・提案に対する考え方
国・県からの政策もあると思うが、加賀市が金沢市と同じこ
とをしていても、少子高齢化は進むと思う。第3子プレミア
ム応援も良いと思うが、まず第1子を産んでもらうことが必
要ではないか。働いて子どもを産み、1年の育児休暇を経て
仕事復帰を考える(2年の育児休暇をとれるのは公務員くらい
で民間ではクビになる)が、保育園は公立が2歳から、私立の
ゼロ歳児は待機状態で、上の子がいる人が優先となる。この
状況で女性は結婚して子どもを産む気になれない。男性の安
定した職、収入(家族を養えるほど)も加賀のハローワークを見
てもない。他県や小松市の人からも加賀の求人はひどいと言
われる。大きい企業を誘致し、女性が子どもを産み育てやす
い環境(金額面だけではなく)、保育園の延長保育・未満児保育
の充実、小さな保育園をなくすのではなく、近くに保育園が
あるから嫁に来てもらえることが少子化を防ぐ一つの案だと
思う。新幹線により地域の活性化、中央公園の大型遊具はと
ても良いと思う。大学・短大・専門学校をつくったら子ども
たちが離れていかないのではないか。【全委員会共通意見】
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区分
その他
各地区からの意見・提案一覧(産業建設委員会関係)
内容
意見・提案に対する考え方
住宅が密集し裏通りに自動車が入れず、若者は住みたがらな
い。公共機関や商業施設に徒歩でアクセスでき、公共交通の
便も確保されているが、住宅地として魅力がないと考え、人
口流出に歯どめがかからない。空き家は廃屋となり、危険家
平成 17 年に旧加賀市と旧山中町が合併してか
ら 10 年が経過し、地域自治区と地域協議会の設
置が終了したことから、今後、山中温泉の総意を
どう集約するかが危惧されていましたが、昨年6
屋となっている。解体費用の負担感から解体は進まず、市街
地の中心に広大な無人地帯が拡大している。解体費用への補
助制度、所有者が希望すれば市が土地の寄附を受ける制度を
検討してほしい。放置された地区の再開発には行政の問題・
関心と前向きな取り組み、意欲がほしい。温泉地区住民の切
実な思いである。
月に、地元各種団体の方々の自主的な盛り上がり
のもと、山中温泉地区が抱える諸問題について自
発的に検討を行い、地域の活性化に資することを
目的として「山中温泉地域活性化懇話会」が設立
されました。
懇話会には、商工関係者だけではなく、住民の代
限界集落といえば、町の中心から離れた山間部にあると思い 表の皆様も委員として参加されているとお聞き
がちだが、山中地域では温泉街の中心部が限界集落に近い形 しております。
となってきている。この 10 年で 30%~40%も人口が減少 今後も、この懇話会の意見を最大限に尊重し、山
しており、高齢者の一人暮らし世帯が多くを占めている。原 中温泉地域の活性化に向けた取り組みを行って
因は狭い路地であることや、家を建てたくても駐車場も含め いただくよう、市当局に対し働きかけを行ってま
た広い土地を確保できないことなどがあげられると思う。そ いります。
のため、若い人は郊外に出て行ってしまう現状である。銀行・
郵便局・スーパー・コンビニ・山中温泉支所・共同浴場が全
て歩いて行ける範囲にあり、大変住みやすいコンパクトシテ
ィであるにもかかわらず、大変もったいない話である。ゆげ
街道はとてもきれいになり、多くの観光客が歩いているが、
一歩裏通りを入れば悲惨な状況である。一度、見ていただき、
温泉街中心部の再興を喫緊の課題として検討いただきたい。
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