プレスリリース

TRI SYSTEM とは
TRI SYSTEM とは
接着剤を用いずに、金属と樹脂を強固に接合し、優れた封止性を発揮するTRI
SYSTEMをGEO Nationは東亜電化と独占的な提携を通して、新技術を共有しながら
市場常用化及び生産技術確保に力を注いでいます。
TRI SYSTEMの工法
金属部品に化学表面処理を施すことにより接合膜を形成し、インサート成形を行なうことで、金属と樹脂
を強力に接合します。
TRI SYSTEMの特徴
1.強固な接合強度
金属への表面処理で形成される接合膜により、金属と樹脂が強固に接合、
接着剤の分子間力結合とは比べものにならない接合強度を誇ります。
2.高封止性
金属と樹脂が均一に接合しているので、高気密状態を作る事が出来ます。
3.複雑形状適応可能
複雑形状でも接合できる為、形状の制約を受けずに設計が可能です。
4.優れた信頼性
成型後の接合部は後工程(NC加工、アルマイトなど)での高い信頼性確保が可能です。
5.高い量産適用性
TRI処理後のTRI膜の寿命は1か月もあるのでストック生産が可能です。
TRI SYSTEM 製造工程
最新の設備により集中制御されたシステム・的確な条件管理の下で行われています。
さらに強力な接合力を裏付けるために各ロッドに試験片を設置して製品と同じ条件でTRI処理をします。
試験片をテスト(※)することで、徹底した品質管理が出来て、安心且つ高品質の製品に仕上げることが
出来ます。
※引っ張りテスト、恒温恒湿テスト、熱衝撃テスト、ヘリウムリーク測定等
TRI SYSTEM 製造工程表
金属の表面に付着している油分や汚れを除去してからTRI工程に入ります。
TRI液水槽の中の両極酸化反応によりTRI接合膜が形成されます。
TRI SYSTEM 適用技術
強固な接合強度、高封止性、高い量産適用性等の理由で自動車用リチウムイオン電池や携帯電話の
筐体パーツなど様々な分野で利用されています。
また、形状の制約を受けずに適用が可能なため、今後さらに活用の幅が広がると期待されています。
自動車、電子部品への適用
自動車や電子部品のように精密性や気密性等が問われる商品にはパーツの金属部品に表面処理を施
すTRI SYSTEMが最適です。
ホンダの燃料電池自動車ウルトラキャパシタ用部品に採用されています。
スマートフォン
スマートフォンのような形が複雑で気密性はもちろん、
デザイン性までもが問われる商品には軽薄短小化が
可能で且つ強固な接続強度を誇るTRI SYSTEMが最適です。
下記のような製品に採用されています。
TRI SYSTEM 品質保証
弊社は品質第一主義、顧客満足を目指して、良い品質が良い結果につなぐとの信念の下、誠実に品質保証に努めています。
TRI品質保証システムでは引っ張り力テストを通して強力な接合力を保証し、ヘリウムリークテストを通して優れた封止性を保証しています。
TRI SYSTEM テストの条件
次のような徹底したテスト条件の下、製品品質を保証しています。
測定タイミング
●初期
●恒温恒湿試験後
●熱衝撃試験後
恒温恒湿試験条件
●温度:80℃
●湿度:95%
●時間:1,000時間
熱衝撃試験条件
●温度条件1:80℃ 30分
●温度条件2:-40℃ 30分
●サイクル:1,000
接合強度測定 - 接合引張力テスト
接合膜を形成した金属をインサート射出成形により樹脂を接合した後、
精密荷重測定器を用いて接合強度を測定します。
アルミニウムとPPS樹脂
アルミニウムとPPS樹脂を接合したものを各状態にて引張力テストを行います。
銅とPPS樹脂
銅とPPS樹脂を接合したものを各状態にて引張力テストを行います。
封止・防水性測定 - ヘリウムリークテスト
水分子より小さいHe分子のガス(ヘリウムガス)を用いて封止・防水性
評価を行います。漏れは封止実験用装置で確認します。
アルミニウムとPPS樹脂
アルミニウムとPPS樹脂を接合したものを各状態にてヘリウムリークテストを行います。
銅とPPS樹脂
銅とPPS樹脂を接合したものを各状態にてヘリウムリークテストを行います。