第1回伊勢原市男女共同参画プラン策定委員会 会議録 〔事 務 局〕 市民協働課人権・男女共同参画推進係 〔開催日時〕 平成29年2月9日(木曜日)午後2時30~午後4時 〔開催場所〕 市役所 3階 議会全員協議会室 〔出 席 者〕 (委 員) 西山委員、荒木委員、佐野委員、石井委員、白鳥委員、早川委員、 青木(潤)委員、岩永委員、阿部委員、秋山委員、青木(紀)委員、 出縄委員、高梨委員 (事務局) 竹内市民生活部長、佐藤担当課長 〔公開可否〕 公開 〔傍聴者数〕 0人 ほか 1 名 《審議の経過》 1 開会 2 委員長・副委員長選出 3 議題 (1)(仮称)第2次伊勢原市男女共同参画プラン策定について (2)策定スケジュール(案)について 4 閉会 《内 容》 1開 会 2委員長・副委員長選出 委員の互選により委員長…西山委員、副委員長…白鳥委員を選任 3議題 (委員長) それでは、お手元の次第にそって、進めて参りたいと思います。まず本日は、 多くの資料があるようですので、事務局から確認をお願いします。 (事務局) 【資料の確認】 (委員長) それでは(3)議題①「(仮称)第2次伊勢原市男女共同参画プランの策定 について」事務局より説明をお願いいたします。 (事務局) 【資料1,2,3,4,6の説明】 1 (委員長) ありがとうございました。ただいま事務局から(仮称)第2次伊勢原市男女 共同参画プランの策定について説明がありましたが、何かご不明な点や質問な どはございますか。 (委 員) 資料6の神奈川県内の計画の策定状況についてですが、横浜市、川崎市、相 模原市が抜けていますが、これは政令指定都市だからということでよいですか。 (事務局) そのとおりです。 (委員長) ほかに無いようでしたら、次第にしたがいまして、議題②「策定スケジュー ル(案)について」事務局から説明をお願いします。 (事務局) 【資料5にて説明】 (委員長) ただ今事務局からプランの策定スケジュールについて説明がありました。何 か御質問等ございますか。 (委 員) 今後のそれぞれの会議の終了時間というのは事前にお伝えいただけますか。 (委員長) そうですね。委員の皆さんの会議終了後の予定等もあると思いますので、終 了時間というのが決まっていると良いと思います。 (事務局) 各会議おおよそ2時間くらいで行いたいと考えております。 (委員長) それでは、ほかに御質問等が無いようですので、本日は事務局からプランに ついていろいろと説明がありました。せっかく委員の皆さまに本日御参画いた だいておりますので、今の説明を受けて、1年かけてプランを練り上げていく ということを踏まえて、委員の皆さんの男女共同参画に対する意見などをお聞 かせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 (委 員) 私は介護の仕事をしておりまして、以前、介護は女性の仕事というようなと ころがあったのですが、今は男性の介護士も増えておりまして、そういった部 分からの意見が述べられたら良いと考えております。 (委 員) 細かい部分については、まだこれから勉強していかないといけないと思って いますが、以前次世代育成の関係の委員をしておりまして、その計画において も施策に対する事業がたくさんありまして、策定の中では、範囲があまりにも 広くて、膨大なもので、内容を把握している内に会議が進んでしまうというよ うなこともありました。1年あるとはいうものの、自分でも中身を良く理解し て、子ども子育ての分野での委員ということですので、そのあたりの視点です とか、自分自身事業をしておりますので、安倍首相の働き方改革といった中で、 2 (委 (委 (委 (委 (委 (委 自社のパートの方たちの働き方も変えていかなければいけないといった社会 の変革も意識しながら、また伊勢原市の施策も意識しながら、やっていきたい と考えています。 員) 現在人権施策推進委員会の委員もさせていただいておりますが、人権施策推 進指針とこの男女共同参画プランとの兼ね合いはどうなのかということを考 えながら、勉強していきたいと思っています。 員) これから勉強だな、という印象です。ダイジェスト版等は事前に拝見させて いただきましたが、幅が広いなという感じがしています。普段仕事をしている と男女雇用機会均等法をベースに考えることはありますが、もっと幅が広いん だなという印象を受けました。1つ1つ考えていく必要があると思います。 員) 男女共同参画については、勉強していきたいと考えていますが、企業で働 いている女性に話を聞く機会があったりするのですが、これだけ女性活躍が言 われていても、有名な企業であっても、中に入っていくと、なかなか大変だと いうお話を聞いていまして、この問題は働き方の多様化等、特に複雑化してい ますので、実効性のあるようにしていくのは大変だなと思っています。1年半 かけていいプランができればと思います。 員) 女性の多い職場に勤務しているので、ワーク・ライフ・バランスというこ とが、なかなか浸透していかないということを目の当たりにするようなところ がありまして、もっと現実的に働きやすい職場になるようなワーク・ライフ・ バランスが実現できるプランができれば良いと思っています。 員) 男性の中でいかに女性を生かせるかというようなことを考える職場で働い てきました。第4次の総合計画策定に関わる総合計画審議会委員をやっていた ことがありまして、男女共同参画に関しては少し関わってはいたのですが、そ の頃から伊勢原市が動いてるなという感じはしていました。この委員会の雰囲 気としては、少しおとなしい感じがしています。これから勉強していきたいと 思います。 員) 女性の支援をしている立場から申し上げますと、5年前のプランの策定委 員だったのですが、その時に DV の策定も一緒にやったのですが、その頃とは 状況が違ってきています。5年前は一時保護が多かったりしたのですが、現在 県内でいうと女性の相談というのは増加しているのだそうですが、一時保護自 体は減っている。理由はいろいろあるのですが、若い女性ですと一時保護を受 けてしまうと、携帯、スマホが使えない、ということで躊躇する。5年前と比 べて、通信機器の発達が著しいものがあって、私自身もスマホなしではいられ ないんですけれども、女性支援という部分も変化している。また、私には30 代の子どもが3人いるのですが、男の子が二人、子どもが生まれ、育児も良く するんです。というか自分で育児したいんです。でも仕事が忙しくてできない と、それが悩みの種。休めないんだと言います。女性活躍の裏には、男性の働 3 き方を是非見直していただかなければ、と思います。これから1年半よろしく お願いします。 (委 員) 今は専業主婦をしておりますが、以前は企業主の集まる団体に勤務しており まして、伊勢原はわりと中小ではなくて、小企業、お父さんとお母さんと従業 員が1人といったような企業が多いような気がしておりました。男女共同参画 の施策は、いろいろと間口は広いのですが、例えば育休などいろいろな制度が ありますけれど、「有給でさえとられると困るんだよな」というようなことを おっしゃる企業主の方がいられました。ですから、本当に進みの遅い分野だな とつくづく感じています。伊勢原市は男女共同参画については歩みが遅いとい う具体的なところを話していければと思っています。 (委 員) 人の立場ですとか、人の状況ですとか、行動とか違ってくるとは思うのです が、わたしが横浜から伊勢原市に引っ越してきた時に伊勢原の印象というのが、 横浜よりのんびりしているなと感じたんですね。横浜の人たちは本当に忙しい 人が多かったのですが、こちらの人たちは、うまく自分の時間を作るようにパ ートタイマーですとか、あまり働くことにこだわらないというところがとても 印象的だったんですね。そういうところを、伊勢原のよさというところを出し ながら、1つでも良いから実現できるようなプランを策定できるといいなと思 います。 (委 員) 私は看護師で、ずっとフルタイムで夫婦で働いてきました。30年40年も 前の話、まだ男女共同参画などという言葉もない頃です。夫婦で初めに家事 をどうするかと話し合いました。人に頼めばこれだけお金がかかる。私が働 けばこれだけ稼ぐというような話をして、協力して家事をするのがいいねと いうことになりました。今でも多くの家庭でこの問題が一番大きいと思いま す。基本的には男と女しかなく、育児と家事と出産をそれぞれ誰かが負担し て、苦労しなければならない。そこは、女性だけががんばれば良いというこ とでもなく、男性と女性が協力してやっていくしかないということが基本と なっていると思います。新しいプランの中でもそういった考え方を柱に考え ていけたら伊勢原市がもっと良くなると思っています。よろしくお願いしま す。 (副委員長) 私はバブル時代に過ごしてきた男ですので、こういった言葉を聞くと、身の 細る思いというか、背筋が伸びる思いをしながら、ここ数年男女共同参画推進 委員会の方に携わってきました。先ほど事務局から説明がありましたが、策定 のポイントとして、 「社会環境の変化に対応」ということと、 「執行体制の再構 築」というようなお話がありましたが、次の計画は社会環境の変化に対応でき るものであって、結果的に縦割りのような、別の部署で同じような事業をする のではなくて、お互いに協力して、1つの目標が達成できるような、さらには、 もう一つ上の目標まで達成できるようなプランになったら良いのかなと思っ ています。計画を作るとそれで終わりとなってしまいがちですので、そうなら 4 ないためにも、常に見直しをしながら、もう一つ上、もう一つ上というような、 できないものは中止して、別なものを作るくらいの計画ができればいいのかな と思っています。どちらかというと企業で仕事をしてきましたので、常にそう いうことを言われ続けて、計画などもやってきたので、できればそういう形が どこかで取り入れられたら、素晴らしいものができるのではないかと思います。 (委員長) 皆さまから御意見をいただいて、やはり男女共同参画プランというと、どう しても非常に幅が広い、あらゆる分野に関わっているので、幅が広くて多様で、 しかも単純にこれで解決できるというよりも、いろいろなものが絡まって複雑 化しているという部分があるかと思うので、それぞれの実態に沿って、しかも 変革の時だとか、変化とかおっしゃっていましたが、社会の動きが非常に早く て、変化しているところで、10年後をにらんで、長期に変えていかなければ いけないもの、もう今すぐ、喫緊に変えていかなければいけないものとあるの ではないかと思っています。副委員長が今おっしゃっていましたが、「はい、 計画ができました」がおしまいではなくて、それをいかに実行していくか、1 つでも実践していくのかというところに結びつけるのがとても重要だと思っ ています。その時に男女共同参画の難しいところは、意識の変革という部分も 含むので、それをどのように、数値化するのかとか、目標化するのか、評価を どうするのかというのは、非常に難しい。しかしながら、さまざまな分野で1 つでも実行できれば良いと思っています。今、困難を抱えている人が増えてい る、その人たちをどのように支援していくか、キャリアアップしていきたいと いう人をどうやって支援していくか、また、各家庭の中を見ることはできない けれど、性別役割分担をどう考えるのか、というようなことは、これからの方 向を考える上で大切なことだと思うので、皆さまから、今日のような素晴らし い意見をいただきながら、審議できるかなと思っておりますので、どうぞよろ しくお願いいたします。 それでは、先ほどのスケジュールのお話の中で、次回の会議の日程について、 4月とありましたが、事務局からお願いします。 (事務局) 委員の皆さまお忙しい方ばかりですので、今後できるだけ早めに日程を提示 していきたいと思います。次回は4月の最終週で御都合の良い日程でお願いし たいと思います。 (委員長) 事務局から提案がありました。みなさんの御都合をお願いします。 【日程調整】 それでは、4月24日(月)午後1時30分からということで、予定を確保 しておいて下さい。場所は事務局から後日連絡をお願いします。これにて、議 事は終了ということで、皆さま御協力ありがとうございました。 4 閉 会 5
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