【分割版】6/7(PDF形式:455KB)

ここから
3 現行規定で対応可能
Ⅱ 提案募集方式について知りたい
事例
平成 27 年の事例
空き家への短期居住等に旅館業法が適用されない場合の明確化
通知 提案主体 : 福井市
提案実現前
●宿泊料を受けて、不特定多数の者を反復継続
して宿泊させる場合、旅館業法による許可が
支障
旅館業に該当すれば、衛
生確保のための改修が
必要
必要
「不特定多
空き家へのお試し移住の場合に
数」
「反復継続」
に該当するか、判断基準が不明
確
×
見直し
移住希望者が空き家に
お試し移住できない
提案実現後
効果
移住希望者の空き家へ
のお試し移住が可能に
なる
① 対象物件を地方公共団体が特定
② お試し移住の希望者が実際に居住する
意思を有することを地方公共団体が確
認
空き家の有効活用
これらを満たす場合、お試し移住が旅館
業法の適用を受けないことを明確化
地方移住の促進
4 提案募集方式のこれまでの実績
実現のポイント
● 提案側が、実施を予定している事業について、旅館業法が適用される
「不特定多数」
・
「反復継続」
の要件に該当しないことを、具体的
な制度設計(※)として提示することができた。
※提案側は、空き家の登録制度を設け、地方公共団体の管理下で対象物件や利用者・利用形態を限定することを想定している。
事例
平成 27 年の事例
病児保育事業に係る看護師等配置要件の趣旨の明確化
要綱改正
提案主体 : 鳥取県、中国地方知事会、関西広域連合、日本創生のための将来世代応援知事同盟、滋賀県、大阪府 、兵庫県、和歌山県、徳島県、堺市
提案実現前
●国の補助を受けて病児保育※を実施する場合、
看護師等を利用児童おおむね10 人につき1名
以上配置しなければならない
※当面症状の急変は認められない
職員を常時、配置すべきかが不明確
提案実現後
見直し
支障
小児科
小
病院内に
病児保育
室を設置 病児保育室
? 50M
国からの補助を
受けられるか不明
病院・診療所内で看護師等を保育室に常駐させずに病児保
育を行う場合、国の補助対象か否かが明らかでなく、地方
公共団体の負担で実施
効果
小児科
● 職員を常時、配置しなくてもよい場合
を明確化
病院内に
病児保育
室を設置 病児保育室
病児保育が広がる
看護師等が緊急時に駆けつけられる場合
OK 50M
O
緊急時駆けつけ
国の補助を受けられる
ことが明確に
対象経費の3分の1を国が補助
地方における子育て環境の充実
女性の活躍推進にも資する
実現のポイント
● 提案側が、人口や子供の少ない中山間地域等では、病児保育事業のニーズがある一方、総利用人数が少ないなどの現場の実情を踏
まえた具体的な支障事例を主張できた。
● また、提案内容の実現による効果として、必要な時に、必要な人員を配置することが可能となり、事業者としても安定した経営を可能
とし、病児 ・ 病後児保育のすそ野の拡大につながることを示すことができた。
29