市で備蓄している災害用備蓄品を紹介します!

市で備蓄している災害用備蓄品を紹介します!
市で備蓄している災害用備蓄品を紹介します!
市の非常災害用備蓄品(平成 28 年度現在)
種類
品名
◦飲料水 ◦乾パン・ビスケット類
大人・幼児兼用
▼食物アレルギー対応品
◦アルファ米
飲料水
◦フレーク状おかゆ(五目/野菜&きのこ)
・
◦レトルトおかゆ
食料
(白がゆ/梅がゆ/玄米小豆がゆ)
◦ようかん ◦ライスクッキー
◦野菜ジュース
最大被災 4,900 人×3日を想定!
種類
品名
担架/救急箱/スコップ/のこぎり/バール
(大)/斧/ヘルメット/エンジンチェーンソー
簡易救助
/チェーンオイル/ハンディライト(懐中電灯)
用品
/単1電池/混合油ポリ缶/2サイクルオイル
/軍手/ハンマー
発電機/ガソリン携行缶/4サイクルオイル/
コードリール/照明投光器/投光器三脚/ハン
ドポンプ/簡易トイレ/凝固紙付便袋/使用
済み便袋収納袋/毛布/女性用生理ナプキン/
◦使い捨て哺乳ボトル
大人用おむつSサイズ/大人用おむつMサイズ
◦粉ミルク「明治ほほえみらくらくキューブ」
/大人用おむつLサイズ/折りたたみリヤカー
(キューブタイプ)
避難所
/ブルーシート/トランジスターメガホン(拡
◦おむつ:新生児用(テープタイプ)
運営用品
声器)/単2電池/ゴムホース/釜戸/お釜/
◦おむつ:Sサイズ(テープタイプ)
釜ふた/アルミ水ひしゃく/ガスコンロ/ガス
◦おむつ:Mサイズ(テープタイプ)
乳幼児
ホース/ガムテープ/トラロープ/工具箱/プ
◦おむつ:Lサイズ(パンツタイプ)
用品
ライヤー/モンキレンチ/カッター/ドライ
◦おむつ:BIG サイズ(パンツタイプ)
バー(+)/ドライバー(-)/カップ容器(紙
◦おしり拭き
コップなど)
▼ミルクアレルギー対応品
◦粉ミルク「森永ニュー MA-1」
飲料水携行袋/浄水装置/浄水装置用塩素/浄
給水用品
◦粉ミルク「明治エレメンタルフォーミュラ」
水装置用フィルター
ここがこだわり!龍ケ崎市の備蓄品
★市備蓄食料の完全アレルギー対応を実現!
市備蓄食料は、食品衛生法でアレルギー症状をおこす可能性のある食品 27 品目を使用しない製品を
継続導入し、被害想定に基づく市備蓄食料の計画数量全部(約 44,000 食)の完全アレルギー対応を実
現します(平成 30 年度完了予定)。
●備蓄食料(食物アレルギー対応品)の内容
①主食の「非常用炊き出しご飯」全て
②子どもの離乳食として、また高齢者にも食べやすい、
粒がなく硬さ調整も可能な「フレーク状のおかゆ」
③すっきりした甘味で水がなくてもそのまま食べるこ
とが容易な「ようかん」
④小麦などを使用しない「ライスクッキー」
⑤ ミルクアレルギーに対応した備
蓄用粉ミルク2種類
⑥ 開封しすぐ食べられる白がゆ・
梅がゆ・玄米小豆がゆ
⑦野菜ジュース
★乳幼児向け用品の充実!
「使い捨て哺乳ボトル」 やおむつ用品を備蓄!
①暗がりの中でもこぼすことなくミルクの分量が分かり、調乳が容易な「キュー
ブタイプ」の粉ミルクを用意
②水が出ない際にも洗ったり消毒の必要がなく、子どもの成長や体調に合わせて
ミルクの出し量が3段階に調節可能な「使い捨て哺乳ボトル」を用意
③新生児用・S・M・L・BIG サイズのおむつを用意など、内容・数量の充実と、おしり拭き用品を新たに用意
★大人用おむつの充実!
市で備蓄している災害用備蓄品を紹介します!
■問い合わせ:危機管理室危機管理政策グループ☎内線 348
市では、東日本大震災の発災直後から、ペットボトル飲料水配布などの初動対応をはじめ、市内の被災者・
佐貫駅の帰宅困難者・福島県などからの原発事故避難者の皆さんを避難所(市施設)で受け入れ、その運営
に取り組んできました。この時に使用した各種資機材および飲料水・食料類は、市が阪神・淡路大震災(平
成 8 年度)以降、市指定避難所の小中学校全 19 校(旧長戸小学校含む)に防災コンテナを設置し、万一に
備えて備蓄してきたものです。そして、東日本大震災および熊本地震の教訓と併せ、
「防
災・減災日本一」「子育て環境日本一」を目指す施策の1つとして、災害時の安全と安
心の確保を目的に、備蓄品の内容・数量の見直しと充実強化を進めています。
現在の備蓄計画数量・内容は、市地域防災計画における最大被災者想定 4,900 人を
基準に、年齢に応じた製品内容と年齢別人口割合から算定・計画しています。
市の給水体制(平成 28 年度現在)
大規模災害などによる大規模断水発生時には、市の上水道事業を所管する茨城県南水道企業団との連携・
協働により、次のとおり給水活動の実施を予定しています。
①飲料水・飲料水運搬用袋の
市防災コンテナへの備蓄
②各コミュニティセンター(13 カ所)に設置して
いる「防災井戸」からの給水
各小中学校などに設置している防災コ
ンテナ内に、計画総量で備蓄しています。
水質検査結果が 「飲料不適」 の井戸は浄水装置
で対応し、停電時は発電機
を使用してくみ上げを行い
ます。蛇口は、コミュニティ
センターおよび防災ボック
ス内で保管。
◦ 飲料水:1,505 箱 18,060ℓ
◦ 飲料水運搬用袋:6,000 枚
→防災井戸などからの給水に使用
③飲料水兼用耐震防火水槽からの給水
水槽は龍ケ崎小学校、龍ケ崎消
防署西部出張所、龍ヶ岡公園たつ
のこやまステージ付近の各敷地に
地下埋設しています。
④市消防団車両「小型動力ポンプ付水槽車」での
給水
◦ 1基の容量:100 t(10 万ℓ)
6t(6,000ℓ)の水を積
載し、小型動力ポンプと浄
水装置を装備。給水活動や
水の補給・運搬が可能です。
⑤車載型給水タンクでの給水
⑥簡易給水タンクでの給水
市保有のアルミ製給水タン
ク(1,000ℓ×2基)を、市
トラックなどに積載して給水
活動を行います。
市保有の簡易給水タンク(1,000
ℓ×6台)を避難所などに設置し
ます。
⑦県・関係機関への支援要請
自衛隊「災害派遣要請」の要求
⑧災害協定締結自治体・企業・団体への支援要請
S・M・Lサイズのおむつを用意。内容・数量を充実!
市の災害用備蓄品の内容・数量は最低限度のもので、被害規模などの状況次第では、不
足することが予想されます。例えば、備蓄食料は、最大被災者想定 4,900 人の3日間分(9
食分)として約 44,000 食を保有し、その更新費用は毎年約 500 万円です。それでも全市
民約8万人に十分に配布できる量ではありません。
東日本大震災では、市内の多くの店頭から食料品が消え、しばらくの期間不自由を感じ
ました。大きな災害が発生してからでは、十分な対応はできません。皆さんの家庭や職場などでも、日頃か
ら3日分以上の食料や生活必需品など、必要な物品を備蓄しましよう。
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平成 29 年3月前半号
県・関係機関に、給水な
どの支援や備蓄飲料水の提
供を要請。また、県知事に
自衛隊の「災害派遣要請」
を要求。
災害協定を締結する自治体、企業・団体に、ペッ
トボトル飲料水などの調達・提供
を要請。
災害協定締結自治体:静岡県裾野
市・群馬県館林市・福島県相馬市・
千葉県茂原市
平成 29 年3月前半号 - 2 -