埼玉平成がスタート - 埼玉平成高等学校

グローバル化の進展する時代 、
コミュニケーション能力が問われます。
ー 2020年大学入試改革に先取り対応 ー
埼玉平成
Change!
美しい環境 少人数教育
「English Career」コースを開設
言葉に強い生徒を育て、思考力・判断力・表現力を鍛える
コミュニケーション能力の強化
グローバル化していく世界の中で活躍できる人物の育成
英語教育の徹底
知性と教養を身につけた人材の育成
徹底した論理的思考力の育成
自ら学ぶ姿勢を磨き、基礎力をつける
英検・日本語検定の全員受検
東京大学をはじめ国公立・早慶上理・GMARCHの合格実績
学校法人
山口学院
埼玉平成中学校
〒350-0435 埼玉県入間郡毛呂山町下川原 375 TEL.049-294-8080 FAX.049-294-8050 http://www.saitamaheisei.ed.jp
この冊子は、全国の私学や私塾向けに配布される業界紙「私教育新聞」に掲載された広告をまとめたものです
武蔵野の奥に、
キラリと輝く私学
﹁
﹂
を合
HEISEI
INNOVATION
言葉に、
新大学入試制度を見据えた
のだ。
の知識を身につけることに他ならない
のコミュニケーションにも活かせる言 葉
は、正しい日本語を適切に使え、人と
つまり日本 語 検 定を取 得 すること
あらゆる領 域の知 識が必 要となる。
味、表記といった日本語に求められる
はなく、敬語、文法、語彙、言葉の意
語検定の資格取得には、漢字だけで
が含まれている。というよりも、
日本
させます。
それは合 格する喜びを体
﹁基本的に最初は低い級から受検
自学﹂
にあると蕪木校長は言う。
り組むことのメリットは
﹁自信、意欲、
ているが、全 校 生 徒が検 定 試 験に取
部 卒 業までに
﹁2級﹂
の取 得を掲げ
て、中 等 部 3 年までに
﹁ 3 級 ﹂、高 等
日本 語 検 定の具 体 的な目 標とし
教育〟
だと思うのです﹂
歩が、生 徒たちに
〝 自 信をつけさせる
ら学ぶことで身につきます。
その第一
結びついていくのです。真の学力は自
ます。
そしてその意 欲が
〝自学〟
へと
級も合格したいと
〝意欲〟
が湧いてき
合 格すれば
〝自信〟
になるので、次の
感してもらうためです。低い級でも
は、﹁日本 語 ﹂とともに
﹁英語教育﹂
﹁ 言 葉 ﹂
を大 切にする埼 玉 平 成で
ずです。
さらに今後の大学入試改革
表記
語彙
言葉の意味
文法
敬語
漢字
表記
語彙
言葉の意味
文法
敬語
ま ず は日 本 語 検 定 と 同 じよ うに
でも 新しいチャレンジを進めている。
﹁英語検定﹂
を生 徒 全 員が受 検 。中
等 部 3 年までに
﹁ 2 級 ﹂、高 等 部 卒
業までに
﹁ 準 1 級 ﹂取 得が目 標とな
る。ちなみに同 校では、検 定 試 験 対
策 講 座を実 施し、生 徒の検 定 合 格
をサポート。
その成 果も数 字に表れ
6%に対し、埼
.
ており、例 えば中 3 生の英 検 3 級
取 得の全 国 平 均
玉 平 成では .
6%の実 績を誇って
いる。文科省の取 得 目 標 %をも大
きく上回る数字だ。
国内外での英語合宿や研修旅行
新しい動 きとしては中 学で実 施し
などの語 学イベントも充 実している。
への取り組みも積極的に行います﹂
と
受験も見据え、
GTEC・TOEFL
授業時数となります。将来的な大学
させます。
これは公 立 校の約 三 倍の
これからの社会で
問われる﹁人間力﹂。
人間力を磨くために
必要なものは …
にもやはり 言 葉が重 要になること
〝言葉〟
が出てきた。人 間 力の根 幹
〝 有 言 実 行 〟。ここにもしっかり
になるはずです﹂
たい。それが私のイメージする埼 玉
をフォークリフトで下から持ち上げ
績 を 伸ばすのではなく 、生 徒 全 員
徒 をクレーンで 引 き 上 げて 合 格 実
活 動であろうと〝 少 しでも 自 分 を
ていた﹁オーストラリア語 学 研 修 旅
蕪木校長。
これからの社 会では、学 力はもち
りの人 たちに向かって 自 分の意 見
行 ﹂を 更にレベルアップし、中 3 生は
また、言 葉を 大 切にする意 識を
よくしたい〟と 誰 もが考 えているの
全 生 徒が3 週 間 程の短 期 留 学
持 ちつつ物 事 を 考 えることは、﹁ 論
ろん、それ以 上にパーソナルな〝 人 間
を伝えます。
こうした日々の体 験の
︵ホームステイ︶を体 験できるように
理 的 思 考 力 ﹂を 鍛 えることにもな
平 成の教 育 。そこに必 要 となるの
なる予 定だ。地 域はニュージーランド
の証だろう。
のオークランド周 辺を想 定 。現 地で
力 〟が 問 われると 言 われる 。人 間
が、
やはり言 葉 なのです 。生 徒 たち
る 。埼 玉 平 成では 、授 業 中に発 言
蕪 木 校 長 が 、学 校 行 事や 説 明
少しでもコミュニケーションを深められ
力 、言い換 えれば 人 間 としての 魅
はこれからいろいろな 言 葉 と 接し、
する生 徒には必 ずその理 由 を 述べ
会 等で話す際に好んで引 用する言
るよう、中 3 前 期を留 学 準 備 期 間
力。
この人 間 力を磨くことに対して
それらの言 葉の意 味を身に染み通
させるようにしている。﹁ 何 となく ﹂
葉に、
アメリカの心 理 学 者アブラハ
とし、英 会 話の特 訓はもちろん、留
も蕪 木 校 長には強い思いがある。
るように感じ、その中で心が豊かに
ではなく﹁ 何 故そう 考えたのか﹂を
﹁ 人 前で自 分の意 見を 話 すのは
ム・マズローの﹁ どんな 人 間 も 、成 長
学する国の文化や歴史も学ぶ。
明 確にすることで 、論 理 的に考 え
勇 気 が 必 要 です 。言ったことを 行
なっていきます 。生 徒に意 欲を持た
る 癖 をつけさせるためだ 。
ここで大
動で示す必 要があるからです。
でも
しよう 、自 分の持てる 力 を 存 分に
﹁ グローバルな 人 材の育 成には英
切になるのも、もちろん言 葉だ。
らの信 頼を得て、
リーダーとして認
こうした〝 有 言 実 行 〟
こそ 、周 囲か
せ、
やる 気にさせるのも 言 葉ひとつ
語の習 得が必 要 不 可 欠です 。語 学
﹁ 言 葉 と 聞けば 、国 語 力 と 考 え
発 揮しよう 、という 動 機づけを持っ
イベントは自 分の能 力 を 大 きく 進
るかもしれませんが、理 数の問 題も
﹁ 埼 玉 平 成の生 徒 たちを 見てい
長は続ける。
強い生 徒を育てるために。
育 を 推 進 し 続けていく 。
﹁言葉﹂
に
と 、言 葉にこだ わりつつ、独 自の教
平 成はこれから も 蕪 木 校 長 の も
ても〝やる気のない子はいない〟
こと
あり、教 育の基 本である﹂と蕪 木 校
なのです﹂
化させることができるので、生 徒た
められるための素 養です。本 校では
た存 在である﹂という一文がある。
そ
ちがチャレンジできる機 会を 少しで
社 会 の 問 題 も 質 問 を 正 確に読 み
通 常の授 業から教 師が頻 繁に発 問
﹁ 木は光を浴びて育つ、人 間は言
も多く用 意したいと思います。
さら
解 くためには言 葉の知 識が必 要で
をし 、生 徒 たちに発 言 する 機 会 を
葉 を 浴 びて 育つ﹂と 言 うが 、埼 玉
に英 語 学 習は日々の学 習の積み重
す。
つまり日本 語 力を 身につけるこ
与えられるか、
それが教 師の役 割で
時 間の授 業を確 保
多く設けるよう徹 底しています。
そ
して﹁いかに生 徒 たちに動 機づけを
ねも大 切 。週
とは、すべての科 目に強くなる近 道
日本語検定の合格には、すべての領域で
基準ラインを超える必要があります。
世界で活躍できる
英 語 力 と と もに、
論理的思考力を
磨く機会も用意。
教育改革に取り組む埼玉平成中学
で重要視される面接や小論文も、
や
漢字や熟語の読み方と
検定試験受検の
メリットは、
﹁自信﹂
﹁意欲﹂
﹁自学﹂にあり。
校。
今後の大学入試、
さらには社会の
﹁日本 人であれば、
モノを考えると
独自のカリキュラムを多彩に用意し、
はり必要となる根幹は
〝言葉〟。子ど
漢字
現 場で必 要 とされる思 考 力・判 断
きも、判断するときも、
そして何かを
中 高一貫6年 間の教 育で生 徒一人ひ
もたちがこれからの社 会で生き抜い
基準
力・表現力を身につけるため、﹁為すこ
とりの能 力の開 花を目 指している。
ていくために、
日本語という
〝言葉〟
を
表 現するときも〝日本 語 〟
で行うは
さまざまな教育改革が展開されて
大切にすることが大きな課題なので
慣 用 句なども含め、意
し 、読 む・書 く・話 す・聞 くの4 技
です 。例えば学 業に優れた一部の生
基準
だから総合的な「日本語力」が身につくのです。
積み 重 ねが〝 人 間 力 〟を 磨 く 基 礎
領域別得点率
が分かりま す 。勉 強であろう と 部
蕪木校長の「1分間スピーチ」
とによって学ぶ﹂
の建学の精神のもと
いるが、
まず目につく印象的な取り組
す。
その意 味で日本 語 検 定へのチャレ
ンジは大きな意 味があると考えてい
けさせていること。
一般的には
﹁漢字検
定﹂
の方がメジャーかもしれないが、実
ます﹂
と蕪木校長は語る。
みが、﹁日本語検定﹂
を全校生徒に受
は日本 語 検 定にも
﹁漢字力﹂
の要 素
50
36
い分けることができる。
た適切な使い方ができる。
規 範 的な文 法 にした
して発 言 する生 徒は必 ず 立って周
昼の文学散歩
日本語検定で問われる6つの領域
でもあるのです﹂
昼食タイムは、校内放送される名作の朗読に耳を傾けます。格調高い日本語に触れ、
真摯な態度で言葉と向き合う姿勢が育ちます。
蕪木 豊 校長
埼玉平成では、生徒の朝は本の中の「言葉」と向き合うことから始まります。多感な
中学・高校の時期にこそ身につけたい読書習慣。生徒は本の中で、優れた人物の「言葉」
に接し、自分の人生と向き合い、学校生活の糧とします。
かぶらき
1日の始まりは「朝読書」
埼玉平成中学校
朝の職員朝礼、蕪木校長が教職員に向けて「言葉」教育への思いを語ります。話題は、
「日常の気づき」から「生徒・人物の育て上げ方」まで多岐にわたります。担任たちが
受け取った言葉のバトンは、生徒へとリレーされます。
63
意味を理解し、
適切に使
名について、文脈に合っ
することができる。
きる。
漢字
漢字、仮名遣い、送り仮
表記
味と用法を的確に把握
解し、適切に使うことがで
せることができる。
使い分けることができる。
言葉の
意味
さまざまな言葉を正しく理
語彙
がって語と語を連 接さ
敬語や謙譲語を適切に
文法
場面や相手に応じて、尊
敬語
「敬語」
の
得点率が
低いので
すべての領域で
基準ラインを
超えているので
に強い 生徒を
育て ます。
埼玉平成に広がる「言葉」の空気
は
能を伸ばすためのプログラムを充実
10
特集
2016年(平成28年)11月15日 第46号
2016年(平成28年)11月15日 第46号
特集
特集
2016年(平成28年)12月15日 第47号
2016年(平成28年)12月15日 第47号
さあ出発しよう
未来の宝探しへ!
!
埼玉平成 で
世界 を 舞台に活躍 する人材
「地 球市民」になろう!
「言葉に強い生徒を育てる」埼玉平成中学校では、
「日本語力」
と「英語力」の向上に学校をあげて取り組んでいます。日本
語 力を磨くために、日本語検定の全員受検や人前で話す
機会を豊富に設けるなどの施策を用意。大きな成果が見
え始めてきたところです。さらに
1
中高6年間で全生徒が
「English Career コース」
へと 生 ま れ 変 わりま す。
2 回の海外研修を体験
〈中等部3年2学期〉
(全1コース)
●ニュージーランド・オークランド
3 週間の短期留学
English Careerコースは、英語の初心者であっても
他校にはない埼玉平成ならではの
“丁寧な英語指導”を展開して
〈高等部2年2学期〉
●アメリカ西海岸 6日間の研修旅行
多くの授業時間と 丁寧な指導によって、
います。そんな埼玉平成の充実し
副校長
「 English Careerコース 」の 特色
埼玉平成 中学 校 は、2 017 年春
富んだ語学対策をラインナップ。
森田 茂
少人 数 だ からこそ 実 現 で きる
一 人 ひ とりの 理 解 度 に 応じ た 学 び の 積 み 重 ね 。
ABC( 基礎 )から英 語を本気 で 学びたい生徒のために
英語力についてもバラエティに
た英語教育の旅が今、始まります。
特集
誰でも無理なく自然に英 語がマスターできます。
2
5
● 英語の授業時間は
公立中学校 の 約 3 倍
● ネイティブと語り合える英会話サロン
English Station 習熟度に応じた丁寧な指導が行えます。
全員がグループごとにネイティ
ブの教員と英会話を楽しめる時
間を放課後に設定しています。
1週間の英語授業時間数
公立中1∼3年 4H
● 英 語に親しむ 英字新聞と 多読用図書
埼玉平成中1年
図書館には週刊の英字新聞を置いて最新の時事問題を英
語で読むことができ、多読用の読み物シリーズも豊富です。
埼玉平成中2年
● さまざまな英語関係の検定に挑戦
●英語で絵日記
「Picture Diary in English」
英検・GTEC・TOEFL Juniorなど、検定に積極
長期休暇ごとに休み中の思い出を写
真や絵を添えながら英文で綴ります。
“英
● NHKラジオ英語講座を毎朝始業前に聞く
中1∼高1の生徒は、月∼金の毎朝8:20∼8:35にNHK
のラジオ英語講座を聴いて英語力アップに取り組みます。
酒井美穂
先生 國
分寛明
先生 アルジャー・ケイレブ 先 生 島 村 恵
先生 永田裕 子
先生
す。
私 たち 英 語 科 の 教 員 が 全 力 でバックアップしま
語 力アップ ”は、
●中1の導入期に英語が好きになるイベントを開催
9 月の 文 化 祭で「 暗 唱 の 部 」と「 弁 論 の 部 」に分かれて
行い、優秀者は地区大会に出場します。
●大学入試を見据えた
高2・高3共通 イディオム・構文テスト
大学入試に向け、より実戦的な対策として10分間テスト
を毎週実施。合格するまでくり返します。
10.5H
3
夏 期 休 業 中にネイティブ教 員による英 会 話 特 別 講 座
(2週間)を実施。楽しみながら英語を学べます。
●文化祭での 英語スピーチコンテスト
10H
埼玉平成中3年
●夏休み中の 校内ミニ留学
中学のスタート時に「英語は楽しい」との印象を与える
イベントを開催します。
9.5H
的に挑戦します。特に英検は毎週英検対策授業
を実施。中学では全員2級の取得を目指します。
中3生 の 英検 3 級取得率
全国平均:36.6 %
文科省の取得目標:50 %
埼玉平成:63.6 %
4
● 話題の「Progress in English 21」を
英語科教員の「お宝ばなし」
今年の2月、10年前に卒業した生徒たちが「タイ
ムカプセル」の掘り起こしのために学校に集まり
ました。その生徒の1人が「埼玉平成で英語を学
べて良かった」としみじみと話してくれたのです。
工学系の大学でも、今の仕事でも英語が存分に活
かせているとのこと。しかも当時はとりわけ英語
で目立つ印象の生徒ではなかったので喜びも倍
増。
「埼玉平成の英語教育に間違いはなかった」
と、教員一同あらためて自信になりました。
教材として使用
Q.今 、
どうして英 語 が 必 要なの?
A1 英語が話せれば世界の3∼4人
に1人と友達になれるかも。
A2 すでに英語は日本の社会に
必要不可欠です。
A3 どんな仕事でも英語に
接しない日はありません。
2 0 1 6 年 4 月 現 在 、世 界 の 人 口 約
7 3 億 人に対し、英 語を公 用 語・準 公
用 語とする人は約 2 1 億 人と言われ
ています。つまり英 語を使 えれば 世
界 の 3 ∼ 4 人に1 人の人と気軽に会
話が行えるのです。
例えば日本を訪れる外国人はおよそ
2000万人(2015法務省入国管理
局統計)。日本から海外に出かけなく
ても国 内がすでに国 際 化しており、
特に英語はすでに日本の社会にあふ
れているのです。
海外出張のないビジネスマンでも英
語の知識が必須の時代です。特に英
語 力を備えれば、外 交 官やパイロッ
ト、国 際 連 合 の 職 員など仕 事 のスケ
ールが一気に大きくなります。
本校英語教育の成果
2 0 1 7( 平 成 2 9 )年 度 大 学 入 試 センタ ー 試 験
S選 抜クラス・英語平均点180.0 点(全国平均点123.7点)
本校最高点 19 8 点 (K.T.くん 東京都立川市出身)
英語検定準 1級合格 (大学中級レベル N.S.くん埼玉県飯能市出身)
体験が人をつくる埼玉平成の多彩なプログラム
真のコミュニケーションには「言葉」の力に加えて、豊かな人間性を兼ね備えることが必要
● 教 材を補 足するオリジナル問題集
「Bright English Grammar」
プログレスは「聴く→話す→読む→
書く」という人 間が母 国 語を身に
つけるのと同じ順序で英語の4技
能を学べる教材です。さらに教 材
に 完 全 対 応した 埼 玉 平 成 オリジ
ナルの問題集も用意しました。
埼玉平成は、真の国際人として、
将来活躍できる
だと埼玉平成は強く考えます。生徒たちには、歌舞伎教室、百人一首大会、芸術観賞会な
「英語力」と「人間力」を備えた
ど、日本の伝統文化に触れ本物の芸術を体験する多くの機会が与えられます。
「体験が人
【地球市民】を育てます。
をつくる」、英語教育に軸足を置く埼玉平成で身につくのは「人間力」に他なりません。
私学 NEWS
2017年(平成29年)2月15日 第49号
中高の
若いときから
経営感覚
を磨く
!
2017年(平成29年)2月15日 第49号
私学 NEWS
埼玉平成 のキャリア戦略
アメリカで開発された経営シミュ レーション、MESE(ミース)&CAPS(キャップス)
もっと
商品を
もっと
使わなきゃ!
売り上げを
伸ばすには…?
が
詞
台
、
そんな 飛び交う
に
授業中
全員でのディスカッションは、
絶好のアクティブ・ラーニング
「意思決定」
は、言い換えれば
「意見の集約」
とも呼
て、子どもたちの社会的な自立力を育むことを目標
べるもの。
チームで意見を出し合い、
ディスカッション
に活動している公益社団法人です。
その経済教育
することを通じて、
生徒たちは他人と違う意見を持つ
の代表的なプログラムのひとつが、会社の経営を
勇気、伝える勇気、
そして異なる意見への寛容性な
シミュレーション体験できる
「MESE(Management
ども身につけます。
& Economic Simulation Exercise)」。埼玉平
チームの意見をひと
成中学・高等学校では、埼玉県内の中高では他校
つにまとめる
「意思
に先駆けて
「MESE」
を導入し、
「自立的判断力
(考
決定」
までの過 程
える力)」
「意思決定力」
「コスト意識」
など、生徒た
は、絶好のアクティ
ちが将来の社会生活で必要となる基本的な資質
ブ・ラーニングの場
を身につける教育を展開しています。
でもあるのです。
超
の
成
平
埼玉
MESEのルールと
シミュレーションの流れ
1
クラスを5 名前後のチームに分け、
各チームをひとつの企業として設定。
独自に社名や社長も決めます。
2
各チームは仮想上の商品の
「価格」
「生産量」
「宣伝広
告費」
「設備投資額」
「 研究開発費」の5項目について
議論し、
それぞれの数字を
“意思決定”
します。
3
各チームによって意思決定された数字はパソコンのソフト
に集約。
チームごとに
「業績リポート」
が出力されて意思決
定に対する
“結果”
が報告されます。
他チームの業績とも
見比べて分析しながら、
2回目の
“意思決定”
を行います。
4
この意思決定を数回繰り返し、最終次点での業績No.1を競い合いま
す。業績の数字は、
自分のチームだけでなく他チームの意思決定とも
連動しながら算出されるため、全体的な駆け引きも必要です。
5
最初はゲーム感覚だった生徒たちも、次第に意思決定には
「結果」
と
「責任」
が伴うことを実体験として理解。
そして
「意思決定で会社の業績
を上げる」
ことにチーム全体で取り組む姿勢が生まれます。最後には
ゲームであることを忘れて業績アップに没頭。
全員が偶然的な好結果よ
りも必然的なプロセスを重視するようになります。
さらにアクティブな
埼玉平成
こんな体験 も
ジュニア・アチーブメント日本は、
「経済教育」
を通じ
の件だけど…
お金を
1000ドル
ジュニア・アチーブメント
日本の「MESE」で学べること
研究開発費
宣伝に
あと
増やそう!
グ
ン
ニ
ー
ラ
・
ブ
ィ
テ
ク
ア
ここで
設備投資
しようか?
■中学生が取り組む
「CAPS」
も用意
■MESEの全国大会への出場も視野
「MESE」は基本的に高校生を中心とした年
ジュニア・アチーブメント日本では
「知の甲子園」
とも呼ばれ
代向けのプログラムですが、中学生用には意
る全国大会「国内MESEコンテスト」
を毎年開催しています。
思決定する項目を簡素化した「CAPS」が用
埼玉平成でも今後積極的に同大会にエントリーしていく予
意されます。埼玉平成の中学生たちは「帽子
定。
日本一の“経営者”
を目指して意思決定力を磨きます。
屋さん」の経営を通して、世の中の経済の仕
◎埼玉平成中学の学校説明会では「CAPS」を実際に体験
組みを楽しく学びます。
できます!
1 外務省訪問[中等部3年]
2 読売新聞訪問[中等部3年]
グローバル化の時代、外国で活
日本最大の発行部数を誇る読売新
躍する外交官の臨場感あふれ
聞東京本社を訪問。模擬記者や紙
る体験談を聴くために外務省を
面制作を体験
訪問
(外務省HP掲載)
(読売新聞見学記念号に掲載2016.11.25)