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事例
平成 28 年の事例
病児保育事業の職員配置要件に係る特例措置
要綱改正 提案主体 : 兵庫県、滋賀県、和歌山県、鳥取県、徳島県、堺市
看護師等 1 名
保育士1名
①児童おおむね 10 人につき
②児童おおむね 3 人につき
※病児保育事業とは…
病院や保育所等で、
病気の子供を一時的に
保育する事業
Ⅲ 提案を具体的に考えたい
提案実現前
病児保育事業の実施要件(職員配置要件)
支障
病児保育ができない 地域が生じている
●保育士の確保が困難
な地域。
●子どもの数が少なく、
常に利用児童がいるわ
けではない地域。 など、主に地方部
見直し
兵庫県の病児保育事業実施状況
※着色部が病児保育実施地域
効果
要件
要件を満たせば
看護師が保育士
の代わりに
●離島・中山間地その他の地域で病児保育の利用児童の見込
みが少ないと市町村が認めた上で、医療機関に併設された
病児保育ができる 地域の拡大
働くお母さんの環境改善
提案実現後
特別措置 の設定
施設において実施する。
●利用児童が2名以下で実施する。
●子育て支援員研修(地域型保育)を修了しているなど、必要
な知識や技術等を修得している看護師1名が常駐する。
提案の検討のポイント
1
一億総活躍 !!!
●病児保育以外の業務に従事している看護師1名が、必要な
場合に迅速に対応できる体制とする。
5.新制度・新技術等に対して、臨機応変の対応ができない
年
H28
Point
管理番号
提案団体(関係府省)
提 案
支障事例のポイント
153
京都府、滋賀県、大阪府、
兵庫県、和歌山県、
鳥取県、徳島県、京都市、
関西広域連合
(内閣府、総務省、文部
科学省、厚生労働省)
マイナンバー制度による
情報連携の項目追加・明
確化
マイナンバー制度による情報連携の範囲が限定されているため、住
民サービスの向上が期待できず、地方公共団体の事務処理が非効率
となっている。
例 特別支援学校への就学奨励事務において、保護者が生活保護を
受けているかどうかを確認するため、生活保護受給証明書の提出を
求めており、保護者、地方公共団体職員双方に手間がかかる。
新たな制度と現場における使い勝手とのミスマッチが示されています。
6.地理・人口・産業構造等に応じた地域特性に応じたまちづくりができない
年
管理番号
H27
81
Point
提案団体(関係府省)
豊田市、松山市
(国土交通省)
提 案
支障事例のポイント
公営住宅の明渡請求の対
象となる高額所得者の収
入基準の条例化
公営住宅に入居後、収入が増加し既に低額所得者とは言えなくなっ
た者が、低家賃で公営住宅に入居し続けている場合がある。入居待
機者数、住宅確保のしやすさや空き家状況など地域の実情に合った
高額所得者の収入基準を設定し対応する必要がある。
政令や国の要綱により、基準が一律に定められており、条例による補正や地方独自の運用など地域の実情
に応じた運用ができないことが、具体的な支障事例によって示されています。 41