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故障予兆診断サービス
(超電導 MRI 装置向け)
MRI 装置の保守サービスの一環として、装置センサーデータを IoT で収集・分析する。Global e-Service on TWX-21/
故障予兆診断サービスで故障予兆検知を分析し、また Pentaho で原因となる事象の分類を分析することで、故障とそ
の原因を事前に検知可能となる。壊れる前に直す予知保全を実現し、ダウンタイム削減に貢献する。
お客さまの課題
装置の突発故障の回避と稼働率向上。
故障による修理対応で装置が計画外停止してしまうことにより、多くの患者さまの検査が中止となり、患者さまの
予約再調整が必要、かつ、緊急時の修理費用が増加
データ価値化の流れ
データ収集
超電導 MRI 装置の冷凍機の温度と圧力、及び液体ヘリウムレベルのセンサーデータ
データ分析
IoT により収集した MRI 装置 100 台分の 3 年間のセンサービッグデータと装置修理のイベントデータを
分析することでセンサーと故障の因果関係を発見
故障予兆検知
原因事象分類
因果関係のあるセンサーの正常状態を機械学
習、冷凍機の正常状態からのずれを故障予兆と
して検知
因果関係のあるセンサーの波形を分析して、
事象を分類、原因を特定。
データ価値創出
■お客さま(病院)の価値
MRI 装置のダウンタイムを 16.3%削減
これにより装置の稼働率が向上し、ワークフロー効率を改善し、病院経営の改善に貢献
■システム導入メーカー側の価値
サービス工数 11.5%減、サービス人件費 11.5%減
これにより保守コストを低減し、損益確保に貢献
本ユースケースを提供するソリューション・製品
・超電導 MRI 装置向け故障予兆診断サービス「Sentinel Analytics」
・Global e-Service on TWX-21/故障予兆診断サービス
導入実績のある業種
・超電導 MRI 装置を導入する医療法人