鶴居村ふるさと名物応援宣言(PDF形式/1523KB)

中小企業地域資源
活用促進法に基づく
北海道鶴居村
が応援するふるさと名物
◎「鶴の居る村・長期滞在観光」
応援宣言
平成29年3月8日
北海道鶴居村
地域の
プロフィール
鶴居村は、人口約2500人の小さな村。特別天然記念物タ
ンチョウの生息繁殖地であることから名付けられました。
北海道釧路管内のほぼ中央、釧路市の北に位置しています
。気候は冷涼であるものの、夏季は比較的温暖、冬季は雪が
少なく晴天の日が続きます。
たんちょう釧路空港に近く、釧路湿原、阿寒の2つ国立公
園に隣接していることからも、国内外から多くの観光客が訪
れています。
主な産業は酪農業で、新鮮で良質な生乳から作られるチー
ズ等の加工品は高い評価を得ています。
平成20年、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の
景観・文化を守る活動組織「日本で最も美しい村」連合に加
盟しています。
鶴居村キャラクター「つるぼー」
タンチョウと、釧路湿原のヤチボウズをモチー
フにした村公認キャラクターです。平成26年
1月、一般公募で誕生しました。
弟の「ひなぼー」と一緒に鶴居村をPRしてい
ます。
地域資源の内容
◆特別天然記念物タンチョウ
主な地域資源
・タンチョウ生息地
日本で一番大きな鳥で、昭和27年、特
別天然記念物に指定されています。日本で
見られる7種のツル(ツル科)のうち、国
内で繁殖する唯一のツルです。
古くから親しまれ、地名に多く登場する
ほか、民話や日本画のモチーフとなってき
ました。旧千円札にも描かれています。
美しい姿を写真に収めようと
、国内外から、多くの愛好家
が鶴居村を訪れています。
村内2箇所の給餌場のほか、
タンチョウをおびやかすこと
なくねぐらを見られる唯一の
ポイント「音羽橋」からの眺
めもオススメです。
頭の赤い部分は皮膚が露出しているもの
で、ニワトリのとさかと同じです。小さな
いぼ状の突起が集まっており、興奮すると
赤くなります。
英名は Red-crowned Crane です。
乱獲により一時絶滅したと思われていましたが、十数羽が鶴
居村で発見され、以降、地元住民による保護活動が続けられ
ています。給餌を行なう冬期間は「鶴見台」「鶴居・伊藤タ
ンチョウサンクチュアリ」でその姿を見ることが出来ます。
給餌
(鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ)
えさ(デントコーン)づくりの様子
音羽橋から
地域資源の内容
◆釧路湿原国立公園
主な地域資源
・釧路湿原
昭和62年7月、国内28番目の国立公園に指定されました。東西最大幅約
25km、南北36kmの日本最大の湿原で、JR山手線内側が3個入ります。ラム
サール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)にも日
本で始めて登録されており、その雄大な景観は多くの観光客を呼んでいます。
釧路湿原がかつて海に覆われていたことを物語る
地点は「岬」と呼ばれています。天然記念物区域で
あり民有地のため、立入には文化庁と地主の許可が
必要です。
キラコタン岬
1920年代絶滅したと思われていたタンチョウが再発見さ
れた場所のひとつ。チルワツナイ川の蛇行は、水の大地釧路
湿原の核心です。
宮島岬
標高が高く、釧路川の美しい蛇行が充分に堪能できます。
地域資源の内容
主な地域資源
・チーズ
・牛
◆鶴居村のナチュラルチーズ
鶴居村では、豊かな大地の牧草を食
べ、愛情たっぷりに育てられた牛たち
から搾られた、新鮮で良質な生乳を原
料とした自慢のチーズを製造していま
す。
乳製品、肉加工品の研究開発、実習
や体験を通じて農業への理解と交流を
図る施設「鶴居村農畜産物加工施設
酪楽館」で製造するオリジナルチーズ
ナチュラルチーズ「鶴居」は、
ALLJAPANナチュラルチーズコンテ
スト(中央酪農会議主催)で5大会連
続受賞。JAL国際線ファーストクラス
のメニューに採用されるなど、高い評
価を受けています。
ふるさと名物の内容
鶴の居る村・長期滞在観光。体験メニューいろいろ
「鶴居村に滞在して、ゆっくりとタンチョウの写真を撮りたい」「鶴居村を拠点に、
北海道ならではのアクティビティを楽しみたい」「釧路湿原を歩いてみたい」「道東の
美味しいものを食べたい。体験してみたい」・・・
春の芽吹き、冷涼な過ごしやすい夏、実りの秋、タンチョウの飛来する冬。
季節ごとに変わる風景と、ゆったりと流れる村の時間を、ぜひ体感してください。
【タンチョウ観察・撮影】
(鶴見台、鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ)
「鶴の舞い」と呼ばれるタンチョウの求愛ダン
スは、特に冬、よく見られます。
シャッターチャンスを狙い、国内外からカメラ
マンが訪れます。
【カヌー体験】
(R、ヒッコリーウィンド、パ
ラダイスシアター ほか)
釧路湿原の雄大な景色
を、川の上から眺めること
が出来ます。
【乗馬体験】
(鶴居どさんこ牧場)
日本在来馬・どさ
んこに乗って、釧路
湿原をトレッキング。
【温泉施設】
(グリーンパークつるい、
HOTELTAITO、民宿つるい)
いずれも源泉かけ流しの天然
温泉。日帰り入浴はもちろん、
食事や宿泊も出来ます。
【チーズづくり体験】
(鶴居村農畜産物加工施設酪楽館、
ファームレストランハートンツリー)
良質な生乳を使用したチーズづくりが体
験出来るのは、酪農の村ならでは。
鶴居村では、貸別
荘タイプ宿泊施設
「ファームインつる
い」をご用意。小さ
な村で暮らす長期滞
在型観光をご提案し
ています。
ファームインつるい
村の取り組み
◆「村がつながり人と自然がもてなす美しい村」
~タンチョウ 酪農 観光のまちづくり~
村の方針
釧路湿原などの自然環境や広大な農村景観、特別天然記念物タンチョウなど現
在ある豊富な資源を活かしながら、更なる村の魅力を作り出し、何度でも訪れた
くなる村を目指し、平成27年3月、鶴居村観光振興ビジョンを策定しました。
基本方針の3つの柱は次のとおりです。
○おもてなし環境の充実
観光情報発信し特産品を販売する拠点施設「鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家」の整備、
タンチョウ見学・撮影環境の整備、観光客受け入れ体制の強化 など
○村の地域資源の活用
商品開発・普及促進のため「鶴居村特産品開発チーム」結成・活動、地域資源のデータベース化、
村民に対する農村景観保全の意識啓発 など
○村の体制強化
業種に限定されない連携体制づくり、周辺市町との連携体制強化、広域観光ルートづくり、
企業との連携強化 など
温根内ビジターセンター木道
哺乳体験
どさんこ乗馬
鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家
村の取り組み
鶴居村四大まつり
村の取組
毎年2月開催の「タンチョウフェスティバル
」は、タンチョウの衣装を着て片方の素足で
氷上に立ち、耐えられる時間を競う「耐寒競
技」など、タンチョウにちなんだ各種ゲーム
を楽しむイベントです。
7月には夏の夜を楽しむ「つるい納涼まつり
」、8月は見ごたえ満点の「鶴居ふるさと仮装
盆踊り・花火大会」、9月は酪農の村ならでは
の企画満載・最大のイベント「鶴居村ふるさ
とまつり」を開催。
村で過ごす日々を彩ります。
つるい納涼まつり(7月)
鶴居村ふるさとまつり(9月)
タンチョウフェスティバル(2月)
特定非営利活
動法人美しい
村・鶴居村観
光協会では、
様々な特典の
ある長期滞在
者向けモニタ
ー制度の取組
などを行なっ
ています。
村の取り組み
村長からのメッセージ
鶴居村は北海道の東部に位置し、希少な動植物を育む日本最大の湿地
「釧路湿原国立公園」を有する自然環境豊かな村です。
酪農を基幹産業とし、農業基盤の整備、酪農経営の近代化、生活環境
等の充実に取り組んできた結果、今日では北海道屈指の「酪農郷」と
なっており、村内で生産された良質乳を使用したナチュラルチーズ「鶴
居」は、オールジャパンナチュラルチーズコンテスト(主催:中央酪農
会議)において、初出品から最高賞などを含む5大会連続受賞を果たす
など、地域資源を活かしたブランドづくりに取り組んでいます。
鶴居村長 大石 正行
村名の由来にもなっている特別天然記念物タンチョウ(鶴)などのす
ばらしい地域資源の保護・保全に努めるとともに観光基盤の整備、産業
の発展と人材の育成に力を注ぎ、次世代に誇れる村づくりを着実に進め
ていきます。
「日本で最も美しい村 鶴居村」をより多くの方に知っていただき、
お越しいただけければ幸いです。