o f f n ii n o mation 審査証明事業(下水道技術)の概要と 平成29年度の受付についてのご案内 本機構の審査証明事業は,民間企業が開発した新技術について技術審査を行い, その性能を確認した技術に審査証明書を交付しています。 その後は普及活動を通じて,下水道事業の進展に貢献しています。 ☆対象技術 すでに完成された技術であって,下水道事業として使用実績があるものや開発者が社内 試験を十分に行い,その技術が確立されているものです。具体的には ①調査,計画,設計,施工および管理に係わる技術 ②機械,設備,器具,材料に係わる技術 が対象です(複数の機器を組み合わせた複雑なシステム技術を除きます)。 ☆審査方法と普及活動 開発者が設定した開発目標を達成している 審査証明技術 かを確認し証明する「開発目標型」と,下水 道機構が審査基準等(評価項目,試験方法, 要求性能等)を示し,その確認を行う「基準 開発目標型 基準達成型 達成型」の2区分があります。 (事例-1) (事例-2) (事例-3) 国、下水道協会 等が新たに定め た技術指針等を 参考に設定 下水道機構の技 術マニュアル、 技術資料を参考 に設定 種々の基準類等 を混合した設定 評価は学識者や国,自治体の技術者など第3者からなる審査証明委員会で厳正に行われます。また,すべての 新規技術は,現場で委員会を開催し,立会試験による確認および審査を行っています。 現場立会試験の状況 42 —— 下水道機構情報 Vol.11 No.24 審議状況 厳正な審査を経て,審査証明書が交付された後は,各技術の「報告書」をまとめた DVD冊子版を「技術概要書」や「パンフレット」等とともに全国の地方公共団体等に 広く配布し,普及促進を進めています。 DVD冊子版には当年交付された技術一覧と有効期間中の審査証明技術総覧も盛り込 まれており,たて型A4版で取り扱いしやすいものとなっております。 審査証明書を交付された技術は,その適用範囲や性能が明確であるとともに,公正 に審査証明されているので,新技術を安心して導入することができます。 また,ユーザーである地方公共団体の皆様は,使用される環境や地域特性,現場条 件を勘案して機種,工法等を選定してください。 報告書DVD版 ☆平成29年度の受付期間および審査費用 1)受付期間 新規技術・更新技術・変更技術の受付期間:平成29年4月3日~5月2日(予定) ※申請の手続きについてのご相談は,受付期間前においても随時対応しております。なお,受付期間中は混雑が 予想されますのでお早目にご相談下さい。 2)審査費用 1.新 規 申込料 10万円(税別) 審査証明料 300万円(税別) 2.更 新 申込料 10万円(税別) 審査証明料 90万円(税別) 3.変更Ⅰ 申込料 10万円(税別) 審査証明料 145万円(税別) 4.変更Ⅱ 申込料 10万円(税別) 審査証明料 90万円(税別) ①新 規:新しく審査証明を受ける技術 ②更 新:原則として有効期間の5年を経過するもので,当初の技術と同一で,審査証明の内容,適用範囲等 に変更がなく,現地立会試験を必要としない技術。 ③変更Ⅰ:当初の審査証明の内容,適用範囲等を変更し,原則として現地立会試験を必要とする技術。 ④変更Ⅱ:技術名称や依頼者名等の変更を行い,原則として現地立会試験を必要としない技術。 ※ 確認試験費用および報告書の印刷費などに係る費用は依頼者が負担。 ※ 複数の企業で共同して申込みをすることもできます。 ※ 審査証明書の有効期間は5年間です。 ☆詳しくは 詳細につきましては当機構HP(http://www.jiwet.or.jp/examination/general-4)をご覧ください。 申請等にかかわる相談は年間を通じて随時受付けております。 下水道機構情報 Vol.11 No.24 —— 43
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